2014/09/17 - 2014/09/17
10位(同エリア1612件中)
とーりさん
今回「名画を巡る旅」と題して、ベネルクス三国とロンドン、パリそれにギリシャのアテネを加え、10日間の旅をしてきました。
フェルメールやレンブラントの作品があるオランダ、大英帝国のコレクションの宝庫、ロンドンはナショナルギャラリーを訪れ、以前訪問したパリのルーヴル、オルセー各美術館では名画に再会を果たしました。
また、いかにもヨーロッパ的な古い町並みの残るベルギー、ルクセンブルクや少し位置や目的からはそれますが、古代遺跡の豊富なギリシャのアテネも纏めて回ってきました。
アテネを除けば移動距離は少なく、鉄道が発達している地域なので周遊するのは比較的容易でしたがいつもの「詰め込み旅行」なので日程に追われるせわしないものになりました。それでも名画に出会え充実した旅行になりました。
日程は以下の通りです。
1日目 (9/13)1/25 ロンドン到着
2日目前篇(9/14)2/25 タワーブリッジの泰然
2日目中篇(9/14)3/25 大英帝国の遺産
2日目後篇(9/14)4/25 ビッグベンの休日
3日目前篇(9/15)5/25 珠玉のフェルメール、壮大のレンブラント
3日目中篇(9/15)6/25 アムステルダムの陽光
3日目後篇(9/15)7/25 海洋王国の礎
4日目前半(9/16)8/25 マウリッツハイスの誓い
4日目後半(9/16)9/25 アテネへの道
5日目前篇(9/17)10/25 アクロポリスの殿堂
5日目中篇(9/17)11/25 アテネの灼熱
5日目後篇(9/17)12/25 古代ギリシャの芳香
6日目① (9/18)13/25 アントワープの物語
6日目② (9/18)14/25 ゲントの至宝
6日目③ (9/18)15/25 ブルージュの逍遥
6日目④ (9/18)16/25 ブリュッセルの薄暮
7日目前半(9/19)17/25 ブリュッセルの燦々
7日目後半(9/19)18/25 グランプラスの輝き
8日目前半(9/20)19/25 ルクセンブルクの要塞
8日目後半(9/20)20/25 ルクセンブルクの殷賑
9日目前篇(9/21)21/25 オルセーの優美
9日目中篇(9/21)22/25 ルーヴルの絢爛
9日目後篇(9/21)23/25 パリの煌き
10日目前半(9/22)24/25 フォンテーヌブローの憂鬱
10日目後半(9/22)25/25 サンジェルマンデプレの散策
今回は5日目後篇(古代ギリシャの芳香)です。大まかな動きは
(ホテル)⇒ パナティナイコスタジアム ⇒ 昼食 ⇒ 古代アゴラ ⇒ 国立考古学博物館 ⇒ ホテル ⇒ アテネ空港 ⇒ アムステルダム空港 ⇒ ホテル です。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 徒歩 飛行機
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
【名画を巡る旅:ベネルクス・ロンドン・アテネ・パリ旅行(2014年秋:5日目中篇 アテネの灼熱)11/25から続きです。】
チェックアウト手続きをして、荷物を預かってもらい、アテネ観光後半のスタートです。
まずはパナティナイコスタジアムへ向かいます。
(ホテル12:01 ⇒ 12:30パナティコスタジアム) -
アテネの街は明るくきれいです。
-
オモニア駅からメトロ2号線でアクロポリ駅下車。
暫く歩いて着きました、「パナティナイコスタジアム」です。
ここは第1回近代オリンピックが開かれた会場だそうです。100年以上の歴史があるとは思えない造りです。
観光客はグラウンド、客席を自由に観光できます。
入場料は3ユーロでしたが、日本語オーディオガイド付きでした。
(パナティコスタジアム12:30〜12:48) -
観客席上部まで来るとかなり見晴はいいです。
-
表彰台までありました。ちなみに1位の台に置いてあるのは月桂冠です。
みなさんこれを被って記念撮影していました。 -
パナティナイコスタジアムを出てシンタグマ広場方面に戻るため、近くを走るトラムに乗ることにしました。
(パナティコスタジアム12:48 ⇒ 13:07シンタグマ) -
単線で頻繁に列車はなく、直ぐにトラムは来なくてしばらく待ちました。
-
トラムは発車すると速い速い!あっという間に終点シンタグマに到着しました。
ここからプラカ地区を歩いて観光し、昼食を食べに行きます。
(シンタグマ13:07 ⇒ 13:17ビザンティノ) -
