2014/10/15 - 2014/10/17
4位(同エリア8件中)
satochanさん
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国として認められてないからソマリアになっちゃうが、行ったのは「ソマリランド」です。
待ちに待った2週間休暇!今年はアフリカ、5カ国行きました。
ジブチ→エチオピア→ソマリランド→ケニア→タンザニア
(ここでは☆の部分を書いてます)
10/08 仕事後、SIN→BKK
10/09 BKK→アディス→ジブチ
10/10 アッベ湖・アッサル湖ツアー
10/11 アッベ湖・アッサル湖ツアー
10/12 市内観光、ジブチ→アディス
10/13 アディス→ゴンダール、観光、バスでバハルダール
10/14 バハルダール観光、バハルダール→アディス
☆10/15 アディス→ハルゲイサ、観光
☆10/16 ラスギール、ベルベラ観光
☆10/17 ハルゲイサ→アディス→ナイロビ
10/18 マサイマラツアー
10/19 マサイマラツアー
10/20 マサイマラツアー、夜ナイロビ→ザンジバル
10/21 キズムカジ
10/22 ストーンタウン
10/23 スパイスツアー
10/24 ストーンタウン、夕方移動、ザンジバル→アディス→
10/25 ドバイ→シンガポール
予約ーエチオピア航空で。Websiteでmulti destination予約。
3カ国目はソマリランド。前から気になってたし、さらに友人から借りた本がとても面白かったのでますます興味がわいた。高野秀行さんの「謎の独立国家ソマリランド」。これを読んだおかげで2倍楽しめた。同時に2倍理解があったから楽であった。
- 旅行の満足度
- 4.0
PR
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エチオピアの素敵な宿を泣く泣くチェックアウトし、空港へ。
国際線だからT2行くのよね?と言われたが「ハルゲイサなのでT1」と言ったら「ああローカルね」と言われる。外国なのにローカル扱いのソマリランド。早速ワクワクであるw
T1のチェックインでもまたちょっと問題があって、でも発券してくれた。
適当なイミグレがあって一応出国手続き。のんびり待ってゲートへ。
ゲートからすでに黒尽くめの人がたくさん。保守的なんだなぁ。同時にパスポートをちらりと見るとアメリカパスポートが多い。そうだ本で読んだ、ソマリランドは出稼ぎからの仕送りマネーで成り立ってるんだっけ。
フライトは定刻通りに出発。ボンバルディアの小さい飛行機。狭い。そしてみんな荷物多くて場所が少ない。 -
1時間半ほどで到着。位置的にジブチと同じだけど標高が若干高いからかジブチほど暑くない。
小さい空港のイミグレへ。どこでビザ申請するのかわからない。。。ので整列の整備をしてたイミグレオフィサーに「アライバルビザ」って言ってみるとおじさんはビザ用紙を探しに行ってくれ、持ってきてくれた。ささっと書いてイミグレオフィサーに写真と一緒に提出。3日しかいないけど7日のビザをくれた。アライバルビザ取れた!よかった。。。
イミグレを出たら空港税を払う。USD33。外国人と現地人の料金が同じかどうかは不明。
そして出てみるもどこにタクシースタンドがあるかわからん。ドライバーらしき人がいたけど言い値が20ドル。それは高過ぎるだろ。。。とネゴりにネゴるが、「OK Lets go」ってさっさと行ってしまう。ああ本で書いてあったな、せっかちな国民性って。せっかちすぎて値切れない(泣)。泣く泣く払う。帰りは10ドルだったから本当ぼられてむかつく。
気を取り直してホテルまで走る。まぁ普通にアフリカの街。ジブチに行ってるから似たような感じでもっとボロくて汚い感じ。 -
で、着いたのがオリエンタルホテル。ソマリランド人なら誰もが知ってるオリエンタルホテル。
フロントは英語が通じるがそこまで完璧でもないレベルだが通じる。中の空間がいい感じ。遅いけど一応wifiあり。 -
一番安い部屋が満室だったので2番めに安い部屋を案内された。ダブルベッドの部屋でUSD20。ホットシャワーあり。角部屋。ドミなんてありえなさそうな国、このクラスでUSD20なら安いだろう。
部屋の窓が2重になっててちょっとしたバルコニーがある。これって外部からの攻撃対策の名残なのかしら。目の前にはモスク。ロンプラには「朝のwake up callがあってうるさい」みたいなことが書いてあった。アザーン好きなので私は構わん。 -
早速町を歩いてみる。ミグ戦闘機に行きたいと行ったらホテルのマネージャーが表通りまで案内してくれた。優しいな。
そこからがすごかった。数メートルおきに
「ちーにー!」「ちんちょんちゃん」
の無数の攻撃がめちゃくちゃある。ここまですごいのは初めて。 -
両替商があったのでジブチフラン1000をソマリランドシリングに変えてみた。
両替商は路上ではなくて鉄のケースに入れてた。 -
で、1000フランはこうなった。これは持ち歩けないので両替キャンセル(笑
USDでなんとかやろう、ってことにする。 -
ミグ戦闘機到着。
