ヨセミテ国立公園 （アメリカ西海岸ドライブ旅行　その２）

2009/08/15 - 2009/08/22

【８月１５〜２２日　アメリカ西海岸ドライブ旅行した　４〜６日目の概要】

１８日はモントレー半島の１７マイルドライブを走ってから、しばらく北上して、途中ギルロイというニンニクの産地で有名なところにあるアウトレットに立ち寄ってショッピングとランチの後、セントラル・バレーという広大な畑の直線道路をひたすら東へ向けて走りました。最後はマーセド川に沿って山道を走って西ゲート（Arch Rock Entrance）からヨセミテバレーに入りました。
１９日はヨセミテバレーをサイクリングしたり、車でトンネルビューやグレシャーポイントなどに行ったりして過ごしました。
２０日はタイオガロードをモノレイクまで通り抜け、ヨセミテの北側の道路を走ってから、サンフランシスコに移動しました。

エリア アメリカ

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: レンタカー

モントレー半島１７マイルドライブの後は、東に約３００KM、ヨセミテまでドライブです。海岸から５０KMも遠ざかると天気も快晴になり、気温もどんどん上昇して約３０度。寒流の影響の大きさを感じました。
途中、モントレーから車で北東へ１時間くらいのギルロイというニンニクの産地で有名なところにあるアウトレット（写真）に立ち寄りました。４つのブロックに分かれていて、約１４０店舗が入っていてとにかく広い。各ブロックの間には車道が通っている。私はジョンストン＆マーフィーのシューズとサムソナイトの大きなスーツケースをゲットしました。
ここのフードコートで食べたニンニク風味のフライドポテトやピザが美味しかった。

http://www.premiumoutlets.com/outlets/outlet.asp?id=23

ギルロイを後にすると、世界で最も生産性の高い農業地帯のひとつであり、カリフォルニア州全体の農業を支えるセントラル・バレーという広大な畑が広がるエリアのどこまでも続く直線道路をひたすら東へ進みました。そして、最後はマーセド川に沿って山道を走って西ゲートからヨセミテバレーに入りました。

２泊したカリービレッジのテントキャビンの内部です。
割合奥の方のキャビンだったので、駐車場ではなく、キャビン村の間を通っている未舗装道路のキャビンから近い場所に縦列駐車してスーツケースを運びました。
私は登山でテント泊は慣れていますが、家族には新鮮な体験だったようで、喜んでいました。

http://www.yosemitepark.com/curry-village.aspx

共用バスルームとシャワー施設が備わって、トイレはいくつか点在しています。日が暮れると足元が暗くて歩きにくいので、懐中電灯かヘッドランプは必携です。忘れた場合は、敷地内のコンビニエンスストアでも調達できますが。
キャビンの前の金属の箱はフードロッカーです。

共用ダイニングとレストランエリアも併設しています。また、敷地内には、アクティビティ・デスクとコンビニエンスストアもあります。
初日の夜ははメインダイニングで、２日目はPIZZA PATIOでピザなどを食べました。

dining pavilion, pizza deck, ice cream & coffee corner and the Curry Bar.

１９日は朝からサイクリングをしました。バレー内には全長約２０?のサイクリングトレイルが整備されています。カリービレッジで自転車を借りて、林の中や車道脇のトレイルを走って、ヨセミテビレッジまで行ってビジターセンターを見学し、ビレッジストアで飲み物など調達しました。

次にロウアー滝トレイルを目指しました。途中までは幅が広く自転車で行けますが、道幅が狭くなってからは自転車を押しながら進みました。

見上げると今日も空は青い、良かった。

バックがロウアー滝だが水量が少ない。ここから少しつめれば滝壺に行けます。

ロウアー滝トレイルを下りてきてセンチネル橋を渡るところです。

センチネル橋から見たハーフドームとマーセド川

マーセド川から見たノースドーム

サイクリングの途中に休憩がてらアワニー・ホテルで早めのランチを食べました。

テーブルからパンくずなどが落ちてくるのをリスもわかっていて、椅子の足元に何匹も集まってきました。

アメリカ人が一度は泊まってみたいと憧れている有名なアワニー・ホテルの外観で、ヨセミテバレーのなかでも最も景色の良い場所に１９２７年に建てられたホテルです。

アワニー・ホテルの庭から自転車のトレイルが続いています。

アワニーホテルの庭さきからもトレイルが出ています。
遮るものがないので、展望も良く気持ちが良かった。

バレーの東橋端にあるミラーレイクに行きましました。途中から自転車を置いて歩きました。３０分弱でミレーレイクに着きましたが、残念ながら湖は干上がっって小さくなっていた。