途中通りすがりにあった「ロシア教会」。
外観のみの観光です。 -
同じく「英国教会」です。
ロシア教会より新しい造りの建物です。 -
「キダシネオン通り」に来ました。
土産物屋がちらほら現れ、その先はさらに賑わっています。 -
ギリシャ料理の「ビザンティノ」に着きました。
ここはwebでの評判も良かったので狙って来ました。欧米人にとってはちょうど昼食の時間帯なのでしょう。結構混雑していましたが何とか座ることがてきました。
(ビザンティノ13:17〜14:00) -
ここは日本語メニューがあって安心して頼むことができます。
ちなみに私は「メニューC」のギリシャサラダ、ムサカ、アイスクリームのセットとコーラを頼みました。 -
前菜とメインのムサカです。
-
ムサカは茄子を使ったラザニアのような食べ物でギリシャの郷土料理のようなものとのこと。味は不味くはなかったのですが、取り立てておいしいというものでもありませんでした。
-
最後に出てきたデザートのアイスです。
トルコアイスという訳ではないのですが、ねっとりとしていてとても甘くておいしかったです。 -
食事を終え、続いては古代アゴラに移動します。
(ビザンティノ14:00 ⇒ 14:14古代アゴラ) -
古代アゴラの前に朝もちょっと寄りました「ローマンアゴラ」です。
緑色で覆われているのは「風の神の塔」でしょうか。 -
「古代アゴラ」に到着しました。
ここは広い区域にたくさんの史跡が点在しています。 -
入口からまっすく歩いて行くと正面にアクロポリスの丘がみえます。
とりあえず奥まで進みましたが出口が見えたので引き返します。
昼食等でゆっくりしたこともあって時間がなくなってきたため、駆け足での観光になってしまいました。 -
「アギィアポストリ教会」です。
-
「アグリッパの音楽堂」です。
頭部を失った像が立っています。 -
「アタロスの柱廊」です。
中は古代アゴラ博物館になっています。
見たかったのですが、時間がないのでサッと見るだけです。 -
「トリトンの頭」が飾られていました。
-
まだまだじっくり見たくて後ろ髪を引かれる思いで残念ですが、時間がないので古代アゴラを後にし、国立考古学博物館へ向かいます。
(古代アゴラ14:25 ⇒ 14:43国立考古学博物館) -
まずはメトロ1号線に乗るためモナスティラキ駅に向かいます。
途中朝柵越しに見た「アドリアノスの図書館」を通りかかりました。
共通券で入れるので少しだけ入ってみました。 -
モナスティラキ駅です。このように地上に出ている部分もあります。
ここからメトロ1号線でビクトリア駅に向かいます。 -
メトロ1号線で2駅、ビクトリア駅から歩いて「国立考古学博物館」に到着しました。
すこし予定より遅れていますが、充分観賞できる時間はあります。
(国立考古学博物館14:43〜15:15) -
それでは中に入ります。まずは「ポセイドンのブロンズ像」。
海底から引き揚げられたものだそうですが、かなり大きいです。補修はされているのでしょうが、紀元前からのものとは思えないほど保存状態は良好のようです。 -
続いて「ディアドゥメノスの像」です。
手の部分はありませんが何となく楽しそうに見えます。 -
「馬に乗る少年」です。これも海底から発見されたブロンズ像だそうです。
馬の躍動感と乗りこなしている少年の姿勢が見事に調和しています。 -
これは人間と鳥の合いの子の像です。名前は...忘れました。
-
「マラトンの少年像」です。
左手を見ていますが、何が乗っていたのかは不明だそうです。 -
「アンティキセラの青年」です。
やはり海中から発見されたもので、右手に何を持っていたのかはわからないそうです。
ルネサンス絵画と違い、ギリシャ彫刻は圧倒的に男性裸像が多いです。 -
「ミロス島のポセイドン像」です。
勇壮なポーズをしています。 -
「アフロディテとバンとエロス像」です。
アフロディテがサンダルでパンを叩こうとしている姿が面白いです。男性裸像が多い中こちらは珍しく女性裸像がメインです。 -
こちらは「傷ついたガリア人」。
-
この博物館の目玉展示「黄金のマスク」です。
かつてはアガメムノンのマスクと言われていましたが、アガメムノンの時代よりもっと古いものだったようです。 -
さてこれで観光はひと通り終わったので、土産物を物色したうえホテルに戻ります。
(国立考古学博物館15:15 ⇒ 16:51ホテル) -
途中トロリーバスに行き会いました。
残念ながら今回旅行では乗ることはできませんでした。 -
