2014/11/11 - 2014/11/13
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Dwind_999さん
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インドを旅しての三つの印象。
・人が多い
・ゴミが多い
・埃が多い(土ぼこり)
人間の多さ、いたるところで舞い上がる土ぼこり(喉が弱いのでマスクして歩くことが多い)、そしてゴミの散乱。ゴミが落ちている、というレベルの問題ではなく、”どこでもゴミ捨て場”といった感のあるインド。
「それがインドだ!」とわかっていても、やはりウンザリします。
街を歩けば、狭い路地でも”そこどけそこどけ”とばかりにバイクがピーピー、クラクションを鳴らしながら走っていく。
そんなインドに1ヶ月もしたころにはもう飽きてしまいましたが、何とか左回りに一周してコルカタに戻ってくることができました。
インドの長期旅行はあまり計画を立ててはいけない。臨機応変に行動し、自由な旅を楽しむのがインドの旅だ、と旅の達人はおっしゃる。
私もそんな旅に憧れます。
しか〜し、英語も出来ない心配性の60過ぎ(あと2年で前期高齢者の仲間入り)のオヤジ、そんな大胆なことをする勇気がありません。
ということでリスクはあるものの、鉄道チケットの大部分はCleartripから予約購入し、鉄道の日程が決まれば旅の日程もおのずと決まってくるので、宿も事前に予約してしまいました。(Agoda、Booking.com、Expedia、Cleartripから)
この歳になると、バックパックを担いで宿を探し回るのが面倒になってきました。
そんなわけで、インド長期旅としては邪道かもしれませんが、まあ旅の仕方は人それぞれですから。
■今回の旅行でかかった費用。(Rs1=¥2 レート換算)
<インド1周の旅(89日間) 2014/11/10〜2015/02/06>
・航空券:福岡⇔コルカタ 中国東方航空 \43560
・宿代:74泊 ¥154000
・鉄道:¥25000 (17回乗車の内、夜行寝台列車10回)
・長距離バス:¥7100 (6回乗車の内、夜行バス2回)
その他食事代やもろもろの費用を含め、総額:¥352000
※インドルピーの入手はすべてデビットカードを使ってATMから引き出し。
ATM1回の引き出し限度額が1万ルピーまでなので、
Rs9900×10=Rs99000(\198000)
備忘録を兼ねたインドの旅行記です。
- 同行者
- 一人旅
- 航空会社
- 中国東方航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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福岡空港国内線第2ターミナル3Fにある「くつろぎのラウンジTIME」(楽天プレミアムカードで無料)に入ってホッと一息つく。
簡素なラウンジで、ちょっとしたつまみのお菓子(朝だけパンがある)しかなく、飲み物は缶ビール1本かソフトドリンクのどちらかを選択。 -
連絡バスで福岡空港国際線ターミナルに移動して、チェックイン、出国審査の後、プライオリティパスカードで利用できる「KALラウンジ」でビールを飲む。ミールのない質素なラウンジ。
旅への不安とワクワク感の入り混じった、搭乗前のこのひと時を空港ラウンジで過ごすのは何ともいえず心地よい。 -
運賃が安いかわりに乗り継ぎが多い中国東方航空。今回はまず福岡から9時50分発のMU532便に乗って上海浦東空港へ。上海からの出発は「上海虹橋空港」で、浦東から虹橋までは約50km前後離れているので移動が大変。
浦東空港で入国審査を終え、ターンテーブルから預け荷物を受け取ると、近くにあるトランスファーホールへと入り(セキュリティチェックを受けて入る)、男の人が一人だけでやっている小さな5番カウンターでEチケットを見せて虹橋空港へのシャトルバス(機場一線)無料券を受け取る。
無料券受取場所は嫌がらせのようにちょっとわかりにくい所にあり、空港職員に聞きながらたどり着いた。
以前、虹橋空港から浦東空港まで移動するとき、この無料券をもらうのを忘れて30元払ってバスに乗ったことがある。
国際線到着出口から出て、機場一線の1番乗り場から虹橋空港行きのバス(浦東空港T1からT2経由)に乗車。 -
バスに乗って約1時間ほどで上海虹橋空港(シャンハイホンチャオ空港)ターミナル2に到着。
昆明行きの出発までまだ3時間半ほどあったが、早めにBカウンターでチェックインできてよかった。
お楽しみの空港ラウンジ。虹橋空港国内線ターミナルには2つのラウンジがあり、「First Class Lounge V1 」を利用したが、国内線ターミナルのこのラウンジにはビールがなくて残念。食べ物も貧弱で写真を撮る気にもならなかった。 -
上海虹橋空港から乗ったMU5812便は19時半に昆明空港に到着。
預け荷物を受け取り、3階に上がって国際線のチェックインカウンターで荷物を預け、コルカタまでの搭乗券を発券してもらう。そのあと出国審査、セキュリティチェックを抜け68番ゲートへと向かう。
チェックインが終わっても2時間くらいの待ち時間があるけど、この昆明長水国際空港にはプライオリティパスカードが使える空港ラウンジがないのは残念。昆明長水国際空港 (KMG) 空港
