初ロシア旅：ロシアって実際どんなもんよ

2013/09/15 - 2013/10/01

ビザの取得等が面倒なこともあり、旅行先としてはあまり選ばれないロシア。
そんなロシアが実際どんなもんだろうと思ってちょこっと旅してきました。
この時点ではロシア語は簡単な挨拶とキリル文字が読める程度です。
英語は問題なく話せますが、予想通りというかなんというか、英語は全く通じませんでした。

旅程
東京→モスクワ→サンクトペテルブルク→リトアニア→ラトビア→エストニア→フィンランド→東京

エリア サンクトペテルブルク(ロシア)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 3.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 3.5

• 交通手段: 鉄道
• 旅行の手配内容: 個別手配

モスクワから寝台列車でサンクトペテルブルクへ。
もう9月の終わりだったと思いますが、バックパッカーがたくさんいました。

更に地下鉄に乗り換え、街の中心部へ。
地下鉄はかなり深い位置にあるため、
毎度毎度とても長いエスカレーターに乗ることになります。

さっそく市内中心にあるホテルへ。

1泊2000円というサンクトペテルブルクでは格安のホテルに泊まりましたが、これが大失敗。ベッドはバネがいくつも壊れていて寝心地が最悪でしたし、共同のシャワーもトイレも清潔感ゼロ。シャワーに至っては宿泊中ずっと水が詰まって流れませんでしたし、2日目は水すら出ませんでした。

こういった不備があったからか、2日泊まって300RUB(約1000円)しか請求されませんでしたが、フロントのおじさんは英語を一言も話さなかったのでよく分かりません。安く済んでラッキーでしたが、まぁ次回からは素直にホステルに泊まろうと思います。

写真はホテル横のスーパーで購入した謎のお菓子です。

ホテルに荷物を置き、さっそく街を散策。
最も大きな通りであるネフスキー大通りですが、かなり人が多かったです。

こちらもネフスキー大通りです。

カザン聖堂。ロシア正教会の大聖堂ですね。
こういう建築を見るとヨーロッパに来たことを実感します。

モール脇にいた謎のアバター。

ロシアのマクドナルド。キリル文字で書くとこうなるんですね。
滞在中一度だけ行きましたがべらぼうに高かった記憶があります。
外食に限りませんが、ロシアは基本的に物価が日本より高かったです。

民芸品マーケット。品揃えが豊富だったので、お土産を買うにはもってこいの場所かもしれません。

サンクトペテルブルクの目玉、血の上の救世主教会。
こちらもロシア正教会の聖堂。外観がとてもロシアっぽいですね。

ロシア皇帝アレクサンドル2世が暗殺された場所に立っているので、こうした名前で呼ばれているようです(正式名称はハリストス復活大聖堂)。

普通のレストランはどこもべらぼうに高かったので、地元民が使っている雰囲気のある半地下の小さなお店に行きました。

夜のクルーズ。

一日中やっていますが、夜に乗って大正解。街並みのライトアップがとても綺麗でした。

日を改めエルミタージュ美術館。
広場がめちゃくちゃ広い･･････。

エルミタージュ美術館の内装。
展示品もそうなのですが、建物自体もとても芸術的で美しいです。

場所は忘れましたが、ソ連時代を思い出させるこのような落書きがありました。

何でも手に入るマーケット。
食料品を安く手に入れるにはこういう場所を訪れるに限ります。

夜のサンクトペテルブルク。
モスクワもそうでしたが、やはり夜の治安は悪いようです。
大通り周辺は警察がたくさんいるので少しだけ安心。

ロシアで最後の食事はLevinというお店でとりました。
このお店が非常に良かったという記憶が鮮明に残っています。

ロシアの店員は基本的にサービス精神がなく冷めた対応をされるのですが、ここの店員さんは全員笑顔で丁寧に接客をしてくれたので、とても気分良く食事をすることができました。値段はそこそこしましたが、料理もとてもおいしかったです。サンクトペテルブルクだとこのお店を強くオススメします。

そして列車でリトアニアへ。

ロシアは思ってたよりも観光に向いている気がしました。モスクワとサンクトペテルブルクにしか行っていませんが、特にサンクトペテルブルクは街並みも綺麗ですし、ヨーロッパからの旅行者が多いのも頷けます。国際線列車の窓口やホテルですら英語が通じないという言葉の壁はありますが、多少のロシア語を勉強してでも行ってみる価値は十二分にあると思います。

以上、1年前の旅を回想しながらの雑記でした。