2007/09/16 - 2007/09/25
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Shuntatatataさん
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チベット
そもそも辿り着くために、そのために、今までに”2番目”に苦労してどきどきした(笑)
1番はリビア、あそこは大変だった。。。(こちら→http://4travel.jp/travelogue/10275433)
けど、そんな苦労した国ほど印象は強烈で、感動は倍々ってもんです。
僕が行ったのは暴動の前だったけど、そのころでもチベットへは簡単には入れてもらえなかった。入域するにはパーミッションが必要で、ラサから他の地域へ移動するにもさらにパーミッションが必要。出るときはフリーパス(笑)
この入域パーミッションが厄介で、日本の代理店を通すとお金ばっかりかかってしまうので、直接中国の代理店とメールでやり取り。成都―ラサ間の片道の航空券とパーミッションを手配した。代金は事前に国際送金して、”モノ”は成都の空港で手渡されるというもの。保証もなにもない、最悪、成都に着いたらチベット旅行は中国旅行に変わりましたってオチも覚悟。。。
さて。
チベットへたどり着く手段は3つある。まず、空路と列車。これらはパーミッションがないとダメ。折しも世界最高所を走る“青蔵鉄道”が開通した翌年、列車チケットはプラチナ化して一切取れん。NHKスペシャルで特集観て、憧れてはいたんだけど、門前払いですわ(T_T)。次は闇バス・闇タクシー。なんと、パーミッション不要らしい(そもそも違法らしい)! けど、成都から乗り継ぎ48時間走り続ける超しんどい手段の挙句に、見つかればそのままサヨウナラ。何十時間走って、もうちょっとってところで何十時間かけて戻るとか、、、それは避けたい
結局、一番楽な空路を選んだ。帰りは現地でもっと安いチケットが買えるだろうと甘く見ていて、”片道”の航空券だけの手配。 甘かった。 けど、この甘すぎる読みが素敵な幸運を招くことになったのさ(笑)
- 旅行の満足度
- 4.5
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-
さて。
チベット旅行になるのか?中国旅行になるのか?
緊張して成都に降り立つ。ゲートを出ると…そこに居ったぁ!
中国旅行にならずにすんだぁ…ほんと、こういうのが一番心臓に悪い。
その夜は成都で一泊し、翌朝、降り立った念願のラサは標高3650m (- -;)
写真はバスに乗ってラサへ向かう道、思ったより緑があるね。
それにしても空が青い〜〜 -
バスがラサに入る、、と目の前にポタラ宮が姿を現すっ!
おぉ〜…圧巻である。かっこいい、いや本当に。
このポタラ宮には、強い憧れがあったんだ。
たぶん、中学の頃流行った漫画の影響ですが(笑) -
高地順応なしで飛んできた。そうなると気を付けなければいけないのが、ここは富士山頂上だってこと。高山病はボリビアで痛い目を見ている。
とは言っても、あのポタラ宮見たらじっとしてられんでしょ〜
宿だけ確保してすぐさまラサの街をさまよう。
宿のすぐそばには、チベット仏教の最大の聖地・ジョカン♪
巡礼者はまさに此の地を目指すのだ。 -
ジョカンはバルコルと呼ばれる参道に囲まれていて、土産物屋、巡礼グッズ屋が軒を連ねる。バルコルはいつでも、巡礼者、坊さん、旅人、土産物屋の売り子、様々な人々で溢れ活気に満ちている。
-
ジョカンから、遠くにポタラ宮を望む。
いや〜好きだわ、ポタラ宮。 なんなんでしょ。 -
視点を変えて…
いや〜、好きだわ、ポタラ宮(笑) -
今ここが富士山頂上なら、あの山の高さはどれほどなんだろう?
体の不調は感じないけど、一歩、一歩がしんどい(汗)
重い足を引きずり、旅行代理店へ。帰りの航空券、安いのあるといいんだけど〜
とか甘く考えてたら、安いどころか全て売り切れ?? えっ?
