2015/06/02 - 2015/06/06
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jilllucaさん
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今年3度目の北米大陸はロードアイランド州のプロビデンスと言う街です。
正直言って今まで行ったことはおろか聞いたこともない街なので少し不安だったのですが、行くからには楽しもうと調べてみると動物園がありレッサーパンダもいることが判明・・・俄然行く気が満々になりました。
先月、カナダを訪問して分かったのですが、北米大陸で暮らしているシセンレッサーパンダの多くは日本由来の個体であるという事。
ここプロビデンスにも一目見て日本由来のあの子とあの子の子孫であることが分かる子が元気に暮らしていましたよ。
これまでのレッサーパンダ旅行記はこちらからどうぞ→http://4travel.jp/travelogue/10652280
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出発は羽田空港0時05分発の全日空1006便ロサンゼルス行きです。
今回の最終目的空港はボストン近郊のプロビデンス空港で、ロサンゼルス、ニューアーク経由での渡航となりました。 -
チケットはもちろんエコノミーなのですが、ステイタスのおかげで昨晩のオンラインチェックイン時にプレミアムエコノミーにアップグレード、そして、先ほど伊丹空港で荷物を預けた際にビジネスクラスにアップグレードになっていました・・・感謝感謝。
数年前に乗った時にはこの羽田〜ロサンゼルス便は777の300ERでビジネスクラスはフルフラットのスタッガード配列のシートでしたが、今回は777−200ERで少し古いタイプでした。
もちろん無料でのアップグレードなので何の文句もありません(笑)
それにしてもこの日のビジネスクラスはガラガラでした。 -
出発時刻が時刻だけに夜食はなしで希望する人にはうどんやラーメンの軽食が振舞われていました。
僕はシートベルトサインが消えた瞬間から熟睡してしまい、起きたのはロサンゼルス到着の2時間半前、ちょうど朝食(日本時間で)の時間でした。
洋食をチョイスしました。 -
機は予定より1時間ほど早く17時16分に着陸しましたが、誘導路の混雑のためスポットインはほぼ定刻通りとなりました。
ANA1006 羽田→ロサンゼルス 3820PP
(2015年トータル 39029PP 内 ANA 15227PP) -
ロサンゼルスでの国内線への乗り継ぎは初めて。
国際線ターミナルであるトム・ブラッドレー・ターミナルで税関通過の後に荷物を再チェックイン後、ターミナル7までてくてく歩きました。
ユナイテッドのラウンジで一休み。 -
ロサンゼルスからは22時45分発のユナイテッド1489便、ニューアーク行きに搭乗です。
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機材はボーイング737でした。
もちろんエコは普通の3列+3列シート、国内線なので仕方ないとは思うもののあの狭いシートで一晩はなかなかきついですね、
UAL1489 ロサンゼルス→ニューアーク 1722PP
(2015年トータル 40751PP 内 ANA 15227PP) -
ユナイテッド1489便は約10分遅れでニューアークに到着、乗継ぎ時間が1時間を切っていたので焦りましたが、プロビデンス行きのユナイテッド4909便はすぐ近くのゲートだったので難なく乗り継ぐことができました。
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このユナイテッド4909便はユナイテッドエクスプレスのオペレーションでの運航のようですが、機材はリパブリック航空所有のもののよう・・・ややこしい。
日本でもお馴染みのボンバルディアDHC8−Q400でしたがビジネスクラスの設定もありました・・・僕はもちろんエコですけどね。
ユナイテッド本体の運航ではないのでマイルとプレミアムポイントは付かないものと諦めていたのですが・・・少ないながら付きました。
UAL4909 ニューアーク→プロビデンス 104PP
(2015年トータル 40855PP 内 ANA 15227PP) -
9時半過ぎにプロビデンス・T・F・グリーン空港に到着し、空港近くのベストウエスタンホテルにチェックインしました。
少し休憩の後、11時頃にタクシーを呼んでもらいロジャーウィリアムズパーク内の動物園へやってきました。
ロジャーウィリアムズパーク動物園の入園料は大人14.95ドルでした。 -
園内はこんな感じ。
広い敷地に緑がいっぱいでした。 -
