北ドイツの春　呼ばれてご訪問旅　４　ハルツ地方の山と街

2015/05/01 - 2015/05/01

本日は晴天。
されど、昨日の雨のおかげて山間部は相当ぬかるんでいるそうで・・・。
残念ですが、ブロッケン山のハイキングは諦めました（涙）
地元の方の言う事は聞いといた方がいいからね・・・。
代わりのＢプランとしてハルツ国立公園をドライブしながら回ります。

その後、またもアウトバーンをカットばしリューベックへ寄り、ブレーメンに帰ります。
この日の走行距離はこの旅一番となるそうな・・・。

がんばれ〜〜〜Ｌ君！　Ｎちゃん！
運転出来ないワタクシと相棒は応援だけデス(笑)

エリア ヴェルニゲローデ(ドイツ)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 友人
• 交通手段: レンタカー 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝デス。
おはようございます。

本日は良いお天気です。
天気に誘われて朝のお散歩に繰り出しました☆

昨日、うっかり写真を撮り忘れてしまった市庁舎デス。

かわいいデスねぇ〜。
絵本に出てきそうデスねぇ〜。

町をぷらぷら。

朝７時前なものでお店は開いてません。
ドイツ語読めないけど、見てるだけでもかわいい絵本たち。

本日は８時に朝食にて集合となっております。
ワタクシは早くに目覚めてしまったので、散歩に行こうと支度をしていたら、相棒も「私も行く」とな？

そんなワケでただ今二人でぷらぷら中デス(笑)

あ、ここにも桜☆

ドイツは日本に次いで桜の多い国なんじゃないか？！

誰もいない、古い町並みはまるでタイムトリップしたような雰囲気デス。
何だかちょっとロープレで冒険してるみたい(笑)
その位、イメージが「古きヨーロッパの田舎街」なのデスよ。
ヴェルニゲローデ、素敵な街だなぁ。

って、いうか・・・この穏やかな青空・・・昨日欲しかったよ（涙）
魔女祭りもお城で開催していた中世騎士祭りも屋外だから・・・昨日の雨は痛かったよね。

ドイツ各地で見かける桜。
Ｎちゃんネーミング「わさわさ桜」・・・。
ネーミングセンスは姉（←相棒）と張るわな（苦笑）

一応、八重？
日本では見かけない桜の種類デス。

ああ、でもなんて綺麗なんでしょう〜☆

こっちは日本にもある八重桜。
西洋の建物とも似合うな〜〜〜。

ふぉ〜〜〜。
こっちは相当古い建物デスなぁ。

建物やら植物やらにかまけてるとどんどんとおいて行かれてしまいます・・・。
相棒は速足・・・ってか、ホントに散歩してるだけじゃねぇかよ（汗）

もうちょっとノンビリ見ようよぅ。

と、主張すると止まってくれた（やれやれ）
ここの細い路地（トンネルみたいデス）を抜けると・・・

ちょっとインターバル的に外に出て

またこれまたいい雰囲気のトンネル路地に☆
逆光あびて立つ相棒が何だかイイ雰囲気な一枚になりました(笑)

歴史的建物みたいデスね。
読めませんが・・・。
今は通訳してくれるＮちゃんもＬ君もいないから全然わからんちんデス。

出てきたトンネル路地。

気が付くと町をまるっと歩いてきたようで、ホテルの前の教会横に出てまいりました。

この春の柔らかい日差しと芽吹いたばかりの新緑、ホント素敵だぁ☆

風に乗ってとっても甘くてさわやかな香りがどこからともなく漂ってきます。
たどっていくとこの花でした。

香りはジャスミンに似てる・・・。
「君のお名前なぁに？」

正体は分からず・・・。
残念。

この辺りは教会を囲むようににしてお家がサークル状に建ってます。
軒並み古いお家デス。
何やら手前で太陽崇拝している怪しい人物がおりますが、気にしないでくださいませ。
相棒は只今光合成中なのデス（←ウソ(笑)）

道に敷き詰められている石も古い！

ここなんて、まんま中世のカッコした人が出てきそう！

ちょっとスリリングな作りの出窓も付いてます。

ここも歴史的建造物のようデス。

古いタイプのガラス窓。
歪んでしまっていて、丸いガラスを止めている金属の枠からガラスが外れちゃいそう・・・ドキドキするわ。

１５８２年・・・。
（出窓の横っちょに刻んでありました）

さて、お散歩から帰り、朝食をすませて、出発するのにあたり荷物をまとめます。
といったところで、荷物なんて、な〜んもないんだがね(笑)