なんでも、この時期は軍隊の配置替えだとかで飛行機とか交通機関がほぼ埋まっているらしい…まぁ、とりあえずまだ時間はあるし大丈夫でしょ(汗)
なんか嫌な予感を感じつつ出直すことに。 -
帰り道、ポタラ宮へ散歩。
夕日を浴びて赤みを帯びるポタラ宮。
いや〜いいわ〜いいわ〜いいわ〜(> <) -
宿はジョカンのすぐ近くのスノーランド・ホテルへ。
10人以上泊まれるような大部屋ドミトリーに落ち着いた。
とても気のいい日本人パッカーが多くってその日はそのまま皆で飲み会へ(笑)
チベットは何処へ行くにもラサが絶対的な拠点なもんで、同じドミのこのメンバーは滞在中ずっと同じでした(笑) おかげで楽しかった。多くはインドやパキスタンから、もしくは船で日本から中国に来て陸路でチベットまでやって来た強者たちです(目隠しだとなんか怖いですが)。
ちなみに酒は高山病に厳禁です。到着当日のお酒なんてダメらしいです。
でも、おいしかったです♪
ニュージーランド人おばちゃんの強烈な中国トイレ体験談を聞きながら酒を飲む。若いころ、彼女は中国の山奥を旅したらしい。そのとき借りたトイレは○○○で△△△が□□□になってて、それがショックで帰国するまでの半年間”何も”でなくなったそうな。
○○○で△△△が□□□。。。おっそるべし、中国トイレ! -
翌朝早く、まだ薄暗いうちにバスに乗り込む。
チベットはあちらこちらに聖地ってレベルのお寺が点在している。早朝、ジョカン前の広場からはそうした遠くのお寺へ向かう巡礼バスが複数出ている。
目指すはサムイェ寺だ。追加パーミッションが必要な立ち入り禁止地域ぎりぎりラインだ。サムイェはパーミッションなしでも行けるけど、片道4時間のバス移動。 -
窓から見える景色はいちいち素晴らしい。
バスがぼろい。がったんごっとん揺れるたびに窓がひとりでに開く(笑)
寒いから閉める、揺れては開く、寒くては閉める。。。がエンドレスに続く。寝れん! -
サムイェ寺。
旅人もほんの数人しかいない。ひっそりして、とてもいい雰囲気です。
空が濃い。藍色に近い。 -
中もひっそりとしている。 自然と声を潜めてしまう、厳粛な雰囲気。
イスラム、ヒンドゥー、キリスト教、いろいろな宗教を見てきたけど、やはり日本人の感覚には仏教が一番合うと思う。気持ちがとても”落ち着く”、そう感じる。 -
実はこの場所、サムイェはイエメンで会った友人の強い薦めを受けて訪れたのだ。
他の寺院にはない変わった特徴がある。
それは、目の前の小高い山に登らないとわからないのさ。
が、しつこいけど、標高4000mからの登り道は楽じゃない。。。 -
ようやく登り切った頂上には社が。
一人のお坊さんがその社の周りを時計回りにお祈りをしていた。 -
その向こうには息をのむ絶景が広がる。
そして登り来た道を振り返ると、 -
巨大な”立体曼荼羅”が姿を現す。
これを見るためにサムイェ寺まで来たのさ。
チベット仏教すなわち大乗仏教ではその真理?を曼荼羅という抽象的な図柄に映し出す。それはタンカと呼ばれる手描きの絵だったり、何日もかけて描き、完成と共に砂に返してしまう砂曼荼羅であったり、様々な方法で表現される。
サムイェ寺は寺社と仏塔、周囲を囲む壁が立体的な曼荼羅を描くように配置されている。
背後の荒々しい山と調和しているのか、していないのか、異様で不思議な光景だよ。 -
四方を守る(?) 4本の仏塔
4本の仏塔。 そう、おわかりだと思うが、緑の仏塔1本の写真を撮り忘れたのだ。
世界の森羅万象を見渡すBuddha’s eyeってやつです。 -
宿坊に泊まることもできるそう。
夜はとても雰囲気良さそうだなぁっと思ったけど、帰ります!
