2015/03/28 - 2015/04/03
258位(同エリア4275件中)
トントンさん
12才の娘と二人でラオスを旅行しました。
かつて仕事の関係でラオスを訪れた際、次は是非子供と来たいと思いました。
そしておよそ10年の時を経て、小学校卒業記念旅行として実現しました。
期間は一週間。
陸路国境越えをするため、往き帰りはバンコク往復にしました。
3/28 深夜関空発、ドンムアン空港で乗り換えウドンターニーへ。陸路ノーンカーイから国境を越えビエンチャンへ入る。
3/29 ビエンチャン
3/30 朝ビエンチャン発、空路ルアンパバンへ
3/31 ルアンパバン
4/1 ルアンパバン
4/2 夕方ルアンパバン発、空路バンコクへ
4/3 昼過バンコク発、夜関空到着
旅行時の為替レート 1000K = 14.6円
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- 自転車 徒歩 飛行機
- 航空会社
- エアアジア
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- Agoda
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-
3/28 土曜日 旅行1日目
エアアジアXJ611便 0:10関空発、現地時間4:00ドンムアン空港着
エアアジアX深夜便はほぼ満席。LCC初体験。
狭いというよりもシートの出来の問題。これで6時間は辛い。
短距離路線用でしょう、これは!
子供もあまり寝られなかった様子。
LCCそれもプロモーション価格なので文句は言えませんが、「空飛ぶ路線バス」に納得。 -
定刻にバンコク到着。
娘の顔色が悪く、しんどいと言う。
荷物は全て私が抱えることにして、入国審査と両替、そして国内線へ。
まだ早朝だというのに、ドンムアン空港は人でごった返していました。
国内線出発ロビーの中にあるコンビニでパンや肉饅を買って朝ごはん、空港wifiに接続して無事到着を日本へメール送信。
遅延を心配していた乗り継ぎ時間(3時間)も、結果的には程よい時間でした。
娘の体調も少し回復し、エアアジアFD3354便 7:20発でウドンターニーへ。 -
ウドンターニー空港から空港リムジンでノーンカーイ国境へ移動。
写真はタイ側イミグレーション前。道の先はメコン川友好橋。
現地の人に囲まれて、国境連絡バスでメコン川を渡りラオスへ。
国境越えは今回の旅行の目玉なのに、わが子は暑さと睡眠不足で活性が上がらず空振り。
LCC深夜便は、子供にはちょっと過酷だったかな? -
[国境連絡バスにて]
車内の様子。満員! -
[国境連絡バスにて]
メコン川を渡り、ラオスへ。 -
ラオス側イミグレーションを抜けると、トゥクトゥクの客引き。市内まで2人で200B。日本円で700円ちょっと。高いのか相場なのかよくわかりませんが、娘はヘロヘロだし、まあいいかと乗り込みました。当然貸切?が、なかなか出発しません。結局ラオス人が3人乗ってきて、、、。まあ、予定していた宿の前まで送ってくれたので良しとします。軽トラトゥクトゥクでした。
ロンプラで目をつけていたVAYAKORN HOUSEは空室有り。
眺望のない部屋だったのが残念ですが、簡素ながら清潔で居心地のいいゲストハウスでした。(ツイン2泊で53USドル)
この時点でお昼前。近所でフーを食べて宿に戻ると、娘はそのまま爆睡。
結局、私一人で近所を散策することになりました。 -
3月29日 日曜日 旅行2日目
朝は涼しくて快適。レンタル自転車でタラートサオを目指して爽やかに出発。10年前の記憶では、タラートサオの近くには竹製品などを売る市場と野菜や肉魚などの食料品を売る市場があったような、、、。バスターミナルの奥に、屋台が並んでいる一角があるのを見つけ、カオチーパーテ(5000キープ)を買い朝食にしました。市場は、結局分からずじまい。
ビエンチャンは建築ラッシュ!街の佇まいも随分変わっていました。 -
市場の後は、パトゥーサイとワットシーサケートヘ。
日が昇るとジワジワと暑さが増してきて、とにかく暑い!!
