2015/05/03 - 2015/05/06
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telescopioさん
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きれいな景色を見に、3泊でマケドニアへ。
旧ユーゴの中でも、経済力が弱いと言われるマケドニア。
漠然と暗めのイメージを持って行ったけれど、どうしてどうして。
特に湖の素晴らしい景観で有名なオフリドは、日本ではあまりメジャーじゃないけれど、西欧人観光客もたくさんいて、なかなかのリゾート地。
英語もけっこう通じるし、人も親切だし、のどかで良いところでした。
なお、私がマケドニアを出た直後くらいに、北部のクマノボ(セルビア国境付近)で一部少数民族系過激派(?)と警察の衝突があったようで、死傷者が出ました。複雑な歴史もあり、民族問題は火種が消えたわけではないようです。
オフリドは湖の対岸はアルバニアという国境近くの観光地ですが、少なくとも私がいたときには、何の緊張感も感じませんでした。
マケドニアの旅写真はこちら
https://goo.gl/photos/yzzDyoTjTeSrFXqq5
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郷土料理レストラン@オフリド
首都スコピエからバスで約3時間のオフリド。
メインストリートであるスヴェティ・クレメンティ・オフリドスキの南端、湖畔の広場付近にはレストランがたくさんあり、テラス席は明るいうちからビールで乾杯する欧米人客でいっぱい。
オフリドの名物は湖で取れる魚料理らしいけど、少々高めだし、日本から行って淡水魚を食べることもあるまいとスルー。
あまり賑やかな店が好きではないので、中通りのお店へ。
まずはマケドニアン・サラダ。
一見ただの「切ったトマト」のようだけど、中心の緑の物(食べた感じではパプリカのマリネ?)これと一緒に、バルサミコで食べるととても美味しい。
なお、宿のマダムによると、オフリドのトマトはとてもとても美味しいそうだけど、標高の高いオフリドではまだシーズンではなく、今出回っているのは国内の別の地域の物だとか。 -
同上
マケドニアのレストランは、私が入ったようなところはだいたいメニューに英語表記があって助かった。
これはブドウの葉でピラフを巻いた物。サルマ・ス・ロゾフゼルカ(でいいのだろうか)。
トルコのヤプラック・ドルマス(指くらいの太さ。どちらかという前菜で冷菜が多い?)は有名だけど、こちらはひき肉の入った温采で、サイズはトルコよりだいぶ大きく、何せ米なので、この3本で日本女性なら十分食事になる。
添えられた真っ白なものはヨーグルト。水切りに近く濃厚で、料理によく合う。 -
同上
頼まなくても出てきたパン。
無料ではないけど、わずか20DEN。50円もしない。
身が詰まった(?)小麦の香りが豊かなしっとりしたパンで、とても美味しかった。 -
同上
オスマントルコが残したチャイ文化万歳。
ここのは、トルコのチャイグラスより2回りくらい大きかったかな?
50DEN。100円ちょい。パンより高い(笑)。
これで夕食はしめて370DEN。約820円。
ちゃんとした店で食べたのがこのときだけなので、安いのか高いのか良く判らない。
オフリドは観光地なので、首都スコピエよりやや高めらしい。 -
宿の朝食@オフリド
手作りのパイなど、家庭的な雰囲気満点の朝食の中、マダムのおススメはこの2点。
左はイチジク、右はカボチャ、の、えーと、日本人的には、甘露煮?
(プリザーブとかコンフィとかいうのかな)
これは大変おいしい。強力に勧められただけある。
マケドニアでは非常に一般的なものだそうで、どの家庭でも普通に作って朝食に出るものだとのこと。
特にカボチャ、日本のカボチャを煮たら、どうがんばってもこうはならないと思うけど、シャッキリした繊維の歯ごたえが残り、すっきり優しい甘さで朝のエネルギーチャージにぴったり。 -
青空市場@オフリド
メインストリートの裏手で開かれる青空市。日曜も月曜もやってたので、毎日なのかも。
野菜売り場を冷かしていてみつけたこちら。
芽の出た、というか出まくった、ジャガイモ。
これ...食べるの?
