2015/05/19 - 2015/05/26
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natto9さん
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友人は95歳と6カ月。この老人施設 Aged Care Home に入居して2年。3か月頃前に体調を崩し、入院・その後退院してからはもう歩けなくなってしまった。施設や親族からの情報では「アルツハイマー病にかかっている」とか。ではもう私を認識できないであろうが・・でも私は覚えているので・・そう思い、お別れを言い、今までのすべてのことにお礼を言いたいし・・そう思って訪豪を決めた。これはオーストラリア訪問77回目である。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 3.0
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 1.5
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー
- 航空会社
- ジェットスター航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ゴールドコーストに着いたその日:情報を集め、まず施設のある Upper Coomera へ。
三年半ぶりの再会。 -
95.5歳とは思えないきれいなお顔をしていた。男性職員に導かれ彼女の部屋へ入った時、彼女はうたたねをしていたようで、職員の「日本からのお客様が来ている」と言う言葉にすぐ反応できなかったようだ。
だが私の顔を見るや、目を輝かせ・・名前を呼んでくれた。そして「Thank you for coming.」とゆっくりと、声を出して・・・。
彼女はアルツハイマー病ではなかった、ただ 想像していなかった過酷な現実が受け入れられなく・・・黙っていることにし「拒絶していたよう」だった。 -
私がわかる?・・っていったら、目を輝かせゆっくりと、私の名前を言った。そして「Thank you for coming.」とも・・・。 ゆっくりとではあるが・・たしかに気持ちを込め・・そして手を握った。すこし震えていたが・・。
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私の友人が私をサポートしてついてきてくれたの・・・。
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私の友人を連れてきた・・・というと、しっかり手を握り締め、まるで「私の友人を頼みます」と言っているようで・・・。いつまでも手を離そうとはしなかった。
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友達を見せましょうか?
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この人わかる? Yoriko。 ウンウン・・とうなづいてみせた。
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これを見せたら、「Al・vin ?!」と言った。
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じゃあ これは? 次から次へ出される写真に・・多少の遅れはあったが、懐かしそうに眺める彼女の表情に・・・思わず胸が熱くなった。
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今年三月にシドニーへ行ったとき、Rushcutter's Bay (キングスクロス近く)にある老人施設を訪問し、もう一人の恩ある友人を見舞った、その時の写真を見せたら、即座に Paddy を認識した。
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これは私とあなた・・・
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これは先日のパースの写真・・
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これも見て・・
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Emiko and her sister-in-law made these.
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What about this ? Do you remember ?
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3人で記念写真撮りましょう?
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日本から持ってきたお菓子と、Emikoからのおみやげ「お手玉」
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私を離さないようにしっかり手を握り締めて・・・。
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Mavis, I must go for now. Please take care and eat well. ・・・
私の顔をじ〜っとみつめ、何かを言いたそうであったが・・・。 -
また来るからね、日本へ帰る前にまた来るから・・・・ね。
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今日は会えるかどうかわからなかったから、タクシーを予約してしまい、もうじき迎えに来るので・・と別れを言ったら、妙に素直にうなづいていた。
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Take Care ! また数日したら来るからね・・そう伝えたら、嬉しそうな顔をして何度も手を握り、自分の人差指で自分の唇に触れ・・・それから私の唇にその指をあて・・・別れを告げた。
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元気でいてね!
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ごめんね、もう行ってしまうなんて・・。また来るね。I promise I'll be coming to see you again in a few days. OK?
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彼女が着たすべての衣類は、親族が持ち帰り洗濯をし、また持ってくる・・と言うシステム。
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家族からスタッフへのお願い事項。
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いつも誇り高い彼女は、人様に会う時、色合いその他を うまくコーディネートしていた。クローゼットには姉の作った Top and culotte のセットがまだ四組かけられていた。彼女のほぼ全財産のような衣服でしたが・・・。
歩行器で歩いていた時は、これらの衣服が着られたのだが・・・。 -
三か月前に入院するまでは、まだ歩行器Walker's Thong の助けで歩けたが、今ではベッド。従ってもう寝間着しか用はないが・・・。それにしても、ソロソロ寒くなるのでこれでは・・・。 次回来るとき、もう少し暖かい衣服を買って来て、用意してあげよう。
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彼女の部屋に通じる館の玄関。
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5月25日(二度目の訪問)
数日して再度訪問した時は、ちょうど昼食時で、「刻み食」を介助した。だがスタッフが体をただしく、うまく起き上がらせていないので・・・のみ込みがうまくいかず・・・あとで吐き出してしまった。 -
20日に写した写真をすぐ焼き増しし、カードに貼り・・・次回会ったときに渡そうと備えた。
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デジカメに入れてある彼女の知っている人たちの写真を見せたが・・・耳はそれほど遠くはなっていなかったが・・・やはり老齢の症状はあった。もっと多くの写真を入れて持っていけばよかったが・・・。
*後日談: この写真付きのカードを渡した後、しっかりシワができるほど握りしめ・・文字を何度も追って胸に収めているようだった。 -
いつまでも口をもぐもぐさせていて・・その内、次を入れようとすると・・「もう少しゆっくり・・」と希望した。それでもあまりに長く口をもぐもぐさせており・・その挙句、吐き出してしまった。そのうち・・結局4分の一も食べられなかったら、お皿を職員が下げてしまった。
あ〜あ、どこも同じだなあ〜。
食べながら、いつまでも写真の貼られたカードをしっかり握りしめ、眺めていた。 -
このような棟がいくつもあり、症状によって分けられている。
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気分の良い時、スタッフの都合がつける時には、友人もリフト器でもちあげ、ストレッチベッドに乗せ起き上がらせてもらえる。そうするとここまで出てこれ・・・テレビが見られる。
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これは一人部屋。これだと月二十万以上する。でもどの部屋の住人もひたすら眠っていた。家族の写真も貼られているが、誰も見ていない。
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この人は好んで「一人部屋」にしたのだろうか?! 寝てばかりだけれど・・・。
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彼女のもう一人のルームメイトは終始独り言を言っているが、目を閉じ・・どこかを彷徨っているようだ。
友人の介助で、もう一口だけ・・食べてみよう。 -
日本からの来客に対して、主任 Deborah の特別な配慮で、メイビスはリフト器で起こしてもらい、部屋を出てこれた。気分がよいのか嬉しそうだった。テレビを食い入るように見つめていたのが印象的だった。部屋にテレビがあったらなあ。あとそう長くはないのだから・・・私が何とかできないかなあ・・そうも思った。
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足が冷えないようにとムートンの Leg warmer をつけてもらい・・。
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あ〜あ、疲れたあ。 やはり歳には勝てず・・・すぐ疲れて目を閉じてしまうようだ。
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私の友人に平穏な日々を!
May she live long and then rest in peace ! -
Mavis sends her greetings to each one of her loving friends in Japan and said "Thank you all for your kind concerns. I will never forget you."
″皆さんのお気持ち、とても嬉しかった、あなた方を決して忘れません。”
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