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おじさんに撮れと言われたので撮り「ブログに載せてくれ」と言われたので言われたとおりに(笑
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その後もちんちょんちゃん言われつつマーケットに入ってみる。
そしたら店の人がみんな出てきてちーにー・ちんちょんちゃん攻撃。もううざすぎる。
たまに卑猥なこと言ってくるバカもいて、ああムスリムじゃないし女一人だしなぁと思いつつも結構うざくなってきた。 -
普通のマーケット。写真撮ってたら怒られる。ああ本に書いてあったな。女性は特に注意。
色々と本に書いてあるとおりなことが起こって面白かった。 -
日本の中古車いっぱい。
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オリエンタルホテルの外観。ここから見える窓は外窓。
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お腹が空いたのでホテルでごはん。アルコールがない国なのでフルーツジュースを。グァバジュースうまい。
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山羊肉美味しい。
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ちょっと昼寝をする。起きたらアザーンタイム。お祈りしてる。
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午後になって涼しくなってきたのでまた街歩きする。
またまたちーにー・ちんちょんちゃん攻撃。車から携帯写真撮られたり、車から話しかけられたりともうアイドル状態。こうなったら私も話しかける。日本人とわかるとみんなwelcomeな感じ。全身真っ黒の女子高生に話しかけると笑顔で色々話してくれる。一応スカーフかぶってたが「前髪出てるわよ!」と直される(笑)みんなフレンドリーだし興味津々なんだろう。
そして「ソマリランドどう?」と聞かれて「安全だね」と返すと「Yes!! Somaliland is VERY SAFE!」って大きな笑顔で言われるのが印象的だった。 -
チャット屋。写真撮らせてもらったらちゃんとポーズまでw
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しつこいガキがいたので写真撮ってみた。喜んでた。
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ロバも頑張ってます。
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カンガルー、久しぶり!
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夜歩いても大丈夫そうだけどやめといた。まぁどこでもあまりやらないけど。
モスクがきれいだ。そしてみんなお祈り。 -
ホテルで軽くご飯食べ、お会計したら若干シリングで返された。あーあ。大量。
お部屋でBBC見ながら就寝。 -
次の日はラスギールとベルベラに行くツアーに行きます。これは高い。$189、プラスでラスギールのパーミット代$25。ラスギールだけなら$100とパーミット代。でもせっかくだからベルベラまで行くことに。高くても行った理由のひとつに、護衛をつけないといけないから、ってことがある。私は一回やってみたかったのだ、護衛付けて観光ってやつを(サファリのレンジャーじゃなくて)。
ちなみにベルベラまでは外国人でも普通の公共交通機関で行けます。
ランクルで来るかと思ったらヴィッツだった。ドライバーと護衛、ドライバーは一応案内役であるが英語はイマイチである。護衛もイマイチ。そして最初に買ったものは水とチャット。。。 -
高速を走り、途中道無き道に入ってラスギール到着。1時間ぐらい。
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案内役のおじさんがいて案内してもらう(もちろんあとでチップ必要)。
その前に小屋にあるゲストブックに名前を書く。色んな国から来てるようだ、USだったりスイスだったり、もちろん日本人も。世の中には物好きがたくさんいるもんだ、私だけじゃなくて。 -
ラスギールは大昔の絵が書いてある。牛だったり人だったりと。
まぁよくも残ってたもんだねぇ。 -
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護衛と記念撮影。
もちろん彼らも自分の携帯で撮ってた。きっと自慢するんだろうな、日本人と写真撮ったってw -
景色は素晴らしい。
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なんともない山で止まり、写真を撮れという。なんかこの山あるの?と言っても撮れと。めずらしい柄だから、だと。意味がわからない。なにか有名な山なんでしょうか?
