岩殿山ハイキング

2015/04/12 - 2015/04/12

ようやく晴れた日曜日。岩殿山にハイキングに出かけました。
岩殿山は大月市にある標高６３４メートルの山。大月駅から約１時間。山頂からは富士山が望め、山梨百名山、秀麗富嶽十二景にも選定されています。中腹の丸山公園は桜の名所でもあり、この時期、桜越しに富士山を眺めることができます。岩殿山から「稚児落とし」と呼ばれる断崖絶壁の岩壁をめぐる約4時間の周遊コースを歩きました。
桜、富士山、鎖場、断崖絶壁とコース上に見所がいっぱいのハイキングコースでした。
＜コース概要＞
大月駅（30分）丸山公園（30分）岩殿山（90分）稚児落し（30分）浅利（30分）大月駅

エリア 大月(山梨)

スタートは大月駅。駅を出て左手の商店街を進み、踏切を渡ります。

踏切を渡り、さらに左を進むと桂川にかかる高月橋に出ます。
正面に目指す岩殿山が見えます。

高月橋を渡ったところに岩殿山丸山公園の駐車場あり、そこから道なりに150メートル歩いたところが登山口。ここまで大月駅から20分弱。

登山口から振り変えると大月の街とその後ろに富士山が見えます。ただ、この時は大部分が雲に覆われていました。

登山口から15分かからずに丸山公園に着きます。

丸山公園内のふれあい館と岩殿山。

丸山公園からの富士山。桜と富士山のビューポイントです。

桜は散り始めと言ったところ。でも、十分に楽しめます。

八重桜はちょうどいい感じ。

登山口では雲に覆われていた富士山もはっきり見えるようになってきました。

丸山山頂と関東の富士見百景の標識。

少し葉っぱが目立ちますが、岩殿山と言えば、この桜と富士山の構図。

丸山公園で桜と富士山の眺望を十分楽しんだので、岩殿山に向かいます。

少し登ったところから丸山公園を振り返ったところ。

岩殿山までは約30分。よく整備された道ですが、傾斜は結構キツイかな。

ツツジも咲いていました。

開けた登山道なので、振り返るといつも富士山が見えます。

岩殿山の岩壁が間近に。

稚児落しとの分岐。まずは岩殿山に向かいます。

分岐付近からの富士山。

大きな岩の間を通リ抜けると、傾斜がゆるみ頂上はすぐそこに。

山で春の花と言えば山吹。

岩殿山の頂上に到着。

頂上からの眺め。素晴らしい眺め。

大月駅からのんびり歩くこと1時間。散歩コースとしては素晴らしいところです。

芽吹いたばかりの若葉。

いったん分岐まで下り、稚児落しに向かいます。

分岐から稚児落しまでは約1時間30分。アップダウンはありますが、明るい尾根歩きです。なんといっても、途中2箇所の鎖場が飽きさせません。

鎖場を迂回するコースもあります。でも、鎖場に向かいます。

最初の鎖場。

よじ登る感じですが、足場がしっかり確保されていますし、短いのでそれほど怖さはありません。3点確保でゆっくり登れば大丈夫です。

鎖場を登り切ると、富士山が迎えてくれます。

しばらく気持ちのよい尾根道を歩きます。

第2の鎖場です。

ここは、切れ落ちた岩壁につけたれた狭い道をトラバースします。高度感があるので、少し怖い。

本当に細い道。切れ落ちています。ロープをつたい慎重に進みます。ただ、ここも短いので、恐怖感さえ克服すれば大丈夫です。

天神山に到着。岩殿山の分岐から1時間ちょっとかかりました。

午後近くなり、空が白くなり富士山が見えにくくなってきました。でも、ここまで、進行方向には富士山が見えていました。

いよいよ最後のポイント稚児落しです。天神山から30分弱。

凄いところです。標高の高い山ではないのに、高度感は満点。岩壁を回りこむように進みます。道は安全です。

上部からの眺め。歩いて来た岩殿山からの尾根が見通せます。

稚児落しの上部には少しスペースがあります。お昼の時間だったので、昼食をとりました。

大月駅に向けて下山します。

浅利の集落が近くに見えてきました。稚児落しから浅利の集落まで約30分。

浅利の集落まで下るとあとは、浅利川沿いの舗装道路を30分歩くと大月駅です。