サラリーマンの10日間ゴーキョピーク（未遂！）

2015/03/08 - 2015/03/18

ネパールのゴーキョピークへ、日本出国から帰国まで１０日程度で目指しましたが、シーズンがずれていたようで！たどり着けませんでした。その記録です。参考になればと思います。

3月8日夜東京発
3月9日 昼カトマンズ着、ＴＩＭＳカード取得、手配していた航空チケット取得
3月10日 早朝テンジンーヒラリー（旧ルクラ）到着、9：00−17：00ナムチェ到着
3月11日 8:30-ナムチェ発　16:00ドーレ着
3月12日 8:30-ドーレ発　12:30マッチェルモ着
3月13日 8:30ゴキョーピークをあきらめてマチェルモ周辺散策4700M、午後マチェルモ発　15:30ドーレ着
3月14日 8:00ドーレ発　15:00ナムチェ着
3月15日 8:00ナムチェ発　15:00ルクラ着
3月16日 ルクラ便欠航　国際線miss!
3月17日 ルクラ発　カトマンズ昼着　Atithi toursへ行き国際線手配 夜 カトマンズ発
3月18日 昼成田着

エリア エベレスト山周辺(ネパール)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 飛行機
• 旅行の手配内容: 個別手配

1年前に、アンナプルナベースキャンプに1週間で行って戻ってくることができ、とても楽したっかので、では、10日ぐらいかければ、エベレスト近辺のゴーキョピークに行けるかもという期待をもって、ともかく、カトマンズ到着の翌日朝ルクラに到着しました。

カトマンズでは、ＴＩＭＳは入手しておきましょう。国立公園入園料は現地で支払い可能です。４０００ルピーでした。

Ｄａｙ１
ルクラから、ナムチェバザールへ
８時間から９時間かかりました。登りらしいところは最後の１時間だけですが、空気も薄くなり、なかなか進みませんでした。
ここで、大学生さんと会い、案内をしてもらいました。観光地ですが、サバイバル的な場所で日本人に会うのは大いに安心できました。

Ｄａｙ２
ナムチェバザールからドーレへ
８時頃出発し昼食をとり１５：３０頃到着しました。
ナムチェバザールでガイド兼ポーターをお願いしました。1,500ルピー/day ですが、最終日にはお礼込みで　2,000ルピー/day を払いました。

その、ガイドの話だと、「１週間前にすごい雪が降って、台湾からの客を案内したが、途中で引き返した、１ヶ月後なら、いいシーズンなんだけどね。」とのこと。
途中の道が雪解けの泥で、特に4,000mぐらいの高さの峠が、すべりやすく、時間がとられました。高地順応の日を設けていなかったのは少し不安でした。

Ｄａｙ３
ドーレからマチェルモへ
８時頃出発し１３時ごろマチェルモ着
あたりは、ずっと雪で覆われていました。
その間、２つほど山小屋がありましたが、この季節はまだ開いていないとのこと。
ガイド曰く「この雪だとゴーキョピークは無理かもしれない」とのこと。湖は？ときくと、「いまは、全部凍っていて雪で覆われているだけだよ」とのこと。ピークに行かなくても、ゴーキョに行って帰ってくることはできるけど、どうする？

ナムチェでの高地順応の日を設けていなかったこともあり、シーズン中なら医療チームがマチェルモがいるらしいので、「血中酸素濃度を1000ルピーぐらいで計れるかも」とガイドがいっていたので、是非みてほしいと思っていましたが、今シーズンの医療チームはまだ来ていないとのこと、「明日ぐらいに来ると思うよ。」とのことでした。

Ｄａｙ３　−　午後
午後、ゴーキョに行かない決断をしました。今回の目的をあきらめることになり、それなりに大きな決断でした。

明日、午前中マチェルモあたりの山をのんびりハイキングして帰ることにしました。

写真は、腰のあたりまでの雪があった場所です。

Ｄａｙ４
午前中の散策で４７００Ｍあたりのガイドさんです。
ちなみに、彼、３月末のエベレストマラソンで２回優勝したことがあるそうです。エベレストＢＣからナムチェバザールまで４２Ｋ（道なき道、クレバスあり）を３時間４０分ぐらいで走るんだそうです。いや、びっくり。

ここで折り返して、午後ドーレへ。

Ｄａｙ５
ドーレからナムチェへ

Ｄａｙ６
ナムチェからルクラへ

Ｄａｙ７
ルクラからカトマンズへ行ってそのまま、国際線に乗るつもりでしたが、噂に聞いていた（憧れの！？）ルクラーカトマンズ便の欠航で１日足止め。　なお、この季節はどの場所でも午前中はたいていは晴れているのですが、その日はだめでした。

Ｄａｙ８
ルクラからカトマンズに昼着。その足でタメル地区のatithi　toursへ。
事前にメールで連絡をしてはいましたが、国際線を即座にとってくれたため、夜出国することができました。６００ＵＳＤの余分な出費となりましたが、いい経験になりました。

今回は全行程１０日程の日程で、エベレストＢＣではなく、時間のかからなさそうなゴーキョピークを目指しましたが、季節が少し早かったようです。
　雪が少なければ、ドーレからゴーキョへ行って、翌朝ゴーキョに荷物を置いて、ピークに行って、その日にマチェルモへ戻れば、日程的には不可能ではないようでした。　しかし、行くのが１ヶ月早かった！！！　
　それとアンナプルナＢＣとは雰囲気が異なり、ただ、黙々と歩くという時間が長かったのも、思っていたことと違いました。アンナプルナＢＣでは、すれ違う人や、山小屋で、いろいろ話をしたのですが。
　日程的に高地順応の日を設けていなかったので、一抹の不安はありました。やはり、不安要素は少ない方がいいですね。
　ゴキョーピークには行けず、帰りの国際線にも乗れなかったりしたのですが、atithi toursの人や、ガイドさんから、ネパールの人の親切さ、山岳地帯での物は少なく寒いけど、なんだかあたたかい感じを感じられただけでも十分楽しい旅行でした。
　これを読んで下さるかたには、ゴーキョピーク行くなら４月になってから行った方がいいようですよ、とお伝えします。みなさん、よい旅を！