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そしてベルベラへ。2時間ぐらいかな。ここまで来ると標高下がって蒸し暑い。
ちょっとしたホテルに寄って昼ごはん。なぜかここで私がドライバーと護衛のメシ代まで払うことに。合計USD17って結構するなぁ。じゃあこれでチップってことにしておくか。
ベルベラ、街自体も小さいし、見るもの本当ない。
こうゆうのとかは勉強になるが、なんせ写真嫌いな人たちだしなぁ。 -
ビーチ。。。汚い。以上。
でもここの向こうには海賊がいるのかぁと思うとドキドキする。
ドライバーはなぜか泳ぎに行っていた。 -
女性の団体がたくさんいて、団体でそのまま海で遊んでた。まぁ水着にはならないよねこうゆう社会なら。
ビーチ際で護衛がウダウダしていたので話しかけてみる。金払ってるんだ、聞いちゃえ。
「あなたはどちらの氏族の方?」
本で読んだのだ、ソマリ人は氏族社会。氏族社会のおかげで現在の民主主義が成り立ってる。
そしてどこの氏族か聞くことは失礼じゃないって。
護衛はびっくり。なんでそんなこと知ってるの?!?!状態。いやー今ソマリランドの本が流行っててーと伝える(少なくともうちらの友人たちの間の話w)。
てことで教えてくれた。護衛はサアルムセ家出身。おおそれ本で見たーーー!
あと色々な氏族がいて、イファリヌ、イサムセはベルベラにいっぱい、サアルムセはハルゲイサにいっぱいで経済の中心は大体そこの人で。。。など。
もう本で読んだ内容そのままだよ!ワクワク。大満足。
そしてまたこの人も言ってた「Somaliland is VERY SAFE!!!」って。 -
もうすることないなぁ、と思って戻ることに。
このちょっと共産な感じ。。。。ツボにはまる。 -
チャット屋。
725とか数字が書いてあるので聞いたら「チャットの種類で書いてある」とのことだった。 -
ベルベラは貿易港だからトラックがたくさん。
日本のトラックも結構ある。 -
ベルベラ港。
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ベルベラ空港の入り口。共産ぽいと思ったら、やっぱりUSSRが作ったんだってさ。
ロシアじゃなくてUSSRね。
護衛はドライブ中ずっとチャット噛んでた。
途中middle of nowhereな高速の道端に座るおじさんから枝を買ってた。歯磨き代わりらしい。おじさん高速の脇で歯磨き代わりの枝を売ってるのか。。。。なんだかとても印象的だった。 -
17時過ぎに帰ってくる。疲れたのでまったりと部屋で。
夕方アザーンが。見てるだけで面白いのでずーっと見てしまう。メッカの方向がちょうどホテル側なので迫力がある。
夕飯も軽く。バックパッカーを見かけて話す。ポルトガル人。これから行くザンジバルの情報を色々ともらう。ありがたいなぁ。これからベルベラに一人で行き、その後インドに行くとか。モザンビークでヒッチして楽しかった!とか。そりゃモザンビークはポルトガル語だから通じて楽しいだろうね。。。
夕飯のお代を払っておつりをドルで欲しかったのに細かいのがなく、私もフロントのおじさんも途方にくれてたら英語のできる紳士が色々としゃべってくれ、フロントのおじさんが両替に行ってくれてUSドルでおつりをもらえた。本当助かった。
紳士はソマリランド人でイギリス在住。そしてソマリランドの感想を聞かれたので「安全ですね」と言ったら紳士も「Yes, Somaliland is VERY SAFE!!!」って。
以前を知っているとこうゆうこと言いたくなるのかしらね。 -
次の日は金曜日。どこも休みかと思ったら案外外はお店開いてた。今日は空港へ行くだけなんだけど。のんびり朝食を食べて空港へ。
そして空港。やっぱりというか。。。また予約に問題あり。こんな小さい空港でしかもこの便逃したらどうしよもない世界。どうにか脱出させてくれ。。。と思ったら近くに偉いマネージャーがいて助けてくれた。「すごいいっぱい予約あるね〜」「ゴンダールどうだった?」「大丈夫だからね、ちょっと待ってね」と本当優しくてエチオピア航空に怒る気になれん(笑
で、またまた予約全部入れ直して(もうここからナイロビと、帰りの便だけなんだけど)、やっと発券。 -
大統領の写真。サアルムセの方ですかね。
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発券は手書きよ手書き。これでナイロビまで行くんだから(笑
イミグレの前に空港税USD33とNashaとかいうお代をUSD10払う。
さようならソマリランド。来てみてとても面白かった。
普通に安全。でもアイドルになってちょっと疲れます(笑
が、そんな時は逆に質問攻撃すると楽しいってことがわかった。
注意すべきことは、ジブチもそうなんですがソマリランドもだけど、本当イスラムの保守的な社会。女性一人はやっぱりすごい意外みたいだから、注目の的になりすぎてそこは大変かもしれないかなぁ。要は面倒くさいこともあるし、うざいこともある。
あと他の方が言ってたのは、国として認められてないから、何かあった時外務省が助けに来ませんので自己責任なところかしら。
けれど行ってよかった!
お次はナイロビへ!
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