宿に戻ると、同宿のユウイチさんとミキちゃんが明日ナムツォへ行くツアーに参加するとのこと。ご一緒させてもらうことに。ってか、実はその旅行代理店はすでに閉まっていたんだけど、当日の朝ちゃっかり出発場所に押しかけてドライバーを説得して乗っけてもらいました(笑)
強引に頼んでよかったと思う。
旅が終わってみると、チベットで最も強く印象に残る場所はこのナムツォだった。 -
何もない道を車は往く。
車窓から眺めていると、この果てしない道を「五体投地」でラサを目指す巡礼者とすれ違う。どれほどの距離を、どれだけの時間をかけてここまで来たのだろう。
あと少しで聖地ラサだよ。がんばってくれっ -
ランチェンラ峠で一息つく
ここは標高5123 m!
この後、インドのカルドラ峠(5600m)で記録は塗り替えられるけど、人生最高到達地点!
後ろは知らない人です(笑)
中国人ってテンガロンハット好きよね。 -
ナムツォまでもう少し!
このあと雪が降り出します。
夏ですが、吹雪きます(- -;) -
“吹雪く”ナムツォに到着
どうしようもなく、しばしテントの中でぐずぐずしておりました。
参加したツアーは移動のみ。日帰りも出来るし、ここで一泊もできる。我々は3人でこんなテントハウスをシェアして一泊コース〜 中は思いの他快適♪
どのくらいぐずぐずしていたのか、何気なくふら~と外に出ると? -
晴れとる!
いつ晴れた? -
あら〜 絶景♪
-
あら〜 澄明♪
-
日差しが強く、心地よい暖かさ。とても気持ちいい♪
しばらくぼ〜っと。
↑ 写真はイメージです(彼はおれじゃないです 笑)。 -
ヤク
-
と、そのなれの果て (- -;)
-
チベット仏教を語るうえで忘れることができないのがこの5色の旗「タルチョ」
巡礼者はお寺や聖地にタルチョを巻きつける。
実は、この旗にはお経が描かれているのだ。
その旗が風になびくと、描かれたお経は“風に乗って運ばれ”、世界中の人々に救いを届ける。そんな思いが込められているんだそうな!
なんなのさー、その素敵すぎる教えっ!!! -
見よ、このやりすぎ感 (笑)
いや、でもこれが、自己だけではなくみんな一緒に救われましょう、という大乗仏教の教えだからいいのだ。ようするに、皆のためなのだ。タルチョが風に吹かれれば吹かれるほど、なびけばなびくほど、世界中の人々が救われるのだ♪ -
ここで、テレビカメラを持った日本人 数人に会った。
テレビ番組ではないけど、世界の絶景をテーマにしたDVDの撮影に来たそうだ。
日テレだったかな?どこの局だったか、忘れちまったなぁ〜
自分が居た場所、その時が記録されている映像ってのは興味あって、帰国して調べたけれど見つけられなかったなぁ -
3人で背後にある岩山を登る。。。湖岸でタルチョ買ったのさ
どうせならもっと高く、見晴らしのいいところに括り付けようってことで登ってきたのさ。
期待通り、ナムツォを見晴らす素晴らしい眺めが広がる。
素晴らしい。美しすぎる。
風の音しかしない(物思いに耽れるような穏やかな風ではない 笑)。 -
太陽がだいぶ落ちてきた、けど、その割には太陽がまぶしかった。
空気が澄んでいるんだろう。空気が薄いってこった。 -
此処にもタルチョが。
この風なら、お経は遥か遥か遠くまで飛んでいくだろう(^^)
僕はこの旅をきっかけにタルチョという”在り方”にすっかり魅せられてしまった(笑) -
僕らはタルチョを眺めがよく、風が通る場所に括り付ける♪
3人はそれぞれ、自分のタルチョを強く縛り付ける。 -
僕らの結んだタルチョは、風に吹かれ、世界中の人々を救いに往くのだ。
なんて、なんて、気分がいいんだろう(笑)!
