2015/03/05 - 2015/03/08
172位(同エリア1051件中)
杏樹さん
19世紀末から20世紀初頭、世界各国から中央アジアに探検家が入り、シルクロードの古代文明の遺跡を発掘しました。その中で、日本では西本願寺の大谷光瑞(おおたに・こうずい)が、仏教の伝わった道をたどるためにこの地に入りました。そうしてたくさんの発掘品を持ち帰り、中央アジア史や仏教史の研究が始められました。
しかしその後大谷光瑞が財政破たんを招き、コレクションは分散してしまいました。大谷光瑞はちょうど日露戦争で日本が統治するようになった旅順に別邸を持ち、コレクションの一部が旅順に運ばれ、さらに旅順博物館に収蔵されました。
旅順は長らく軍港だったために外国人には解放されていませんでした。そのため旅順に収蔵された大谷コレクションを見に行くことはかなわないことでした。しかし近年旅順も一部外国人に開放されるようになりました。
そこへ、日本で大谷コレクションの一部を引き継ぎ研究をしてきた龍谷大学と龍谷ミュージアムが中心となって、旅順博物館の収蔵品を見に行くツアーが企画されました。
古代中央アジア史が大好きな私としては、これは多少無理をしてでも参加しなくては!と思い、本当に多少無理をして参加しました。
ですが、博物館の中はあまり写真が撮れなかったので、写真だけではいまいち何をしに行ったのかよくわからないかもしれません。
なお、宿泊したのは大連です。そこから旅順までバスで2日連続往復しました。片道1時間ほどです。
詳しい旅行記をブログに書いています。
http://ameblo.jp/serindia/entry-12000016479.html
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 観光バス
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- JTB
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関空出発です。飛行機はANA。
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大連の観光バス。
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お昼に到着したのでまず昼食。
大連名物の春餅料理のレストラン。 -
昼食後、大連図書館へ。
大連図書館には大谷光瑞の蔵書が収蔵されていて、今回特別に見せてもらえることになりました。 -
大連図書館の中の「白雲書院」の中の中華風講義室。
ここで大連図書館館長のあいさつと、同行の龍谷大学名誉教授、上山大峻(うえやま・だいしゅん)先生の講義がありました。 -
ここでもらった図書館の機関紙。
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その中に「大谷光瑞と大谷文庫」という記事が。
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ホテルの周辺。
元宵節(正月15日)は灯籠祭りです。赤い灯籠があちこちに並んでいます。 -
スイッシュホテル。ここで3連泊しました。
ロビーにもおめでたい飾り。 -
ホテルの部屋。
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翌朝、旅順に向けて出発です。
車窓から大連の街を撮りました。 -
大連には高層ビルがたくさん建ち並んでいます。
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これは住宅でしょうか。
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ひたすら高層ビル
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右端は映画館
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手前がその映画館
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細かい所にデザイン性をもたせているビルが多いです。
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ビル群
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星海公園。
昔、「星が浦」と言った所です。 -
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旅順博物館に着きました。
こちらは新しい別館です。 -
別館の横。
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入口を入ると説明プレート。
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講義室。
右から旅順博物館の館長、王振芬さん、上山先生、三谷真澄先生。
午前中は三谷先生の講義がありました。 -
講義の後昼食へ。レストランの近く。
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旅順博物館本館。1917年に日本人が建てたもの。
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記念撮影
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「旅順博物館」の文字は、郭沫若が書きました。
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建物の横の部分。
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中の重厚な階段
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階段を上がって2階へ。
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2階展示室の上部
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展示室。ちょっと日本風?
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木枠の展示ケースはほとんど骨董品
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展示室
このずっと奥にミイラ室があります。トルファンのお墓で発掘されたミイラが展示されていますが、撮影禁止。 -
博物館の裏
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博物館で「旅順博物館95年略史」という本をもらいました。
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本の中に「大谷探検隊と旅順博物館」の項目が。
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博物館の売店での収穫物。
「絲綢路の至宝」は日本で展覧会があった時の日本語版。
あとは旅順博物館の薄いパンフレット(中国語)と、ついでに大連の洋館の絵葉書。 -
旅順博物館を出た後、大谷光瑞の別邸へ。
放置されていると聞いていたのに、なぜかとてもきれい。 -
大谷光瑞別邸。
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玄関にお正月の対聯が。誰かが修復して住んでいる?
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大連に戻ってきました。
相変わらず高層ビル群を車窓から。 -
角がアールになっていたり、ちょっと個性を持たせたデザインのビルが多いです。
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丸みがあると柔らかい感じに。
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トラムが走っています。
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迫力のビル群
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大連の街
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大連の街
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海鮮レストラン「天天漁港」で歓迎レセプション。
旅順博物館の王振芬館長のあいさつ。 -
ホテルの近くの繁華街、青泥窪(チンニーワ)街。
「献血屋」って何かと思ったら、「献血室」の意味でした。
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