2015/01/24 - 2015/01/26
1833位(同エリア6111件中)
ごんじさん
寒い冬は温泉に限る!
今年も日本中の温泉に入りまくりますよ〜!
というわけで、2015年の入り初めは東北の2つの温泉に行ってきました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- 高速・路線バス 新幹線
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
1日目は岩手県の松川温泉。
東京から新幹線で盛岡へ、そこからバスで1時間半。
はじめは通常のバスに乗っていきますが、途中でボンネットバスに乗り換えます。
路面の凍結した急坂があるので通常のバスでは走行できないからだとか。
(厳冬期のみ)
八幡平ロイヤルホテルで乗り換えた四輪駆動のボンネットバス。
かわいいね〜。みんな撮影しまくりです。 -
ロイヤルホテルから30分ほどで松川温泉に到着。
ここは3軒の宿があり、盛岡に近いほうから松楓荘、松川荘、峡雲荘。
バスは順々に客をおろしていく・・と思ったら、松風荘と松川荘では1人ずつおりただけで、
満員の乗客20名ほどはすべて峡雲荘へ。 -
バス停が雪に埋もれちゃってます。
-
峡雲荘の冬の名物の雪だるま。
屋根から下ろした雪で作られるらしいです。でかい。
宿のHPによると、今年の雪だるまは歴代最高身長、2m35cmもあるとか。 -
建物は新しくてきれいです。
本館と別館があり、今回は別館に泊まりました。
トイレ・洗面は共同。
暖房は温泉の地熱を利用したもので、逆に言うと調節できないので
「暑すぎれば窓を開けて調節してください」とのこと。なるほど。 -
松川温泉のいずれかの宿に泊まると、他の2つの宿でも入浴できる入湯手形。
これをもらって、さっそく立ち寄り湯にでかけまーす。
←よく見ると、1つの宿の名前が黒く塗りつぶされているのだが・・ -
いや〜、天気がいいです♪
-
天気がいいのに、雪が降っている不思議。
でも風がまったくないので全然寒くない。 -
まずは松楓荘。
本当はここに泊まりたかったのだけど、名物の「吊り橋を渡っていく洞窟露天風呂」が、
橋が壊れていて入れないというので諦めたのでした。
(が、帰宅して知った、実は治っていたということに・・!) -
メイン道路から3分ほど歩きます。
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鄙びた感じの宿が見えてきました〜。
入湯手形を見せて入ります(入湯手形ではなく、現金を払って入ると
ヤクルトor温泉卵がもらえます)。
男女別の内湯(温度の違う2つの浴槽あり)で温まった後は、混浴の露天へ。
白濁の湯なので、入ってしまえば見えないから大丈夫。
でもぬるくて・・ -
いいお湯でした(*´ω`)
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続いて、松川荘へ。
-
ここも案内板から5分ほど歩きます。
ツルツルに凍った下り坂で怖い。 -
あちこちから湯気もくもく。
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すぐそばに地熱発電所があり、その管(?)が長くのびています。
東八幡平温泉まで引湯されているんだとか。
会社の盛岡出身の同僚に聞くと、盛岡の小学校では遠足でこの地熱発電所の見学に
くるらしい。そして松川温泉で入浴するらしい!
なんと贅沢な・・
でも小学校の高学年ともなると、友達と一緒に温泉なんか恥ずかしくて入れないよねぇ。 -
松川荘は、松楓荘のような鄙びた感はなし。
が・・ここでは入湯手形は使えませんでした。
数年前までは使えていたみたいなんだけど・・
なにか揉め事があったみたいですがねぇ、なんだか残念な感じです。 -
なんと、温泉卵が作れるとな!
温泉卵大好物なので、これは早速作らねばなるまい。
1つ100円で卵を買い、ザルに入れて・・ -
専用の「たまごの館」に投入〜。
20分ほどでできると書いてあったので、その間にお風呂に入ってきましょう。
露天風呂はたまごの館のすぐそばにあります。 -
うーん、ここのお風呂は素晴らしい〜!
混浴の露天風呂もあるけど、その隣に女性専用の露天風呂もあり、広いのでこっちで十分。
大量の湯の花、硫黄臭ぷんぷん。たまりませーん。
雪景色もサイコーッ!
なのに我々以外、誰もいない。もったいないわぁ。
満喫しまくって温泉卵のことを忘れかけるくらいだったけど、25分間くらいで
ちょうどいいくらいのかたまり具合でした。
白身はとろっとしているのに黄身はまったり固まっている、という絶妙具合。
ロビーの横に食べるスペースがあります。
スプーンを使わないと食べづらいのでぜひここで。 -
2つの宿のお湯を楽しんで、宿泊する峡雲荘に戻ってきました。
そういや、まだここのお湯に入っていなかったわ。 -
まずは夕ご飯です。
お部屋でいただきます。 -
幻の魚イトウの刺身、ニシンとミズの実の和え物、etc.
