東海道線からの車窓と六甲山夜景を満喫する旅（神戸）

2014/12/15 - 2014/12/15

東海道線の鈍行に乗り、のんびりと車窓を楽しみながら神戸へ向かいます。
途中で昼食の時間を入れると、９時間の鉄道旅です。

神戸では六甲山から1000万ドルの夜景を満喫します。

エリア 六甲山・摩耶山周辺(兵庫)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 高速・路線バス JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

相模湾から昇る朝日

川崎から朝5時半の東海道線沼津行きに乗ります。

相模湾からちょうど朝日が昇ろうとしています。

富士山

東田子の浦付近では、美しい富士山が見えます。

岳南（がくなん）電車

吉原駅で見かけました。

岳南電車は製紙工場の間を通り、富士山を目前にして走ります。

富士駅のホーム

かつてはレンガ造りのホームで、客車の乗り降りにちょうどいい高さだったと思います。

今はかさ上げして電車用の高さになっています。

木材を積んだトラック

富士川を過ぎたあたりで見かけました。

371系電車

東静岡付近で珍しい電車を見つけました。
かつて御殿場線から小田急電鉄に乗り入れる特急「あさぎり」として活躍していた車両です。

その後、ホームライナーや臨時列車として運用され、2014年11月に営業運転をやめました。

富士急行に譲渡し、2015年から「フジサン特急」として第二の人生が始まります。

東海道線の路線図

新幹線は早くて便利ですが、道中の景色を楽しむには在来線が最適です。

今回も青春１８きっぷを利用しています。

浜名湖を渡る新幹線

弁天島付近です。

浜名湖から見える富士山

ミカン畑を走る新幹線

豊橋を過ぎ、三河三谷付近です。

ＤＤ５１機関車

名古屋を過ぎ、稲沢機関区（現愛知機関区）に高山線を走るディーゼル機関車がいます。

大きな体の力強い機関車です。

樽見鉄道

大垣には樽見鉄道がいます。
樽見鉄道の終点樽見には淡墨桜があります。

赤い電車の養老鉄道

桑名から大垣を通り、揖斐まで揖斐川沿いに走っています。
以前は近鉄養老線でしたが、今は近鉄子会社の養老鉄道になっています。

大垣駅で一旦降り、50分間の昼食休憩です。

雪景色の関ヶ原

大垣駅を出発します。

ここから米原までは山深い関ヶ原を通るので、雪景色に変わります。

大垣・関ヶ原間には勾配を緩やかにした別ルートの線路があり、現在下りの貨物列車に利用されています。
この線路を知っていますか？

運転席しかない変な車両

調べてみると、レールを運ぶためのキヤ97系気動車で客室がありません。

なるほど！

柿の実

鳥さんの食料になるのでしょうか？

ＪＲ西日本の電車

米原からＪＲ西日本エリアに変わります。

ややっ、新幹線？

米原駅を過ぎると、鉄道総合研究所風洞技術研究センターが見えます。
風洞実験に使われたJR東海、JR東日本、JR西日本の新幹線車両が展示されています。

写真は1995年のJR東海300X、1992年のJR東STAR21で、いずれも次世代の新幹線技術の実験に使われました。

西武線に似ている電車！

いやいや、近江鉄道彦根線です。

西武鉄道の子会社なので、西武鉄道の古い車両に会えます。

阪急電車

神戸付近で見かけた阪急電車です。

JR三ノ宮には14時半に到着しました。

観光案内所で六甲山の情報を教えてもらい、宿の東横インに荷物を置き、六甲山へ向かいます。

六甲道駅のホームドア

三ノ宮から電車に乗り、六甲山の入口の六甲道駅で降ります。

このホームドアは初めて見ました。
電車が到着すると長いロープが上がり、電車のドアが開きます。

昇降式ロープ柵と言います

ドアが閉まると、ホーム上の支柱に渡した５本のロープが降りて来ます。

