済州島 チェジュ旅行記(ブログ) 一覧に戻る
30年ほど前になるので、随分島内も変わって居るのではと思いながら、記憶に有る済州島旅行の様子を書き込みます。<br /><br />日韓社会人親善馬術競技を縁に、韓国の乗馬仲間と家族絡みの付き合いをするようになったB氏の依頼で、日本企業との業務提携を斡旋し、そのお礼にと言うことで、日本きぎょぷを紹介し交渉に関わった私の乗馬の後輩K氏、丁度、彼の新婚旅行も兼ねることになったが、わたしも妻を同伴、B氏親子それに韓国の乗馬協会の理事長で、親善競技開催に骨を折ってくれたC氏夫妻の大人数で賑やかな旅個だった。<br /><br />B氏が手配してくれた済州西帰慕市のハイアットリージェンシーホテルに各自集合と言うことで、私と妻は成田・釜山経由でチェジュ空港へ飛んだ。<br />島の西側、太平洋に面した岩壁際に立つほてるへ、私等は空港からタクシーを走らせた。<br />済州島の中央に位置する韓拏山の山裾を走る神秘道路と名付けられた舗装道路を快適に走った。<br /><br />リゾートホテルとシテイーホテルの雰囲気を湛えたホテルは、若いカップルが目立った。<br />聞くところに依れば、韓国人の新婚旅行先のトップと言うことだ。この頃は、韓国では家族による海外旅行が制限されていた。現在なら近い国、日本、或は本物のハワイや南の島などへ行くだろう。<br /><br />手配済みのルームに寛ぎ、夜はホテル内の食堂で全員がうち揃うことになって居た。<br />食堂に併設された個室に顔を揃え、それぞれ家族を紹介して和やかな宴会になった。男同士はアルコールを抜きにすることは出来ない。<br />韓国のOBビール(OBビールのオーナーY氏も乗馬仲間)のY氏の噂を皮切りにビールで乾杯、飲むほどに韓国焼酎眞露(この会社社長の婿さんも仲間)そんな両国の乗馬仲間の噂話などを肴に実に楽しい宴会だった。<br /><br />一夜明けた翌日は、豪雨に見舞われた。日本でも通には居る頃のこと、隣の韓国ならばこれも仕方ない。最近のゲリラ豪雨ならいざ知らず、当時の私や後輩が経験する豪雨とは比べ物にならないほどの、大粒の雨が力強く台地を叩き、見る間に側溝は溢れて流れた。<br />折角の旅行、ホテルでぼんやりしてるわけにもいかず。詩の着く豪雨の中、レンタカーで島内巡りえ、先ず近くの天地淵瀑布へ、豪雨の中、傘を差しても、瀑布からの飛沫で体は濡れそぼった。<br />豪雨の合間に7人の天女が舞い踊るように美しいと言う天帝渕瀑布と7人の天女が彫刻された仙臨橋。地上に万里の長城があれば、地底にも万丈窟があると言われる溶岩洞窟へ、天上から石灰乳が滴るので、上っ張りを被っての探訪だ。<br />韓拏山の噴火によってできた島であれば、溶岩洞は驚くには当たらない。<br />何故か観光スポットは島内の、この西側に揃っているようだ。島を巡る道路伝いに、東洋唯一と言う海岸滝正房幕府へ、見上げる崖上から、滔々と轟音とともに海面へ直接に落下する滝は圧巻である。<br /><br />石と風と女の島と言われる所以は、噴出された火山岩を積み上げた、この島ならではの家屋、台風の通り道でもあって、祖の木瀬には猛烈な強風に見舞われる。<br />さて、「女」は島内にはこれと言ってさしたる産業も無く、男は本土か目と鼻の先の日本の九州へ出稼ぎに出るので、島には女が残り、島の事は女でなければ始まらないと言うことだ。<br />石と言えば、党内のあちこちでお目に掛る、ドル・ハルバンと言うユーモラスな風貌の石像。一般的には城門に立って外敵から城を守る神としているが、島のあちこち家の守りや村落の出入り口に大きなどんぐり眼を見開いている。<br /><br />火山灰に埋もれて蒸し焼きにされ、化石となって残る耽羅木石園へ、まるで岩を繰り抜いたような木の化石などが置かれている。<br />城山日出峰、島の瘤のように海に突き出た岬の傍に、海女さん潜る海岸で、彼女らが実際に潜って取って来たつぼ貝、栄螺などをその場で焼いて、男は持参のアルコール。女子供は香ばしく熱いやつをこちじゃん(韓国醤油)でふうふう言いながら頬張った。<br /><br />翌日は、船を出して貰い、付近の岩の多い島を巡った。船べりから糸を垂らして魚釣りを楽しんだが、船の揺れと覗き込んだ海面の波とで、目視酔いと言うやつだろう、我にも無く私と後輩のKとは船酔いして、船底にひっくり返った。<br /><br />この旅行は、友情と絆を深める楽しい旅行であった。私等男は殆どアルコール漬けに近かったが、あれから30年。出来ればまた訪れたいところだ。<br />土産に買った花粉入りの蜂蜜が、濃厚な香りと味が忘れられない。

