フィンランド（ラップランド）9日目：オウル

2015/03/07 - 2015/03/07

執事とご主人様の旅、第3段（4travelの旅行記では・・・）。ご主人様が立てた予定では、オウルは夜飲み歩くのが楽しいとのことで、金曜日＆土曜日にオウルに来る様に計画したそうですが・・・。

☆ご主人様が立てた旅程☆
1日目：ロンドン→ヘルシンキ
2日目：Kakslauttanen (ガラスイグルー「Glass Igloo」）
3日目：Kakslauttanen (丸太小屋「Log Cabin」)＆サーリセルカ
4日目：Kakslauttanenからロバニエミへバス移動
5日目：ロバニエミ（サンタ村）
6日目：ロバニエミ（ラヌア動物園）
7日目：ケミ（スノーキャッスル＆スノーホテル）
8日目：ケミ（スノーモービル＆砕氷船「SAMPO号」）
9日目：オウル
10日目：オウル→（ヘルシンキ経由→）ロンドン

エリア オウル(フィンランド)

• 旅行の満足度: 4.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0

• 同行者: 友人
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

旅の最後のオウルでは、特に予定はありません。
本来なら、昨晩、夜の街を楽しむという計画だったのですが、疲れていたので、楽しむ間もなく、ホテルに帰ってきてしまいました。

ご主人様の調べでは、オウルは夜の街が楽しい街だということだったので、金曜日、土曜日にしたそうです。

（曜日的には良いのですが、アクティビティーと移動をする同日に夜遊びを持ってきたら体力が持ちません・・・。）

とりあえず、オウルの街を歩いてみます。

まず、ホテルの目の前の大聖堂です。

パステルカラーの建物がとても可愛いです。

何の建物かわかりませんが、シンプルなデザインが、執事はとても気に入っております。

市役所の横を流れる川。

なんかよくわからないですが、絵になります。

夜の顔とはまた違う昼の市役所。

オブジェ的な橋もありました。

本日は、ホテルで朝食ではなく、街のカフェでブランチをしてみたいと思います。

ご主人様が、ホテルの街案内で見つけたカフェ「Antell」です。
1880と書いてますので、創立1880年ということなんでしょうね。

早速中に入ってみると、とても綺麗で雰囲気のいいカフェです。

店内全体はこんな感じです。

セルフサービスなので、カウンターにとりに行きます。

サンドウィッチ系はこちら。

ケーキ系はこちら。

カスタードソースも自分で好きなだけかけることができます。

執事は、ハムとチーズのサンドウィッチに、紅茶にしてみました。

とても美味しかったです。

ご主人様は・・・。

クリームたっぷりのケーキに、カスタードソースをたっぷりかけてます。

オレンジ色のスムージーとコーヒー。

ブランチがこれで良いんでしょうか？
本人が喜んでいるから良いのでしょう。

さて、オウルの街には、市場があるとご主人様が仰っておりましたが、どこにあるのかはわかりません。

ホテルにあった街案内にも、市場のカフェで一息つくのはおすすめですと書いてあったので行ってみたいのですが、全く持ってどこにあるか見当がつきません。

街のデパートのマリメッコの店員さんにきいてみましたが、我々が何を言いたいのかがうまく伝わらない様です。携帯でオウルの市場について検索した画像を、見せたところ、わかったらしく、道を教えてくれました。（といっても、マリメッコの前の道を海に向かってまっすぐとのことでした。）

