2014/10/18 - 2014/10/19
36位(同エリア202件中)
銭形幸一さん
土日を利用して仙丈ケ岳に。
紅葉、どこで見ようか考えた。
関東戻ったから那須岳の紅葉見たい、戦場ヶ原もいいなぁ…御嶽山の一件があり行きづらい。
電車の中吊り広告で次はどの火山か?なんて週刊誌や女性誌に行こうと思った山の地名が挙がっちゃって。
紅葉の綺麗な場所って火山の麓が多いんだ、また。
火山が一座も無いから「そうだ!南アルプス行こう」。
土日だからそんな歩けない。埼玉からアクセスし易い南アルプス北部しかないなぁ。
至ってシンプルな考えで仙丈ケ岳に決めた。
一日で登れる山だけど、どうせなら山頂付近の仙丈小屋に泊まってゆっくり歩きたい。
山小屋のfacebookのページ見ていたら初冠雪だとか…。
アイゼン持ってないけど大丈夫かな(汗)。
挙句の果てに予約しなきゃいけないとかで前日電話したら満室だって。
そもそも山小屋なんて予約しなくても泊まれるもんだと思っていた。
結局、登山口、下山口の北沢峠にあるこもれび山荘を予約。
日帰り登山と相成りましたぁ。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.5
- 交通
- 1.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 自家用車 徒歩
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-
07:11
土曜日の朝7時頃、芦安温泉の駐車場到着。
これより先、マイカー規制なもんでバスで仙丈ケ岳の登山口、北沢峠に向かう。
一本じゃ行かないんだな…。
北岳の登山基地、広河原でバス乗りついで北沢峠に。
北沢峠朝一じゃなくてもいいや、怠け者の自分の声に負け、二本目のバスで妥協。
9時25分登山開始。4時に下山して北沢峠にあるこもれび山荘に行かなきゃ。
コースタイム7時間半ほどの行程。
まぁ下り急げば大丈夫かな…。 -
バス待ってたら待合タクシーのおっちゃんに声かけられた。
料金バスと変わらない。
あっという間に6人揃ってハイ、出発。
今回で3度目の芦安温泉〜広河原の林道。
タクシーのおっちゃん、見晴らしのいい場所で止まり、「左が間ノ岳、右が北岳だよ。撮影どうぞ。」
07:42
ぎゅうぎゅうのバスじゃ考えられないサービス精神。 -
08:16
広河原到着。
北沢峠行きのバスは9時発。
ちょっと時間があるなぁ。 -
広河原インフォメーションセンターで登山届提出。
北岳の写真撮ったり、朝食採ったり。
あらら、軽アイゼンだって。
危なそうだったら戻るかな…。 -
08:56
このバスで北沢峠へ。
広河原は標高1,500mくらい。
紅葉が良い感じ。
標高2,000mの北沢峠や3,000m越える仙丈ケ岳はもう枯葉の装いだろうなぁ。 -
09:35
北沢峠にて。
バスは広河原から25分ほどで到着。
アクセス大変だなぁ…。
途中の林道からの紅葉の眺めが素晴らしい。
紅葉眺めながら林道歩くだけっていうのもアリかも。
トイレや準備運動すませいざ登山開始。 -
09:47
ひたすら樹林帯を登る。
赤石&荒川三山は標高差2,000mほど、北岳&間ノ岳は1,600m。
今回の仙丈ケ岳は1,000m。
余裕っしょ。
どっこいそうは問屋が卸さなかった。
あとの写真見ればお分かり頂けると思います。 -
09:53
バスからは錦秋の山肌が臨めたのにどこに紅葉があるんやら。
紅葉よいずこへ。
_| ̄|○
あったあった。
ソラビソの樹林帯にチラホラと。
まぁこういうのもありかな。 -
-
10:17
ちらほら展望が。
うしろ振り向くと甲斐駒ヶ岳が見えた。 -
