2015/04/16 - 2015/04/16
163位(同エリア4165件中)
BTSさん
【山谷ブルース】
♪今日の仕事はつらかった
♪あとは焼酎をあおるだけ
♪どうせどうせ山谷のドヤ住い
♪ほかにやることありゃしねえ
♪一人酒場で飲む酒に
♪帰らぬ昔がなつかしい
♪泣いて泣いてみたってなんになる
♪いまじゃ山谷がふるさとよ
♪工事終ればそれっきり
♪おはらい箱の俺たちさ
♪いいさいいさ山谷の立ちん坊
♪世間うらんでなんになる
♪人は山谷を悪くいう
♪だけど俺たちいなくなりゃ
♪ビルもビルも道路もできゃしねえ
♪だれもわかっちゃくれねえか
♪だけど俺たちゃ泣かないぜ
♪働く俺たちの世の中が
♪きっときっとくるさそのうちに
♪その日にゃ泣こうぜうれし泣き
作詞:岡林信康 作曲:岡林信康 歌:岡林信康
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ご覧いただきありがとうございます。
「山谷ブルース」は1968年(昭和43年)発売されました。
歌詞の内容は、山谷の住人である日雇労働者が、独白する内容となっています。
山谷とは、1966年(昭和41年)以前は地名として台東区浅草山谷1〜4丁目が存在しましたが、住居表示制度の実施により、「山谷」という地名はなくなりました。現在の住居表示では、台東区清川・日本堤・橋場と荒川区南千住にまたがる地域です。
今回の日帰り旅は、以前から気になっていた台東区・荒川区を都電荒川線に乗り下町情緒を味わってきます。
- 旅行の満足度
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 私鉄 徒歩
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今日は都電荒川線沿線に出没します。
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この2冊は、東京・神奈川の主な(有名)商店街を紹介しています。(小生の聖書です)
昨年から始めた商店街巡りですが、昨年分はパソコンが壊れてしまった上にバックアップを取っていなかっため画像は全てパーになってしまいました。(久々の商店街巡りです) -
50分ほどで東京メトロ副都心線「雑司ヶ谷駅」に着きました。
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1番出口より都電「鬼子母神前」へ向かいます。(徒歩2分ほど)
※両社とも駅名(停留所場名)は違いますが、東京メトロ「雑司ヶ谷駅」から都電「鬼子母神前停留場」で乗り換えができます。 -
鬼子母神前停留場から300mほど歩くと「雑司ケ谷 鬼子母神堂」があり、安産・子育(こやす)の神様で知られています。
■雑司ケ谷 鬼子母神堂
http://www.kishimojin.jp/index.html -
まずは、庚申塚停留場へ向かいます。
■都電荒川線
三ノ輪橋〜早稲田間12キロ、30停留所を約50分で走行します。 -
電車が到着しました。
都電荒川線の運行間隔は日中で6分間隔です。乗り遅れても直ぐに来るのでとても便利です。
都電の乗り方は、運賃先払い(スイカなどのICカード可)、前乗り後ろ降りです。 -
乗車時に運転士より一日乗車券を購入します。大人:400円 / 小児:200円
1回の運賃は170円(全線均一)ですので3回目の乗車で元が取れます。
■この他のお得な乗車券
・都営まるごときっぷ(1日乗車券)大人700円/小児350円
都営地下鉄、都バス(多摩地域を含む。)、都電荒川線、日暮里・舎人ライナーを1日乗り放題の切符。(ただし、深夜バスは差額を支払ます)
・東京フリーきっぷ(1日乗車券)大人:1,590円 / 小児:800円
都営地下鉄、都バス(多摩地域を含む。)、都電荒川線、日暮里・舎人ライナー、東京メトロ(全線)、JR線(都区内に限る。)を1日乗り放題の切符。(ただし、深夜バスは差額を支払ます)
※「都電・一日乗車券」と」「都営まるごときっぷ」を提示すると割引または入園料が無料になる施設があります。
・飛鳥山博物館、紙の博物館、渋沢史料館(以上3館、入場料割引)
・あらかわ遊園(入場無料)
※詳細につきまして東京都交通局ホームページ(お得な乗車券)をご覧ください。
http://www.kotsu.metro.tokyo.jp/toden/fare/otoku_index.html -
庚申塚(こうしんづか)に着きました。
庚申塚とは、中国より伝来した道教に由来する庚申信仰に基づいて建てられた石塔のこと。庚申講を3年18回続けた記念に建立されることが多い。塚の上に石塔を建てることから庚申塚と言われる。(ウィキペディアより)
都電・庚申塚停留場から巣鴨地蔵通商店街に向かう途中に「巣鴨庚申塚」があるようです。
■巣鴨庚申塚(巣鴨庚申堂奉賛会ホームページ)
http://www.sugamokoushin.com/index.html -
都電荒川線ホーム上(大塚・王子方面)には甘味処「いっぷく亭」があります。
■いっぷく亭(食べログ)
http://tabelog.com/tokyo/A1323/A132302/13053840/ -
踏切を渡って「巣鴨地蔵通商店街」へ向かいます。(下記の地図参照)
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巣鴨地蔵通商店街のメイン「とげぬき地蔵」はJR・都営「巣鴨駅」が一番近いのですが、都電ですと庚申塚停留場から少し歩きます。
