2012/07/04 - 2012/07/08
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yasyasさん
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(表紙写真・・・ダイヤモンドヘッド頂上からの眺望)
ダイアモンドヘッド日の出登山
ハワイ2日目。今日は待望のダイアモンドヘッド日の出登山である。2度目のハワイだけに、今度こそはそのシンボルの山となっているダイアモンドヘッドに登らないことには気がすまない。今朝はホテル出迎えが5時半と言うので、早朝4時過ぎに起床。
これは朝食付きのツアーだが、食事は登山後のことになるので、それまでお腹は空っぽ状態になる。それでは馬力が出ないので、昨日用意していたマーフィンケーキ1個と小型牛乳1パックを飲んでお腹を落ち着かせる。
日の出登山
出迎えがやって来る所定の出口に行くと、薄暗い中に多数の登山参加者が待っている。登山は何社も催行会社があるようで、それぞれ異なる出迎えが来ることになっている。早朝5時台の出発なので、路線バスの運行時間では無理と考え、ツアーを選んだわけである。
私の出迎えはなかなかやって来ない。これでは日の出時間に間に合わないのでは?と、やきもきしながら待っていると、10分遅れでわが出迎えバスが到着。私のネームを呼ばれ、ほっと安心しながらバスへ乗車。各ホテルを回って参加者をピックアップするので時間がかかるのだ。我らがバスのドライバーは陽気な黒人である。私のホテルが最後らしく、早朝の薄明かりの中を郊外のダイアモンドヘッドへ向かって走り出す。
日の出観賞
ホテルはワイキキビーチのダイアモンドヘッド寄りの端に位置しているので、ヘッドまでの距離は短く、バスは薄暗い中を約10分ほど走ってダイアモンドヘッド入口付近のトンネル前に到着。見ると、道路サイドに大勢の人が立ち並んで海の彼方を眺めている。この道路サイドが日の出の観賞の展望所になっているのだ。
下車して説明を聞くと、今日は生憎と雲に隠れて日の出が見られないという。雲がなければ前方の島影から日の出が拝めるらしいのだが、残念・・・。今日、7月5日の当地の日の出時刻は午前5時55分。ダイアモンドヘッド登山道路は年間を通して午前6時開門となっているので、夏期期間ではその頂上から日の出を拝むことはできないわけだ。したがって、このような手前の道路サイドの展望所から眺めざるを得ないのだ。
これが冬季の11月以降だと、日の出時刻が6時半過ぎになるので、頂上からの日の出観賞ができるわけだ。と言うわけで、頂上からの日の出観賞は冬季にかぎられると言うわけだ。
今日は日の出時刻が開門時刻の6時5分前と言うことで時間的に頂上からの観賞は不可能なわけで、その上、今朝は雲が邪魔して道路サイドからさえも見れないという残念な結果となる。期待していただけにがっかり。
ダイアモンドヘッドのこと
ここでダイアモンドヘッドのことについて少しまとめておこう。この山は今は死火山となっているが、50万年ほど前までは活火山だったそうだ。このダイアモンドヘッドはスリバチ状にくぼんた、いわゆるクレーターで上空から見るとドーナツ状の丸い形をした山になっている。つまり噴火口の跡なのだ。
登山道はこのクレーターの斜面につくられており、後半はそのジグザグ道を登ることになる。このクレーターの内側に入るために、先ほどのトンネルがくり抜いてあり、そこを通り抜けてクレーターの内側に入らなければ登山はできない。
18世紀後半にイギリスのジェームス・クック船長がハワイに上陸して以来、イギリス人は何度もハワイに来ているそうで、1800年代に測量などの調査のためにこの山にやって来た水夫がここで火口壁に埋まっている方解石を発見した。ダイアモンドヘッドの名称の有力説は、この方解石をダイアモンドと間違えたことからダイアモンドヘッドと呼ばれるようになったという。「ヘッド」は岬を意味している。