10:32
今度は左手に北岳。
去年、今年と二回登ったけどこんな山容が端正だったんだね。
行ったことないけどスイスのマッターホルンもこんな感じなのかな。
冠雪してる、綺麗だなぁ。
なんか他人事のように書いちゃってるけどこれから冠雪した仙丈ケ岳登るんです。 -
10:53
ダケカンバの林の中をひた登る。
もうすぐ森林限界。 -
イチオシ
11:15
甲斐駒ケ岳。
さっきは木陰に隠れ気味だったけど今度はバッチリ。
山の団十郎。 -
甲斐駒ケ岳 with 摩利支天。
雪で白いのではなく花崗岩で白いんだって。
今回、あっち、貴公子こと甲斐駒ケ岳登っても良かったんだけどどうせなら女王様(仙丈ケ岳)の方がいいかなぁと。
(〃ω〃)
仙丈ケ岳から北岳、間ノ岳どでかく見えそうだもんね。 -
イチオシ
11:25
六合目越えた辺りかな。
ちょっと秋らしく。 -
-
11:50
うしろばっかり振り向いてるけどちょっと雪があるよ…。 -
前方の小仙丈ケ岳。
陽の当たらない斜面だから雪が残っている。
たいしたことないんじゃないかな…。
熊笹が雪化粧で綺麗綺麗。
至って呑気なもんです。
やっぱり風あって寒いなぁ。
樹林帯上がっている時は長袖のシャツ一枚だったけどさすがに上羽織った。 -
11:54
また北岳が見えてきた。
右に間ノ岳もご相伴。 -
12:21
小仙丈ケ岳登攀。
標高2,864m也。
なんか硫黄臭い。
ヤマレコでも硫黄臭かったって書いてあったけど本当だった。
御嶽山の影響?
仙丈ケ岳はもとより付近に火山無いし。 -
女王様、仙丈ケ岳。
あそこまで行って折り返す。
このカールは小仙丈沢カール。
先月北岳登った時に撮った写真だとカールが二本見えるけど右側のカールだね。
http://4travel.jp/photo?trvlgphoto=35303989
見る場所によって山容ってだいぶ違うもんだ。 -
真正面に北岳(3,193m)&間ノ岳(3,190m)。
日本No2&No3のツーショット。
水戸黄門なら角さん助さんそろい踏み。 -
イチオシ
角さん、北岳。
-
助さん、間ノ岳。
-
黄門様。
ご機嫌芳しくないようで…。 -
12:23
これから向かう仙丈ケ岳。
由美かおるさん演じるかげろうお銀じゃなく女王様(笑)。
八平や弥七はいませんので悪しからず。 -
12:30
稜線アップダウンも無いから気楽。
雪景色もオツなもの。 -
うしろ振り向くと甲斐駒。
-
北岳と間ノ岳。
あの稜線歩いたんだよなぁ。
「今年三度目の正直、夢がようやく叶う / 南アルプス北岳・間ノ岳 - 稜線歩行編」
http://4travel.jp/travelogue/10929718 -
北岳どアップ。
-
12:39
仙丈ケ岳の稜線。
曲線が美しい。
(*´∀`)b good -
イチオシ
12:44
稜線のコル。
岩場これから降りて仙丈ケ岳へアタック。
陽のあたる左側と陽の当たらない右側、くっきり雪で色分けされていた。仙丈ヶ岳(仙丈岳) 自然・景勝地
-
一足先に冬満喫。
-
13:10
ファイト〜いっぱ〜つ、と叫びたくなる気分。
頂きの直前って気持ちが高揚する。 -
イチオシ
13:15
小仙丈沢カール越しに北岳と間ノ岳。
絶景絶景。 -
北岳って結構急なんだね。
登っている時は無我夢中で…。
あそこ登った自分って凄いかも、なんて思ったりして(笑)。 -
13:18
えっ、ちょっと足場ヤバイんじゃない…。
(・∀・i)タラ
でも滅茶苦茶絵になるんだよな。
戻った方がいいかも、いやここまで来たんだから…。
葛藤。
来年はアイゼン買わないとなぁ。 -
13:17
マイルドセブンの世界。 -
13:19
えっ、あんな遠いの?