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巣鴨駅寄りの商店街入口まで向かいます。
■巣鴨地蔵通り商店街の歴史
「おばあちゃんの原宿」と呼ばれる巣鴨地蔵通りは、旧中山道であり、江戸の中期から現在にいたるまで、商業や信仰の場として栄えてきました。
巣鴨地蔵通りは江戸時代、中山道の出発地点日本橋から出発して最初の休憩所(江戸時代の言葉で立場(たてば)と言います)が江戸六地蔵尊 眞性寺から巣鴨庚申塚の間に点在し、町並みが作られました。
そして、明治24年には、とげぬき地蔵尊 高岩寺が上野(現在の上野の新幹線の駅のそば)から巣鴨へ移転し、現在、巣鴨地蔵通りは「とげぬき地蔵尊」と「江戸六地蔵尊」の2つのお地蔵様と巣鴨庚申塚に守られて、商業の街・信仰の街としてお年寄りを中心に若い方々にも親しまれています。
・ホームページ
http://www.sugamo.or.jp/ -
巣鴨郵便局前にある郵便ポストの上には巣鴨地蔵通り商店街のイメージキャラクター「すがもん」がいます。
すがもんは鴨の国で生まれたとのこと(巣鴨の「鴨」)
■すがもん
http://sugamon.jp/ -
気になる一軒を見つけました〜
カラオケの店「たろう」、昔の唄の店と書かれています。
ご年配の方々の溜まり場なのでしょう。(昼カラ)
小生の得意な懐メロは
・東京ラプソディー(藤山一郎)
・高原列車は行く(岡本敦郎) -
徒歩10分ほどで巣鴨駅側の商店街入口に着きました。(今日は気温が高いので汗だくです)
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案内所隣には「すがもんのおしり」のオブジェがあります。
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すがもんのおしりに触ると恋が成就するらしいです。
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平日の午前11時を過ぎています。
おばあちゃんの原宿と言われている巣鴨地蔵通り商店街は、まさにその通りで、ご年配の女性が多かったです。 -
巣鴨へ来て外せないのが「とげぬき地蔵」がある高岩寺です。
■とげぬき地蔵の由来
江戸時代、武士の田付又四郎の妻が病に苦しみ、死に瀕していた。又四郎が、夢枕に立った地蔵菩薩のお告げにしたがい、地蔵の姿を印じた紙1万枚を川に流すと、その効験あってか妻の病が回復したという。
これが寺で配布している「御影」の始まりであるとされる。その後、毛利家の女中が針を誤飲した際、地蔵菩薩の御影を飲み込んだ所、針を吐き出すことができ、吐き出した御影に針が刺さっていたという伝承もあり、「とげぬき地蔵」の通称はこれに由来する。そこから他の病気の治癒改善にも利益(りやく)があるとされ、現在に到るまでその利益を求めて高齢者を中心に参拝者が絶えない。(ウィキペディアより) -
参道には露天がいくつかあります。珍しい物では、手作りの耳かきが売られています。(画像はありませんが、画面左側にあります)
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ディズニーの人気アトラクションなみに並んでいます。
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小生も体に悪いところ(頭脳と性格と…ets)があるので、洗い観音で清めなければならないのですがパスしました。
■洗い観音
江戸時代最大の火事であった「明暦の大火」(1657年 )で、当寺の檀徒の一「屋根屋喜平次」は妻をなくし、その供養のため、「聖観世音菩薩」を高岩寺に寄進しました。
この聖観世音菩薩像に水をかけ、自分の悪いところを洗うと治るという信仰がいつしかうまれました。これが「洗い観音」の起源です。
その後、永年に渡ってタワシで洗っていた聖観世音菩薩の顔などもしだいにすりへってきたので、平成4年11月27日、この仏像にご隠退をいただき、あたらしい聖観世音菩薩の開眼式を執行した。(巣鴨地蔵通り商店街より) -
商店街をブラブラしながら都電・庚申塚停留場へ向かいます。
途中で赤パンツを販売している店の前を通りました。(以前テレビ番組で観たことがあります)
店名は「マルジ」です。
現在、巣鴨地蔵通り商店街には4店舗あります。
余談になりますが
赤色には侮れない効果があるようです。
・興奮作用を促す。
・食欲を増進させる。
・体を温めて、新陳代謝を上げる 。
・注目させ、関心を集める。
・活力を与え、積極的な気持ちにさせる。
小生は入店しなかっのですが、老若男女のパンツ、靴下、腹巻などが販売されています。
■マルジ
http://www.sugamo-maruji.jp/ -
11時のおやつタイムです。
立ち寄ったのは、たいやき「飛安」です。
■飛安(食べログ)
http://tabelog.com/tokyo/A1323/A132301/13008794/ -
たいやきは、ふっくらしています。(1個100円)
この他にたこ焼きが販売されています。(1パック250円) -
巣鴨地蔵通り商店街では「塩大福」が有名ですが、たい焼きと大福を天秤にかけた結果「たい焼き」を取りました。
数十年ぶりにたい焼きを食べました。
焼きたてのたい焼きは、ホクホクしていて美味しいです。(火傷に注意してくださいね) -
