2015/05/04 - 2015/05/04
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ドクター白鳥さん
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朝早くパリを立ち、モンサンに。
いろんな行方が考えられるが、あまり綿密な計画を立てる時間がなく、レンヌまでTGV往復、という安易なアプローチで。
もう一本前のTGVだと、連絡バスがレンヌからモンサンまであるようだが、TGVのネット予約をしてから気が付いたし、朝7時36分発で、十分朝早すぎる。
これは季節によってもバスの本数など違うようだ。
レンヌからモンサンまでは、バスで1時間半近くかかるので、タクシというわけにもいかない。
sncf公式サイトで変更不可能の格安(片道30E程度の一等)を選んだので変更もきかない。
(いつもあとからけちらずに変更可能にしとけばよかった、と列車でも宿でも思うことが多いが、予定を立てるのは大概深夜で、深夜はそういう冷静な考えが消えうせるので、同じ過ちを何回も繰り返している)
思い切って、レンタカを借りることに。
なんでそんなに悩むかというと、今や国内ではペーパードライヴァーなのだ。
この日にそなえ、1か月前からニコレンでパッソをマンスリー借りし、しこしこ通勤やら国際免許とりにやら、練習を重ねて今日を迎えました。
会計士さんは、「1時間くらいタクシでいいじゃない」というが、果たしていかが?
そもそも、7,8年前までは、イタリアでアウトストラーダをブッ飛ばしていたので、なんとなく勘はある。
ベンツを借りて、エミリアをがんがん走らせた時がピークだった。
大概、海外レンタカは、借りだすときと、返すときのアクセスがネック。
途中は迷ったかな?と思っても、表示が頻繁に出るので、なんとかなるもの。
フランスの田舎も同じだ、と今回の行では納得。
(よほど慣れていなければ、都会ではレンタカはやめたほうが良い)
レンヌのエイビスの女の子の英語は、これ英語なのか?というレベルでほとんど聞き取れない。
駐車場は大体入り組んでいることが多いので、
駐車場を出ただけで、一安心。
あとは、レンヌの街さえ出てしまえば、郊外の路は簡単。
思いがけず高速道路に誘導されてしまったが、うすうすそうだろうと思っていたし、まあ、ひやひや。
もちろん1か月の練習では、高速なんぞのっていない。
「この3台のロータリー車どうしよう、、。よし、追い越すぞ」
てな感じで、アップダウンの激しい高速で、「下りのカーブ追い越しは怖いよ」と心の中で呟きながら、なんとかモンサン到着。
モンサン島内にとった宿は14時までチェックインできないというので、連絡バスでふたたび対岸の島に向かい、メルキュール内のプレサレで、塩羊のランチ。
ミシュランにのってはいるものの、そうは期待しなかったですが、おすすめでオメドックに合わせ、意外とうまかった。
あいにくの雨の中、C/Iしてあとは、満潮を待つどころではなく爆睡。
夜中に起き出して、少しだけ写真を。
昼と違い、ほとんど人と出会わないし、部屋に帰れるかしら?というレべル。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
部屋からの朝焼け
シタディーヌサンジェルマンは、別棟の一部がセーヌ沿いになっており、割高。
しかし、バトームーシュやシテ島のアパルトマンなども見られて、いちどは経験していいだろう。 -
まあ、晴れてよかった
雨が続く一方、晴れればまた晴れが続くのだろう。
大陸的気候。
スーツケースを預けて、タクシでモンパルナス駅に向かう。
朝早く、レセプションの男性は眠そう。
サンミッシェルでタクシに乗れるという。 -
タクシスタンドは、何台も連なっているが、先頭車両にドライヴァーがいない。
2台目に乗ろうとしたら、その人笑って、1台目の運ちゃんを起こして出発。
リクライニングして熟睡していた。
この黒人さん、大丈夫か?
と思うが、細かいのが少ないので財布を心配していると「7Eくらいだから10E札があればいい」「TGVのるのか?それならエスカレータのところに車をつける」と至れり尽くせり。
今回フランス滞在中、この黒人さんが一番親切で英語も聞き取りやすかった。 -
少々くたびれ気味のTGV
時間があったので、インフォで聞いたら、print@homeの電子チケッットは、ヴァリデーション等不要と確認できた。
待合室のトイレは、意地悪婆が10セント足りないだけで、トイレを使わせてくれなかった。
1等の車内トイレは、始発だからだと思うが、使えないほどではなかった。
車内はほぼ満席。
朝食を売りに来ていたが、昨晩の残り物を持参して、あさごはんに。
順調にレンヌ着。 -
干潮だとこんなモンサン、
駐車場から島へのシャトルバスから。
島内のホテルに泊まるときは、P3に車を止めますが、宿にアクセスコードを聞かないと入れません。
これだけ情報が多いのに、日本語のサイトではこのことをはっきりとは書いていないので、驚きです。
暗証番号の最後に、Vを捺す必要もあります(緑のボタンではなく、いつもクレジットカードを利用していると勘違いしがちだよね)
むむ、この旅行記は役に立つなあ。
しかし、4トラを見ていると、役に立つ情報に払われるいいねは少ない。
残念だなあ? -
モンサンに行くとき配慮すべきことを列記
言わずもがな、とは思うが
1.海に浮かびだすモンサンを観たければ、干満を調べておく必要がある
これは、あちこちに出ている
1か月に2回、1回は5日程度と思えばよい
大潮とか詳しく知りたければ、インフォメーションにメイルすれば教えてくれるだろう
2.パリ往復はばかげている、なんせ遠い
選択肢としては、モンサンを旅の最初か最後にする必要はあるものの、レンヌをゲート空港にして、片道スキップするのがいいだろう
3.飛行機の乗り継ぎが嫌なら、特に行だとロスバゲの可能性が地方空港だとはねあがるので、CDGからTGVに乗る手もある
