2015/01/02 - 2015/01/02
1位(同エリア6件中)
じゅーしーさん
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去年に続き，年末年始は9連休。
アラブデビューでオマーンに行ってきました。
ヨーロッパがいいけど，この時期寒い。
暖かくて，あまり人が行かないようなところ。
映画ドラえもんのドラビアンナイトで，砂漠を行くのび太たち。
オアシスで泳ぐしずかちゃん。
子供の時に，そんな光景に憧れて。
そのためか，アラビア半島に目が行き。
危ない国，お金がかかりそうな国を選択から外し。
最後は「古き良きアラビア」というフレーズに惹かれてオマーンに決定。
首都がマスカットということ以外は，何も知らない。
周りにオマーンに行きますと言っても，誰も場所すら知らない。
そんなに期待は高まらない。
調べてみると，海に山に砂漠。
オアシスや古城もあって。
交通不便でも，大自然と世界遺産を抱える国のよう。
少し心が上向き。
これを機会にと。
エジプト大使館が主催する講座に通い，アラビア語をかじってみて。
また少し心が上向き。
砂漠での年越し目指して，いざ出発。
行ってみれば，アジアともヨーロッパとも異なる魅力がたくさん。
アラブいいかもと思うくらい，初のアラビアを満喫してきました。
2014年12月26日（金） ①成田→ドーハ→
12月27日（土） ②→マスカット→
12月28日（日） ③サラーラ→ルブアルハリ砂漠
12月29日（月） ④ルブアルハリ砂漠→ウバール遺跡→サラーラ→
12月30日（火） ⑤→マスカット
12月31日（水） ⑥マスカット→ワニ・バリ・ハリッド→ワヒバ砂漠
2015年 1月1日（木） ⑦ワヒバ砂漠→スール→マスカット
1月2日（金） ⑧バルカ・ナハル日帰り ★（AM1）
1月3日（土） ⑨マスカット→ドーハ→
1月4日（日） ⑩→成田
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- 交通
- 2.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- タクシー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
05:30起床。
うーん，よく寝た。 -
ゆるゆる準備。
1時間くらいして出発。
今日はバルカやナハルフォートへ日帰り。
行きたかったニズワは，フォートが金曜休みなので見送り。 -
朝早いからルートタクシーが捕まらず。
ルイまで歩きます。
工事現場を横切って。 -
オマーンの車は飛ばし気味。
人口1万人当たりの交通事故による死者の割合。
何と日本の約8倍みたい。 -
この前も通り過ぎた映画館。
ボリウッドだらけ。
一番右。
学生にしては老けすぎ！ -
朝。
この時間特有。
街が目覚めるという空気感が好き。 -
ワディを渡るのも慣れて。
-
06:50。
ONTCバス・ターミナルに到着。ONTCバス メインターミナル (ルイ) バス系
-
事務所に貼ってあった2015年のカレンダー。
イスラム仕様。
赤字は，金・土。 -
バルカ行きはどれかな。
あった。
Route 41。
これで行ける！
と思ったら，3日前にもいた頑固そうで無愛想なおじいさんの係員。
「今日はない」
と一言だけ。
何で？金曜日だから？と聞いても一切無視。
取り付く島もない。。 -
ちなみに，ニズワ行きは二つ。
Route 100。
Ruwi 07:00発。 -
それかRoute 54。
こっちも0700発。
Nizwa Suqで停車。 -
しょうがない。
ちょっと不安だけど，ルートタクシーで行こう。
ルイ・ラウンドアバウトへ。 -
オマーンにも野良犬が！
-
ルートタクシー乗り場はあそこ。
この後。
モテ期に突入。
そして，人生初・最大の危機が起ころうとは，一切予想できず…。ルートタクシー／乗り合いタクシー タクシー系
-
バルカに行きたいんだけど…。
適当なドライバーに声をかけて。
これに乗れと，助手席へ。
やった〜眺めがいい♪
でも，これはドライバーの悪意であることが後で判明。。 -
一昨日買ったお菓子たち。
小腹が空いたとき用。 -