娘もへばってきたので宿へ帰り、シャワーを浴びながら服も一緒に洗濯。
昼食後しばらく休憩して、トンカンカム市場へサイクリング。
もうほとんどの店が閉じていました。辺りは完全に地元の人々の生活エリアで、旅行者は見かけません。周辺の細い路地を分け入ると、編み壁でできた高床式の小さな家が並んでいました。家の横にはトゥクトゥクが止めてありました。まるでラオスの田舎のような光景でした。
同じエリア内には高級車が何台も止まるもの凄い豪邸があり、その強烈なコントラストに、今のビエンチャンの現実を見たような気がしました。
街の中心に戻り、エアコンの効いたカフェで休憩。フルーツシェイクとスコーン(53000キープ)で一息つきました。
それにしても、旅行者相手の施設や店では外貨回収システム乗っかってる感じで、結構な勢いでお金がさようなら〜。 -
[パトゥーサイからの眺望]
10年前のビエンチャンは、高い建物が全然なくて本当にここが首都?って思ったものです。木々の緑の中に建物の屋根が埋もれている感じが印象的だったんですけどね。 -
夕日を見にメコン川へ。
乾季なので水際は遥か彼方に後退し、広大な砂州が現れています。土手もずいぶん綺麗に整備されていました。
河原へ降りてキメの細かい砂に足を取られながら水際まで歩いていくと、対岸のタイはもうすぐそこ。週末の夕方、市民の憩いの場となっていました。
宿へ帰ってまたシャワーと洗濯。
そして、近くのレストラン(ラーオ・キッチン)で晩飯。
魚のラープと野菜炒めが最高。ラオスは野菜が本当に美味い! -
[メコン川水際]
タイまで届くか? -
3月30日月曜日 旅行3日目
朝の便でルアンパバンへ移動。
エアチケットは現地購入。日本でラオス航空のHPから購入するのとあまり変わりませんでした。少し安い程度。
機内はガラガラ。旅行者が数組で、あとは中国人ビジネスマンの団体客。立派な身なりの人たちでしたが、その立居振る舞いにはびっくり。日本人の感覚からすると傍若無人。ただ、無邪気といえば無邪気?? -
午前中に昨日アゴダで予約した宿に到着。
チェックイン後、荷物を置いて、先ずはメコン川に沿って散策。
が、ルアンパバンも暑い!お寺に避難して、しばらく休憩させてもらいます。
暑季のラオスの真昼間、子連れでブラブラするのは現実的でないことを思い知りました。 -
3月31日火曜日 旅行4日目
ルアンパバンの早朝、5時過ぎ。托鉢を観に行く。
冷んやりとした空気がとても気持ちいい。
宿周辺のモーニングマーケットでは、開店準備が始まっています。
いろいろ買い食いしながら散策。
ルアンパバンの魅力は朝の数時間に凝縮しているように感じます。
以後、散策は朝と夕方。昼間は各種ツアーに参加することにしました。 -
[モーニングマーケットにて]
朝6時、ラオス料理の美味しさの証。 -
この日は、エレファントビレッジの象乗りツアーに参加。
子供は象の首に乗せてもらい大喜びでした。
象の名前はラムトン。♀ -
[エレファントビレッジにて]
ナムカーン川を象の背に乗って渡ります。 -
エレファントツアーの後は、例によって宿に戻りシャワーと洗濯、しばらく休憩。
夕方、メコン川を渡り対岸のシェンメン村へ。
ガタガタの地道を登り、川と平行に走る小径に入ると、、、たくさんの子供がいて、動物がいて、家族の団欒があって、、、10年前に見た素朴で豊かなラオスがそこにありました。
渡し船はハードルが高いので、私たちはお気楽なフェリーで渡ります。
(この辺りの散策路はhobo mapsに詳しく載っています。) -
[対岸の船着場]
坂道を下ったところがフェリー乗り場。
フェリーが見えています。
行きと帰りではなぜか料金が違いました。 -
4月1日水曜日 旅行5日目
今日も早起きして散策。
モーニングマーケットを南に抜け、インタソム通りを渡って路地を分入ってみると、そこはゲストハウス密集地帯。一体何件あるのか、ここに住んでいた人たちはどこへ行ってしまったのか???
