2014/12/25 - 2014/12/29
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mikanさん
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韓国4日目。
この日は北朝鮮との国境付近まで行きます。
最初は、ソウルから板門店ツアーなどに参加しようと思って調べていました。
すると、DMZトレインというものがあって、個人で行けることがわかりました。
DMZトレインは、都羅山行きと、白馬高地行きの2コースがあって、それぞれ一日一往復です。
北朝鮮から掘られたトンネルを見に行きたかったので、都鑼山行きにしました。
・ソウル−都羅山:往復で17,800ウォン(週末料金のよう)
・安保観光(終着駅から参加するバス連携ツアー):8,700か11,700ウォン
切符は、余裕を持ってソウル駅で二日前に買っておきました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 観光バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
今日は9:40発の電車に乗ります。
余裕があるので、ソウル駅で朝マック。
ゆっくり食べてたら、思いの外時間が経ってしまいました。
9:27発のDMZトレインが表示されていますが、こちらは白馬高地行きの方。 -
これがDMZトレイン。
ラッピング電車です。 -
私の乗る車両。かわいい!
-
内側も、カラフルな絵が描かれています。
私もギリギリだったけど、もっとギリギリの人がいて、結局ほぼ満席でした。
週末だったからでしょうか。
日本から予約して行かなかったけど、切符買えてよかったです。
複数人で行くときや、日程がタイトな場合は予約した方が良さそうです。 -
観光列車なので、K=POPがかかっていて楽しい雰囲気。
アナウンスは、ほぼ韓国語のみで、大事なところは英語でも説明があります。 -
女性の車掌さんが回ってきて、書類を配られます。
名前、電話番号、生年月日、国籍、国(居住国?)などを書かされます。
再び回ってきてチェックもされます。
同じ物を二枚書きます。
注意事項みたいのも書いてあるけど、ハングルのみなのでわかりません・・・。
常識的に行動すればいいと思います。 -
一般に来られる最北駅、「臨津江(イムジンガン)駅」。
ここで一旦全員下車します。
軍によるチェックがあるとのこと。
英語でもアナウンスがありました。 -
大きく見えるけど、お客が入れるところはほんの一部です。
自販機やトイレ(紙がない)はあります。
軍人が何人もいて、さっき書いた書類をチェックします。
韓国人は身分証、外国人はパスポートと照合します。
案外パスポート見せてる人がたくさんいました。
行きは写真を撮っている暇はあまりありません。
この写真は帰りに撮影したものです。 -
改札を出る前に、この札を渡されます。
-
ここから先は、鉄条網で囲われた中を進みます。
臨津閣という施設が見えます(帰りに寄れます)。 -
ソウルより北の方に来ているので、雪の積もり方も激しいです。
-
スピードはそんなに速くありません。
-
柵を超えます。ついに、入境を許可された人しか入れないところに。
-
イムジン河を渡ります。ここでは悲しい曲調の音楽が流れます。
朝鮮戦争で破壊された橋です、というような説明が英語でありました。
(どうも、日本統治時代に作られた橋のようです) -
河が凍っている!!
韓国人乗客も、この辺りを激写していました。 -
いかにも寒そうな色・・・
脱北者が渡ったりすると聞くけれど・・・
本当に凍死しますね・・・ -
次の駅が見えてきました。
-
韓国側の最北駅、都羅山駅。大きくて立派です。
-
軍人さん監視の中、駅舎へ。
列車から出たり入ったりする度に、念入りに人数確認がされます。
さて、ここからはバスツアーに参加しなくてはなりません。
ツアーというか、集団観光という感じです。
その申し込みと思われる窓口に並びます。 -
ツアーは一つですが、「第三トンネル」にシャトルで入るコースと、徒歩のコースに分かれています。
慶州で歩きすぎて足が痛いので、当然シャトルコースに並ぶ・・・。
後ろがたまたま日本人のご夫婦で、少しお話させて頂きました。
全員、身分証を出しているのでわかります。
日本人、全然いなかったなあ・・・。 -
なんと、シャトルの座席ラストワンでした。
2014年の運は、このために取ってあったようです。遅すぎ。
私より後ろの人たちは、「トボ(徒歩)」になると言われていました。
シャトルのコースは11,700ウォン 。(入場料、シャトル代金、運賃など含む)
徒歩コースは8,700ウォンです。
英語が通じたのはここまで。
車内で書いた書類のうち、1枚はここで回収されます。
もう1枚はドライバーに渡すよう言われました。 -
駐車場に何台もバスが停まっていたので、さっきの札の色と同じ表示のバスに乗りました。
運転手さんが「ヨンジ!ヨンジ!」と言ってきますが、「用紙」のことでした。
書類のもう一枚を渡します。
こんな感じで、勘が頼りです。 -
グーグルマップで見ると、今このへん。
黒い太線が国境です。
国境の左側のハングルは、ケソン(開城)と書いてあります。 -
バスが停まっていたところ。
ちょっとした公園になっています。 -
田んぼの中を進みます。
-
いきなり停まったので何かと思ったら、食堂でした。
昔の大学の食堂みたいな雰囲気です。
座ると、おばちゃんがテンジャンチゲを持ってきます。欲しければ声を掛けます。
韓国語、全くわからないので一番困ったのがココ・・・
隣にちょっとした売店もあって、お土産とか、飲み物・ガムくらいなら買えます。 -
最初一人で座ってたら、詰めて座れというようなことを言われ(予想)、韓国人カップルと相席に。
何か話しかけられたので、韓国語がわからない、と英語で言うと
「どこから来たのか」「ノースコリアに興味があるのか」と英語で聞かれました。
「ニホンゴでキタチョウセン(だね)」とか、少し交流できてよかったです。
そして、この食堂のシステムもこの人たちのお陰でわかりました。
他の外国人、どうしたんだろう??