4.今回利用したTGVもそうだが、たまにサンマロ行もあるので、車を使わずにサンマロも訪れたい人にはとても便利。
TGVは在来線と軌道幅が同じなので、たまに在来線に乗り入れることがあるわけだ。便利だけど、狭軌なので、ゆれる、という欠点はあるが。N700Aに比べると快適性は雲泥の差がある。JRが技術だけでなく、サービスも普通!ならなあ
と段々話がそれてきた -
5.宿泊は、島内にするか、対岸にするか、という議論があるが
対岸のまちは、街というよりモンサン観光のための宿泊所に過ぎない
宿泊するなら迷わず島内で決まりだ
6.ふらつーを見ていたら、パリからシャルトル、モンサンに向かうとき使うモンパルナス駅はなめてはいけない、巨大で訳が分からない、とたくさん書き込みがある。
しかし、これは大げさと考えてよい。
欧州内の大きな駅をいくつか経験しているが、普通にわかりやすい方だった。
イタリアで変な奴に付きまとわられると頭に血が上ってわけがわからなくなることはあるものの、駅で迷うようでは、いつも迷っていることだろう
1時間も早く行って疲れ損だった
サンジェルマンからはタクシで7E程度だった(渋滞時間帯は時間も値段も3倍になる)
7.宿泊と駐車場に関しては上記を参考
8.モンサン周辺はドライブに適している。
ブルターニュ、ノルマンディ。
レンタカーなら、周辺の食事がうまそうな宿に泊まるのも、安上がりだし旅の醍醐味を味わえる。
慣れた方なら、ここからさらにロワールやジヴェルニー経由でパリ乗り捨てにしてもいいだろう。まあしかしそれはパリ抜きで10日間コースだな。
9. 最後に、もちろん現地ツアーという手もある。
しかし、マイバスの添乗員さんが言うに、モンサンは運転手の労働基準法から、必ず二人で行く必要がある、とのことなので少しでもコストを抑えるために、バスはぼろいのを使うことが多いようだ。それで片道5時間近くかけて往復するのは、たとえ宿泊付でもつらそうだ。 -
モンサン内入ってすぐのIは、おじさんがいて、干満のことは普通に教えてくれた。
「城壁から2時間くらい見学すればいい」と。
2時間は長いなあ。 -
その城壁にまずは登る
いきなり強風にひるむ -
まだチェックインできない、といわれ
荷物を置いて、対岸の本土に戻る
これはシャトルバスから -
駐車場そばのIは、建物は立派だが、意地悪おばさんで役立たず。
「このあたりでうまいサレの羊を食べさせてくれるところはないか?」
と訊いても、平気で知らない、と答える。
これがイタリアの田舎なら、喜び勇んで地図のあちこちに印をつけてくれることだろう。観光地だったらあらかじめ地図を用意してあるところも多いだろう。
まあ、お役所みたいなIだから、やる気がないし、能力も低いのであろう。 -
誰でも知っているプレサレに
日本語得意のどこにでもいる調子のいい給仕さんが
骨付きサレを進めてくれた
まあ、ヒレより味わいはあるが、もちろん食べにくい
骨にしゃぶりつく気持ちで味わおう
ほんのり塩味の羊 -
海の近くならどこにでもある漁師のスープ
まあ、おすすめしない
プレサレでは、塩羊で決まりだ
パリに戻り、エピキュールでブルターニュのスズキ、を頂いたので、ここでもスズキでよかったかも -
チーズ三種、はどれも区別がつかない
ちなみに日本語メニュ -
カルヴァドス12年物はさすがにうまい
食後に -
塩キャラメルがけのデザート
大容量でうまい -
対岸のメルキュールとなり
この向かいのあたりにある、大きなスーパーで、塩羊のチーズを購入
朝ごはんとして2日間食べたが、おいしかった。
またシャトルバスで島に戻る
眠い -
お部屋からみたサンマロ湾
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バスタブ付、ベストヴューとリクエスト
レセプションから5分近く登り歩くお部屋 -
めがさめたら真夜中
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今日のところは海に浮かぶモンサンはおあずけ。
また干潟にもどっていた
事務長にわいわい言われて、部屋の窓から押し寄せる泥水だけ見たけど、起き上がれなかった
高速運転疲れ -
月がきれいだ
あしたは天気がよさそう -
お部屋までのせまーいショートカットを見つけた
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帰り道のショートカット
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天使が道案内をしてくれた
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数人とすれ違うが、静寂そのもの
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この旅行記へのコメント (1)
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- Minty Pinkさん 2015/07/05 21:47:54
- こんばんは。
- 「宿からのこの風景は、もしかして私たちが泊まったのと同じ建物?(部屋は違うと思うけど)」と思ったら嬉しくなってしまいました。島内一の細い道も「近道」になってましたし。「天使が道案内」とはなんと素敵な。
モンサンミッシェルに二泊なさったんですね。そう言えばいっしょに行った連れが「二泊くらいしても良かったよな〜」なんて後から言ってましたっけ。それほど気に入ったということなんでしょう。残念ながら大潮とは真反対の時期だったのですが。
いつの日か大潮のモンサンミッシェルを見てみたい。夢であります。
素敵な旅行記、ありがとうございました。
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