もうタルチョにぞっこんです。 -
沈みかける陽が湖面に光の道を作る。
レーザービームのような、まっすぐな光の道。
こんな強い光の夕日はなかなか、ないよな。 -
ミキちゃんとユウイチさんの恋人っぽい写真。
っぽい〜(笑) -
夜は? あれ〜(笑)
ちっこい食堂があって、ビールはそこで手に入れた♪
僕は飛び込み参加なので、実は食糧を持っていなくって、お二人が前日に買い込んだ食糧をわけていただきました。
標高5000m近くまで来ても飲むことになるとは♪
テントの外は明かりもない闇、ほんと闇。
遠くで野犬?がブチ切れたように吠えて、外に出るだけで恐ろしかった。
外に出たくないのに、ビールと軽い高山病でトイレが近い、、、
犬が暗闇から飛び掛かってくるんじゃないかと思いながら用を足したよ。
恐ろしかった。 -
朝になるちょっと前、太陽を望んで明るい方角へ歩く、歩く。
行く手の岩山は思った以上に大きく、遠く、歩いても歩いても登りきることができない。
空気も間違いなく薄い。
結局、登りきらずに朝陽が… -
朝になる…昨日よりもさらに澄んでいる。
遠くに朝陽を浴びるのは「ニャンチェンタンラ峰」
標高7162m! うーん、寒いっ!!! -
空が濃い
ナムツォで印象的な二つの大岩。
信仰の対象らしく、白い布やタルチョがかけられている。
あんな上の方までどうやって?
それにしても、空が濃い。。。
名残を感じつつも、ナムツォを後にする。 -
ラサ、スノーランドに戻ってきた。とりあえずお洗濯とシャワーを。
夜はとても寒くて入れんのよ、なので陽が高いうちに浴びるのが正解。
ラサは太陽が近いおかげか、昼間は薄着でも大丈夫、けど夜はとても冷え込む。
残る心配事を解決するため、再び旅行代理店へ。
帰る手段がまだ決まってない。
なんだけど、やっぱり航空券はすべて満席。
いよいよ、地獄の48時間バスが現実味を帯びてきた。。。やばい。
焦ってきた、そんな中、思いもよらぬ幸運が舞い降りてくる♪
「青蔵鉄道」
最後の悪あがきをするために駅の窓口を尋ねると、
「たった今、一つだけ空きました」っと?
えっ?????? 空いた? 何が?
空いた〜(T_T) うれしい。
昨年開通したばかりのこの鉄道はまさに人気の絶頂でまずチケットは入手できないと聞いていたのに。これはきっとナムツォで施したあのタルチョのお陰に違いない!
世界の人々を救うつもりが、自分がまず救われてしまったのかもしれないな(笑) -
晩御飯はまた皆で近くの中華料理屋へ♪ 中華はさすがというか、どこでも美味しいです。
ナムツォではご馳走になったので、ここは私持ちです。
いいんです、気分がいいので、いいんです。
結局、毎日飲んでたことになるのかな?
中国といえば悪名高き”ニーハオトイレ”。この食堂は”半”ニーハオ(涙)
トイレの形状は和式に近いしゃがんでするタイプ。一応は仕切りある、けど?
ニーハオならば仕切りは存在しないわけだけど、一応ある。
けど、残念すぎるほど仕切りが短い。顔だけはみ出す。
しゃがんだ状態で隣を見ると目が合う(笑)
あと30cm、あと30cmなんだよ、ほんと惜しい。ってか、もうちょいがんばれ。
慣れていない日本人がニーハオに出会うとどうなるか?