写真は、さらにチャオファーグム通りを渡ったところにあるワットファラマハタート入口の階段です。静謐で気持ちのいい境内でした。
その後、モーニングマーケットに戻り、いろいろ買食いし、宿に戻りました。 -
[モーニングマーケットで買食い]
ココナッツミルク味の明石焼?激ウマ!5000キープ -
朝食後、2泊した「ラオ・ルー・ロッジ」をチェックアウト。
モーニングマーケットまで徒歩数秒という抜群のロケーションながら、静かで落ち着いた雰囲気が最高の宿でした。部屋も清潔で、スタッフのさりげない心遣いが心地いい。娘も一番気に入っていました。
あと1泊なので延泊も考えましたが、半島先端部を朝散策してみたかったので、アンマタゲストハウスへ引っ越し。 -
新しいゲストハウスへ移動中。朝は涼しいので移動も楽。
-
宿を移り、この日はパークウー洞窟へメコンクルーズ、昼食付き。
10時過ぎ出航。対岸には昨夕散策に訪れた村が見えています。
風をうけて気持ちいい。
普段ツアーに参加することは殆どありませんが、暑い時はこういう過ごし方もありですね。 -
実は、このメコンクルーズ、あまり期待していませんでした。
が、一言で言うと爽快!
気持ちが快晴の空に抜けていくような感じ。
豊かなメコンのスケールを十分味わいました。
これならノーンキャウやファイサーイへの長距離クルーズもありだなと思いました。 -
[メコン川クルーズにて]
雨季にはあのテッペンまで水位が上がるのか? -
[メコン川クルーズにて]
難破船?を発見。 -
[メコン川クルーズにて]
途中で立ち寄った酒作りと織物の村。
手織り綿スカーフが1ドル、10000キープ。安い!色合いも綺麗。
ただし、端が留めてないので、自分で括る必要あり。 -
[メコン川クルーズにて]
岩山の左下がナムウー川との合流点。
川の色が違って見えます。
画面左がメコン川上流方向、岩山に沿って奥がノーンキャウへ。 -
クルーズ終了後、宿にてしばらく休憩。夕方からレンタルサイクルに二人乗りで、昨日行った対岸の村にもう一度行ってみることにしました。
昨日途中まで歩いた小径は、集落を抜けると急に悪路になり断念。その先には幾つかお寺があるようです。
小径の入り口に戻り、今度はメインストリートを北へ。未舗装のダート道は二人乗りではかなりキツイ。が、しばらく進むといきなり視界が開け、水田が広がる桃源郷のような景色が目の前に広がりました。家に帰る水牛の群。彼方に連なる山々も美しい。西日の中で全てが輝いていました。娘と二人で暫し感動。
満足して、フェリーで市街に帰ると、今度はメコン川に映る美しい夕日を見ることができました。
ルアンパバン最後の夜、いつものようにナイトマーケットへ。お土産を物色し、美味しいフルーツシェイクを飲んで、と余韻を楽しんでいたところ、最後に落とし穴が、、、。
明日のツアーのために5千円ほど両替しようと両替屋へ。そのまま宿へ戻り、ふと胡散臭い両替屋の女性の顔が気になりカウントすると、約10万キープ少ない!後の祭りです。小額紙幣が異常に多かったのでまあいいかと思ったのが運の尽き。現場でカウントすべきでした。シーサワンウォン通り、グリーンディスカバリーの近くにある小さなボックスの両替屋には注意が必要です。翌日HISでその事を話すと、被害は私だけではないことがわかりました。 -
4月2日 木曜日 旅行6日目
ルアンパバン最終日。
あいかわらず気持ちのいい朝。ワットシェントーンから半島の先端、カーン川とメコン川の合流地点を散策。竹橋は早朝なのでタダで渡れました。
