山村探訪(2) ～ 長野県栄村（五宝木・秋山郷）

2014/10/10 - 2014/10/10

「豪雪で孤立」というニュースを以前見て、どんなに雪深いところか見てみたいと思ったのですが、冬タイヤもなかなか買えそうにないので（笑）、紅葉の時期に来てみました・・・

エリア 飯山・栄村(長野)

どうせなら、冬は通れないルートで・・・

奥志賀高原ホテル手前の分岐、奥志賀公園栄線（県道502号）の起点からスタートします。

雑魚川渓谷に沿って走ります。

この橋を渡ると栄村。

ここで県道と別れ、雑魚川林道（林道秋山線）へ。

車が沢山停まってたので、何があるのかと思ったら、大滝という名所でした。でも40分も歩くのはかったるいので、とりあえずスルーでw

名もない小滝なら、そのへんにあるし・・・

紅葉もまだ一割くらいでしょうか・・・

右は切明、左は屋敷という分岐に出ます。

切明温泉到着。1828年、秋山郷を旅した鈴木牧之は、ここ切明で「秋田マタギ」と出会ったという。

川原の露天風呂

掘ると温泉が出るという、珍しい川原・・・

早速掘ってるしw

急坂を下ったら、和山温泉仁成館という立派な宿に出ました。
ネットでみたら、残念ながらご主人が亡くなられたとか。

新潟側からみて一番奥にある、和山集落に着きました。

いいとこだな！（逆光だけど・・・）

次は上の原という集落に入ります。

入口付近にあった建物。旧小学校校舎のようにも見えます。（個人の感想ですw）

上野原集落全景。

水車を備えた建物には、「秋山郷の古美民芸品」と書いてありました。

集落を抜け、細い道を上って行くと、

天池が現れました。（ウルムチや白頭山のとは結構ちがうけど・・・）

そして更に先へ進むと、苗場山三合目駐車場まで行けます。
苗場山って、スキー場とは違うところなんですね？

道端では、何かを掘っています。温泉？石油？それとも・・・

途中にあった、大瀬の滝。

小赤沢集落が見えてきました。
黄金色に輝く稲穂がきれいです。

小赤沢集落の光景。

第一村人発見。この家の前で、特別天然記念物の

ニホンカモシカに出会ってビックリ！でも地元の人によると、全然珍しいことじゃなくて、結構迷惑な存在らしい・・・

こちらでは、刈り取りも終わり、

稲藁を干す作業をしていました。

国道405号線に出て来ました。

秋山郷総合センター「とねんぼ」

役場支所、簡易郵便局のほか、

民俗資料室も併設されていて、生活用具などが展示されています。
役場の人も親切なので、何かあれば質問してみるのもいいかも・・・

秋山郷保存民家

小赤沢の福原総本家を1975年に修復したものだそう。

小赤沢の土産物店。

谷底に広がる屋敷温泉。

中津川沿いにあります。

秋山小学校

上野原・五宝木に分校のあった時代も・・・

秋山郷民俗資料館

道狭くパサ入れずw

屋敷集落

平家の落人伝説の伝わる秋山郷。新潟県にあった三面集落などと比べると、秘境度はそれほど高くないかも・・・

上から振り返ってみる・・・

次は、五宝木へ・・・

五宝木トンネル

トンネルができた頃には、住む人が・・・ry

2000年開通ということで、なかもまだきれい。

やっと五宝木集落が見えてきました。

開拓記念碑

戦後食糧難の時代、次男三男対策もあって秋山郷からの入植が始まったという。

五宝木分校学び舎の跡

昭和21年　此の地に14戸入植
昭和32年　五宝木分校開校
昭和52年　閉校此○より若者30名巣立つ
（○の漢字が読めない、教えて！林先生w）

「3年ほど前から住民は全員、11月末から翌年3月末までの4カ月間、役場近くに住むようになった。」（2006年1月28日付信濃毎日新聞）

とあるので、今は通年居住しているわけではなく、冬は雪下ろしに通うくらいとか・・・

もう日も暮れるので、帰途につきます。

秋山郷 自然・景勝地