写真は昨夜の魔女祭りのチケット★

今は観光案内所になっている市庁舎でもらった魔女のステッカー★

魔女祭りのパンフレット。

いろいろと催し物もやってましたよ。
雨が結構降っていたので盛り上がりには欠けましたが(笑)

車に乗って、ハルツの山を登っていると、隣を何か走ってる！

あ〜〜〜！
乗りたいけど乗れなかった登山鉄道だ！！！
ちょっと鉄分多めの血を持つワタクシは大喜びデス。
「ヒャッホウ〜☆」とかって写真を撮ってたら、Ｌ君に「日本人って鉄道とか電車とか好きだよね」って言われた・・・。
うん、まあ、ね・・・。
多分世界で類を見ないほどの鉄道好きは日本人に多いと思うよ、うん。
何でか理由なんてわからないけど、ウキウキしちゃうんデスよねぇ。

しばらく山並みに進み、ついたポイント。
今はこの辺りは国立公園になってますが、ドイツが東西に分断されていた頃はこの辺りはボーダーだったのだそうデス。
その記念碑があります。

あのゲートが閉まっていた頃、あっちの森は東ドイツ。
こっちの山は西ドイツだったのだそうデス。

今は無くなってますがこのラインが国境。
バリケードがあって兵士が常時歩哨していたのだとか。
ここで撃たれて亡くなった東からの亡命者もいたのだそうデス・・・。

誰もいない鬱蒼とした森の中、碑とパネルのみがひっそりとかつての国境に添えられています。

Hier waren Deutschland und
Europa bis zum 12 November 1989
um 14.30 Uhr geteilt

＜ここでは、ドイツとヨーロッパは、14.30時の1989年11月12日まで分割されました＞

翻訳のフリーソフトで訳したのでちょっと変な訳デスが、意味は分かっていただけるかと・・・。
ハルツに来るなら是非、とＬ君が連れてきてくれたかつての国境に立ち色々と考えさせられます。
最近世界は物騒になってきていると感じるのはワタクシだけでしょうか？
他国の文化を楽しみ、味わい、旅ができる平和な世の中であって欲しいものデス。

場所は変わり、ブロッケン山を正面に臨む、ハルツ国立公園の展望台へやってきました。

ちょっと薄雲ってますが、ブロッケン山デス。

以前は軍事基地（東ドイツの）として利用されていたので山頂は殺伐とした光景なんだとか・・・。
こっから見るとテレコムタワーが目立ちますね・・・。

魔女の集いし山の面影は・・・無い。
ブロッケン現象はあちらでは起きてるかもデスね〜、光があって薄雲ってるって条件バッチしだし。
わが母は若かりし頃に立山にて体験したと言ってましたが、光の環の中の自分に向かってワタクシも手を振ってみたかったなぁ。

対面の山（現在地）はピカピカに晴れとります(笑)

この辺りがハルツ国立公園デス。
ドイツにしては山並みが連なってます（アルプス除く(笑)）
高さは無いデスけどね〜。

なんだか不思議なモニュメント。
スタンディングストーン☆

ああ、俄かに遺跡に行きたい病が！？
「はい、またね〜」
相棒に瞬殺されて撃沈（涙）
石ハントでもいいよ？！
「はい、またね〜」
またも瞬殺されて撃沈（涙）
最近はこの攻防が繰り返されておりますデス。
相棒は新しい北陸新幹線で山陰に行きたいのだそうな。
それでもいいけど・・・出雲辺りで石拾わせて？

足元には金属のプレート。
ここから見えるもののリストかな？？？

せっかち三人組（ワタクシ以外全員）はもうさっさとショップへ行っちゃった。
急いで追いかけないと、お土産買いっぱぐれるよ！

国立公園のショップでかわいい水彩画の動物や小鳥のカードを何枚も入手してホクホクのワタクシ。
相棒はこれからの車旅の景気づけにまたもハルツのコーディアルをドーピング中・・・。
まあ、こっからが長いアウトバーン走りだからね。

それでは皆様、次回はこの日の後半、リューベック編デス☆
リューベック、バルト海の女王と呼ばれた美しい街。
行ってみたかったドイツの街の一つ☆
楽しみ〜〜〜。