そのうち、おばちゃんが料金の回収に来ます。
値段がわからないので10000ウォン出すと3500ウォンおつりが来ました。
集合時間もわからないので、適当に切り上げて、トイレに寄って、最後の一人にならないようにバスに戻ります。
この後も、行く先々で空気を読んで行動・・・。 -
他の人のブログだと、日本語で説明が表示されたと書いてありました。
この日は、巨大テレビは稼働していませんでした。 -
運転手さんがケソンがどうの、と言い出したので車窓から見ると、ゲートが。
よくニュースとかで見るところですね。
北朝鮮の開城に続く道です。 -
次の目的地は展望台。
本当は先に、建物内で説明を受けるようなんですが、
特に何も言われなかったので、一部の人は展望台の方へ行ってしまいました。 -
おお、あの先に北朝鮮が!!
高まる気持ちを抑え、足下を見ると「この先撮影禁止」のラインがあります。
肉眼や、備え付けの望遠鏡で見ることはできます。
望遠鏡は1回500ウォン。両替所もあります。
見たけど、一面雪景色で人っ子一人いませんでした。 -
望遠鏡のぞいてたら、ツアーに来ていた韓国人のおじさまに話しかけられる。
日本人と知ると、英語に切り替えてくれました。
現地の人と一緒に参加できるのが、このツアーのいいところです。
めちゃくちゃ寒くて、手袋してないと指が凍りそう。
その後、建物内に入る・・・
係のおじさんが、いろいろ説明しているけど、韓国語なのでわからず。
「現場撃滅」というスローガンが貼られていたのが生々しかったです。 -
この後、第三トンネルへ。
建物の入り口が二つあったので、施設のお姉さんに首から提げた札を示すと、
左側に行くよう指されました。
中ではトンネルがなぜ造られたのか、という映像を見ます。
言葉はわからないけど、映像がわかりやすいので何となくわかります。
「朝鮮戦争によって分断された後・・・ソウルを攻撃するために・・・北韓(プッカン)は、国境を越えるトンネルを掘り、そこから兵士を・・・その三つ目のトンネルが・・・」という感じでした(想像)。
外国人にはイヤホン式ガイドを貸してくれるという情報も見た気がするけれど、誰もそんなことしてなかったし、時間もなかったのでわからず。
白人の方も、同行の韓国人が翻訳してました。 -
このチケットの左下の施設が、第三トンネルに入る施設です。
シャトルはすごくゆっくり走りますが、天井が低くて、手を出したり立ち上がったりするのは危険です。
第三トンネル内は、水がしたたり落ちていて、じめじめしていました。
いつ崩れたり、浸水したりするかわからないし、これを掘らされた人も過酷だったろうなあと思いました。
それが戦争というものですね。 -
参考のために、チケットの裏面。
-
駅に戻ってきました。
これでバスツアーは終了です。 -
今は使われていない入境施設。
早く往来が自由になる日がきますように。
そしていつの日か、北朝鮮を抜けて、中国からロシア、そしてヨーロッパへ!!
究極の列車旅ですね。 -
帰りは札を返して列車に戻ります。
ここにいる軍人さんは、全員が人数チェックをしています。 -
あまり駅の中を見る時間もなく、慌ただしく列車へ戻る。
発車まであと10分。
線路はまだ北へと続いているけれど・・・。 -
一日、気を張っていたせいか、列車に戻ったらどっと疲れが出ました。
-
臨津江駅で長く停車します。
臨津閣を見学する時間ですが、もういいやという気持ちに。 -
本当はもっと見学すれば学ぶことも多いと思うのですが、
早々に切り上げて車内で休憩。 -
停まる駅はこれだけです。
たった50〜60kmの距離なので、普通に走ったらすぐに着いてしまいます。
景色が見えるようゆっくり走ります。 -
18時前にソウル駅に到着。
駅内の韓国料理店に入り、アルパプというものを注文。
トビコの石焼きビビンバです。
初めて食べたけど、次回も食べたいものリストに入りました!
コンビニで買ったマンゴーゼリーも濃厚で、これまた次回も買うだろうと思います。
夜、エアアジア機行方不明のニュースにショックを受ける・・・。
韓国に決める前は、エアアジアでマレーシア、と考えていたので他人事と思えませんでした。
家族も知っていたので、驚いていました。
明日は帰国するだけなので、荷造りをして就寝です。 -
お土産の一部です。
ロッテマートで一番高級な柚子茶(笑)
我が家ではヨーグルトに混ぜて食べるので、
この大瓶を2個・・・重かった。
さすがに濃厚です。 -
洗顔フォームがなかったので、現地調達。
イニスフリーというお店で初めて買いましたが、
エコな感じと自然派な感じが気に入りました。
なんかもう、日本語の喋れる店員さんて、少ないんですね。 -
家族のリクエストもあって、安いパックをまとめ買い。
肌は丈夫だけど、蜂蜜のは合わなかったです。 -
最終日は、朝5:45に宿の人が来て、シャトルバス乗り場まで送ってくれました。
「ケンチャナ」って言ったけど、バスが来るまで一緒に待っててくれました。(まだ暗かったからだと思う)
寒いからあなたは車の中で待ってなよ、って言ってくれたり。
バスが来て、乗り込んでからも、ずっと手をふってくれたりして・・・。 -
最後の最後に、宿の運転手さんの優しさに、やられました。
「おとうさーん(涙)!」って感じでした。
いつになるかわからないけど、また来るね!
おわり。
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