現在の登山道は米軍によって造られたもので、頂上付近には砲台や攻撃指令所の跡も残っている。これは日本軍による真珠湾攻撃の後に造られたものだと言う。
ダイアモンドヘッドの標高は232mで、登山道も整備されているので子供でもお年寄りでも気楽に登ることができる。登山道入口からノンストップで歩いて約30分の距離で、健脚の人には物足りない感じかもしれない。
注意すべきは、クレーターの内側に入るトンネルの門の開閉時間である。この門は年間を通じて午前6時が開門で、午後6時が閉門時間となっている。そのため夏期にダイアモンドヘッドの山頂で日の出観賞をしたいと思っても不可能なのだ。なぜなら夏期は開門時間の6時前に日の出時間を迎えるからである。
だから日の出時間が午前6時40分(門〜登山道入口まで10分?〜登山の所要時間30分)ぐらい以降になる冬季でないと不可能なのである。ただ、その場合の登山は足元が暗いので小型ライトを持参するのが望ましい。
登山開始
失意のうちにバスへ戻ると、トンネルをくぐってダイアモンドヘッドの駐車場へ向かう。ここはクレーターの内側で、広々とした駐車場に到着し、そこで下車。ここから先は各自勝手に登山することになる。駐車場から皆が歩いている方向へ進んで行く。
前方に舗装されたきれいな道路が見える。コンクリート舗装の道だが、ここからが登山道路の開始である。このポイントの右側にはトイレや飲み物類の自販機がある。ここより山頂まではトイレがないので注意が必要だ。
草原の中のゆるやかな坂道の舗装道路を山へ向かって歩き進む。前も後ろもすごい行列ができている。それも日本人ばかりとは驚きだ。経験はないが、まるで富士登山の行列のようだ。
空を見上げれば夜明けの空にまだお月さまが残っている。その素敵なシーンに見とれながら進んで行く。この快適な舗装道路は10分ほどで途切れ、その先は岩盤を削って造られたでこぼこ道に変わる。
しばらく進むとクレーターの斜面にさしかかる。そこから細い道はジグザグに曲がりくねった登り道になる。行列の皆は足が速い。上り道を息も切らさずどんどん登って行く。私は毎朝の坂道ウォーキングで鍛えているので平気だが、皆は慣れないだろうに平気で登って行く。若いからだろうか? その様子に感心しながら後について行く。
このジグザグ道は頂上付近まで続いている。登りながらふと振り返ると朝焼けの空が広がっているのが見える。暗雲が朝日に輝いている。その光景に見とれながら、坂道をどんどん登って行く。やがて山の稜線が見えてくる。あれが頂上だろうか? 行列が頂上付近まで続いているのが見える。ふと後ろを振り返れば見下ろすジグザグ道に行列が続いている。
このジグザグ道を10分超ほど登り詰めると、細い階段(76段)に出る。この階段を上ると細いトンネルに出る。短いトンネルを上って行くと次の階段(90数段)が待っている。しかし、ここで旧ルートと新ルートに分岐しており、左手の新ルートをたどると少しは楽で窮屈な思いをせずに頂上へ行けるのである。このことを地元のガイドさんが皆に大声で案内している。
ほとんどの登山者が新ルートを利用しているので、私もその後に続いて登ることにする。この新ルートも最後は階段続きだが、外に設けられた広い階段なので息苦しさは感じられない。この階段を上りあがると、そこが山頂である。
スタート地点から山頂までの所要時間はジャスト30分。あっけない登山である。
山頂からの眺望
山頂の広さは畳み10枚ほどの狭い面積で次々に登って来る登山者であふれている。頂上からは360度の眺望が見渡せ、ワイキキビーチや街並み、それに雄大な太平洋が眼下に開けて、登山の疲れを吹っ飛ばしてくれる。ひととおり一望すると、押し出されるように山頂を去る。
下 山
下山は旧ルートを通ってみようと、そちらへ移動してみる。さすがに人の姿は見られない。みんな登って来た新ルートを戻っている。少し横手へ移動すると、洞穴のような小さな入口がある。しゃがみ込んでもぐるようにしてくぐり抜けると、少し広い空間がある。ここは米軍が造ったコンクリート製のトーチカの跡らしく、なるほどと納得。