07:15。
お客が集まって出発。
自分以外は全員シーブで降りて。
運転手と二人きり。
たまにこっちを見てくるのは気のせいか。
ちょっと気まずい。
どこから来た？フィリピン人か？
日本人だよ。
と他愛ないやりとり。
＝＝＝＝＝ 以下，不快な話。気になる方は読み飛ばしてください。 ＝＝＝＝＝
ここから恐怖。
会話が途切れてしばらく。
ぼーっと窓の外を見ていたら，左から伸びてくる手。
太もも→股○にタッチ。
ぽかーん。
何が起こったのか理解できず，思考停止。
げ，ドライバーの目がやばい。
痴漢されました\(＾o＾)／
強引に迫ってくるわけじゃないけど。
腕を掴まれたり。
「触るな。」
「いいだろ。」
走る車の中，攻防戦。
逃げ場がない。
このまま連れ去られて殺されるんじゃないか。
そんなの絶対嫌だ。
相手を逆上させずに，とにかく冷静なフリしてNoを連発。
ついには，見たくないものを見せられて。
本当にドン引き(´;ω;`)ﾌﾞﾜｯ
この瞬間，恐怖が怒りに変わって。
日本語で口撃。
多分，般若の表情。
こっちが本気で怒っていることが伝わったらしく。
ようやく諦め顔。
あそこにほかのタクシーがあるから降りろと車から放り出される。。
お金払わなくてラッキー。
こんなときに，そんなことが頭によぎった自分は，本当にけちくさい。 -
頭がショートしたみたいに浮遊感。
警察？
大使館？
でも，時間かかりそう。
ここまで来たら意地でもバルカに行きたい。
くらくらしたまま，近くに停車していたルートタクシーへ。
ドライバー・乗客と離れて，後部座席に座って。
この人たち。
痴漢の仲間じゃないよね…。 -
並走するバン。
あれが痴漢ドライバーのバン（怒）
フ●ディ・マー●ュリー似の奴でした。
神の裁きがあらんことを！！！ -
だんだんほっとしてきたら，少し泣きたくなって。
08:30。
バルカ・ラウンドアバウトに到着。
0.5OR。
ナハル・フォートへのタクシー乗り場を親切に教えてくれて。
人の優しさが染みる…。 -
何でここにいるんだろう。
そんな気分。
高速道路の下をくぐって反対側の車線へ。
目の前にタクシーの列。 -
ここからナハルにはタクシーしかない。
ドライバーと二人きり…。
気が引けるけど，やっぱり行きたい。
近寄るとドライバーたちに囲まれて，5ORと連呼。
3ORで手打ち（地元の人の話だと，1ORで十分だそう）。
見た目と勘で危なくなさそうな人を指名。 -
ナハルまでまっすぐ道なり。
-
このドライバーさんは，普通の人でした（笑）
35才だそう。
アラブ人は老けて見えます。 -
こんなところにHITACHIとSANYO。
-
バス停？
-
巨大な城が近づいてきて。
-
09:10。
ナハル・フォート前に到着。
バルカから20分くらい。
見た目怖いけど，普通に良い人。 -
ここからアイン・ワット・アラは，5kmくらい離れているぞとか（実際は2kmもない。）。
帰りのためにここで待つとか。
営業されたけれど，お断りして。
今は一人になりたいのだ。ナハル フォート 城・宮殿
-
立派なフォート。
-
こんな岩山の上に建っています。
-
入口。
-
やる気のなさそうな係員が一人。
入場料0.5ORを渡して。 -
階段を上り。
-
白いフォート。
黒いのは銃火器ばかり。 -
上の窓。
（・Д・）な感じ。 -
もふもふな鳥♪
-
さらに奥に入って。
-
フォートのてっぺん。
-
ナツメヤシに囲まれて。
-
乾いた国だから。
乾いた色。 -
見張り塔からずどーん。
-
がんばって塔の上に登ってみます。
-
ぜーはー。
木の棒がちゃんと止まっていない箇所があって，ぐらぐら。
降りる時はより怖いです。 -
影をぱちり。
-
マスカットから西に120km。
ナハルの街。
中規模程度の大きさ。 -
洗濯物の柄もアラビアン。
-
市街地に建設中のモスク。
-
これから白く塗っていくみたい。
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灼けるような陽射し。
夏になったら，どうなるんだろう。 -
窓からこんにちは。
-
向こうの岩山の頂上。
-
塔か何かの残骸。
-
一滴の水もなくなり。
橋がないと川だと分からない。 -