美味しかったですぅ〜。 -
岩手の短角牛陶板焼き。
脂がとろっとしていて旨し!
あー、やばい・・食べ過ぎた・・来月健康診断があるんだけどなー・・
隣の部屋のバカップルの話し声がうるさくてイライラしたけど、
気付けば自分もイビキかいて寝ておりました。。 -
2日目。
朝から露天風呂へゴー!
これは女性専用露天風呂です。 -
こちら、混浴の露天風呂。
お風呂はいいんだけど、脱衣所が・・
男性用は広そうだけど、女性用は狭くて1人ずつしか使えない。
しかも足元には雪が吹き込んでいて、裸足だと冷たくてつらい。 -
これは内湯。
最初はちょっと熱いけど、しばらく入っているとちょうどいい感じに。
洗い場はシャワーなし、カランからは水しか出ない。
左にある掛け湯用の浴槽?から汲んで使うしかない。 -
朝ご飯は大広間で。
部屋順に場所指定されているので、隣にはバカップルが・・ -
バスの時間まで、また近所を散歩します。
今日も快晴! -
松川温泉までは除雪されているけど、ここから先は春まで通行止め。
-
お〜岩手山もきれいに見えているよ〜♪
と喜んで撮影していたら、1人のおじさまがやってきて「今から撮影用にボンネットバスに
走ってもらいますから、よかったら一緒に撮影どうぞ」と。
撮影用?なんだなんだ? -
よくわからないまま、おじさまと並んでカメラを構えていると、
おおっ、ボンネットバスがやってきました!
岩手山とボンネットバス♪ いい感じ〜。 -
後ろ姿も可愛い。
-
さらに、Uターンして戻ってくるバスも撮影。
なんでもこのおじさま、バスの写真集を3冊も出しているらしい。
ボンネットバスの運転手さんとも顔見知りっぽく、ここにもよく撮影に来ているっぽい。
ラッキーでした。 -
他のお客さんも外に出てきていて、みんなバスを囲んで記念撮影。
-
バスを愛するおじさま。
どうもありがとうございました〜。 -
バスの中から見る岩手山。
盛岡側から見ると富士山のような長い裾野を引く美しいラインなのに、
八幡平川から見ると、こんなギザギザの荒々しいライン。 -
ロイヤルホテルで、ボンネットバスから普通のバスに乗り換えます。
運転手さんを撮らせてもらいました。 -
盛岡に着いて、ランチにします。
盛岡グルメと言えば、冷麺orじゃじゃ麺(たぶん)、今日はじゃじゃ麺にします。初めて食べますよ。
じゃじゃ麺と言えば「白龍(ぱいろん)」(たぶん)。
盛岡駅からバス10分、歩いても20分。
いつも行列、今日も10分並びました。 -
で、席に座ったものの、何をどう注文していいかわからない。
ぎゅうぎゅうに混雑した雰囲気にのまれて、周りの人をキョロキョロ伺うだけ・・
なんとか注文して、麺の茹で上がりを10分ほど待って・・でてきました。
じゃじゃ麺!
白い麺、緑のきゅうり&ネギ、カニみそみたいな色の味噌。
パッと見た目は・・あまり美味しそうじゃないですねぇ。
そしてこれをどう食べるのかも、わからない。
難しいなぁ、じゃじゃ麺〜。 -
数種類の辛味噌、酢、しょうが、ラー油などを好みに合わせてぶっかけて
自分の味を探し出していただきます。
うん、まぁまぁイケてる味に仕上がったかな。
麺を一口分残した状態でお店の人に皿を渡し、チータンタンという玉子スープにしてもらいます。
ネギ抜きとか、逆にネギたっぷりとか、味噌多めとか、好みを伝えるとその通りにしてもらえます。
自分の味を見つけられたら病みつきになると思う、じゃじゃ麺。 -
お腹も満たされたところで、本日の宿に向かいます。
今日は宮城県白石市の鎌先温泉。
農作業中に鎌の先で温泉を掘り当てた、というのが名の由来。
ここで一番古い歴史を持つ「湯主一條」が本日のお宿です。
昔テレビで見た古い建物が忘れられず、ようやく来ることができました。 -
白石蔵王駅から送迎バスで30分。
温泉の入口にある駐車場でバスを降り、また別の車に乗り換えて宿の玄関へ。
「湯主一條」は温泉街の一番奥、一番山側にあり、細い急坂を登らないといけないので
バスは入れないのです。 -
お部屋ですよ〜。
6年前に新しくできたというモダンスイートです。
大きなベッドがいいですなぁ。
窓際には掘りごたつがあります。 -
とりあえず、ひとっ風呂。
ここには源泉が2つあります。
まずは「薬湯」。
600年の昔から人々の傷を癒してきたという奥羽の名湯。
「傷に鎌先」とに言われ、傷に効き、肌が綺麗になるらしい。
ただ、3人も入ればいっぱいになるちょっと狭い浴室が残念。
外の景色も見えないし・・ -
もう1つは「洞窟の湯」。