暑かったのでカリービレッジ近くのマーセド河畔に下りました。カリービレッジからラフティングもしたかったのですが、残念ながら子供用のゴムボートがやっとという水位で禁止されていました。

一旦テントキャビンに戻って着替えてから、車でグレイシャーポイントを目指しました。
まず、ブライダルベールに立ち寄りました。一旦テントキャビンに戻って着替えてから、車でグレイシャーポイントを目指しました。
まず、ブライダルベールに立ち寄りました。駐車場から巨岩がごろごろと並ぶ道なき道を１０分ほど登っていくと滝の真下まで着きます。

この滝はヨセミテ滝より水量が多くて、滝壺近くまで行くと、水しぶきが飛んできました。

グレイシャーポイントへ向かう道を登っていくとWawona Tunnelがある。このトンネルの入り口にある展望台です。
ヨセミテを訪れた人は必ず立ち寄るといわれている所で、左手にエルキャピタン、その向こうにはハーフドームと、誰が撮っても写真になる絶景です。

望遠レンズでハーフドームを大きく撮りました。

展望台に行く途中の道で、リスが西海岸だけに生育するサトウマツの大きな松ぼっくりを食べていました。

バレーのカリービレッジから約１時間かかりますが、この展望台はカリービレッジの頭上にそびえる絶壁のてっぺんにあたります。
駐車場から５分程度歩きます。

ハーフドームをバックに。ハーフドームはここグレイシャーポイントから見るのが最高だと思います。

展望台からバレーを見下ろす。

望遠レンズでとらえたハーフドーム。ここを訪れるなら、午後がお勧めです。丁度光が順光になり写真撮影するのに適した状態になるので。

グレイシャーポイント手前のポイントから眺めたハーフドーム。のっぺりとして少し間の抜けた感じ。

２０日はタイオガロードを通り抜けた後、ヨセミテの北側の道路を通って、サンフランシスコに向かいました。
バレービューから眺めたマーセド川を前景にしたエルキャビンとカテドラルロック

バレーの出口（入口）の付近から眺めたエルキャビンです。

近くの橋まで歩いて行ってマーセド川越しに別の角度から見たエルキャビンです。

タイオガロードは、ヨセミテ国立公園の北側を通って東に抜ける道。ヨセミテバレーのような混雑もなく、雄大な景色の中を快適なドライブふぁ楽しめます。
（写真は）湖底がみえるほど透き通った綺麗な水のテナヤレイク。
近くにいた西洋人の家族は普通に湖に入っていたが、水は冷たく我が家ではとてもムリ！

オルムステッド・ポイントという一面の豪快な花崗岩の石畳の山

遠くにハーフドームを望めます。

タイオガパス付近の山々（その１）
以前ＧＷに山仲間と訪れたときは、タイオガパスのゲートから先は通行止めで、その周辺の山は雪で覆われていて山スキーを楽しんだことを懐かしく思い出しました。

タイオガパス付近の山々（その２）

タイオガパスからはつづら折れの道を一気に下っていきます。モノレイクが見えてくると道も緩やかになってきてヨセミテとはお別れでシエラネバダ山脈の内陸側を南北に走る幹線（３９５号）はもうすぐです。

合流する少し前に右手にＧＳがある道に右折して少し進んだところにある展望台
から眺めたシエラネバダ山脈です。

振り返るとモノレイクを見下ろせます。

３９５線を少し北に走ってから左折し、ヨセミテの北側の道路を走ってサンフランシスコを目指しましたが、その途中の山中の眺めのひとつ。