2014/11/29 - 2014/11/29
410位(同エリア574件中)
じゃくさん
飯能駅から車で細い山道を登ること30分余り。途中、対向車があれば、すれ違うことができそうもない。そんな不便なお寺が予約を取るのがむつかしい精進料理を食べさせてくれる。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 2.5
- 同行者
- 社員・団体旅行
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 団体旅行
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飯能駅から、車がすれ違えないような細い道を登り、竹寺の駐車場に到着、山寺の名にふさわしく、木々の茂る静かな凛とした空気が漂う。当日は雨が降っていたが、ちょうど紅葉の頃で、かえって色が冴える。
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竹寺は天台宗寺院で、牛頭天王を祀る。境内には牛頭天王像が配置されている。牛頭天王は右手に斧、左手に索を持つ。牛頭天王には8人の童子がおり、これが八王子。「王子」、「八王子」という地名は、牛頭天王やこの童子に関わる。
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竹寺は寺院でありながら、神仏習合を現在に残しているため、神社様式で鳥居がある。鳥居には、茅の輪があり、これをくぐることで心身を清める。蘇民将来が一宿の礼に霊験のある「茅の輪」を与えたことに由来する。
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牛頭天王本殿横から、周りの景色を見る。
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紅葉に交じって、左下には冬桜が満開。
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紅葉が鮮やか。
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竹寺本坊。この右側の棟続きでお食事をいただける。
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建物内に竹が。わざわざ床を開け、屋根にも穴をあけて、竹が優先されている。
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イチオシ
いよいよ精進料理の始まり。
竹で作った器に色とりどり、趣向を凝らした料理が盛られる。なかなか全部を書ききれない。 -
お箸も竹を切り作ったもの。ただ、途中に節があって、少々食べにくい。
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もみじ、柿、よもぎなどの山菜の天ぷら。それぞれの香りと味をゆっくりと楽しめる。
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冬桜の枝にアケビ。もちろん、桜の花は食べずに、お土産です。
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竹寺の名月。
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柚子の蒸し物。柚子の皮をそのまま器にして、蒸したもの。柚子は柔らかくなっており、皮ごと食べることができる。香り高くて、おいしい。
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白和え。ほのかに甘くておいしい。
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〆のおそばと、むかごの炊き込みごはん。
種々の目に新しいお料理の数々が次々に出される。味は言うまでもなく大満足、気持ちも豊かになり、十分に満腹に。 -
春と秋の献立があるとのこと。今回は秋の献立をいただいた。
こんなに不便なところに多くの人が出向いてくるのもよくわかる。苦労して予約を入れて、わざわざ行くだけの価値はある。オススメ。ただし、公共のバスを使うと、飯能駅から40分+バス停から上り坂徒歩40分と、かなりハード。
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