都電・庚申塚停留場近くまで来てランチをどうしようかと思ったところうなぎ屋がありましたので入りました。(当初は王子駅周辺の寿司屋を考えていました)
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お邪魔したのは、「うな菊」です。
■うな菊
2012年に大塚から庚申塚に移転した【うな菊】は、38年間続くうなぎ専門店として厚い信頼を得ているお店です。確かな老舗の味を求めて、4世代で通っている常連のお客様もいるほど。おいしさの秘密は、熟練の職人さんが一匹ずつうなぎの骨を取り除いている独自の技にあります。200本ほどある骨をすべて抜き取ったうなぎは、口の中でとろけてしまうほど柔らかくふっくらとしています。固い食感が苦手という方でも【うな菊】のうなぎならば、きっとおいしくいただけるはずです。継ぎ足しながら味を守ってきたまろやかな秘伝のタレが、うなぎの味わいを一層引き立てています。(ヒトサラより)
・ホームページ
http://www.una-giku.com/
・食べログ
http://tabelog.com/tokyo/A1322/A132201/13160002/ -
メニューです。(予約要ではありますが「天然鰻」があります)
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まずはビールで喉を潤します。鰻の骨煎餅はビールに合います。
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鰻の肝焼きです。
山椒をたっぷりかけいただきます。肝の焼いた香ばしさとタレが何とも言えないくらい美味しいです。(日本酒との相性は最高だと思います)
店内は小生のほかにご年配の夫婦がいました。ご主人は冷酒で一杯やっていました。 -
うな重が出来上がりました。(梅:1700円)
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骨抜きをしてあるので、食べると柔らかく口の中で溶けるような感じで美味しかったです。
ご馳走さまでした! -
庚申塚停留場に着きました。
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都電に乗り、次は飛鳥山へ向かいます。
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飛鳥山停留場に着きました。
何故、小生がこの停留所で降りたか、ご覧の皆さんは分かりますか〜
正解は道路上(路面区間)を走る都電を撮影するためです。
都電荒川線の殆どが専用軌道で、唯一道路上を走るのが飛鳥山停留場〜王子駅前停留場間(0.5km)です。 -
信号待ちのためホームにしばらく停車していました。
■ちょっとマニアックな話し
路面電車を運転するためには運転免許証が必要です。正確には「乙種電気車動力車操縦者免許」の国家資格が必要です。ちなみに山手線なのどの電車を運転するには「甲種電気車動力車操縦者免許」が必要です。
乙種電気車動力車操縦者免許は路面(道路上)を走るため、鉄道以外に道交法(道路交通法)を勉強するそうです。 -
路面区間の飛鳥山〜王子駅前は歩きながら撮影をします。
都電荒川線は飛鳥山停留場を発車すると飛鳥山公園の周りを沿って走り王子駅前停留場に着きます。 -
都電のすれ違いです。(画面奥には飛鳥山公園があります)
■飛鳥山公園
徳川吉宗が享保の改革の一環として整備・造成を行った公園として知られる。吉宗の治世の当時、江戸近辺の桜の名所は寛永寺程度しかなく、花見の時期は風紀が乱れた。このため、庶民が安心して花見ができる場所を求めたという。開放時には、吉宗自ら飛鳥山に宴席を設け、名所としてアピールを行った。
園内には渋沢栄一の旧邸が残っています。(国の重要文化財) -
明治通りを走る都電。(画面奥は東北・上越・北陸新幹線、京浜東北線の高架橋)
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王子駅前を発車し飛鳥山停留場へ向かう都電。(上り勾配を走っていきます)
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明治通り(路面区間)の坂を下り王子駅前に着きました。
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都電荒川線では珍しくホーム上で運賃を払います。(乗降客が多いので遅れ防止対策と思われます)
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明治通り(路面区間)に別れを告げ、ホームに進入してくる三ノ輪橋行です。
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次は梶原へ向かいます。
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撮影後、小生も乗車します。
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梶原停留場に着きました。
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王子・大塚・早稲田方面のホーム上(脇?)には煙草屋と本屋(梶原書店)があります。