土産物屋第一弾は、シンタグマ広場近くの「マスティハショップ」です。
マスティハ入りのガムや石鹸を買い込みます。 -
シンタグマ広場からモナスティラキ広場へ歩きます。
結構賑わっていますが、この辺りはどちらかというと地元の方のためのショップが多く、スーベニアショップを探しますがあまり見当たりませんでした。 -
モナスティラキ広場から土産物を求めアレオス通りに来ると土産物屋のオンパレードです。
大体ここで土産を仕入れ、ホテルへ荷物を取りに戻ります。 -
ホテルの従業員の方たちです。
二人ともとても親切に、しかも解りやすく対応してくれました。
設備は程々のホテルでしたが接客サービスはピカイチでした。 -
荷物を受け取り、従業員の2人と握手して出発します。
来た時と同じようにモナスティラキ駅まで歩き、そこからメトロ3号線で空港に向かいます。
(ホテル16:55 ⇒ 17:05モナスティラキ) -
モナスティラキ駅に来ました。
市内どこからも見えるアクロポリスの丘ももう見納めです。 -
モナスティラキ駅からメトロ3号線に乗って一路空港へ.....と
思ったのですが、列車は郊外鉄道との合流駅ドキシスプラケンティアス駅で終点となってしまい、次の列車に乗換えねばなりません。
幸いツーリストチケットを持っていたのでメトロと郊外鉄道どちらでも来た列車に乗ることができます。
(モナスティラキ17:07 ⇒ 17:30ドキシスプラケンティアス18:13 ⇒ 18:30空港) -
ドキシスプランケンティアス駅で列車を待つも、遅れていて45分も待たされました。時間に余裕を持っていたため大丈夫でしたがそれでも結構気を揉みました。
ようやく来た列車もかなり混雑していて乗るのに苦労しました。(写真は空港に着いたところなので空いているように見えます。) -
搭乗手続きを終え、およそ3時間半のフライトで、無事アテネからアムステルダムに戻りました。
宿は一昨日泊まったイビスバジェットアムステルダムエアポートです。
一泊二日の濃密なアテネの旅はようやく終わりました。
(アテネ20:48 ⇒ 23:10アムステルダム23:50 ⇒ 0:10ホテル)
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この旅行記へのコメント (3)
-
- ニコニコさん 2016/06/30 13:41:41
- アテネの旅
- とーりさん こんにちは!
いいね!ありがとうございます
アテネの旅行記 拝見させていただきました
私達もアイルランドの後 ギリシャに飛ぶのですが
とーりさんのように詳しく 説明できないと思います^^;
今後も私の備忘録^^ご覧いただければ 嬉しいです
ニコニコ
- とーりさん からの返信 2016/07/01 21:00:10
- アイルランドとギリシャ、いいですね。
- ニコニコさんこんばんは、とーりです。いつもありがとうございます。m(__)m
アイルランド行かれるのですか、いいですね。私はドーバーを渡ってせいぜいロンドンまでしか行かないのでまだ未知の国です。羨ましいです、是非楽しんで来ていただき、旅行記の発表待ってます。そしたら旅行記拝見させていただき、その楽しさのお裾分けに預かれればと思っています。
とーり
- ニコニコさん からの返信 2016/07/01 22:04:29
- RE: アイルランドとギリシャ、いいですね。
- とーりさん こんばんは!
お返事メールありがとうございます!
> アイルランド行かれるのですか、いいですね。私はドーバーを渡ってせいぜいロンドンまでしか行かないのでまだ未知の国です。羨ましいです、是非楽しんで来ていただき、旅行記の発表待ってます。そしたら旅行記拝見させていただき、その楽しさのお裾分けに預かれればと思っています。
いえいえ、ただ今up中の世界一周航空券を使って昨年行って来ました
メールの書き方が不十分で 申し訳ありません^^;
とーりさんのように しっかり下調べもせず ただふらふらと
路地裏を歩き回る夫婦なので
掲載中のアイルランドシリーズも かなりいい加減だとおもいます^^;
ケルトの書 見なかったですし
お恥ずかしい限りです
自信 なくなるくらい 酷いアイルランド旅行記だと思います^^;
ギネスとアイリッシュダンス
この二つの楽しみのために行ったようなものでして^^;
そんな旅行記でも
ご覧下されば 幸いです
ニコニコ
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