その空間の先から鉄製の狭く短い螺旋階段がある。新ルートが作られる以前まではここを上り下りしていたので、大勢の人が狭い階段を行き交いながら通り抜けるのは大変だったに違いない。そして最後の出入り口は1人しか通れないほどの狭い“穴”である。
螺旋階段を下りて進むと外へ出る。そこには長い階段が待っている。90数段もある階段である。下るのは楽だが、上りは疲れるだろう。しかし、階段の多い長崎に住む私には、これぐらいの階段は茶飯事のことである。
この階段をとんとんと下りて行くと、新ルートとの分岐点に出る。そこからトンネルを通り抜けて76段の階段を下りて行くとジグザグの登山道に出る。上り来る登山客とすれ違いながら、どんどん下って行く。やがてコンクリート舗装の平坦な道に出ると、間もなく終着点である。
途中、顔や頭部の赤い小鳥が林の中に姿を見せ、地面にも下りて人が与えるパンくずなどをついばんでいる。その可愛い姿に癒やされながらバスの待つパーキングへ移動する。8時前のことである。
登山証明書
バスの前にはドライバーが皆の帰着を待ち構えていて、それぞれに「登山証明書」を渡している。そこには次の内容が記されている。
「M氏はダイアモンドヘッド山頂に登頂したことを証明します。シーレベル758フィート、クレーター底部より560フィートの高さにあります。(以下略)」
私の登山スタイル
私の登山服装はジャージ姿に帽子、サングラス、ウォーキングシューズ、これにカメラ&水を入れた小型バッグのみである。ジャージやシューズは日本出発時からこの姿で来ているので、わざわざ持参したものではない。気楽な格好である。
プルメリア・ビーチハウスで朝食
私が参加しているのは「ダイアモンドヘッド日の出ツアー&プルメリア・ビーチハウス」と銘打ったツアーである。つまり登頂後は素敵なビーチハウスへ移動して朝食をいただこうと言うコースである。
そこで参加者全員(10数名)が揃ったところで、バスはビーチハウスへ向かう。しばらく走ると到着である。ここはダイアモンドヘッドの東側にあるカハラビーチに面した素敵な場所で、カハラホテル&リゾート内にあるレストランである。オープン・エアーのテラス席と屋内のテーブル席があり、どちらもハワイの風が感じられる開放的な造りで、ゆったりと食事が楽しめる。
素敵なガーデンを横切ってビーチに出ると、目の前にはヤシの木がそよぐように並び、右手には小島が静かに浮かぶ絵のような風景が広がっている。プライベートビーチなのか、ここで泳ぐ人の姿は見られない。まだ時間が早いからだろうか?
この素敵なガーデンに置かれたテーブルを独り占めしながらブレークファーストをいただく。食事はビュッフェスタイルで、ダイニングルームのテーブルに並べられた各種の料理を好きに盛っていただく。飲み物はミルクとオレンジジュース、それにコーヒーを注文する。
ハワイの風が吹くオープンテラスのテーブルに座って、流れる時を惜しむかのように時間をかけながらゆっくりと食事する。なんと心地のよい時間と場所だろう。すっかり心身は癒やされ、心もなごむ。ここの朝食付きを選んだのは正解である。プルメリアでの朝食を終えてホテルへ送ってもらったのは9時過ぎのこと。この後、今日の予定は何もなし。ビーチと街の散策に出かけるしかない。
ビーチ&散策
この滞在ホテルは規模の大きな有名ホテルでツインビルになっている。つまり2つの40階建てビルを1〜3階部分でつないでいる。そのため慣れないと部屋への行き道がややこしいのだ。ビルを間違えると自分の部屋に行けないので、十分な確認が必要だ。一度、それで失敗したからである。
部屋で一息休息すると、この分かりにくいホテルの探索に出かける。ツインビルの中間にはロビーのような共有スペースが設けてあり、その一角には2階から滝水が落とされて涼感を演出している。3階にプールがあるので、そこへ上ってみる。プールは思ったよりも小さく、期待はずれである。この3階にもABCのコンビニが入っている。
