2015/07/25 - 2015/07/26
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アムールヤマネコさん
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津島牛頭天王社(現、津島神社)。
仏教が日本に公伝した頃、任那の復興を画した欽明天皇の元年(AD540)に創建されたと伝わる。江戸期には伊勢参りに欠かせないとまでいわれ、3000天王社の総社とされた。
祭神の牛頭天王はインド祇園精舎(ギオンショウジャ)を守護する仏教神だ。その実体がインドラ(帝釈天:バラモン神)の化身であれ、または武塔神(ムトウシン:蘇民将来の説話神)であれ、この社の創建時にはいわゆる蕃神(バンシン:他国の神)扱いだったろう。その他国性ゆえに明治初年の神仏分離令では恰好の標的にされ、その他国性ゆえに同国人の官憲に苦しめられてきた庶民から救い主とされたのかもしれない。
*宵祭の巻藁(マキワラ)船
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 新幹線 私鉄
-
7月25日(土)。
宵祭の朝。訪れた津島神社(国幣小社)の境内。
*弥五郎殿社前から拝殿・楼門を臨む -
*本殿(昭和6年と現在の姿)。
織豊との関わりイメージが強い同社。本殿も長く信長造営と伝えられてきたが、徳川忠吉の室、清泉院の寄進によるらしい。尾張家も津島天王祭りを保護したそうだ。なお江戸期の地誌に、本殿は「天王本宮」と記されている。 -
*元神宮寺だった真言宗智山派 牛頭山 寶壽院。
もちろん牛頭天王やスサノオの本地仏にあたる薬師如来が御本尊。 -
*尾張津島天王祭の車楽舟行事(重要無形民俗文化財)の山車模型。
宵祭の巻藁(マキワラ)船(尾張国津島の五艘で行う)
朝祭の車楽(ダンジリ)船(伊勢国市江の車楽を先頭に加えて六艘で行う)
宵祭はあくまで前夜祭で、朝祭が本祭りになる。 -
*巻藁(マキワラ)船の提灯ろうそく(現在は一艘当たり400本以上も灯される)。
風に揺られると提灯が燃えてしまうので、蝋燭立ては鉄板。逆に固い鉄板だからこそ、危ないことも多いらしい。 -
江戸期の津島天王祭り
*1841年(尾張名所図会:国会図書館)
当時もいまも変わらぬ祭りの様相に、期待が高まる。 -
天王川周辺の水利変遷
*左図:1752年(張州府志:国会図書館)・右図:1891年(堤防変遷:国土交通省)
両図と現在の市街図を見比べれば、1588年に信長が女房共と見物に訪れた天王橋の位置。そこから彼の目線で見た巻藁(マキワラ)船をも想えないだろうか。 -
*18時過ぎのメイン会場。
この日は24万人が見物に訪れたらしい。 -
*メイン会場の後ろにあたる入り江では、巻藁(マキワラ)船に灯りが付けられていく。
電気じゃないので蝋燭に灯してから吊り下げるというか、やはり釣り上げているというのが適切な表現かなあ(>_<) -
手持ちの素人動画ですが…。
https://www.youtube.com/watch?v=PVVleuG5848 -
*そうこうするうちにメイン会場では花火も上がり始め、
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*灯りをつけ終えた巻藁(マキワラ)船もやってきた。
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この光の傘、私にはストゥーパ(仏塔)のように感じられた。
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*で、今度は三脚動画なのですが、ホロ酔いで隣の方と盛り上がっちゃって…(RECっぱなしか、やたらイジクリまわしを編集)。
http://youtu.be/WIDu0EQ8sdE -
翌朝。7月26日(日)。
-
*津島の巻藁(マキワラ)船は、夜のうちに車楽(ダンジリ)船へと化粧直しされる。
先頭は新たに加わった市江の車楽(ダンジリ)。その船上に布鉾(ヌノボコ)を持って並んだ市江の若者10人が次々と池(曾ての天王川)に飛び込み、泳いだ後に走って津島神社を目指す。 -
泳ぎ方は、手は犬掻き・足はバタ足と決まっているらしい。
-
無事、泳ぎ切ったら、
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今度は走る。
アスファルト直(ジカ)は、小石が痛いだけでなく陽に焼けて熱いと想うが、当にトライアスロン(自転車を貸してあげたい…)。
最初の人でなく、何故か三番目の人が楼門の手前に張られたゴールのロープを切るらしい。 -
*その頃、池の方では、
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*車楽(ダンジリ)船が次々着岸して稚児を下す。
稚児を下すと後ろに下がり次の船が、という具合に着岸は交代で行っていた。 -
*稚児が下船する。
稚児は肩に担いで地べたには降ろさないのだとか。日本各地でみられる「小さ子信仰」なのだろうが…。水神と関係する信仰ともいうが、どうも釈然としない。
この行事に参加できる唯一の女性が「お母さん」。お婆さんから近年に規則緩和?されたらしい。 -
*信長が生まれたとされる勝幡(ショバタ)城址(上:愛知縣碑と下:往時のイメージ)。
勝幡(ショバタ)と津島とは天王川で繋がっていた(貿易港だった商都の津島が織田家の軍事力を支えていた)。その津島で商われたモノというのが、実は水銀(丹生)らしいのだが…。その話はまた後ほど。
今回は祭りのご紹介。じゃねヽ(^o^)丿
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この旅行記へのコメント (1)
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- maiさん 2015/09/23 23:55:08
- 津島まつり🎀
- 先生の奥さんも参加したらしいんだけど、人混みが凄くて大変だったそうだよ‼?
席を取った話をしたら、全く知らなかったようで、「来年の祭りのときは教えてください」って言われた🐻☀?
来年こそみんなでみたいね‼?
屋久島の写真もみたよ〜🍄
言ってた通りもののけ姫そのものだね??
また連絡するね😊
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