実は今日2014年12月15日から実験を始めたそうで、車内にいる乗客が驚きの目で見ています。

かっちんはこの光景にしばらく釘付けになっていました（笑）

ロープが降りたところ

車両の扉が3枚、4枚の電車には、この方式が最適のようで、来年3月末まで実験するとのことです。

六甲ケーブル

六甲道駅前からバスに乗り、六甲ケーブル下駅に着きます。

ケーブル駅にはクリスマスツリーが飾られています。

六甲ケーブル

六甲山へはケーブルに乗り、六甲山上駅まで行きます。

六甲山のクリスマス（ポスター）

「１０００万ドルの夜景」が見れるので、ワクワクしてきます。

ケーブルカー

レトロタイプと呼ばれ、先頭車両は暖房ありの窓ガラス付き、後ろの車両は自然冷房の窓なし展望車になっています。

燃えているカップルは毛布を借り、後ろの車両に乗ります。

かっちん夫婦は勿論、後ろ　ではなく、前の車両に乗ります（笑）

運転席

運転はボタンを押すだけのようです。

ケーブルカーの車内

傾斜のついている車内です。

車内のクリスマス・リース

ケーブルカーはこれから急坂を登ります。

反対車両と交換

トンネルや曲がりくねった線路

ケーブルカーはまっすぐに登るものと思っていましたが、ここのケーブルカーは曲がりくねっています。

お洒落なパンタグラフ

六甲山上駅に到着。

ウサギの耳のようなお洒落なパンタグラフが付いています。

山上駅の古い建物

六甲ケーブルは1932年（昭和7）に2区間に分かれて開業しています。

建物内の装飾のある階段

クリスマスツリー

クリスマス気分になり、神戸の夜景を見ると最高ですね！

歴史を感じさせる建物

古い扉

待合室

夜景見物客はみんな防寒が完璧です。

天覧台の夕暮れ

山上駅屋上にある展望台からの眺めです。

昭和天皇陛下が訪れたことがあるので、天覧台と名付けられています。

あれっ、ロープウェイがいる！

これは休止中の表六甲線のロープウェイです。

かつては、六甲山と有馬温泉を結ぶ日本一長い（5km）ロープウェイでしたが、現在は途中から有馬温泉とを結ぶ裏六甲線が運行されています。

なるほど！

六甲山からの夜景

「１０００万ドルの夜景」と呼ばれています。

三ノ宮とポートアイランド、神戸空港などを眺めています。

六甲山からの夜景

夜が更けていきます。

六甲山からの夜景

六甲アイランドと大阪湾の眺めです。

六甲山からの夜景

さらに夜が更けます。

まさに１０００万ドルの夜景です。

天覧カフェ

夜景を見ながらカフェを楽しめます。

帰りのケーブルカー

六甲山の夜景に満足できたので帰ります。
行きとは違うクラシックタイプのケーブルカーに乗れます。

この後、神戸ルミナリエ、翌日から淡路島へと旅が続きます。

この旅行記へのコメント （2）

• てんとう虫さん 2014/12/22 17:35:30

  今晩は

  神戸まで長旅、お疲れ様でした。
  この後まだ続きがあるんですね。
  楽しみにしております。
  このブログの中で岳南電車が出てきました。
  岳南鉄道と紹介されておりましたが、正しくは上記のように岳南電車です。気が付きましたので恐縮ですがご指摘させていただきました。
  
  岳南電車のHPです。
  http://www.fujikyu.co.jp/gakunan/home.html

  かっちんさん からの返信 2014/12/22 18:37:40

  RE: 今晩は

  てんとう虫さん
  
  　ご指摘ありがとうございます。
  
  　2013年に諸般の事情から会社名が変わったのですね。
  　先ほど、旅行記を修正いたしました。
  
  　本当にありがとうございました。
  
  　てんとう虫さんの富士山南麓の旅行記は、いつも楽しく読んでおります。
  　これからも、よろしくお願いします。
  
  　　かっちん