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(表紙写真・・・忠烈祠の衛兵交替式が始まる)<br /><br /><br />台北へ<br /><br />5日目。今朝はゆっくりと6時に起床。外は霧雨が降っている。花蓮の町は地方都市で景勝地・太魯閣(タロコ)峡谷観光の基地の町となっているのだが、落ち着いた静かな環境のようだ。今日の日程は、この地から最終地点の台北へ鉄道で移動し、台北市内観光を行う予定である。<br /><br /><br /> 屋上に上がって町の風景を眺める。少しもやがかかるなか、花蓮の町が静かに夜明けを迎えている。ここは海岸線に近い町で、その向こうには太平洋が開けている。反対の山沿いには鉛色の雲が垂れ込めて、すっきりと姿が見えない。この町は田舎町だけに、高層のビルは見えない。<br /> <br /><br /> <br /><br /><br /><br /><br /> 花蓮の町の朝の風景。向こうの海は太平洋。(ホテル屋上より) <br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /> 花蓮の町の朝の風景。山沿いは雲が垂れ込めている。(ホテル屋上より) <br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br />食堂で中華バイキングの朝食を済ませた後、8時半にホテルを出発して花蓮駅へ向かう。ここから9時発の特急「自強号」で台北へ向かう。この列車は台湾鉄道の中でも最も等級の高い列車で、日本の特急に相当し全席指定となっている。<br /><br /><br />花蓮駅<br /><br /><br />花蓮駅コンコース<br /><br /><br />自強号のチケット<br /><br />改札を通り抜け、ホームで待っていると間もなく自強号が到着。<br /><br /><br />ホームに到着した自強号<br /><br /> 指定席に着席すると定刻発車である。車内は両側に2列ずつのシートが整然と並んでいる。静かに走行し始めると車窓に朝の風景が流れる。外は霧雨模様で遠くの山並みが霞んでいる。乗り心地は上々で振動も少ない。だがスピード感はあまりなく、日本の快速並みの感じである。<br /><br /><br />しゃれた車内はほぼ満席状態<br /><br /> 途中の風景は川の流れる草原あり、椰子の樹林あり、また家並みありで変化に富んではいるが、目を和ませる美しい景観は見られない。<br /><br /><br />川が流れる風景<br /><br /><br />溜め池の向こうには家並みが・・・<br /><br /><br />椰子の樹林も見える<br /><br /><br />小学校の校舎が見える<br /><br /> トイレに入ってみると、そのスペースは意外と広く、入口の手前片隅には男子トイレ、その奥に洋式トイレが別々に設けられて贅沢な感じである。この点は日本の鉄道には見られない優れた点である。<br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br />  ゆったりしたスペースのトイレ<br /> 手前右隅には男子トイレが・・・<br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br />途中、幾つかの駅に停車しながら台北目指してひた走る。やがて家並みの向こうに101ののっぽビルの姿が見えてくる。台北市内に入ったのだ。こうして定刻の11時50分に台北駅に到着し、2時間50分の鉄道の旅は終わりを告げる。<br /><br /><br />台北市内に入り家並みの向こうに101ののっぽビルが見える<br /><br /><br />台北駅ホーム<br /><br /><br />高鐵(高速鐵路・・・新幹線)の出口の表示<br /><br /><br />高速鐵路の前売り券窓口<br /><br /><br />昼食は小籠包(ショウロンポウ)<br /> 台北駅の広いコンコースを通り抜けて玄関に出ると、出迎えのバスに乗って昼食場所へ向かう。街路には「洋服の青山」の看板が目に留まる。台北にはダイソーの100円ショップ、吉野家の牛丼、飲み屋の養老の滝などが進出しているという。もちろんコンビニのセブンイレブンもだが・・・。<br /><br /><br />台北市街を走る<br /><br />本日の昼食は点水楼で上海点心・小籠包(ショウロンポウ)の料理である。店内に入るとすでに大勢の人々が円卓を囲んで賑わっており、喧騒である。<br /><br /><br /> 円卓に着いて、まず運ばれてきたのはワンタンメンのどんぶりで、なかなかいい味のスープで中には麺が入っている。口ざわりもよく、つるつると入ってしまう。