色分けしてあるし、観賞用...としてはちょっと不気味だし、うーむ。 -
トルコ風の食堂@オフリド
メインストリートの中心の広場にモスクがあり、そこから西へ延びる通りにはトルコ風の店が並ぶ。
この後近郊へ出かける予定だったのと、胃の調子がまだ万全でなかったので、中の1軒で軽い昼食。
これはチキンスープ。お腹の不調と言えば、まあこれでしょう(笑)。
(というか、トルコ風な割にレンズマメのスープ「メルジメッキ」はなかった)
店先でチキンがぐるぐる回りながらローストされてる店だったせいか、ほぐした鶏肉が柔らかく、滋味豊かな味わいでほっとする。 -
ファラーフェル屋@オフリド
メインストリートにあったファラーフェルの店(写真は開店前)
「何だろう?」という顔で見ていると、ひとつ揚げて試食させてくれる。
基本がファストフードなこともあり、店内は8席くらいしかなく、テイクアウトする人が多いかな。 -
同上
メニューはこれのみ、ファラーフェルサンド。ひとつ80DEN(180円弱)。
けっこう大きなパンに、ファラーフェルが3〜4個、野菜とゴマソースを載せて渡される。
このとき店にいた英国人だという男性が「ここは自分がコックを指導して始めた店。ファラーフェルはイスラエル料理かって?いや、世界中にあるよ。そしてここが世界一さ。ファラーフェルは豆腐よりヘルシーだよ」と言ってたけど、揚げ物が豆腐よりヘルシーなんて論理、日本人は受け付けません(笑)。
余談ながらこの男性、翌日仕事でイスラエルに行くと言ってたけど「イスラエルは世界一安全な国」と言い、前日起きたエチオピア系のデモ事件を知らず、教えても「イスラエルで起きた事件のニュースは信ぴょう性が低い。人が来すぎるからときどき悪いニュースを流すのだ」と、平和ボケ日本人もびっくりな発言をしていた。 -
街角アイス@オフリド
胃の調子が悪くても、アイスは食べるのです。
チェリーとココナツのダブル(しかもダブルか!)。
ワッフルコーンは好まないのだが、だいたいどこの店もコーンはワッフルだった。
アイスは普通に美味しい。 -
ドライブイン的な店@オフリド〜スコピエ間
バスの移動で、行きも帰りも停まった休憩地点。
10分ほどしかないので、トイレに行って、何か買うのが精いっぱい。
このときはリング状でゴマのついたパン、つまりトルコのシミット的なものを買ってみた。
シミットほどゴマゴマしていないし、噛みごたえも軽いけど、移動中の食事は軽くないと酔うのでちょうど良かった。 -
グリル系レストラン@スコピエ
オールド・バザールには、店の入り口のガラス張りのコーナーでこれ見よがしに(?)肉をグリルしているレストランがたくさんあり、肉好きなら素通りは厳しそう。
こちらは、そんな中の1軒、外のテーブル席が気持ち良いレストラン。
まずはサラダ。
白いものはチーズ。ふわふわで口の中で溶ける珍しい食感。白チーズのすりおろしかな?
チーズの下は大半がトマトで、キュウリも混じっていた。 -
同上
表面が乾いちゃった感じの写真だけど、豆のトマト煮込み。
豆は多分、白インゲン豆。
トルコのクル・ファスリエはひき肉が少々入ることが多いと思うけど、これは純粋に豆のみで、塩味も控えめ。
えー、体にとても良さそうとしか言いようのない味でした。 -
同上
ミックス・シシケバブ。
ケバブはマケドニアでもケバブというようだけど、豚肉も入っているのがトルコとの決定的な違い。
豚だけは串焼きではなく、平たいステーキ状で一番下に敷かれていた。
この店で飲んだレモネードは、甘みがほとんどなくてびっくり。しかも炭酸でもなくて、レモネードってなんだっけ状態。 -
宿の朝食@スコピエ
こちらも品数豊富な宿で、地元の食べ物も並んでいたのがナイス。
これはチーズとほうれん草を挟み込んだパイ。
トルコでいうボレキ(マケドニア語ではブレキというらしい)。
他に、スタッフが卵を絡めたパンをたっぷりの油でジュワジュワ焼いているのが見え、フレンチトーストかと思ったけど、この後行ったブルガリアで、伝統的な朝食として「フライド・トースト」というのがあり、それと同じものだった。このあたりの朝食の定番らしい。
ボレキにしてもそうだけど、朝から油分の多いものはきついなぁ。 -
スーパー@オフリド
パプリカパウダーを安売りしていたので、なんとなく購入。
キリル文字じゃないので、輸入物だろうとは思ったけど、確認したらセルビア産だった。
私は食べてないけど、セルスコ・メソというマケドニアの代表的な郷土料理があり、それは豚肉、玉ねぎ、マッシュルームをパプリカベースのシチューで煮込んだものだそうだ。
パプリカのシチューというと、ハンガリーのグヤーシュを思い浮かべるけど、あんな感じかな? -
スーパー@オフリド
職場のバラマキ土産を求めてスーパーへ。
お菓子はほとんどが輸入品らしく、ラテン文字のものばかりの中、ありました、メイドインマケドニアのお菓子!
キリル文字はロクムと読み、写真からもまんまトルコのロクムだと判る。
これは一番小さい箱で、えーと、iPhone5くらいのサイズかな。
クルミ、ココナツ、プレーンがあり、大きい箱だともう少し種類があったかな。
自分の分を数に入れてなくて食べてないけど、サイコロ状のが9個くらい入ってたもよう。評判は良かった。
これ1個、なんと13DEN。30円しません。嘘みたい。
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