先週までは気温が30℃に迫る勢いだった当地ですが、今週に入ってからは雨がちで今も気温は15℃とかなり肌寒かったです。
アフリカゾーンの動物はキリンを除いて外には出ていませんでした。 -
園内のトレッキングコースを歩くと、
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オレンジのワンポイントが可愛い小鳥が綺麗な声で鳴いていました。
鳥に詳しい4トラベラーの潮来メジロさん(→http://4travel.jp/traveler/itako_mejiro )に教えて頂いたところ、この子はハゴロモガラスと言うムクドリモドキ科の小鳥との事でした。 -
園内は地域毎のゾーンに分かれており、まずはレッサーパンダのいるマルコ・ポーロ・トレックに向かいます。
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園内地図をもらわずに歩いてきたので多少迷いましたが、なんとかマルコポーロ・アドベンチャー・トレックの入り口を見つけることができました。
平日で雨で寒い日でしたが園内には多くの遠足の子供たちの姿が見られました。 -
マルコポーロ・アドベンチャー・トレックには極東アジアの希少動物が暮らしていました。
彼らにとってはこれくらいの気温の方が暮らしやすいでしょうね。
こちらはお昼寝中のタンチョウ。 -
まったり中のユキヒョウ。
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そして、円らな瞳が愛らしいターキン。
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そんな極東アジアの仲間に囲まれてレッサーパンダ舎がありました。
一目見てちょっとびっくり・・・面白いと言うかなかなか凝ったアスレチックです。 -
レッサーパンダ紹介パネルです。
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ロジャーウィリアムズパーク動物園には2匹のレッサーパンダが暮らしています。
後に海外のレッサーパンダ事情に詳しいぴっぴさん(→http://redpandas.exblog.jp/ )からこの2匹のご両親について情報を頂いたのですが、訪問した段階では事前に動物園に問い合わせた個体名と年齢しか知りませんでした。
動物園からの返信によると、男の子は10歳のRusty君、女の子が6歳のSha−Leiちゃんで、Sha−Leiちゃんの方がRusty君よりも体が大きいとのことでした。
さて、ちゃんと個体識別できるかな? -
まずは2匹の体格を比べまして大きい方・・・こちらがSha−Leiちゃんと目星をつけました。
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小柄なこちらがRusty君かな?
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このSha−Leiちゃん、一目見ただけである家系が頭に思い浮かびました(笑)
長野市の茶臼山動物園にキキ君と星奈ちゃんと言う14匹の子供に恵まれた稀代の名カップルがいるのですが、その双方、あるいは子供たちにこのSha−Leiちゃんはそっくりなのです!! -
そうなるとSha−Leiちゃんのご両親はあのペアしかいません!!
キキ君の双子の妹のララちゃん、そして、星奈ちゃんの双子の兄の虎虎(ココ)君です。
ララちゃんと虎虎君は日本を離れカナダに移動、彼の地で兄妹と同じくたくさんの子供産んでくれました。
そして、その子供たちは現在、北米の各地の動物園に移動しているのです。 -
この横顔!!
間違いなくララちゃんと虎虎君の娘さんだと現地で確信しました。
帰国後にピッピさんから情報頂いたところ、やはり現地での確信は間違いなかったそうで、このSha−Leiちゃんはララちゃんと虎虎君の娘とのことでした。 -
そして、Rusty君からも明らかに日本の血統の匂いを感じます・・・既視感がすごいのです。
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さすがに現地ではRusty君の家系を具体的に想像することは出来ませんでしたが、帰国後にぴっぴさんよりRusty君の両親が旭山動物園出身の樹樹ちゃんと長崎バイオパーク出身のポンタ君の息子であることを教えて頂き、「なるほど」と納得致しました。
レッサーパンダに限りませんが、海外で日本由来の血統の子が元気に暮らしているのを見るととても嬉しくなりますね。 -
それにしても面白いアスレチックですね。
ここまでの物は世界中見渡してもなかなか無いと思います。
一番気になるのは真ん中の赤いブイのおもちゃ・・・レッサーがこのおもちゃで遊んだりするのでしょうか?