■梶原書店(東京新聞・TOKYO Web 2007.9.1配信)
梶原書店は「日本で一番駅に近い古書店」といわれている。早稲田行きホームに直結した古書店の傍らで乗降客に新聞、たばこなどを売る。顔なじみの客にいつもの新聞をさっと手渡すのは店主の根本健一さん。競馬の予想が載るスポーツ新聞には、根本さん自身にも思いがある。
「昔はこのあたりにコンビニもなくて、わざわざ買いに来る人も多かったんです」
そのスポーツ新聞を読んでいるときにふと目にしたのが、騎手の募集広告。勧めに従い息子は、当時、馬事公苑にあった中央競馬の騎手養成所に入ることになる。
「当時、東京出身で騎手になる者は少なく、夢半ばで挫折する人も多かったんです」
詩を書くことが好きだった根本さんは、息子を励ますために『夢見るダービージョッキー』という歌を作詞し、レコード化もされた。
1977(昭和52)年、息子は騎手デビューを果たす。後にギャロップダイナで天皇賞、メリーナイスで日本ダービーを制した名騎手、根本康広さん(現調教師)だ。夢を先取りした歌だった。
根本さんの歌への情熱は、目の前を通る荒川線にも注がれた。
「お勤め行く人 急ぐ人 たった一つの荒川線 思い出あります 夢もある」。そんな歌詞を載せた『東京のチンチン電車』が七七年に発売された。かつて東京中を走っていた都電が、そのころには荒川線だけとなっていた。たった一本残った都電だが、そこには夢も思い出も詰まっていたという根本さん。今日も都電の発着を見つめながら店を守り続けている。
梶原銀座商店街には、荒川線土産の中でも抜群の人気を誇る「都電もなか」の「明美」(堀船三の三〇)がある。都電をデザインしたパッケージは新型のレトロ車両を加えて現在、五種類。十個入りは、車庫形のケース入り。さらに大箱には都電すごろくが付く。子ども心をいつまでもくすぐり続けるお土産だ。
イチョウやケヤキの老木が涼しげな木陰をつくる白山神社(堀船三の一一)。神社脇から隅田川沿いに続く白山堀公園が、周囲の再開発と同時に整備され、「堀船周回ロード」というウオーキングコースになっている。
このあたりは明治期に下野紡績の工場があったところ。対岸からの通勤の足にと地元の有志が出資してできたのが、六一年まであった梶原の渡しである。戦後はキリンビール東京工場が操業していたが、九八年に移転。現在、跡地には読売新聞と日刊スポーツの印刷工場が建った。どちらも近未来を思わせる巨大なたたずまい。川風を感じながらの散歩にお勧めだ。 (ライター・民井雅弘) -
梶原・荒川車庫・荒川遊園と3連続停留場で乗降します。
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この梶原停留場には、ある物を買うために降りました。
買い物をする前に商店街を散策してみました。
昭和にタイムスリップした商店街で、ここでは時間がゆったりと流れているように感じます。
■ショッピングロードかじわら
商店街は、安心して買い物ができるようにと、午後3時から8時までは車両通行止めになり、店舗の前には休憩用のベンチが並ぶ、地域のコミュニケーションスポットになっているバリアフリーな商店街です。 -
都電と商店街の共存共栄を感じます。
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最近では見かけることが少なくなったレトロなゲーム機です。
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この商店街は、日本テレビのドラマロケ地に使われています。
・美咲ナンバーワン
・美丘
・女王の教室 -
商店街の散策が終わり、お目当ての店前に着きました。
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実は「都電もなか」を買うために梶原停留場で降りました。
お邪魔したのは「都電もなか本舗・明美製菓」です。
このもなかが生まれたのは、都電の存続運動がきっかけで、万が一都電が廃止になった時に都電の姿を残すために創業者が考えたそうです。
都電もなかは、第20回全国菓子大博覧会で厚生大臣賞受賞、「北区の名品」にも選ばれている由緒あるお菓子です。
■都電もなか(食べログ)
http://tabelog.com/tokyo/A1323/A132303/13059698/ -
10両入り(1491円)です。
新旧の車両5種類が2本ずつ入っており、外箱は荒川車庫をイメージしています。
※明美製菓では、1個、2個とは呼ばずに「1両」「2両」という呼び方をしています。 -
1両売り(144円)です。
※明美製菓では、1個、2個とは呼ばずに「1両」「2両」という呼び方をしています。 -
小箱から出すと、都電車両の形をしたもなかが出てきました。(購入日の翌日に撮影)
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もなかの中は、粒あんと求肥(ぎゅうひ)が入っており、少し甘さを抑えてありさっぱりしていて美味しかったです。濃いめの緑茶やブラックコーヒーに相性が良さそうです。
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買い物が終わり都電の線路脇を歩きながら次の荒川車庫前停留場まで向かいます。(400m)
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旧カラーに塗装された都電。