今度は1階へ下りて道路を横切り、ワイキキビーチへ出てみる。ふと見ると、ホテルの真ん前に筋骨たくましい裸の男性像がワイキキビーチを背に立っている。これはハワイの英雄「デューク・カハナモク像」で、彼の名は「デューク・パオア・カハナモク」(1890〜1968)。ハワイ初のオリンピック金メダリストであり、サーフィンの父と呼ばれたハワイの英雄である。1912年のストックホルムオリンピック大会を含め以後4大会に水泳選手として出場し、3つの金メダルを獲得している。
デューク像を横目に見ながらワイキキビーチに出る。滞在ホテルはビーチの左端に位置しているので、ホテル正面のビーチに出てもダイアモンドヘッドの姿がビルの陰になってよく見えない。そこで反対側の右端へ移動してみる。ビーチが湾曲しているので、右端からはよく見えるはずだとの計算である。
ビーチに咲くパラソルの花をかき分けながら、ザクザクと砂を踏みしめて進む。砂場を歩くのは靴がめり込んで歩きにくい。進むにつれて、ダイアモンドヘッドの尖った山頂と稜線の姿が長く見え始める。ビーチの右端まで来て眺め直すと、ここから見るダイアモンドヘッドは確かに存在感に満ちて、ハワイの風景の中にその象徴としての地位を占めている。
ビーチからセラトン・ホテル内を通り抜けてカラカウア通りへ出る。昨日訪れたロイヤル・ハワイアンセンター横からストリートを横切って昨日見たワイキキ・ショッピング・プラザに立ち寄る。
2階に上がってみると、ドコモショップが目に留まる。こんな所にショップを出しているのだ。ふと見ると、ウィンドーに「日本語モードでインターネットができます」の掲示が貼ってある。料金も30分単位で割安なので、早速飛び込んで使用を申し出る。家族にメールしたいのだが、滞在ホテルの中のビジネスセンターにある有料のインターネットは使用料金がべらぼうに高く使いものにならないのだ。これでやっとメールができる。普通、海外のホテル内では無料のインターネット設備があるのだが、滞在ホテルにはそのサービスがないのだ。用を済ませると館内のウィンドーショッピングをしながら通りへ出る。
再び見慣れたカラカウア通りをぶらつきながら、ホテルへ向かう。途中、ABCストアに立ち寄って、昨日から気になっていたイナリ寿司を購入(4個入りで2.71ドル)。ハワイのイナリ寿司がどんな味なのか一度試食してみたかったのである。巻き寿司もあるので、これは次の機会に・・・。
3時ごろ、ホテルに持ち帰って部屋で早速、イナリ寿司を試食。これはなかなかイケル味。日本の味が賞味できる。これなら大いに利用しよう。和食が欲しかったので、ハワイでイナリ寿司が味わえるとは有り難い。ABCストアにはおにぎりも売ってあるので和食には事欠かない。
5時を過ぎたので、そろそろ夕食に出かけよう。目指すは、先ほども立ち寄ったワイキキ・ショッピング・プラザの地下にあるフードコートである。昨日から目に留めていた中華料理店があり、そこのエビチャーハンを食べようとの魂胆である。
滞在ホテルからプラザまでは約800mの距離があるのだが、それもいとわず、てくてくと歩い行く。ようやく地下のフードコートに入り、そこの一番奥にある中華店に到着。早速、メニューにあるエビチャーハンを注文(21.5ドル)。出されたチャーハンはボリュームはあるものの、日本で食するほどの味はない。その割には料金が高い。
お腹は十分満たされたものの、少し期待はずれの気持ちでホテルへ戻る。期待しながら遠路を歩いて来ただけに、帰路の足取りは少々重い。部屋に入ってひと休み。その後はゆっくりと入浴し、ついでに洗濯を済ませて本日の予定を終える。明日はオハフ島一周観光の予定だ。どんなシーンに出会えるのか期待を胸に床に就く。10時前のことである。
(この続きはこちらへ・・・⇒ http://yasy7.web.fc2.com/ )
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 観光バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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