朝ごはんはセーン寺の前にあるカオソーイの店。
この後、宿に戻り、ドタバタとチェックアウト。最後のビックイベントであるモン族村訪問ツアーに参加するため、荷物を担いでHISへ向かいます。 -
ナムカーン川の朝焼け。
乾季は焼畑の影響で、基本的に一日中靄が掛かっています。
雨季になると煙が一掃されて、美しい緑の景色になるそうです。 -
[セーン寺の前のカオソーイの店]
ハーブ野菜が一緒に山盛りでてきます。
見た目は真っ赤だが、あまり辛くない。 -
日本語ガイドのイェンさんとともにHISを車で出発。
先ずはUXOラオへ行き、ラオスの不発弾処理施設の見学。
次に、ポーシー市場で子供のシン(巻きスカート)を購入。
合わせて、昼食の食材を購入。イェンさんにいろいろ教えてもらいながら買い回ります。肉は素手で掴んで選びます。通常、旅行者は食材を買いませんから、ここでの買い物はかなり楽しいひとときでした。
次は、イェンさんが4年生まで通ったという小学校見学。
そして、彼女の実家のあるクアティーソン村へ。集落の中にあるご家庭にお邪魔し、一緒に昼食を作り、娘は刺繍を習い、最後はモン族の民族衣装を着せてもらいました。お昼休みには子供たちが学校から帰ってきて、にぎやかな昼食になりました。
モン料理は、塩によるシンプルな味付けで、日本人の口に合う優しい味でした。ご飯の上におかずをのせて食べると箸(スプーン)が止まらない。満腹!
このツアーの魅力は、充実した内容もさることながら、ガイドのイェンさんの人柄に寄るところが大きいと感じました。帰国後、彼女が様々な背景を持つ素晴らしいガイドであることがわかり納得しました。 -
[UXOラオにて]
ボンビー(クラスター爆弾)
ルアンパバンが爆撃の対象となったわけではなく、ここの不発弾は周辺の地域から出たものと説明を受けました。10年前に訪れたシェンクワンのUXOは張り詰めた緊張感のようなものがありましたが、それに比べここは少しゆるい感じ。 -
タラートポーシーで買ったシン。現地の子供たちが制服として着ているものです。
二本で80000K。
イェンさんがウエストの金具を調整してくれました。
彼女はモン族で、小さい頃からナイトマーケットで店番をしながら、日本人バックパッカーを相手に独学で日本語をマスターしたそうです。針を持つ姿に、彼女のこれまでの人生の歴史を感じました。 -
ツアー終了後、トゥクトゥクで空港へ。
ラオスを離れる時が来ました。
バンコクエアウェイズPG0946便
バンコクに到着するとすっかり暗くなっていました。
宿はプラトゥーナム地区。
いきなりの大都会、超ディープな街の喧騒は、先程までいたルアンパバンとはあまりに対照的で、娘はドン引き且つブルーモードに突入。もうホテルから出たくないというのを何とかなだめすかして晩飯に連れ出します。美味しいカオマンガイを食べて少し機嫌を治してくれました。
この時点で、すでにバンコクは今回の旅の蛇足のような状態。翌朝はホテルでゆっくり過ごし、15:20発エアアジアXJ610便でドンムアン空港から帰国の途に着きました。
飛行機の中で、娘はずっと旅行記を書いていました。旅行記の最後は次の文で締めくくられていました。
「いろーんなことがあって、それを全部ひっくるめて、とっても楽しかった。
飛行機の窓からはめっちゃ明るい月が見えてる。」 -
帰国翌日。
桜が満開でした。
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