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荒川車庫前に着きました。
ここは都電荒川線の車庫があります。 -
■東京都交通局 荒川電車営業所
東京都荒川区西尾久にある東京都交通局の都電(東京都電車)営業所である。
路面電車である都電荒川線の運行管理・営業を行い、乗務員基地や車庫・保守基地(荒川車両検修所)を擁する。(ウィキペディアより) -
道路上からは車庫内の電車が眺めることができます。(車庫内は、一般の方は入れません)
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試運転が終わった車両が車庫へ入ります。遮断機や警報機が設置されていないので歩行者は注意が必要です。
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都電の車庫隣には「都電おもいで広場(入場無料)」があり、旧型車両2両が展示されています。
※土・日・祝日のみ開放されますので注意 -
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都電に再び乗ります。
次は隣の荒川遊園地前に向かいます。 -
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荒川遊園地前停留場を発車し加速しながら交差点を通過していきます。
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荒川遊園地停留場からあらかわ遊園までの通りにはレトロなお店が色々とあります。
まず最初に寄ったのが「ふく扇(ふくせん)」です。
ふく扇は、たこ焼きをエビせんでサンドした「たこせん」を販売しています。地元の子供たちに人気です。
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何か張り紙が…
「4月10日から休業」ですって!
あちゃ〜!
小生が店から立ち去ろうとしたら地元の男子高校生たちが来て休業の張り紙を見て残念そうに店前を立ち去りました。
■ふく扇(食べログ)
http://tabelog.com/tokyo/A1323/A132303/13008441/
※4月10日より期限を定めないで休業をしていますので注意 -
【たこせんのイメージ画像(画像は食べログより)】
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次は「こどもの家」です。
駄菓子屋ともんじゃ焼きの店です。
先ほど、巣鴨で昼食を済ませたばかりなので胃袋に余力が無く、撮影して素通りしました。
店内にはご年配の夫婦1組がもんじゃ焼きを食べていました。
■こどもの家(食べログ)
http://tabelog.com/tokyo/A1323/A132303/13061309/ -
【もんじゃ焼きのイメージ画像(画像は食べログより)】
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都電の停留場から徒歩7分ほどで「あらかわ遊園」に着きました。(外観のみ撮影)
※都電一日乗車券等を提示すると無料で入れます。
■あらかわ遊園
東京23区内唯一の公営遊園地である。
大正11年開園の老舗遊園地。面積約3万m?。荒川区北部の隅田川沿いに所在する。
過去数度の改装を経て現在の構成は1991年以降のもの。低年齢層の子供が楽しく遊べるよう特化しており、アトラクションは定番ものが一通り揃っているが、小学校低学年層に合わせたレベルで激しいものはない。
100円-200円程度という入園料やアトラクション利用料の安さが特徴で、財布を気にせず気軽に利用できる遊園地である。アトラクション以上に小動物園やピクニック用の広場、遊具施設、水遊び場などが充実しており、園内の装飾やレイアウトも清楚で、全体的に大型の公園に近い趣きがあり、落ち着いた雰囲気を持つ。(ウィキペディアより)
・ホームページ
http://www.city.arakawa.tokyo.jp/yuuen/ -
荒川遊園地前停留場に着きました。
これから都電荒川線の終点「三ノ輪橋」へ向かいます。 -
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終点の三ノ輪橋に着きました。
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降車ホームと乗車ホームは別になっています。(画面奥が乗車ホーム)
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都電乗り場のゲートを潜り抜けます。
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商店街(ジョイフル三ノ輪)のアーケードを横切り向かうのは3大ドヤ街の一つ「山谷地区」へ向かいます。
3大ドヤ街は、東京の山谷、大阪の釜ヶ崎(あいりん地区)、神奈川の寿町です。 -
歩きながら荒川区から台東区(たいとうく)へ入ります。
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既に台東区を歩いています。
今は営業をしているかは不明ですが3軒ほど飲み屋があります。
遠くにはスカイツリーが見えます。(約2.5km先) -
ご覧の皆さんは、スカイツリーに行かれましたか?