その後、飲茶と同様の小さな蒸し器に入った料理が次々と運ばれ、どれも美味しくいただける。今度の旅で初めての点心だけに、みんなもの珍しそうに箸を伸ばす。<br /><br /><br />ワンタンメン<br /><br /><br />小籠包のほかほか料理<br /><br /><br />飲茶に似ている<br /><br /><br />忠烈祠の衛兵交代式<br /> 小籠包でお腹を満たすと、その後は忠烈祠へ向かう。その途中、車窓の遠くに世界でも有数の高級ホテル・圓山大飯店の朱塗りの壮大な建物が見え始める。一度は泊まってみたいなあと思いながら羨ましく眺めていると、間もなく忠烈祠前に到着である。<br /><br /><br />圓山大飯店の遠景。中国風の壮大な建物が目立つ。<br /><br />この忠烈祠は台湾の靖国神社に相当する祠で1969年に竣工したそうだが、ここには1912年の中国・辛亥革命以降、幾多の革命、戦争で亡くなった志士、軍人など33万の英霊が祀られている。<br /><br /><br /> 忠烈祠は大門、中央広場、鐘楼、鼓楼、山門、大殿、文烈士祠、武烈士祠で構成され、正面の大門は朱塗りの屋根を載せた白い石造りの見上げるような大きな門である。その入口両側には純白服姿の2人の衛兵が直立不動の姿勢で立っている。その周りには記念写真を一緒に撮ろうと大勢の観光客が集まっている。<br /><br /><br />白に映える忠烈祠の大門<br /><br /><br />大門の衛兵<br /><br /><br />門前には2人の衛兵が立つ<br /><br />中央に右書きで「忠烈祠」と書かれた大門をくぐると、目の前にはまぶしく白い石畳の中央広場が静かに広がっている。その正面奥には低い山並みを背にしてオレンジ色の屋根を載せた大殿が厳かに鎮座している。白の石畳とオレンジ色の大殿が山の緑と合わさって美しいコントラストを見せている。<br /><br /><br />中央広場と大殿<br /><br />ここでは毎時ちょうどに衛兵の交代式が行われる。これが観光目玉の一つとなっており、その交代時間をめざして多くの観光客が押し寄せる。我々は正1時の交代式を見るべくやって来たのだが、まだ始まっていない。しばらく待っていると、大門の内側横の屋舎前から整列した交代要員が指揮官に伴われて進んで来る。その歩調が超ゆっくりで、膝を直角になるまであげたところで一瞬止め、それから先へ一歩を踏み出す。だから一歩を歩くのに5秒以上はかかるのである。<br /><br /><br />衛兵交替式が始まる<br /><br /> やっと大門前に来たので、ここで交代かと思うと、左に方向を変えて大殿へ向かって歩行を進める。おやおや、この広い中央広場をこの歩調で歩くとなると、かなりの時間がかかるぞ。これが到着する前に大殿の見物に行ってみよう。<br /><br /><br /> 奥の大殿へ進んで行くと豪壮な朱塗りの柱と入口が見えてくる。その中央入口には、ここでも2人の衛兵が直立不動で守っている。大殿内のスペースは広く、中央の祭壇は装飾が施され、絢爛豪華である。内部に立ち入ることはできず、入口からのぞき見るだけである。交代要員の列はまだ遠く離れている。そこで、まばたきも滅多とせず、微動だにしない2人の衛兵の人形のような姿にじっと見入る。視線も一点を見つめたまま動かない。<br /><br /><br />大殿の前にも2人の衛兵が立つ<br /><br /><br />絢爛豪華な大殿の祭壇<br /><br />かなりの時間待って、やっと交代要員の隊列が大殿前に到着。するとこれまでお立ち台の上に居た2人の兵士は、かかとを踏み鳴らしながら歩調をとり、台を下りる。隊列は祭壇に向かって敬礼した後、回れ右をし、そのうちの2人が交代する。<br /><br /><br />大殿前での衛兵交代<br /><br /><br />祭壇へ向かって敬礼<br /><br /><br />2人が交代して大門へ向かう<br /><br />交代した2人を含む隊列は、今度は大門を目指して行進する。ゆっくりの歩調なので、そこへ到着するまでかなりの時間がかかる。ようやく到着したところで、門を守護する2人と交代し、隊列は出発点の屋舎へ向かい休憩となる。こうして1時間交代の任務につくわけだが、いったん台の上に立つと微動だにできないため、私服を着た休憩中の仲間がやって来て服装のしわを直したり、流れる汗を拭きとったりする。<br /><br /><br />これらの衛兵は陸、海、空の軍隊から、それぞれ身長など粒ぞろいの兵士が選ばれるそうで、その服装の色はそれぞれ順にグリーン、白、青となっているそうだ。だから、目の前に見る純白の服装は海軍の兵士ということになる。<br /><br />(この続きはこちらへ・・・⇒ http://yasy7.web.fc2.com/)<br /> <br /> <br />