軽いパニックに陥るんだよね。
トイレに入ると中国人の先客いた…どうしたか?微笑みかけました(笑)
だってどうしたらいいか、照れ隠ししかできんでしょ。微笑み返してくれるとでも思ったんだろうか。けど当然、相手は必至な状況なわけで、微笑み返す余裕があるわけなくって、、、無表情、いやむしろ不機嫌(笑)
幸運にも「小」だったので顔が並ぶことは避けられたんだけど。。。
怖いわ、ニーハオ。慣れるもんだんだろうか、アレ。 -
まっ、そうなこともあった翌朝、再びジョカンへ
そこで見たのは、五体投地でお祈りする人々。オムマニペネフムだ。
チベット仏教のお祈り方法は、五体投地とよばれ、身体を投げだし、額を地面につける。
それを何度も何度もひたすら繰り返す。 -
巡礼者はラサへ道のりをこの五体投地を繰り返して歩むらしい。一日にわずか数キロしか進めない、何年もかけてこのジョカンを目指す。自分は無宗教だけど、やっぱ、自分の理解を超える信仰心ってのは感動するものがある。
-
最終日のこの日は近場のデプン寺と憧れのポタラ宮へ
デプン寺からの眺めは文句なし。標高? もう慣れましたわ。
チベットの旅人はとにかく長期旅行者が多い。そもそも辿り着くのも大変というのもあるけどそれ以上に、チベットの”奥地”へ進むためには時間が要るってことらしい。
チベットの宿には、メンバー募集の張り紙がたくさん貼られている。
「Kailash, 1 month」
聖地カイラス山へ、期間1か月、そんな張り紙。
車とドライバーをチャーターして、水、食料、テントを積み込んでいくことになる。
そんな張り紙を見ているとき、ひとりの日本人に声をかけられた。
「カイラス山へ行きませんか?」
会社を辞めて、1カ月かけてカイラスを目指す、そのためにシェアできるできれば日本人を探しているそうな。スノーランドの日本人はほとんどが学生ではあったけれども、彼らでもこれから1カ月は無理だろうなぁ。。。自分はたったの1週間だよ -
カイラス山
天空にそびえる壁のような山。写真では何度も見たことがある、写真でも迫力が半端ない。
写真見たら一目ぼれします、間違いなく!行ってみたい!
1カ月か、叶わない夢だ。憧れるわ。
世界中で最もたどり着くのが難しい場所の一つだ。
自動車道が開発されているという噂もあるけど、簡単に行けるようになっていまったら、それはそれでさみしい気がするな。 -
さぁて、チベットの〆へ
実はポタラ宮に拝観するためには、前日に整理券を入手しないといけないのだ。配る時間も決まっていて、僕の場合、ナムツォから帰った時点ですでに手遅れ(涙)
このポタラ宮は憧れの場所…このまま引き下がるのもアレなのでとりあえず直談判してみる、というかお願いしてみた。そしたら、入れてくれた(笑)
謝々 m(_ _)m -
このポタラ宮、実は、今は何の役目も果たしていない。
ダライ・ラマが亡命したのを最後に、ラサの象徴以外何ものでもなくなった。
実際、中には何もない。
明日、チベットを離れる。
バルコルを何周もしてお土産を買いこんだ。タルチョ、吉祥紋の暖簾、マニ車。。。
中でも一目惚れしてしまったのが、この「タンカ」
気が遠くなるような緻密な手描き曼荼羅。
非常にカラフルなもの、神を描いたリアルなもの、様々なタンカがあるのだけれども、黒地に金色で描かれているようなのはこの1つしかなかった。
完全に一目ぼれ。どうしても欲しくって、正直ちょっと高くって、相当な時間を費やして、値切って、交渉して、、、買ってしまったぁ…
抽象的な構図の中、よく見ると人や動物、神様が描かれている。
とにかく気に入っていて今の部屋の一番目立つところに飾っている。
旅のお土産としては高価だったけど、結局それを飾る日本で買った額の方が高くついた(笑) -
明日、チベットを離れる。
バルコルを何周もしてお土産を買いこんだ。タルチョ、吉祥紋の暖簾、マニ車。。。
中でも一目惚れしてしまったのが、この「タンカ」
気が遠くなるような緻密な手描き曼荼羅。
非常にカラフルなもの、神を描いたリアルなもの、様々なタンカがあるのだけれども、黒地に金色で描かれているようなのはこの1つしかなかった。
完全に一目ぼれ。どうしても欲しくって、正直ちょっと高くって、相当な時間を費やして、値切って、交渉して、、、買ってしまったぁ…
抽象的な構図の中、よく見ると人や動物、神様が描かれている。