小生は、まだ行ってません〜(あと2〜3年後かな?)
30年ぶりの山谷(さんや)です。
当時は、この地区で暗躍する暴力団(金町一家)と労働者の闘争があり、怖くて引き返しました。
今日は次回(山谷グルメ)のために下調べで来ています。(いつになるかは未定ですが行きましたら旅行記で報告いたします)
■山谷ってどんなところ?
山谷(さんや)とは、東京都台東区北東部にあった地名。
現在の清川・日本堤・東浅草付近を指した。一時遊郭が置かれたことから、吉原遊郭を指す場合もあった。
安宿が多かったことから労働者が集まるようになり、東京都台東区・荒川区にある寄せ場(日雇い労働者の滞在する場所、俗に言うドヤ街)の通称(旧地名)として使われる様になった。交通の便がよく、格安ホテルがあることから、2000年以降は、バックパッカーの宿泊地としても人気を集めている。(ウィキペディアより) -
まず、小生が気になっているお店は「駒寿司」です。
立ち喰いの寿司屋です。
店の大きさは2坪ほどで4〜5人立つと一杯になるような小さな店です。
早朝5時くらいからお昼位まで営業をしているそうです。(定休日は不明)
■駒寿司(恵比寿で10年働く女のランチ)
http://ameblo.jp/pchanko33/entry-11881112421.html -
【一人前のにぎり寿司のイメージ画像(画像は恵比寿で10年働く女のランチより)】
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続いて2軒目は、商店街(いろは会・ショップメイト)の入口にある「大衆食堂・きぬ川」です。
漫画で登場した「豚肉いため」が有名です。
こちらの店も早朝からお昼までの営業で以前は夕方も営業していたようですが現在は午前中の営業のようです。(小生が訪ねたときはすでに営業を終了していました)
大衆食堂・きぬ川は、漫画「孤独なグルメ(扶桑社の『月刊PANJA』で連載、原作・久住昌之、作画・谷口ジロー)」第一話で登場したお店です。
■きぬ川(食べログ)
http://tabelog.com/tokyo/A1324/A132401/13093772/ -
【豚肉いためのイメージ画像(画像は食べログより)】
■第1話: 東京都台東区山谷のぶた肉いため(孤独なグルメ)
ライス豚肉いため(400円)、ライス、おしんこ(100円?)、豚汁豚肉入りの野菜炒めではなく、豚肉のみを炒めたものであり、少量のキャベツの千切りと不思議な存在感がある練りからしが添えてある。豚汁は豆腐と豚肉のみが具として入っており、単品でおかずとして成立するほどに汁も具も量は多い。ナスのおしんこの漬かり具合は程良く、豚肉が中心となる料理の中では特に爽やかな味わいをもたらす。持ち帰りする客も多く、店内で食事をしている客の多くは飲酒目的の様であった。店の客層からすると、五郎は大分浮いていた様で、帰り際に振り返ると、店内にいた多くの人間が注目していた。(ウィキペディアより) -
本日、3つ目の商店街巡りです。
■いろは会・ショップメイト
台東区日本堤1丁目(旧田中町)のほぼ中央を東西に走る幅8m、延長370mの通りです。
1976年4月(昭和51)念願のアーケードが完成し、一般からの応募で「ショップメイト」と新たな愛称が決まりました。
同年11月にはカラー舗装も完成し?華麗な商店街”の誕生は当時「いろは会」の名を区の内外に強くアピールしました。( いろは会商店街振興組合より)
・ホームページ
http://www.iroha-kai.jp/ -
商店街入口の脇には「再開発反対」の垂れ幕が…
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商店街のわき道には多数の宿があります。
宿泊施設前に止まっている自転車はレンタルではなく宿泊者個人の物です。
■簡易宿泊所
この町の簡易宿泊施設の殆どは素泊専門(食事などのサービスを提供せず、就寝できる場所のみを提供する宿の形態)である。内部の設備の差もあり、8人部屋などの多人数でのドミトリーを提供している所もある。
また、この町の簡易宿泊施設は軒先に「全室カラーテレビ完備」「全室冷暖房完備」という謳い文句を掲げる店が多い。細かい形式は異なっていても、新しい簡易宿泊施設以外は必ずといってよいほどこの2つが提示されている。
2002年のFIFAワールドカップ日韓大会の頃から、外国人旅行者が山谷地区の宿泊施設を利用するケースが見られるようになった。その後も料金が安いことや(諸外国の安宿街に比べて)治安が良いこと、最寄り駅である地下鉄南千住駅からは日比谷線一本で「上野」「秋葉原」「銀座」「六本木」などの観光スポットに行けることから更に外国人利用者が増加し、それに伴い施設側の外国人への対応も進んだことから、「外国人向けの安宿のある町」として定着し、往年のイメージから変貌している。(ウィキペディアより) -
商店街の中には大衆酒場もあります。既に営業をしていましたが店内が見えないのでスルーしました。(次回トライするかも…)
