2014/11/08 - 2014/11/08
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チョコレーゼさん
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日本橋三越本店の店内ツアーに
参加してきました
三越の歴史に触れるのですが
今昔を知るいい機会になりました♪
- 旅行の満足度
- 3.5
PR
-
日本橋三越本店の店内ツアーは
毎月第二土曜日に2回
(11:30〜と13:30〜)
所要時間は約1時間ほど。
無料ですが、事前申し込みが
必要です
この日は参加者は4名でしたが
いつもは10数名と人気がある
ツアーのようですよ! -
まずは三越の誕生から説明が
始まります。
ご存じ「越後屋」が三越の発祥。
この「越後屋」の名前の由来ですが
本来“越後”というと新潟県を意味
しますが、創始者三井高利八郎兵衛は
伊勢(三重県)松坂の生まれです。
となると普通は“伊勢屋”となるはず
だけど、なんでも三井家はもともと
三井越後守を名乗る武家だそうで
この越後守から“越後屋”となった
そうです。 -
越後屋が成功した理由が2つある
そうで
当時の呉服販売は、売掛商売で
値段もその都度変わっていたのですが
越後屋が初めて
「店前現銀掛け値なし」
(現金安売掛け値なし)
という定価での販売を開始しました。
そして当時は呉服の1反売りしか
なかったのですが、越後屋では
小さい端切れも販売しました。
この2点が当時としては斬新で
大成功を収めたそうです。 -
越後屋でお買い物をした方には
雨が降ると、お店の名前が入った
「番傘」をサービスで貸出した
ところ、これがものすごい人気と
なって、日本橋の雨の日はこの傘で
溢れていたそうですよ。
この傘に番号をふったところから
番傘という名前が生まれました。 -
当時の越後屋
-
販売風景
-
今でこそ通販は当たり前の
時代ですが、なんと越後屋の
時代から、通信販売を導入
していたそうです! -
現在の三越本館の建物が
出来上がった様子 -
今の三越の建物は、昔の
本館に増築されているわけですが
この三越という縦看板が境で
昔の建物と増築部分が分かれて
います。 -
三越といえば入口にあるこの
ライオンが象徴ですが
このライオンは縁起物として
左足をこするとラッキーになる
って言われているらしく
お店に入って行く人が触っていく
ので、足がピカピカに♪
ライオンは百獣の王なので
ライオンに乗ると絶対落とされる
事がないと言われる為、
受験生のゲン担ぎで、昔は背中に
乗る受験生が大勢いたそうです。
が、今は防犯カメラもあるし高い
場所に置いてるので乗るのは
難しいかと・・・
(それでも夜中こっそり乗る学生も
いるとか・・・) -
このライオンはイギリス製で
当時の日比翁助がイギリスに視察に
行った際に英国トラファルガー広場の
ライオンを見て感銘を受け、自身も
ライオン好きだった事で設置した
との事です。
1913年に作られて翌年設置され
ました。
ライオン前での説明はここで
終わり、店内から地下へ移動
します。 -
銀座線の三越前という駅名の
由来や地下の柱の説明など
ありました。
壁には絵巻物がありまして
なかなか見事でした。 -
江戸時代の日本橋の様子です
-
三越の前身である越後屋も
しっかり描かれています。
向かって左が今の三越、
右が今の中央三井信託銀行
になるようです。 -
三越の包装が100年を
記念して変わったそうで・・・
私は今までのピンクの方が
好きですが(・∀・;) -
今はこちらの柄になりました
(今までのピンクもあるみたい) -
三越本店は、出来上がった建物の
下に免震装置を設置しました、
そのお陰で前回の大震災の際は
全くといっていいほど被害が
なかったようです。 -
三越の大理石にはたくさん
アンモナイトの形を見ることが
できます、こちらはその中でも
最大のもの。 -
100年を迎える日本橋三越、
当時はこの吹き抜けはとても
斬新なデザインだったみたい -
当時としては珍しい自転車で
商品のお届けサービスを
行っていたそうです -
今の三越店内ではパイプオルガン
の生演奏が行われていますが
それ以前はこういう演奏隊が
店内で楽曲を奏でていたそうです。 -
現在のパイプオルガン
左右の白いカーテンの中に
パイプがズラっと並んでいます -
1階から見た天女像
この吹き抜けの中にある
天女像
50年前に1億5千万かけて
制作したそうで今の価値は
約50億だそうです?(゚ω゚ノ)ノ -
3階から見た天女像
ここから見る天女像が一番
綺麗によく見えるそうです♪ -
-
後ろの部分もすごい装飾で
後ろの方が手が込んでいる
そうですよ -
最後はもともと呉服屋から
スタートした越後屋さんと
いうこともあり
特選呉服コーナーへ。
こちらは京友禅
金箔と数名の職人さんで
仕上げる煌びやかな友禅 -
こちらは加賀友禅
加賀友禅は1人の職人さんの
手書きで仕上げられるので
作家名があるんですって。 -
人間国宝の方の江戸小紋
とても繊細で綺麗な色でした -
日本橋三越の呉服売り場には
着物に関連した書籍を
置いていて自由に閲覧できる
そうです、この着物の本を
これだけ置いているのは
ここだけだそうですよ! -
今年3月にオープンした
7階にある「はじまりのカフェ」
こちらで解散となりました! -
説明して下さった方の
帯にもしっかり昔の日本橋が
描かれていました -
お土産でメモ帳を頂き、
その他、東京駅開業100年
記念として、散策マップと
切符も頂きました。
この切符は散策ルート5か所で
それぞれデザインの異なる
レプリカ硬券があるみたいです。
12月20日までなので
興味のある方はぜひ♪
店内ツアーってどんなだろう?
って思って参加してみたけど
さすがに歴史のあるお店なだけに
十分楽しめました。
高島屋などでもやっている
みたいですよ!!
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