2014/11/27 - 2014/11/28
90位(同エリア136件中)
真美ママさん
『しんとつがわで心(しん)呼吸』というツアーを見つけたのは、フリーペーパーの片隅で。
農林水産省都市農村共生・対流総合対策事業の一環だそうで、いろんな催し物があって一泊二日でなんと9500円!!
きっと農水省からの補助金なんかがあるのかもしれませんね。
でっ、百数十人の応募を見事(?)くぐり抜け、行ってきました。
そば打ちや、陶芸・ニシン漬け作り、しめ飾りを作って餅つき大会までって、楽しすぎる!!
まぁ大人の遠足みたいなものかも。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 観光バス
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
PR
-
バスに乗り込んだ参加者33人は、新十津川手前の浦臼町道の駅・「つるぬま」へ。
えっ、なんでこんなところへ??
この近くに神内ファームがあり、牛肉だけじゃなくなんと・・高級完熟マンゴーの栽培を目指しているのです。
北海道ならではの涼夏熟成で栽培期間が長いため、糖度が高く、繊維質の少ない、完熟落果で優しくネットに受け止められた 香り高いマンゴーが出来上がるんだそうで・・。
お値段も1200円くらいからだったから、お安いのかも。
でっ、購入したのは・・チェリモヤ!!
わおっ、まさかこんなところにチェリモヤが・・て感じの遭遇です。
マンゴーは暑いときに出来るけど、チェリモヤは冬に収穫されるのよね。
もちろん即購入、この地で買って700円はお安いかも -
新十津川町は、1889年に起きた奈良県吉野郡十津川村での十津川大水害の被災民が、北海道トック原野に入植し、新十津川村と称しました。
今でもHPには、「こころのふるさと・十津川村」のリンクが張ってあり、なんかすごい絆を感じます。
この時の被災民たちがみんな、とるものとりあえず木刀だけは持っていくという気風で、今でもこの町では剣道がとっても盛んなんだそうで・・。
とってもりっぱな武道館も見学させていただきました。
でっ、「そば打ち名人に学びながら、新そばによるそば打ち体験」です。
そば粉4・小麦粉1の二八そばです。
教えてくれるのは、そば道場で何段かの西井さん。 -
そば粉と小麦粉をやさしく混ぜ合わせ、水を少しずつ入れて練っていきます。
だまにならないよう、全体に水がいきわたるよう、ていねいに。 -
いい感じになったら、丸くまとめて、角出しをします。
これがうまくいくと、丸かったそば生地が四角の薄い生地になります。 -
後は畳んで畳んで、小さくして切ります。
包丁で当て板をちょっとだけずらして切るんだけど、やっぱ微妙に難しいわ。 -
はい、そば出来上がりです!!
つるつるしたそばも美味しいし、お汁がとっても美味しい。
Sさんが自家用の、天日干ししたゆめぴりかでおむすびを差し入れしてくれて、この米がうまっ!!
お母さんたち差し入れの、漬物もうまっ!! -
次は文化伝習館で「陶芸体験」です。
指導の先生は簡単に言って、簡単に作っちゃうけど、そりゃなかなかねぇ。
実際得意じゃないし、あんまり好きでもないけど・・チャチャッとね。
家人のはミカンでも入れて。 -
私のは多目的容器。
オアシス入れて卓上花飾る花器にしたいな。 -
夕飯は『心呼吸』メンバーと懇親も兼ねて会食。
どれもおいしかったけど、差し入れの味の濃いトマトや、たくさんの漬物が最高でしたわ。
私たちのテーブルには、3名のメンバーが同席。
農業にかける情熱が熱い、熱い。
彼らのもっと美味しい物をという気持ちが、より良い物を作らせるんだと実感。
頭を使って、体も使って、だから農業に携わる人って元気でボケないのね。
年を取ってから農業に携わるのって、悪くないかも。 -
翌日、花月サポートセンターで「にしん漬け」作りを体験。
う〜ん・・にしん漬けって、ちょっと匂いが気になって、実はダメですの。
材料は、身欠きにしん・大根・人参・キャベツ(札幌大球という大きいヤツ)・米麹・生姜・鷹の爪なんか。 -
身欠きにしんは、米のとぎ汁に一晩漬けてから、酢水に2〜3時間漬けておくと、鱗が取りやすいみたいです。
ほぉ〜、昆布巻き作る時やってみよう。
4人で、大根の皮むきして、乱切りして、ニンジンの千切り、キャベツは手でちぎってと大忙し。
出来上がったものを計量して、3%の塩を入れ良くかき混ぜる。
この塩の3%がポイントみたいです。
切り方なんかは適当でも、きっちり塩は3%ね。 -
あとは3日ほど、同程度の重しをかけて、1週間ほど寝かせれば出来上がり!
どんな味になるのか、お楽しみです。
私は食べないけどね。 -
続いて体育館で「しめ飾り」作りです。
教えてくれるのは、農家のHさん。
ワラを片手で掴めるくらいとって、根元をしっかりしばったら3等分、中央と左部分をよっていきます。
う〜ん、意外とワラがかたくてゆるんでしまいます。
でも大丈夫、やり直ししていくうちに、ワラが徐々に柔らかくなって、やりやすくなります。
さすが先生のは、きっちりよれてます。 -
家人のより方じゃ、まだまだだめですねぇ。
2本分をよったら、残った一本をさらに最初に作った部分によっていき、輪にします。 -
お米が付いた穂先を差し入れしてくれたので、それを足して、輪の下に別のワラを差し込み長さを揃え、飾りをつけたら出来上がり!
-
添乗員さんたちが心配されていたしめ飾り作りもスムーズに進み、次は「餅つき大会」だぁ。
何人かで重そうに運ばれてきたこの臼、50〜60kgはあるんだそうです。
最初はもち米を杵で潰して、ある程度まとまったら餅つきです。
剣道で鍛えてるSさんはズシン、ズシンと響かせながらついてます。
後は男性陣が交代で・・。
でっ、「私もやってみた〜い」
男性用の杵と女性用があって、もちろん女性用を使ったのですが・・。
振り上げて下ろしたら、ペチャン、ペチャンって、音が全然違うじゃん。
あまりの音の違いにみなさん苦笑(?)
杵ってけっこう重いんですね。 -
みんなで餅を小さく丸めたら出来上がり!
お母さんたちの手作りお雑煮です。 -
いやぁ、このお雑煮がすっごく美味しい。
お餅も腰があるというか、器械で作ったんじゃなくてほんとの餅ですわ。
餅抜きで、お雑煮おかわりお願いしま〜す。
差し入れの漬物が、やっぱり美味しいし、これ買って帰りた〜い。 -
他にも黄粉やあんこ・納豆・大根おろし、食べたいけれど、お腹がいっぱいで食べられない。
あれも欲しい、これも欲しいとおねだりしたら、お母さんたちが持ち込んでくれました。
あ〜、きっちり製品として、売っているのね。
米と味噌と漬物と南蛮が効いた辛味噌を3個購入。
農家の方って、自分で作ってるから当たり前かもしれないけど、一番美味しい物食べてるのね、と実感。
いいなぁ。
いつまでもお見送りしてくれて、ありがとうございました。
なんかまた帰ってきたい気分だわ。
帰りに寄った物産館の地酒アイスも美味しかったわ。
しかも1個100円って。安過ぎるぅ。
今まで気づきもしなかった地元のことを知り、農家の方たちの農業にかける熱い情熱に触れ、心がほっこりしたツアーでした。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったグルメ・レストラン
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
19