5分くらい歩いたところで、少し雰囲気が変わり、市場に来たのだなとなんとなくわかりました。

夏ですと、露天のお店も出ている様ですが、冬なので外のお店はありません。

こちらの中央市場の様な市場は、通年でやっている様です。

市場の入口の前にある、このおまわりさんの銅像ですが、どうやら結構有名な様です。なぜ有名なのかはわかりませんが・・・。

市場は、８時から開いている様です。曜日によって、閉場時間が違う様です。

ペットやタバコが禁止のサインはよく見ますが、スケボーとローラーブレード禁止のサインまであるんですね。

市場の中はとても綺麗です。

お魚屋さんやお肉屋さん、お土産屋さんもあります。
お魚屋さんの小魚のフライが3.90ユーロで売っていたのですが、お腹いっぱいでなければ、執事は食べたかったです。

トイレもありましたので、困った時はどうぞ。
（有料か無料か見てきませんでしたが・・・）

ありました。市場のカフェです。
オープンな感じなので、気軽にくつろげる感じで良さそうです。

我々は先ほどカフェに行ったばかりなので、見るだけでしたが。

市場の周りは、倉庫街の様な、独特の雰囲気を醸し出しています。

こちらは、売り物なのでしょうか？

レストランやバーが軒を連ねております。

こちらのパンケーキレストランですが、ご主人様の調べが入っていて、行ってみたかったそうですが、結局お腹いっぱいですので、今回は諦めます。

市場の入口の斜め前に、スケートリンクらしきものがありました。

おそらく、こんな感じになる（なっていた）のだと思います。

現在は、なんかライトの提灯の様なものが破れてしまっていて、荒んだ感じになってしまっておりますが・・・。

スケートリンクの前にもバーが3軒並んでいます。
ちなみに、一番左は「KARAOKE」と書かれていて、そのままカラオケバーです。
（午後８時からだそうです。）

その他にも、この周辺にバーやクラブがたくさんあり、夜の街が楽しいといわれる理由が見えてきました。

夕食の時間となりました。

もう、ご主人様は、旅をプロデュースする気が飛んでいっておりますので、執事がオウルの案内雑誌を見て、なんとなく聞こえが良いところを選んでみました。

「Grill it!」という、その名の通りグリルを専門としたレストランですが、古い消防署の建物を改造して作り、そこにあと2軒バーとレストランが入っているとのことでしたので、最悪、他の2つに滑り止めをと思いやってきました。

1階はスポーツバー、3階が少し高級目なレストランの様でした。
3階の方は、閉まっているっぽかったので、予定通り2階のGrill it!に入店してみました。

店内は、結構広いのですが、ウェイトレスが2人とバーマンが1人でホールをまかなっているらしく、テーブルに通されたものの、ウェイトレスさんに忘れられてしまったようで、待てど暮らせど誰も来ません。

よって、執事、バーに戻ってきたバーマンに、誰か我々のテーブルにオーダーを取りによこして下さる様お願いしました。

メニューはこんな感じです。

執事は、貝とサーモンのテーブルグリルというものを頼みました。

テーブルグリルと書いてあったので、焼き肉の様にテーブルで焼くのかと期待していたのですが、来たのはどちらかというと保温用のろうそくです。

パンが出てきました。

ピッタブレッドのような、薄いパンもあり、少し変わっております。

貝とサーモンのテーブルグリルが来ました。

全くジュージューいっておりません。

ソースが3種類あり、サラダがついております。

味的にはおいしいのですが、少し期待外れだった感があります・・・。

ご主人様のT-boneステーキです。

こちらは、とても美味しいそうです。
（見た目通り、実際に美味しかったです。）

デザートに、「ラズベリーのティラミス」というものを頼んでみましたが、ティラミスというよりもEton Messと言った方が良いでしょう。

美味しかったですが、サービスが少し遅いのが気になります。
ただし、バーマンがとても良い方でしたので、それでご主人様のご機嫌を損なわずに済んだ感じです。

夕食後、せっかく昼間歩いてバーのあるところを見つけたので、マーケット近くのバーに行ってみようとこちらのバーに来てみました。

バーの入口が、雨が降ったため雪が溶け、氷がむき出しになり、濡れているのでもの凄く滑ります。

バーの中はこんな感じ、もの凄く混んでいる訳ではないのですが、常連客らしき方々が、カウンターを取り囲んでいるため、混んでいる様に見えます。

右側の赤い飲み物は、ロバニエミで飲んだジンの飲み物の赤い版です。

ロバニエミで飲んだ水色ラベルのものは、グレープフルーツジュースで割ったもの、こちらの赤いのはラズベリーで割ったものだそうです。（先ほどのレストランのバーマンが説明してくれました。）

ロバニエミのホテルの地下のバーのバーテンダーさんが、説明してくれたこちらの「Ron de Jeremy」というラム酒。

Ron Jeremyというアメリカの有名なAV男優さんの名前から付けられたこのお酒ですが、フィンランド以外の国ではラベルにその男優さんの似顔絵が描かれております。
ただし、フィンランドでは、このお酒が性的な何かを引き出すと連想させるかもしれないという理由から、男優さんの似顔絵は使ってはいけないと規制され、写真の様なラベルとなっているそうです。

ですので、世界的には、逆にこちらのラベルの方が珍しいのだと思います。

昼間見たスケートリンクですが、電気が付き、音楽がかかっておりますが、誰もいません。

照明のカバーが破れているのが、やっぱり荒んだ感じがして・・・執事的には、嫌いじゃないです。（というか、むしろ好きです。）