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ホームレスの荷物が置いてあります。(画面右下)
夜になると商店街の中で寝るようです。小生が商店街を歩いていると2〜3名が寝ていました。 -
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「あしたのジョー」は山谷を舞台に描かれた名作漫画(アニメ)です。
あしたのジョーは、講談社の『週刊少年マガジン』に、1968年(昭和43年)1月1日号(発売日は1967年(昭和42年)12月15日)から1973年(昭和48年)5月13日号にかけて連載された。
また、アニメでは1970年(昭和45年)4月1日から1971年(昭和46年)9月29日、毎週水曜19時 - 19時30分、フジテレビ系放映(全79話)された。(ウィキペディアより) -
商店街は人通りが殆どなく、約7〜8割程度の店舗がシャッターを下ろしていました。
商店街を歩いているとコインロッカーがあちこちに設置されています。(彼らのタンス替わりです) -
台東区などの下町には、今でもこのようなレトロな家で暮らしている方がいます。
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商店街巡りが終わりました。
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あしたのジョーの主人公・矢吹丈が、いろは会・ショップメイト入口近く(土手通り側)に飾られています。
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満す美(ますみ)寿司の「御利用願います」がユニーク!(商店街を出て道路を挟んだ真向いにあります)
以前は立ち喰い寿司屋で、寅さんこと渥美清が浅草フランス座の下積みだった頃に訪れていたようです。
山谷の雰囲気を掴みましたので三ノ輪橋へ戻ります。 -
先ほど横切った都電荒川線に沿ってある商店街「ジョイフル三ノ輪」を散策します。(本日4つ目の商店街)
■ジョイフル三ノ輪
http://www.joyfulminowa.com/index.asp -
ジョイフル三ノ輪は都電荒川線の終点ということもあり人通りがあり賑やかです。
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惣菜屋で売っている弁当はボリュームたっぷりで300円でお釣が来ます。また、揚げたての惣菜を買って近くの公園で食べる人もいます。
この商店街は人情たっぷりで風情があります。 -
商店街を外れて歩くとレトロなお店に遭遇することも。
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砂場総本家(蕎麦)
全国に約150店舗ある砂場の総本家がジョイフル三ノ輪の中にあります。1804年に麹町で創業し、大正元年にこの地に移転してきたそうです。この古い建物は、大正当時そのままだそうです。
■砂場総本家(食べログ)
http://tabelog.com/tokyo/A1324/A132401/13012279/dtlphotolst/4/smp2/ -
今日は4つの商店街を巡っていますので足はパンパンです。そんな疲れた身体を癒すのは銭湯です。
今年からは、日帰り旅行をするときは必ず入浴セットを持ち歩くようになりました。
と、いうことで、商店街の中にある銭湯「大勝湯」に寄ります。(砂場総本家の真向いにあります)
■大勝湯(東京都浴場組合・東京銭湯マップ)
http://www.1010.or.jp/map/item/item-cnt-121 -
首都圏では珍しい午前10:30からの営業です。
下足箱の他に傘入れのボックスもあります。(画面左)
番台(フロント)で下足箱のカギと引き換えに脱衣場のロッカーキーが渡されます。(東京都内の入浴料は460円) -
小生が入浴したのが15時過ぎでした。浴場内には約20名くらいがいました。
露天風呂やサウナなどは無くノーマルな銭湯です。電気風呂がありましたので大腿骨、腰や脹脛(ふくらはぎ)をほぐしました。約1時間ほど入浴しました。身体の疲れがとれました。
江戸っ子が入る湯船は熱いと言われていますが適温(42℃)でした。
その後は、移動して銭湯近くの公園でしばらく涼みました。 -
三ノ輪橋付近でマッサージと良さげな飲み屋を探しましたがありませんでした。
そんな中、道路上にチョークで書いたアートを発見しました。 -
皆さんもチョークで絵を書いたり、路上にいくつもの大きい丸印を描いて「ケンケンパー」をした思い出はありませんか〜今ではこんな光景を見ることはなくなりましたよね。
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三ノ輪橋停留場に着きました。
