星下りの寺院を訪ねて、自らも佐渡への旅立ち準備（金田・依知）

2015/04/19 - 2015/04/19

星下り、あまり聞き慣れない言葉と思います。
日蓮聖人が、佐渡へ流される途次、依知の本間六郎左衛門重連公の
屋敷へ送られました。
その場所に、約1ケ月滞在しました。
そんな中、9月13日の仲秋明月の夜、日蓮聖人が月天子に向かい、
「法華経行者の守護に利証を顕わし給え」と諌暁し給うと
不思議と明星の如き大星が下がって梅の木に掛かり、庭前に奇端を
表したそうです。

依知の蓮生寺と金田の妙純寺をお参りして来ました。
私も、ＧＷに佐渡へ2泊3日の旅に出ます。
その前に、日蓮聖人の足跡を見に行く事が出来ました。

エリア 厚木(神奈川)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 3.5
• グルメ: 3.5
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス JRローカル 私鉄 徒歩

茅ヶ崎から相模線に乗りました。
まずは厚木駅を目指します。

厚木駅を勘違いしていたのですが、厚木市の
中心って本厚木なんですね。

厚木駅で小田急線に乗り換えです。
本厚木行の各停なので、空いています。

本厚木駅の東口から、厚木バスセンターへ
向かいます。
徒歩5分程です。
系統が沢山有り、どれに乗れば良いのか？？？
迷いました。
バス会社は、神奈川中央交通です。
オレンジ系の車体です。
神奈中(かなちゅう）と略称されています。
小田急グループです。
原当麻駅行に乗ります。
読み方は、はらたいまになります。

駅から15分、蓮正寺バス停です。
目指すお寺さんの、目の前です。
しかし、横断歩道が無いのです。
渡り難いです。
片側2車線の、4車線です。

お寺入口には、ちゃんと目印があります。
迷わず、行き易いです。

宝塔山蓮生寺です。
日蓮宗寺院です。
別名、星下りです。
旧本山は、千葉中山法華経寺です。

お寺入口から、厚木・海老名方面を望み
ました。
高台にあるので、眺めが良いです。
これで、天気さえ良ければ・・・・・。

本堂になります。
重厚な感じです。
御首題お願いしましたら、御住職から「上がって
お参りして行って！」と。
お言葉に甘えさせて頂きました。

ここから入り、10分程お参りして来ました。
堂内広いです。
正面に、日蓮聖人が鎮座していました。
家族の無病息災と、息子の足が早く元に
戻るよう、お願いして来ました。

御住職、ありがとうございました。
本堂から、お見送りもして下さいました。

蓮生寺さんの、日蓮聖人像です。
周りを綺麗な植栽で整えてありました。

境内は、植栽が行き届き、今日も植木職人さんが
入っていました。
また、お手洗いもちゃんとあり、お寺参りするには、
とても助かります。

異例なお花もあります。
綺麗なお寺さんでした。

今度は、蓮生寺バス停から金田バス停へ移動です。
10分弱で着きます。
またまたこのバス停の前が、目的地です。

青い看板の向こう側は、東名高速道路です。

明星山妙純寺です。
日蓮宗の、本山(由緒寺院）です。
バス停の、真ん前です。

妙純寺 寺・神社・教会

妙純寺参道です。
100ｍ程続きます。

八重桜が満開でした。

このお堂を通り、右手へ曲がります。

稲荷社と鐘楼が直ぐに見えます。
立派です。

鐘楼から境内を望みます。
立派な本堂が、さすが本山！と言う感じです。

少し進むと、星井戸に着きます。
蓋がされているので、中は見れません。

星下りの梅の樹入口です。
綺麗に整備されています。

こちらが、その梅の樹です。

日蓮聖人が、ここに滞在して居たと言う
看板がありました。

妙純寺本堂です。
ちゃんとお参りして来ました。
私達夫婦の、佐渡旅行が無事に楽しく
過ごせます様に。

帰路へ向かう途中で、菖蒲？でしょうか。
もう咲いています。
そう言えば、横須賀の菖蒲園も4月25日から
催し物があると言うチラシを見ました。
季節が、どんどん進んでいますね。

時間に余裕があるので、途中相模線の
とある駅で途中下車しました。

相模線の、鉄路を撮影。
真っ直ぐです！
気持ちの良い位真っ直ぐ。
京浜急行では、考えられないです。

茅ヶ崎-大船-横須賀駅と、ＪＲで帰って
来ました。
京急汐入駅前にある、中華料理屋さんで昼食に
する事にしました。

こちらのお店、凄く安いです。

肉のうまに定食です。
おかずに、ライス(おかわり可)・スープ・サラダ
ザーサイ・杏仁豆腐で、なんと600円です。
定食類は、600円から800円程度です。
お腹、パンパンになりました。

久し振りに、横須賀中央の米が浜に在する
龍本寺にもお参りして来ました。

龍本寺本堂です。

横須賀中央の小高い山の上にある、立派な
日蓮宗寺院です。

昔、千葉から鎌倉へ向かう日蓮聖人が、
遠浅の海岸で船が浅瀬に乗り上げて進まなくなり、
近所の漁師が日蓮聖人をおぶって海を渡ったそうです。
サザエの角で、その漁師の足が血だらけなっていたそうです。
それを見た日蓮聖人が、お題目を唱えると、不思議に
サザエの角が無くなったそうです。
ですので、三浦半島のサザエには、角が今でもありません。

境内の八重桜です。
満開な上に、初めて見た色でした。

野ばらも綺麗ですね。

季節の決まり物です。

定番の白です。

本日頂いた御首題です。

左から龍本寺・妙純寺・蓮生寺です。
龍本寺と妙純寺さんからは、由緒書きも
頂いて来ました。

生憎の天気でしたが、気分の良い1日
でした。