ナハル・フォートは，500Bz紙幣に描かれているそう。
-
朝早いからか。
ほかにお客は1，2人ほど。 -
緑。
奥の岩山。
水のあるなしで，こんなに違う。 -
太陽。
少しは手加減して〜。 -
ドラクエに出てきそう。
宝箱ないかな。 -
水をたたえたワディ。
見てみたい。 -
ここまで来るのに色々あったけど。
やっぱり来てよかった。 -
何の煙だろう。
-
イスラム建築に特徴的なぎざぎざ。
何て言うのか。 -
Wadi Ar Raqeem。
-
見慣れない建造物。
-
1500年以上前の前イスラム期に造られて。
17世紀。
オマーンの建築家によって再建。
それが現在の形になったそう。 -
フォートの役目は，二つ。
ニズワの通商路。
そして，オアシスの防衛のため。 -
扉をこんこん。
-
階段って。
何かいい。 -
井戸っぽい。
-
どうしても覗き込みたくなります。
-
あちこちにあるこれ。
排水用？ -
ナハル・フォートの別名。
Husn Al Heem。 -
お城の部屋。
昔の客間だったり。
男性，女性，子供の部屋を再現。 -
やっぱりアラビア文字はかっこいい！
-
いえい。
-
柵がないので，端っこまで行けます。
-
怖い。
けど，見てしまう。 -
ハジャル山地の西。
Jebel Nakhalのふもとに位置するフォート。 -
1834年。
時のスルタン。
Imam Said bin Sultanによって拡張。 -
緑の濃いナハル村。
モスクが際立って。 -
分かりにくいけど。
数mの落差あり。 -
貴重な木材。
使用頻度少なめ。 -
女性の部屋。
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横長。
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何かの道具。
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ますますドラクエっぽい。
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素朴な絵付け。
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格子の外。
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響くのは、ナハル村の生活音。
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次はこちら。
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女の子の部屋。
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こぢんまり。
ベッドが可愛い。 -
一つ一つ。
インテリアが凝っていて。
見ごたえあり。 -
2003年。
チャールズ皇太子が公務で訪れたこともあるそう。 -
WALIって何だろう。
王様？ -
ベッドの足が細くて心配。
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中国っぽい。
でも，字が違う。
イミテーション。 -
男の子の部屋。
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クッションだけやたらカラフル。
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リビング。
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殺風景。
-
またイミテーション。
中国の影響を見ない国って，今まで見たことないのがすごい。 -
素朴な感じ。
-
10:00。
ツアー客がやってきて。
イタリアとフランスからのよう。 -
気になるでっぱり。
-
ゲストルーム。
広々。 -
天井の模様がすごい。
-
アラビア文字みっけ。
-
日向と日陰の差。
一段と増して。 -
よく整備されていて。
それでいて混んでいないのがいいところ。 -
岩山の麓。