東洋のハワイ・済州島

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1984/06/21 - 1984/06/24

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horseriderさん

30年ほど前になるので、随分島内も変わって居るのではと思いながら、記憶に有る済州島旅行の様子を書き込みます。

日韓社会人親善馬術競技を縁に、韓国の乗馬仲間と家族絡みの付き合いをするようになったB氏の依頼で、日本企業との業務提携を斡旋し、そのお礼にと言うことで、日本きぎょぷを紹介し交渉に関わった私の乗馬の後輩K氏、丁度、彼の新婚旅行も兼ねることになったが、わたしも妻を同伴、B氏親子それに韓国の乗馬協会の理事長で、親善競技開催に骨を折ってくれたC氏夫妻の大人数で賑やかな旅個だった。

B氏が手配してくれた済州西帰慕市のハイアットリージェンシーホテルに各自集合と言うことで、私と妻は成田・釜山経由でチェジュ空港へ飛んだ。
島の西側、太平洋に面した岩壁際に立つほてるへ、私等は空港からタクシーを走らせた。
済州島の中央に位置する韓拏山の山裾を走る神秘道路と名付けられた舗装道路を快適に走った。

リゾートホテルとシテイーホテルの雰囲気を湛えたホテルは、若いカップルが目立った。
聞くところに依れば、韓国人の新婚旅行先のトップと言うことだ。この頃は、韓国では家族による海外旅行が制限されていた。現在なら近い国、日本、或は本物のハワイや南の島などへ行くだろう。

手配済みのルームに寛ぎ、夜はホテル内の食堂で全員がうち揃うことになって居た。
食堂に併設された個室に顔を揃え、それぞれ家族を紹介して和やかな宴会になった。男同士はアルコールを抜きにすることは出来ない。
韓国のOBビール(OBビールのオーナーY氏も乗馬仲間)のY氏の噂を皮切りにビールで乾杯、飲むほどに韓国焼酎眞露(この会社社長の婿さんも仲間)そんな両国の乗馬仲間の噂話などを肴に実に楽しい宴会だった。

一夜明けた翌日は、豪雨に見舞われた。日本でも通には居る頃のこと、隣の韓国ならばこれも仕方ない。最近のゲリラ豪雨ならいざ知らず、当時の私や後輩が経験する豪雨とは比べ物にならないほどの、大粒の雨が力強く台地を叩き、見る間に側溝は溢れて流れた。
折角の旅行、ホテルでぼんやりしてるわけにもいかず。詩の着く豪雨の中、レンタカーで島内巡りえ、先ず近くの天地淵瀑布へ、豪雨の中、傘を差しても、瀑布からの飛沫で体は濡れそぼった。
豪雨の合間に7人の天女が舞い踊るように美しいと言う天帝渕瀑布と7人の天女が彫刻された仙臨橋。地上に万里の長城があれば、地底にも万丈窟があると言われる溶岩洞窟へ、天上から石灰乳が滴るので、上っ張りを被っての探訪だ。
韓拏山の噴火によってできた島であれば、溶岩洞は驚くには当たらない。
何故か観光スポットは島内の、この西側に揃っているようだ。島を巡る道路伝いに、東洋唯一と言う海岸滝正房幕府へ、見上げる崖上から、滔々と轟音とともに海面へ直接に落下する滝は圧巻である。

石と風と女の島と言われる所以は、噴出された火山岩を積み上げた、この島ならではの家屋、台風の通り道でもあって、祖の木瀬には猛烈な強風に見舞われる。
さて、「女」は島内にはこれと言ってさしたる産業も無く、男は本土か目と鼻の先の日本の九州へ出稼ぎに出るので、島には女が残り、島の事は女でなければ始まらないと言うことだ。
石と言えば、党内のあちこちでお目に掛る、ドル・ハルバンと言うユーモラスな風貌の石像。一般的には城門に立って外敵から城を守る神としているが、島のあちこち家の守りや村落の出入り口に大きなどんぐり眼を見開いている。

火山灰に埋もれて蒸し焼きにされ、化石となって残る耽羅木石園へ、まるで岩を繰り抜いたような木の化石などが置かれている。
城山日出峰、島の瘤のように海に突き出た岬の傍に、海女さん潜る海岸で、彼女らが実際に潜って取って来たつぼ貝、栄螺などをその場で焼いて、男は持参のアルコール。女子供は香ばしく熱いやつをこちじゃん(韓国醤油)でふうふう言いながら頬張った。

翌日は、船を出して貰い、付近の岩の多い島を巡った。船べりから糸を垂らして魚釣りを楽しんだが、船の揺れと覗き込んだ海面の波とで、目視酔いと言うやつだろう、我にも無く私と後輩のKとは船酔いして、船底にひっくり返った。

この旅行は、友情と絆を深める楽しい旅行であった。私等男は殆どアルコール漬けに近かったが、あれから30年。出来ればまた訪れたいところだ。
土産に買った花粉入りの蜂蜜が、濃厚な香りと味が忘れられない。

同行者
友人
交通手段
レンタカー タクシー 飛行機
航空会社
JAL
旅行の手配内容
個別手配
  • 樹木の化石

    樹木の化石

  • 天地渕瀑布、友人B氏の長男と。

    天地渕瀑布、友人B氏の長男と。

  • 7人の天女の仙臨橋。

    7人の天女の仙臨橋。

  • ハイアット・リージェンシーホテルでの食事。

    ハイアット・リージェンシーホテルでの食事。

  • 周辺の島めぐり。

    周辺の島めぐり。

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