もし、そうなら遊んでいるところを是非見たいものです。 -
遠足の子供達にもレッサーは大人気です。
みんながレッサーの姿を見つけると「So Cute!!」と声を上げ、走って放飼場の前までやってきます。 -
レッサーパンダ放飼場前が遠足の子供達で混雑し始めたので一旦離脱してお土産ショップへ行ってみました。
レッサーグッズが意外と充実しているのにびっくり、ぐい飲みの様な小さなカップをお土産に購入しました。 -
Tシャツもなかなかのもの。
日本の動物園ではあまりレッサーパンダのTシャツを見掛けたことはありませんが、海外の動物園では割と見掛けることがあります。 -
合わせて他の子も見に行くことにしましょう。
顔の辺りが完全に木と完全に保護色で分かりづらいですが・・・一生懸命木を齧るアカカワイノシシです。 -
カワウソはちょうど餌の時間でした。
キーパーさんのいるガラス面に張り付いてアピールする姿は洋の東西変わりませんね。
この子達はノースアメリカンリバーオッター・・・日本的に言うとカナダカワウソのことかな? -
アメリカヤマアラシが来園する予定だそうですよ。
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オーストラリアゾーンにはキノボリカンガルーの母子がいました。
この子は2013年10月3日生まれだそうです。
キノボリカンガルーの子供を初めて見ましたがめちゃくちゃ可愛らしいです。 -
子供を抱きかかえる優しいお母さん・・・シャンプーの”ナイーブ”のCM(→http://naive-home.jp/cm/ )を思い出しました。
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お母さんの育児嚢に顔を突っ込む仔カンガルー・・・授乳でしょうか?
キノボリカンガルーの生態を全く知らないので1歳半でも授乳を受けるのかわかりませんが、とても幸せな光景に会うことが出来ました。
キノボリカンガルーは日本でもよこはま動物園ズーラシアでセスジキノボリカンガルーが飼育されています、是非、日本でもこの幸せな光景を見たいですね。 -
レッサーパンダ舎に戻るってみると、Rusty君とSha−Leiちゃんの位置が入れ替わっていました。
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かと思うとRusty君がまた元の場所にやってきて、勢いに押される形でSha−Leiが階段を下りたり、と細かいながらも様々に動きが見えました。
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再びRusty君は右端に(笑)
Sha−Leiちゃんは竹の葉を食べ始めました。 -
樹樹ちゃん、ポンタ君の系譜がどのように続いているのかは不勉強で分からないのですが、Rusty君を見ているとどことなく茶太郎君(現、よこはま動物園ズーラシア)に似ているような気がしてきました。
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Rusty君、今日は会えてとても良かったです。
多分、また来る機会があると思うのでまた会いましょうね!! -
左手の手のひらを舐めるのがSha−Leiちゃんの癖のよう、あるいはちょっと怪我でもしているのかな?
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先ほどのRusty君の時に感じたのは単に似ているというだけですが、Sha−Leiに感じるのはやはり血統のすごさ、面白さです。
茶臼山のキキ君にも似てるし、星奈ちゃんにも似てるし、目の感じなんて娘のココロちゃん(現、三島市立公園楽寿園)にそっくりだと思いました。 -
この角度なんてキキ君にそっくりに見えるし、不思議と星奈ちゃんにそっくりにも見えます。
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遠く海外まで来て日本の血統のパンダに会えた幸せを噛みしめたプロビデンスでした。
Sha−Leiちゃんも元気で、必ずまた会いに来るからね!! -
仕事の都合でプロビデンスには3日ほど滞在しました。
帰りはワシントン.D.Cを経由するチケットになりました。
出発はプロビデンス空港早朝発のユナイテッド3982便です。 -
機材はボンバルディアCRJ700。
このフライトだけが搭乗から2週間経った6月14日現在でもマイル積算がなされていません。
とりあえず事後登録申請をしましたが・・・不思議です。
UAL3982 プロビデンス→ワシントンD.C. 254PP
(2015年トータル 41005PP 内 ANA 15227PP) -
ワシントン・ダレス空港の利用はこれで3度目となりますが、国際線ターミナルのBは相変わらずガランとしていました。
発着本数に比べて施設が広すぎるのですかね? -
Bターミナルにはユナイテッドのラウンジがなく、全日空の利用者はルフトハンザのラウンジを使います。
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帰国便は全日空1便、成田行きです。
往路がビジネスにアップグレードだったのでさすがにこのフライトでのアップグレードはなく、オンラインチェックイン時にアサインされたプレミアムエコノミーでの帰国となりました。
プレエコはちょうど50%の乗りでした。 -
全日空1便は定刻より若干早く成田空港に到着、成田からは伊丹便に乗り継いで帰阪しましたが旅行記はここまでで。
ANA0001 ワシントンD.C.→成田 4733PP
(2015年トータル 45738PP 内 ANA 19960PP)
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