-
崩れかけの塔。
-
緑の山と呼ばれるAl Jabal Al Akhdarの北東に位置するナハル・フォート。
-
最後の部屋。
-
扉からナハルの街。
-
これも。
-
これも。
-
迎撃用の穴。
-
オマーン人のガイドに声をかけられて。
写真を撮ってくれました。
イサーという名前みたい。
どこのホテルに泊まっているの？
マトラ・ホテル。
今夜君の部屋に行ってもいい？
イサー，お前もか。
痴漢の次はナンパ。
年明け早々，2015年は終わっている…。
理由はわからないけど。
何かムカついてきたので，小悪魔になることにしました。
うーん，それはムリ。ご飯ならいいよ。マリーナホテルのレストランに行くつもり。19時くらい。（本当に来たら，ご飯奢らせてバックレよう。）
二つ返事でOKされました。 -
多分，全然悪い人じゃないんだろうけど。
この人がイサー。
別れ際，挨拶のキス。。
熱視線。
You are beautiful…とポツリ。
友達になりたいのかな？という一縷の望みは粉砕されました（笑） -
モテ期？
モテ期なの？
こんなモテ期は嫌だ！！ -
何だか可笑しくなってきて。
帰国したらネタにしようと前向きな気持ちに（笑）
それにしても，ムスリムは同性愛ご法度じゃなかったっけ。 -
兎にも角にも。
観光を楽しもう。 -
見張り台へ登る足場。
ぐらっぐら。
危ない…。 -
入口の方の塔。
-
これも井戸？
-
ではなくて，迎撃用っぽい。
-
いい眺め♪
-
東の塔。
-
中はこんな感じ。
-
こっちも頼りない足場。
-
大砲の必要ない時代でよかった。
-
白い建物。
ナハル村の市場。 -
ナハル村。
-
1990年。
現国王 スルタン・カブースによって修復。 -
威容を誇って。
-
山肌がすごい。
-
清掃も印パ系。
3Kの仕事ばかり。 -
下のフロアに下りて。
-
モスク。
-
奥の凹み。
ミフラーブかな。 -
井戸。
-
かなりの深さ。
底が見えないくらい。 -
入口に戻ってきました。
-
弾付きだと生々しい。
-
思っていたより，ずっと大きく。
1時間半近くいました。 -
難攻不落という言葉がぴったり。
-
入口を出て，左のほうにトイレあり。
しかも，洋式。
すっごい綺麗。 -
まさかの抗菌仕様。
-
エアコン付き。
ナハル・フォートへの力の入れようにびっくり。 -
トイレの傍。
木陰のベンチがあったので。
ここで休憩。 -
Bahwan Travel Agencies。
Mark Tours。
駐車場には，ツアー会社のバスがずらり。 -
お菓子をぱりぽり。
向こうには，ファストフード店があるみたい。 -
11:00。
昼にはちょっと早いし。
先にアイン・アットワラに行こう。
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この旅行記へのコメント （2）
-
- ishicameraさん 2015/09/05 00:44:09
- モテ期！！！
- お疲れ様。よく頑張った！！！
イスラム圏旅あるあるのモテ期事件。男子にも起こるんだね。（涙）
若い頃は何度か危険な目にあいそうになり、なんだかんだで危機回避してきました。
その場は変な冷静さで、ショックも大きいけど、場数を踏んで旅力UPしていくからね。
振り返ると、被害がなければ良い？思い出になるよ。きっと。。。
ニズワより、城が大きくて、整備されていて、かつ空いてていいね。
私は同日ニズワに向かいました。
めっちゃ混んでたよ。
- じゅーしーさん からの返信 2015/09/13 16:14:50
- RE: モテ期！！！
- 先週セブから帰国しました。
初スリ＆食あたりと脇の甘さが出てしまいました^^;
これも旅力ＵＰの洗礼ですね！
そう言ってもらえると心の傷が癒されます。
男だから大丈夫だろうと甘く考えていました。
実はこの後もモテ期が続くんです。。
でも今はいい思い出です。
旅力ＵＰできたと思いますし！
そして，帰国してから話のネタにしまくっています（笑）
ニズワに行ったんですか。
歩き方に，金曜はお休みとあったのですがやってたんですね〜。
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