真冬の豪州へ

1993/07/30 - 1993/08/04

随分昔家族と一緒にオーストラリアに出かけた。
子供達が学生のうちでないとなかなか実現しないと
自分のスケジュールを調整した。
初めての南半球でこちらは夏休みだがシドニーは
まさに真冬であった。
以下の Home Pageの記録からアップします。　　　
http://travelingmaki.kilo.jp/home44/sydney1.html

コロナ時代の新年がスタートしました。東京は遂に1300人もの
新規感染者。アメリカやイギリス、フランスがもはやよそ事では
ありません。トランプは消えてもわが国は同じ様な人が坐って。
愚かで無能なＴｏｐを支える民は賢くなければ己が身は守れない。
もう28余年も昔の旅記録です。ご覧頂き有難うございます。
何十年も昔に第一線を引いた身もこうしてコロナ時代を生き抜い
ています。
皆様の良き2021年を祈念します。
　　　　　２０２１年１月元旦　　牧義人

エリア シドニー(オーストラリア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 5.0
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 観光バス 飛行機
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: 近畿日本ツーリスト

初めてのカンタス航空11時発ＱＦ22便。30分遅れの11時半テークオフ。
約8時間40分のフライト。欧米と違い時差1時間は助かる。
　

真冬のシドニー空港の気温は16度あった。
空港では近畿ツーリストのスタッフの出迎えを受けた。
今回のツアーは我々の家族4名のみ。
　

市内西部のロックス地区はもっとも有名なオペラ・ハウス
とハーバー・ブリッジが見所。

今日の午前中は我々4人家族の専属ガイドの宮崎さん
の案内でシドニー市内観光。

晴れ上がった空と強い陽射しのシドニー入り江。
これが南半球の真冬かと改めて思う。

有名なオペラハウス。中を見学する。

私達が訪れた当時はシドニーの人口は350万と言われていた。
あれから２昔になるが現在450万都市である。
Ａ＄は当時約￥８０位だったが、現在のレートは￥９５程。
かなり円安になる。

午後のオプショナル・ツアーはシドニー市内から西へ
40キロのＦｅａｔｈｅｒｄａｌｅ　Ｗｉｌｄｌｉｆｅ　Ｐａｒｋを訪問。
シドニー郊外へ1時間以上車で走る。
4人でＡ＄３６０．００　およそ￥２９，０００位。　　

ワイルドライフと名のつく動物公園。コアラ、カンガルー、
ワラビー、ウオンバットなどの野生を尊重して飼育していると言う。
しかし期待したほど公園はワイルドではないし広大でもなかった。

これがウオンバットです。

見かけによらず獰猛なマケドニアデビルです。

翌8月1日（日曜）8時にはホテルをチェックアウトして空港へ。　
シドニー空港土産店。アボリジニの民芸品などユニークな土産品が多い。
これからブリスベーンへ向う。

朝9時半シドニーを飛びたつ。ほぼ1時間半のフライトで
11時にはブリスベーンに到着。
近ツリの現地駐在の風間氏の出迎えを受ける。
すぐに彼の車に乗ってホテルのあるゴールド・コーストへ走る。

ブリスベーン空港から一路南下。１時間20分走り続けて
ゴールド・コーストの３１階建てビーチコマ・ホテルに着く。
２２階の２部屋４ベッドの大きな部屋に入る。

部屋のベランダからは眼下に広大な南太平洋広がる。
見渡す限り青い海。

4人で早速サファーパラダイスの街へ出てランチにする。

午後はフリーでショッピング街を歩く。土産店は結構多い。
日本人もよく見かける。終日家族で遊ぶ。

8月2日（月曜日）ゴールドコースト2日目はオプショナル・
ツアーに参加する。

カランビン野鳥園とシーワールド訪問。
家族でＡ＄５６０．００　約￥４５，０００
現在のレートでは5万を超す。

クイーンズランド州国立保護協会の所有で言わば野鳥
のサンクチュアリである。
園内には野鳥にとどまらずカンガルーも放し飼い。
高いユーカリの木にはコアラもいた。

トロッコ電車で広い園内を移動する。

こちらの方がＷｉｌｄｌｉｆｅを楽しめる。
電車で回っても全部見るには時間が足りなかった。

カランビン野鳥園の観光が終わると今度はゴールド・
コーストを北に向けて走る。Sea Worldだ。
今日のガイドは左の長谷川さん。

イルカのショウや水上スキーのショウが次々と
繰り広げられる。しかし今日も真冬とは思えな
い強い陽射し。観覧席に座る我々もサングラ
スなしにはすまない。

この頃既に南半球の南極点に近い所はオゾン層
の破壊が進み皮膚ガンの危険が語られ出していた。

シーワールドで遊んだ後はネラング川のランチ・
クリーズに参加した。豪華クルーザー、ロイヤル
パインズプリンセス号に搭乗。

キャビンでビールを飲みながら優雅なランチとなった。
東京での日頃の仕事を忘れるひと時。

ネラング川沿いのウオーターフロントには豪邸が立ち並ぶ。
大橋巨泉や石坂浩二氏などの別荘もあると言う。

船長の説明ではこの邸宅が当時10億円と言っていた。

翌8月3日朝10時に一旦チェックアウト。
夕刻までは荷物はホテルに預けて1日ゴールド・
コーストで自由行動。
午前中はサーファー・パラダイスの海岸に出る。

真っ白な海岸線を歩くうちに靴を脱いで遠浅の海に入る。
透き通る水が冷たいが心地よい。
子供達はこれだけでは物足りず水着になって沖に出た。
真冬の海に。

1人砂浜に座って鴎に餌さを投げる男。

ランチの後は市内に戻ってショッピング。
家族思い思いに別行動で自分の好きなものを買いに行く。
4時には風間氏の迎えが来てブリスベーン空港へ向かう。

ブリスベーン空港でシドニー行きの飛行機を待つ。
夕刻6時。午後8時にはシドニーに着く。
乗り継ぎでＧＦ０２１便22時15分発成田へ向かう。
帰りの便は2階席左右２席づつのゆったりしたシ―ト。
出張時のエグゼクティブ・クラスよりましな席だった。

翌8月4日（水曜）早朝　6時40分無事成田に到着。