2015/03/01 - 2015/03/02
46位(同エリア123件中)
ごん太2さん
このごろ旅に出ると晴天にめぐまれていたのに、今回1日目は天気予報どんぴしゃの雨。しかも一日やむことなく、日程も縮小せざるをえないほど。ただし2日目はうってかわった晴天。まさに雨のち晴。
鳥取から大阪方面へしばしもどると郡家の町に出る。そこから若桜まで若桜鉄道が30分ほどかけて日に7,8本走っている。昭和のはじめに作られずっとSLが運行していた。若桜駅にはその名残のSLが残っているし、将来的にSLを復活させたいとサポート会員を募集している。駅舎も古く等身大の人形がベンチで迎えてくれる。
若桜の街もかなりの歴史があって、蔵通りや昭和のおもちゃ館など昔の街並みを散策できる。しかしいかんせん雨だ。ゆっくり散策する余裕がない。ここから兵庫県に入って氷ノ山まで足を延ばしたかったがやむなく断念。
早々と3時に岩井温泉の宿に入る。
岩井温泉は江戸時代より以前に開湯したようで、昔ながらの旅籠という感じの宿が3軒。どこも木造で3階までしかない。建物も浴場も昔ながらの風情で、江戸時代にタイムスリップしたかのよう。それでもリピーターが多いそうだ。
さて2日目は待ちに待った晴天。まずは懐かしの浦富海岸へ。子どもが小さかった頃よく海水浴に連れてきたきれいな海岸がいまも健在。山陰ジオパークに登録されていて、随所に洞門や柱状節理が見られる。近辺の学校の子どもたちが先生といっしょに「タカラガイ」を集めていた。立派な貝殻は売れるそうだ。
続いて鳥取定番の砂丘へ。前に来たときも冬で砂丘に雪が積もっていたが、きょうはそれほど寒くはない。でも観光客はさほど多くない。若いカップルや卒業旅行の学生たちが目立つ。「あの頂上まで誰がいちばんが競走やで・・」というかけ声がひびく。砂丘を仲間と訪れたことを彼らはずっと覚えているだろう。そして社会人として、これからの人生に立ち向かっていくのだろう。若いということはいいなぁと思った一瞬だった。
かにっこ館というところで地元のズワイガニをお土産に買う。4肩で4000円。大阪のデパートではおそらくその倍はするにちがいない。そしてさくばん家に帰ってさっそくよばれた。宿で食べたのと同じくらいおいしい。
これがあるから雨のち晴の鳥取紀行もよしとせねば。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- レンタカー JR特急
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- るるぶトラベル
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若桜鉄道若桜駅。入構券300円を払うと駅舎内が見学できる。SLや転車台などが残っている。
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駅舎内のベンチではユニークな人形さんが迎えてくれる。
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SLは1りょうのみ。C12という型でやまぐち号ほど大きくはない。
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これが転車台。方向転換をさせるため。4月12日だったか、実演のイベントがあるそうだ。
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若桜の街にあるおもちゃ館では鉄腕アトムのポスターが貼られ、月光仮面の曲が流れている。
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若桜蔵通り。なんともレトロな雰囲気。
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浦富海岸。岩井温泉から4?ほど。
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見事な景観。
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洞門の向こうは荒波が。
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誰もが訪れる鳥取砂丘の勇姿。
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湖山池。池では日本でいちばん大きいそうだ。
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青橋を渉ると黒島に。桜の季節は大賑わいだという。
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岩井温泉 花屋旅館
3.15
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