NODA・MAP エッグ☆パリの朝市☆2015/02/15　

2015/02/15 - 2015/02/15

NODA・MAP 第19回公演　エッグ

最強のキャスト。華やかな音楽。次々と姿を変える舞台装置。2012年、予測不可能な展開で、観客を熱狂の渦に巻き込んだNODA・MAP第17回公演『エッグ』。
日本を代表する劇作家・野田秀樹による大規模公演のひとつである『エッグ』が、初演を務めたメインキャスト8名での再演決定。

<あらすじ>
架空のスポーツ種目“エッグ”に情熱を注ぎ、オリンピックで栄光を掴む日を夢見続ける二人のアスリート。そして彼らの間で歌い、踊り、そして心揺れ動く女性シンガーソングライター。二十世紀最大のカルチャーとして君臨した“スポーツ”と“音楽”。そこに向けられる大衆の熱狂。愛情、嫉妬、世代交代。様々な私欲が絡み合い、さらに時代の見えざる手に翻弄される登場人物たち。しかし、物語の表層は徐々に--それこそ卵の殻の如く--ヒビが走り始め、内包していた“真の姿”を観客の前にさらけ出していく。
果たして迎える予想も付かなかった結末は、現代を生きる我々がかつて “ 知った気になっていた ” 哀しく鮮烈な、かの時代へのレクイエムを描き出すのだった……。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　東京芸術劇場HPより

パリ国立シャイヨー劇場でも3月3日(火)〜3月8日(日)に公演されるエッグ。
妻夫木聡、深津絵里に期待です。あれ、この二人、映画「悪人」で主演した二人ですね。

エッグを見る前に、パリの朝市でフレンチをいただきます。

エリア 池袋(東京)

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 私鉄

東武百貨店スパイス１５階にあるパリの朝市でランチをいただきます。

店内は広々としており、ゆっくりとフレンチを楽しめます。

早春のランチコース　Aコース

パンはおかわり自由です。

小海老とプチ野菜のタブレ　ピスタチオと蕗のとうのタプナード添え

とてもあっさりした前菜です。フレッシュな食材。

菊芋のクリームスープ　トリュフ風味のカプチーノ

味わい深いスープ。大人の味ですな。

パンチェッタとオレンジピールをピケしたハーブ豚フィレ肉のロースト　エシャロットとハーブのソース

とても柔らかい豚です。オレンジの香りが口の中で広がります。

妻のオーダー。
南知多より直送のホーボーのポアレ　小カブとベビーリーフ添え　白バルサミコ風味

淡白なホーボーにバルサミコソースがよい味を出しています。

デザート　ワゴンサービスでいただけます。
好きなデザートを３品チョイスします。

ミルフィーユははずせません。

コーヒー

最後にフレッシュハーブティー

１時間以上ゆっくりいただきました。
ワインを飲みながらランチを楽しむマダム達。一人でランチを楽しんでいる常連らしきご婦人。皆フレンチを堪能していました。

東京芸術劇場へ。

出演

妻夫木 聡　深津絵里　仲村トオル　秋山菜津子　大倉孝二　藤井隆　野田秀樹　橋爪功

秋草瑠衣子　板橋駿谷　内田慈　大石貴也　大西智子　川原田樹　菊沢将憲　久保田武人
近藤彩香　佐藤ばびぶべ　佐藤悠玄　下司尚実　白倉裕二　竹内宏樹　永田恵実
西田夏奈子　野口卓磨　深井順子　益山貴司　的場祐太

エッグの舞台音楽は、椎名林檎です。


意味深な質感に、断定的な量感、そして婀娜あだっぽくうつろう色合い。唯一無二と書いてトクベツと読むこの声に、似合わない調べはありません。すてきな機会に感謝！
　　　　　　　　　　　　　　　　椎名林檎
(2012年 記者会見に寄せられたコメント『エッグの楽曲制作にあたって』より)

苺イチエ役の深津絵里が魅力的に歌い上げます。

舞台の模型が展示されていました。

いつ見ても野田秀樹の作品はエネルギッシュな迷宮の世界を彷徨います。

「エッグ」というのは、寺山修司が書き残した未完で未発見の戯曲ということで、芝居は進んでいきます。
最後に、寺山修司には「エッグ」という作品はありませんと言って暗転して芝居は終わります。
寺山修司の何とも言えぬ力をも感じました。