こちらは露天風呂のある大浴場で、こちらは肌がツルツルになる美人の湯らしい。
温度も適温で、いつまでも入っていられる〜。 -
-
この宿に来たかったもう1つの理由は食事です。
文化財には指定されていないけど、十分そのレベルにあると思われる歴史的建造物、
その一條本館、個室料亭でいただきます。
会席料理 森の晩餐(BANSAN)と言うのだそう。
いかにも女性が喜びそうなシチュエーションでございます。
客が指定した時間になると、係の人が部屋までお迎えに来てくれます。
ま、部屋から食事処までが遠くて迷いやすい、というのもあるかも。 -
先附、前菜、お造りなどなど。
-
メインの焼物は3種類から選べます。
・最高級仙台牛サーロイン
・甘鯛淡雪焼
・和牛ヒレステーキ
仙台牛とは、全国で唯一、肉質等級が最高のA5ランクに格付けされないと仙台牛とは
呼べないという、超高級ブランド牛肉なんだそう。
ほぉー、なるほど。
じゃーそれ、お願いします! -
3日目の朝。
昨日は暗くてよく見えなかった個室料亭の建物を探索します。
古い建物なので廊下は寒い!(料亭内はガンガンに暖房が効いているので暑い) -
窓ガラスが古くて歪んでいるのがいいですね〜。
要するにガラス製造の技術が足りないために歪んでいるわけなんだけど、
それが今ではレトロ感あるガラスとして、珍しくなっているんですね。 -
朝食も、昨日と同じ個室料亭で。
おかゆor白米が選べます。 -
食後、この建物を外から見学しにでかけます。
-
木造4階建て、いい感じ〜。
-
古い建物なので、もちろんエレベータなどありません。
そういう意味では全くバリアフリーではないです。
階段上り下りができない人には厳しいかな。 -
11:00の送迎バスまでまったりと過ごし・・白石城で途中下車させてもらいます。
(指定の場所でおろしてくれるんです。なんて親切な)。
白石城。
主な城主は片倉氏、有名なところでは片倉小十郎、伊達政宗の側近です。
戊辰戦争の際、奥羽越列藩同盟の結成につながった会議などもここで開かれました。 -
そんな歴史ある白石城も、明治の廃城令によりほとんどの建物は破壊。
それを平成になってから復元。
「出来る限り旧白石城と同じ規模、同じ建築方法による復元を目指す」とされ、石垣も野づら積、
良質な国内産の檜の大木を使い、補強金具は不使用。
日本古来の建築方法にのっとった木造復元は珍しいのだそう。 -
片倉小十郎と真田・・の甲冑なんかも展示されています。
-
片倉小十郎重長の後妻は、来年のNHK大河ドラマ「真田丸」の主人公、真田幸村の娘。
というわけで、ドラマにもちょっとは登場するのかな?うーん、どうかな? -
お城のそばにある歴史ミュージアムには立体ハイビジョンシアターがあり、
3D眼鏡をかけて歴史ドラマが見られます。
2種類あり、それぞれ30分ほど。
なんと!渡辺謙や西郷輝彦、宍戸錠などのメジャー俳優も登場する、かなり力の入ったドラマ。必見です!
こんなに面白いのに、観客は我々2人だけ・・
これは絶対に見たほうがいいよ〜。 -
片倉小十郎は戦国BASARAにも登場しているようですな。
-
続いて、お城から徒歩10分ほどの武家屋敷へ。
うーん、、ここはイマイチだったか。
角館のような屋敷が並んだ通りを想像していたら、小さな屋敷が1軒あるのみでした。 -
さらにそこから歩いて5分ほど、今日のお昼は白石名物「温麺(うーめん)」。
数年前に、大人の休日倶楽部のCMで吉永小百合が温麺を食べた「うーめん番所」という
お店に行きます。 -
暖かい温麺、とても美味しかったです。
ここでも客は我々2人。
店に入ったときは電気も消されておりました(節電ね・・)
月曜日だからかね・・ -
吉永小百合のポスターが貼ってありました。
撮影場所は、一般の食事処(我々が食事したところ)とは別の建物だそうで
頼めば見学させてもらえるらしい。 -
店から白石蔵王駅まで車で10分ほどかかるというので、タクシー呼んじゃいました。
そしたらやってきたのが、この痛タクシー(?)
「東北ずん子」というのは、ずんだ餅をモチーフにしたキャラクター。
東日本大震災からの復興支援を目的に誕生し、東北6県に本社登記されている企業なら
手続きなし&無償で利用できるキャラなんだとか。 -
駅構内に入ると、今度は白石市の観光キャラクター「こじゅうろうくん」が。
う、うーん、、(笑)
東北ずん子までいかなくとも、もうちょっとセンスが欲しい今日この頃。。
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