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さてと、どこで飲むかな〜
この先だと、町屋か王子が良いかな〜と考えながら都電に乗車しました。 -
結局は帰りのことを考え王子まで行くことにしました。
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都電車内です。
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都電運転席です。
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王子駅前停留場に着きました。
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駅前でマッサージ屋と飲み屋を探しました。
残念ながらマッサージ屋は予約で一杯でしたので諦めて飲み屋を探しました。 -
雰囲気良さげな店を発見しました。
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お邪魔したのは「大衆酒場・一福」です。小生が一番乗りでした。
店内はカウンター席とテーブル席があり20名位で一杯になりそうなお店で、女将一人で店の切り盛りをしていました。
■一福(食べログ)
http://tabelog.com/tokyo/A1323/A132303/13097921/ -
まずは、生ビールともつ煮込みを注文しました。風呂上りなのでビールの吸い込みは超高速でした。
もつ煮込みは少し薄めの味付けですが、スルメではありませんが噛めば噛むほど味が出てきます。
ギトギトの脂身が入っていないので、さっぱりしていて美味しかったです。
女将と少し話しましたが、19時位からは大女将も来るそうです。 -
チューハイを注文しました。
グラスには焼酎が注がれレモンスライスを入れて出されます。それと炭酸水1本が付きます。(炭酸水1本でチューハイが2杯飲めるようになっているようです) -
にんにくもつ焼きです。
もつとニンニクが串に刺してあり、炭火で焼きます。
もつの周りはカリカリで濃厚なタレとの相性は抜群でチューハイが進みます。 -
肉をいただいたので、次はさっぱりと「ねぎとろ」を注文しました。
この頃(18時)になると店内には10人ほど客がいます。 -
〆におでんを注文しました。
大根は少し硬めでしたが出汁は昆布で醤油が少し強めで美味しかったです。
そろそろ酔いが回ってきたので会計をしました。
生ビール1杯とチューハイ4杯とつまみ4点で3060円でした。(安いですね〜)
ご馳走さまでした!
小生、この店はとても気に入りました。 -
王子駅から東京メトロ南北線に乗ります。
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ラッキーなことに日吉行が来るではありませんか〜この電車に乗れば小生の自宅最寄り駅(綱島駅)の一つ手前まで行けます。(車内で寝過ごしても安心です)
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車内は空いています。
ウトウトしながら1時間30分ほどで自宅に着きました。
都電荒川線に乗り荒川区、台東区にあるデイープな町を巡りました。特に山谷地区は次回の下見を兼ねて行きましたが、簡易宿で一泊して色々な店を巡りたいと思いました。
旅行記が長くなりました。最後までご覧いただきありがとうございました。
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この旅行記へのコメント (2)
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- 墨水さん 2015/04/30 23:51:15
- さすが。
- BTSさん、今晩は。
光の当たらない所に、光を当てていく所は立派!。
墨水。
- BTSさん からの返信 2015/05/01 08:34:10
- RE: さすが。
墨水さまへ
おはようございます。
この度は、投票ならびにお褒めのコメントをいただき
ありがとうございます。
母方の親戚が東武亀戸線「東あずま」に住んでいますので
小生が幼い時に母親が亀戸によく連れてってくれました。
その影響があったのでしょうか
北区・荒川区・台東区・墨田区・葛飾区・江東区などの
下町が好きです。(落ち着きます)
墨水さんの旅行記を拝見させていただきました。
旧業平橋駅の様子、いろんな角度で撮影されたスカイツリー
は迫力があり、スカイツリーにもいろんな顔があるるんだな
と感じました。
それと、柳生の三境は気に入ってます〜畑の中に3都道府県
の県境があるとは…珍百景ですね(笑)
今後ともよろしくお願いします。
BTS
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