台北観光

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2007/11/22 - 2007/11/22

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yasyas

yasyasさん

(表紙写真・・・忠烈祠の衛兵交替式が始まる)


台北へ

5日目。今朝はゆっくりと6時に起床。外は霧雨が降っている。花蓮の町は地方都市で景勝地・太魯閣(タロコ)峡谷観光の基地の町となっているのだが、落ち着いた静かな環境のようだ。今日の日程は、この地から最終地点の台北へ鉄道で移動し、台北市内観光を行う予定である。


屋上に上がって町の風景を眺める。少しもやがかかるなか、花蓮の町が静かに夜明けを迎えている。ここは海岸線に近い町で、その向こうには太平洋が開けている。反対の山沿いには鉛色の雲が垂れ込めて、すっきりと姿が見えない。この町は田舎町だけに、高層のビルは見えない。







 花蓮の町の朝の風景。向こうの海は太平洋。(ホテル屋上より)






 花蓮の町の朝の風景。山沿いは雲が垂れ込めている。(ホテル屋上より)








食堂で中華バイキングの朝食を済ませた後、8時半にホテルを出発して花蓮駅へ向かう。ここから9時発の特急「自強号」で台北へ向かう。この列車は台湾鉄道の中でも最も等級の高い列車で、日本の特急に相当し全席指定となっている。


花蓮駅


花蓮駅コンコース


自強号のチケット

改札を通り抜け、ホームで待っていると間もなく自強号が到着。


ホームに到着した自強号

指定席に着席すると定刻発車である。車内は両側に2列ずつのシートが整然と並んでいる。静かに走行し始めると車窓に朝の風景が流れる。外は霧雨模様で遠くの山並みが霞んでいる。乗り心地は上々で振動も少ない。だがスピード感はあまりなく、日本の快速並みの感じである。


しゃれた車内はほぼ満席状態

途中の風景は川の流れる草原あり、椰子の樹林あり、また家並みありで変化に富んではいるが、目を和ませる美しい景観は見られない。


川が流れる風景


溜め池の向こうには家並みが・・・


椰子の樹林も見える


小学校の校舎が見える

トイレに入ってみると、そのスペースは意外と広く、入口の手前片隅には男子トイレ、その奥に洋式トイレが別々に設けられて贅沢な感じである。この点は日本の鉄道には見られない優れた点である。








 ゆったりしたスペースのトイレ
 手前右隅には男子トイレが・・・














途中、幾つかの駅に停車しながら台北目指してひた走る。やがて家並みの向こうに101ののっぽビルの姿が見えてくる。台北市内に入ったのだ。こうして定刻の11時50分に台北駅に到着し、2時間50分の鉄道の旅は終わりを告げる。


台北市内に入り家並みの向こうに101ののっぽビルが見える


台北駅ホーム


高鐵(高速鐵路・・・新幹線)の出口の表示


高速鐵路の前売り券窓口


昼食は小籠包(ショウロンポウ)
台北駅の広いコンコースを通り抜けて玄関に出ると、出迎えのバスに乗って昼食場所へ向かう。街路には「洋服の青山」の看板が目に留まる。台北にはダイソーの100円ショップ、吉野家の牛丼、飲み屋の養老の滝などが進出しているという。もちろんコンビニのセブンイレブンもだが・・・。


台北市街を走る

本日の昼食は点水楼で上海点心・小籠包(ショウロンポウ)の料理である。店内に入るとすでに大勢の人々が円卓を囲んで賑わっており、喧騒である。


円卓に着いて、まず運ばれてきたのはワンタンメンのどんぶりで、なかなかいい味のスープで中には麺が入っている。口ざわりもよく、つるつると入ってしまう。その後、飲茶と同様の小さな蒸し器に入った料理が次々と運ばれ、どれも美味しくいただける。今度の旅で初めての点心だけに、みんなもの珍しそうに箸を伸ばす。


ワンタンメン


小籠包のほかほか料理


飲茶に似ている


忠烈祠の衛兵交代式
小籠包でお腹を満たすと、その後は忠烈祠へ向かう。その途中、車窓の遠くに世界でも有数の高級ホテル・圓山大飯店の朱塗りの壮大な建物が見え始める。一度は泊まってみたいなあと思いながら羨ましく眺めていると、間もなく忠烈祠前に到着である。


圓山大飯店の遠景。中国風の壮大な建物が目立つ。

この忠烈祠は台湾の靖国神社に相当する祠で1969年に竣工したそうだが、ここには1912年の中国・辛亥革命以降、幾多の革命、戦争で亡くなった志士、軍人など33万の英霊が祀られている。