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昆明長水国際空港から乗った中国東方航空MU555は午前0時前にインド・コルカタ空港に到着。入国審査を済ませ、預け荷物を受け取り、午前0時半頃には到着ロビーに。
到着ロビーにあったATMで楽天デビットカードを使ってインドルピーを引き出そうとしたところ、何度やってもお金が出てこない。しばらくしてこのATMはVISAカード利用不可ということが判明。
それで、近くにあったエスカレーターで出発階へ上がってみるとすぐそばにATMが何台か見えたが、出発の搭乗券がないと中へ入れないようで、兵士のような女性警備員がいてチェックしていた。
英語がほとんど出来ない私は身振り手振りでその女性警備員に事情を説明して、パスポートを預ける条件で通してもらい、「State Bank of India」のATMから無事Rs9900引き出すことに成功。今回のインド旅で利用したATMはすべて「State Bank of India」を利用。
ちなみに、インドの多くのATMが、差込口にカードを入れてすぐ引き抜き、それから暗証番号を入力するという方式。こんなやり方は初めての経験。引き出し上限が1万ルピーなので、小額紙幣(Rs100)も欲しいので毎回Rs9900を引き出す。
蚊に刺されながら朝まで到着ロビーで夜明かし。
写真はコルカタ空港前。ネータージー スバース チャンドラ ボース国際空港 (CCU) 空港
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コルカタ空港からの最初のエアポートバスが朝8時発なので、それまで到着ロビーの待合室の椅子に座って蚊に刺されながら我慢の眠れない一夜を過ごす。タクシーに乗ればもっと早くコルカタ市内へ行けるけど。
空港前右端の少し先の方にあるバス乗り場から、エアポートバスV01(運賃はRs50:約100円)に乗って約1時間、コルカタのエスプラネード付近でバスを降りる。
事前に調べていた移動方法ではエスプラネードから路面電車でマザーハウス近くのゲストハウスまで行けるはずだったのに、路面電車の乗り場が分からず、近くの商店のオヤジに聞いてみると、その路線は今は走っていない、とのこと。
かわりにこのバスで行け、とバスの番号を教えてもらったがなかなかそのバスが来ないので少し歩いて別な店でまた聞いてみると、今度は違うバスの番号を教えられ、無事オンボロなローカルバスで目的地のノナプクールに到着。運賃Rs4(8円)。 -
エスプラネード付近から20分ほど乗った218番のバス、最初空いている左側の座席に座った所、周りの乗客たちが何やら言う。どうやら、左側のそのシートは女性専用座席だったようだ。
途中で乗客がどんどん増え、通路も身動きが取れない超満員の状態に。 -
マザーハウス近くのノナプクールでバスを降りて、サンタナグループのコルカタゲストハウスへと歩いて行く。
歩道脇には路上生活者の集団がいて、貧富の差が激しいインドへやってきたことを実感。 -
道ばたの井戸水で体を洗ったり洗濯したりする人々。
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「コルカタゲストハウス」(4F)が入っているビル。
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「コルカタゲストハウス」の、道路に面したツインルーム。
ゲストハウスの超質素な部屋で、アメニティグッズは何もなし。
日本人宿のこのゲストハウス(たまに韓国人や中国人もいるけど)には、マザーハウスでボランティアをしている人が多い。
その中に83歳のおじいちゃんがいたのにはビックリ。 -
ゲストハウス近くの通りで、時どきオンボロな路面電車が通って行く。
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懐かしのマザーハウス前。
私の初めての海外旅行がインド・コルカタ。
2003年3月、友人の誘いでついていったマザーテレサ施設訪問の旅。その時によく足を運んだマザーハウス。
その後2006年1月に個人旅行でコルカタ、ブッダガヤ、バラナシに行き、クリスチャンでもない私、朝暗いうちにサダルストリートから歩いてマザーハウスのミサ見学によく通った。 -
街のあちこちで見かける路上のチャイ屋。
チャイは香辛料(ショウガ、シナモン、カルダモンなどの香辛料)の入った紅茶のような茶葉を甘く煮出したミルクティーで、1杯Rs4(8円)からRs10(20円)。 -
街歩きが好きな私は(毎日15Km前後は歩く)、泊まっているゲストハウスからサダルストリート方面ヘはもちろん歩きで、途中にはイスラム人が多く居住するイスラム街あり、鶏肉やヤギ肉、牛肉を扱う小さな肉屋が多く、店先に肉がぶら下がっている光景をよく見かける。
ゴミはもちろんあちこちに散乱しているし、生臭い匂いのする路地は、潔癖症の人ならまず歩くのを拒否するだろうな。 -
イスラム街の間口の狭い肉屋。
牛の頭がたくさん置かれている、ちょっとグロテスクなシーン。 -
サダル・ストリートの入り口付近。
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ササル・ストリート。
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バックパッカーの聖地と言われたサダル・ストリート。
ホテル・マリアとホテル・パラゴンのある路地。 -
ホテル・マリアの前。