とにかく気に入っていて今の部屋の一番目立つところに飾っている。
旅のお土産としては高価だったけど、結局それを飾る日本で買った額の方が高くついた(笑) -
早朝、皆と別れ、にぎやかなスノーランドをあとにした。
この日、スノーランドでは何やら理解不能な事件が勃発したらしいんだけど、僕はその前にラサ鉄道駅へ(笑) -
列車も駅も真新しい。
僕のチケットは、比較的快適な旅が期待できる4人部屋寝台。
これから48時間かけて成都へ向かう長旅。鉄道でそれだけ長い移動をするのは初めてかもしれない。 -
見慣れたとは言え、景色はすばらしい。
ときには氷河のそばも通る。 -
世界最高所の駅・唐古拉駅(海抜5068m)
最近まで降車できたらしいけど、旅行者が停車中に高山病?酸欠?で帰らぬ人となってしまったらしい。そのため、できたばかりでありながら、この世界最高所の駅は通過するだけの駅に(涙)。ちなみに各寝台には酸素マスクが着いていて、いざってときは酸素を吸えるようになっている。
この駅ができるまで、世界最高所の駅はペルーの「ラ・ラヤ」だった。僕がラ・ラヤに降り立ったころには、すでに世界最高所の栄冠はこの唐古拉に奪われた後だったのさ。
通過だけど、世界最高所の駅 リベンジは果たした、そういうことにしよう。 -
48時間の鉄道旅、静かに絶景を眺めたいが同室の中国人家族はうっさい!
夜中までトランプしていて一度怒鳴った!
そしたら翌日、みかんくれた。なんやーそれー! 怒ってんだー!
もう… -
いったい、どのあたりを走っているのか、まったく不明。
目印ないし、駅もない。
実は、帰国便に乗るには、成都駅から速攻でタクシー捕まえて空港へ行かなければ間に合わないスケジュールだったりする。
時間通りに着いて欲しいなぁ~
南無阿、、いやいや、”オムマニペネウフム”
電車を乗り換える西寧ではすでに景色は霞んで…そこから成都までの景色を何も覚えていない。ほんと、まったく記憶にない(- -;) -
成都駅に着くと、列車で知り合ったシンガポール人夫婦と一緒にタクシーに飛び乗った。
彼らは素晴らしい人々だったなぁ、同室の中国人も、まぁ、うるさかったけど、悪い人ではなかったかな。なんだかんだで、飛行機には間に合ってしまって 日本へ・・・
チベット、最近また行けるようになったと聞いた。
チベット人は優しく、まじめ。景色は言葉を失う。なにより、タルチョが素晴らしい(笑)
今もまだ、僕のタルチョは世界の人々を救っているんだろうか??
チベット、自分が行ったのは、ほんの、ほんの一部。
カイラス山へいつか、いつか行きたい!
また行きたい、チベット。
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この旅行記へのコメント (4)
-
- トラベラー172さん 2014/12/17 12:33:47
- やっぱ空が青いね〜
- 空気が澄んでるのがよくわかる!
(そして空気が薄そうなのも・・・)
タルチョもいいねっ。
タルチョっていう名前すら知らなかったけど
この旗を見ると、チベット!っていうイメージするなぁ。
- Shuntatatataさん からの返信 2014/12/23 00:03:42
- RE: やっぱ空が青いね〜
- 172さん、たぶん知ってるあの人やね〜(笑)
タルチョはかっこ良すぎるよ〜
お土産で買ってきたんだけど、なかなか世界を救うチャンスはない。。。
青く澄んだ空、やっぱ高地はいいよ。
- トラベラー172さん からの返信 2014/12/24 11:23:32
- RE: RE: やっぱ空が青いね〜
- > 172さん、たぶん知ってるあの人やね〜(笑)
あ!多分当たりです。
FBからの流れで読んでそのまま書き込んでしまったの。w
> タルチョはかっこ良すぎるよ〜
> お土産で買ってきたんだけど、なかなか世界を救うチャンスはない。。。
部屋に飾る?自宅から世界を救う、、、、どうでしょうか?
- Shuntatatataさん からの返信 2015/01/03 15:17:49
- RE: RE: RE: やっぱ空が青いね〜
- 実は以前はトイレに飾ってたのさ。。。
換気扇越しでも、世界は救えていたのかどうか。。。(笑)
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