トラムをつないで冬の街路を何処までも

2015/01/25 - 2015/01/29

プラハはいつか行ってみたいとここ数年思っていた。戦争で爆弾による攻撃を受けなかった街並みはいろいろな時代の建物が残っていて不思議な雰囲気をかもし出している。大通りでも路地に入っても、ふと振り返ると「一体私はどこにいるの？」と時代を見失いそうになる。見上げると屋根のドームが冬空をバックに「プラハの景色」を作り出している。この街も少し静かになった秋か冬が似合う気がする。

プラハは地下鉄とバスとトラム(路面電車)で回れる旅行者にも優しい街だけど、歩きはじめると迷い猫になりやすいかも？地図を片手に取り合えず歩いてみよう！と、やはり迷子になって終電ぎりぎりでホテルに戻れた4泊5日のプラハ闊歩の巻、初日でありました。

エリア プラハ(チェコ)

１日目−　空港にて72時間有効のパスを購入。バスと電車で市内へ。トラムも地下鉄もバスも乗り放題なので便利。ホテルにチェックインした後、地下鉄でMuseumまで。こちらは夜の国立博物館。正面にはチェコの英雄、ハヴェルのバナーが掲げられていました。バーツラフ広場から程近いバーレストランで食事をした後はお散歩。脇道にそれて殆ど「感」で歩き、道に迷う.....。

2日目。トラムが楽しい。ヴルタヴァ川に沿って。

プラハはトラムが便利でお勧め。適当な所で降りて別のトラムに乗り込む。本数も多い。橋を渡りまた別のトラムで別の橋を戻る。

聖アネシュカ修道院の横道。

旧市街。冬の空に溶け込む。

日が暮れて街に灯がともる。全ての景観が絵になるみたい。旧市庁舎・天文時計のある広場。

大人の夜遊びは音楽と共に。さすがシアターの多いプラハ。
こちらはNational Theatre。

オペラの後は川沿いにトラムに乗って。お城の夜景がきれい。

トラムを降りてカレル橋を渡り、川の向こう側を散策。

3日目。旧市街からユダヤ人地区へ。ふと見るとため息が出るような町並み。これが異国情緒と言うのかな.....。

旧ユダヤ人墓地の隣にある歴史的に古いシナゴグ。

たそがれ時。

Municipal House(ミュニシパル・ハウス)。こちらは皆さん黒いスーツ姿でフォーマル....。

チェコのビールは美味しい！バー・レストランは地元の人たちのお勧めを地図にマークして。
見つけると嬉しい！ここで食べたスモークチーズとパンは美味しかった。

外に出るとそこは白い世界になっていた。

4日目はプラハ城へ。あの雪はどこへやら・・・。トラムを降りて歩いて向かう途中。

ちょっぴり遠回りかも。他に歩く人は殆どいない。こんな素敵な石畳の道を見つけて得した気分。

ミリタリーの教会。

ちょっと中を覗いてみる。誰もいない教会。天井画が素敵。

天使に魅せられる。

さらに歩きます。

いよいよお城に入ります。

大聖堂。

両側に連なるステンドグラスがとても美しい。この写真の右側はミューシャのデザインとか。この辺までは入場料無しで観られます。

お城の出口から見た夜景。

麓までトラムで降りてきました。

最後の夜はバーテンダーのダニエルさん作、Tini Fairy(小さな妖精)と名付けられたカクテルで締めくくり。ちょっぴり甘くてちょっぴり辛く、もう一杯飲みたくなるプラハのような味でした。