この屋台はわりと人気があるようで、歩道に置かれた長椅子に座って食べる旅行者をよく見かける。 -
サダル・ストリート付近の路地。
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サダル・ストリートの中ほどにある「BLUE SKY CAFE」前。
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ゲストハウス前の通りから、26番の路面電車(トラム)に乗って、ハウラー橋まで行ってみた。運賃Rs6(12円)
ゆっくりとした速度で走る路面電車、交通渋滞などがあると車がレールをふさいでしばらく止まることも。
乗降車時に電車が完全に止まらないことも時々あり、年老いた体で飛び乗るのは大変。
<コルカタの路面電車>
http://www.youtube.com/watch?v=niHzs7iR2gw -
今回の旅では、タブレット(ネクサス7)に入れているGPSマップ(MAPS.ME)が大活躍。以前はショルダーバックにガイドブックなどを入れて街歩きしていたが、今はこのタブレットだけを手に持って街をぶらつくことが多くなった。
電車やバスに乗っても、自分の降りる場所がわかるので大助かり。
迷路のような旧市街の路地からもなんとか脱出できる。
しかし、スマホ(古いガラケーしか持っていない)と違ってタブレットを見ながら歩くのはちょっと目立ち過ぎ。 -
ハウラー橋手前で路面電車を降り、ハウラー橋の方へと歩いて行く。
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ハウラー橋左下にはフラワー・マーケットがある。
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賑わいをみせるフラワー・マーケット。
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ハウラー橋をハウラー駅の方へ渡って行く。
左手向こうに赤茶色の建物のハウラー駅が見える。 -
22本のホームがある巨大なハウラー駅。
ホームは1番から16番が旧駅にあり、16番から22番までが新駅(9年前に来たときはなかった)にある。 -
ハウラー橋を戻ってきて、バラバザールの方へと歩いていく。
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種々雑多な店が軒を連ねる、かなり大きな市場「バラバザール」。
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バラバザールの一角で食べたローカルフード。
型押しされた葉っぱのお皿に入れられた、カレー味の何だかよくわからない食べ物だったが、あんがいおいしかった。Rs7(14円)。
<コルカタのローカルフード>
http://www.youtube.com/watch?v=WBefXJyEaOQ -
ハウラー橋近くの道路わきで、花や何かの葉っぱを売る女性たち。
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CLEARTRIPでは空席がなくて購入できなかった鉄道チケット、もしかしたら外国人枠で買えるかも、ということで「BBD Bsgh」付近にある「Eastern Railway Office」にやってきた。
用紙に記入して約1時間待ち、12月30日乗車の、Mumbai CST(CSTM)23:05→Karmali(KRMI)翌11:02の列車?:10111のチケットが手に入り、ほんとに良かった。
2Aのシニア料金でRs900(1800円)。 -
インドのスナック菓子ジャレビー(jalebi)。
油で揚げて糖蜜に付けた、超甘いお菓子。 -
ニューマーケット付近のリキシャ。
はだしで頑張るおじさん。 -
4階にあるゲストハウスの部屋の窓から見た路面電車。
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ゲストハウスからサダル・ストリートの方へ歩いていく途中、いつもと違う道を通ってみると、スラムのような住居があり、生活感あふれる日常の光景が見られた。
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サダル・ストリートにあるレストランで食べた、「パニール・バターマサラ(Rs70)」とプレーンライス(白ご飯)とコーク。全部でRs110(220円)。カレーはあまりおいしくなかった。
インド人はご飯をたくさん食べるようで、食堂やレストランでプレーンライスを注文すると、普段私が食べている1食の量の3倍から4倍はあるのが出てきたりして、残すこともよくあった。 -
コルカタ滞在中によく食べた、サダル・ストリートの近くにあるスイーツ&ベーカリーの店「KATHLEEN」。
1つRs20(40円)のミニケーキ3個と、インド版コークのサムズアップRs20。
いつ作ったのかわからないような、ちょっと怪しげなスイーツが多いインド、そのなかでここのケーキはまずまず信頼できそうなのでよく食べた。 -
街角でよく見かける、サトウキビジュース。
これでもかと、何度も搾り取る。
人力だと、けっこう力仕事だろうな。 -
歩道脇で、肉を切り分けたりして食堂の準備をする男たち。
ノラ犬が物欲しそうにうろつきまわる。
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