忠烈祠は大門、中央広場、鐘楼、鼓楼、山門、大殿、文烈士祠、武烈士祠で構成され、正面の大門は朱塗りの屋根を載せた白い石造りの見上げるような大きな門である。その入口両側には純白服姿の2人の衛兵が直立不動の姿勢で立っている。その周りには記念写真を一緒に撮ろうと大勢の観光客が集まっている。


白に映える忠烈祠の大門


大門の衛兵


門前には2人の衛兵が立つ

中央に右書きで「忠烈祠」と書かれた大門をくぐると、目の前にはまぶしく白い石畳の中央広場が静かに広がっている。その正面奥には低い山並みを背にしてオレンジ色の屋根を載せた大殿が厳かに鎮座している。白の石畳とオレンジ色の大殿が山の緑と合わさって美しいコントラストを見せている。


中央広場と大殿

ここでは毎時ちょうどに衛兵の交代式が行われる。これが観光目玉の一つとなっており、その交代時間をめざして多くの観光客が押し寄せる。我々は正1時の交代式を見るべくやって来たのだが、まだ始まっていない。しばらく待っていると、大門の内側横の屋舎前から整列した交代要員が指揮官に伴われて進んで来る。その歩調が超ゆっくりで、膝を直角になるまであげたところで一瞬止め、それから先へ一歩を踏み出す。だから一歩を歩くのに5秒以上はかかるのである。


衛兵交替式が始まる

やっと大門前に来たので、ここで交代かと思うと、左に方向を変えて大殿へ向かって歩行を進める。おやおや、この広い中央広場をこの歩調で歩くとなると、かなりの時間がかかるぞ。これが到着する前に大殿の見物に行ってみよう。


奥の大殿へ進んで行くと豪壮な朱塗りの柱と入口が見えてくる。その中央入口には、ここでも2人の衛兵が直立不動で守っている。大殿内のスペースは広く、中央の祭壇は装飾が施され、絢爛豪華である。内部に立ち入ることはできず、入口からのぞき見るだけである。交代要員の列はまだ遠く離れている。そこで、まばたきも滅多とせず、微動だにしない2人の衛兵の人形のような姿にじっと見入る。視線も一点を見つめたまま動かない。


大殿の前にも2人の衛兵が立つ


絢爛豪華な大殿の祭壇

かなりの時間待って、やっと交代要員の隊列が大殿前に到着。するとこれまでお立ち台の上に居た2人の兵士は、かかとを踏み鳴らしながら歩調をとり、台を下りる。隊列は祭壇に向かって敬礼した後、回れ右をし、そのうちの2人が交代する。


大殿前での衛兵交代


祭壇へ向かって敬礼


2人が交代して大門へ向かう

交代した2人を含む隊列は、今度は大門を目指して行進する。ゆっくりの歩調なので、そこへ到着するまでかなりの時間がかかる。ようやく到着したところで、門を守護する2人と交代し、隊列は出発点の屋舎へ向かい休憩となる。こうして1時間交代の任務につくわけだが、いったん台の上に立つと微動だにできないため、私服を着た休憩中の仲間がやって来て服装のしわを直したり、流れる汗を拭きとったりする。


これらの衛兵は陸、海、空の軍隊から、それぞれ身長など粒ぞろいの兵士が選ばれるそうで、その服装の色はそれぞれ順にグリーン、白、青となっているそうだ。だから、目の前に見る純白の服装は海軍の兵士ということになる。

(この続きはこちらへ・・・⇒ http://yasy7.web.fc2.com/


旅行の満足度
4.0
観光
4.0
グルメ
4.5
同行者
社員・団体旅行
交通手段
観光バス
旅行の手配内容
ツアー(添乗員同行あり)
  • 白に映える忠烈祠の大門

    白に映える忠烈祠の大門

  • 2人が交代して大門へ向かう

    2人が交代して大門へ向かう

  • 壮大な故宮の建物

    壮大な故宮の建物

  • ホテル玄関前広場から眺めた台北市街の夜景

    ホテル玄関前広場から眺めた台北市街の夜景

  • そびえる101ビルの夜景

    そびえる101ビルの夜景

  • 101ビルの1階ロビー

    101ビルの1階ロビー

  • 101ビル91階から眺めた台北市街の夜景。灯りが小さく見える。

    101ビル91階から眺めた台北市街の夜景。灯りが小さく見える。

  • 700T系のスマートな車体

    700T系のスマートな車体

  • 新幹線の列車内の様子(普通席)

    新幹線の列車内の様子(普通席)

  • 台北最古の龍山寺の門

    台北最古の龍山寺の門

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