(´д`ι)
相変わらず初めて登る山は見た目の近さに騙される。
陽のあたって雪の溶けているところは早歩きで。
アイスバーン気味のところは牛歩戦術。仙丈ヶ岳(仙丈岳) 自然・景勝地
-
13:24
藪沢カール。
下に見えるのが仙丈小屋。
あそこ泊まりたかった…。仙丈小屋 宿・ホテル
-
13:25
手前二つ目の頂が仙丈ケ岳山頂。
9時半から4時間。
山頂から折り返して4時に山小屋着かないといけない。
逆算して2時間半で下りなくちゃいけないって…。
(;´゚Д゚)
でもこの景色見ちゃうとどうも…ね。 -
はやる気持ちを抑えて足場に細心の注意を払って進む。
おそろしや…。 -
13:32
ツイタ━━━ヽ(*´□`)ノ゙━━━ァ!!仙丈ヶ岳(仙丈岳) 自然・景勝地
-
標高3,033m。
雪景色見られて感慨もひとしお。 -
最高のビューポイントだね。
上海の外灘見える部屋泊まったりイスタンブールでブルーモスク見下ろせる部屋泊まったりしたけど自分の脚で苦労して上がってきたから感無量。
これだから煙草じゃなかった、山登りは止められない。 -
北岳と間ノ岳。
「ヤッホー」と叫んだら向こうまで聞こえるかな…。
世間体気にしないで誰もいなかったら叫んでいるだろうなぁ。 -
14:03
さ、「北沢峠大返し」しなきゃ。
足場に細心の注意を払いつつ時間との戦い。
4時間かけて登った行程を2時間ほどで下らないと。
でも何度も立ち止まって撮影しちゃうんだな、これが。 -
イチオシ
太陽背に降りてくる登山者滅茶苦茶格好良い。
相手の真正面からだから気恥ずかしかった。
撮ってるの見られてしまって、私のカメラで撮って下さいって。
彼のブログの写真見たらまずまずの撮り映えだった。 -
14:06
-
14:10
とんでもない障害物発見。
急いで降りなきゃいけないのに(笑)。
去年北岳の小太郎尾根で雷鳥見たっけ。
http://4travel.jp/photo?trvlgphoto=29984793
白い雷鳥見れるなんてラッキー。 -
14:19
小仙丈ケ岳へ戻る稜線。 -
14:24
先ほど登った仙丈ケ岳を振り返って。
真ん中の頂きから下りてきた。 -
14:36
さ、前を向いて。
これから戻る小仙丈ケ岳、奥に甲斐駒ケ岳。
甲斐駒ケ岳の麓に今晩の宿、こもれび山荘がある。
え、あと1時間半…。
足場悪いし無理臭い。 -
14:39
北岳&間ノ岳。
この眺めともお別れしなきゃ…。
ヽ(´Д`)ノ -
北岳。
そのうちまた登るから…。 -
15:13
小仙丈ケ岳を越えて下り始める。
小仙丈ケ岳の陰に太陽が隠れてしまった。
滅茶苦茶指先が寒いんですけど…。
下りの道がアイスバーン。
初めて冬の札幌の街のアイスバーン状態の舗道歩く時並みの恐怖心。
稜線上じゃないから滑落したら地獄への片道切符じゃない分気が楽だけど。
(´д`ι) -
だいぶ陽が傾いてきた。
-
14:53
行きは後ろ振り向いて写真撮った甲斐駒ケ岳が真正面に。 -
15:08
あそこが北沢峠。
50分で行けるのかな…。 -
イチオシ
15:26
良い眺めだねぇ。
もう雪が無い林道だから小走り小走り。
最後のシャッターチャンス。 -
15:31
二合目かな?
時間無ぇ〜。
しかも林道うすら暗くなってきたし。 -
15:34
さらば北岳。 -
16:09
無事下山。
10分オーバー。
でもホッとした。
やれば出来るじゃん…って朝一のバスで来ればこんなことにならない。
反省。 -
宿泊したこもれび山荘。
http://www.ina-city-kankou.co.jp/cms/modules/tinyd9/?id=2
https://www.facebook.com/komorebisansou.southernalps北沢峠 こもれび山荘 宿・ホテル
-
良い雰囲気。
-
コロッケは手づくり。
カレー美味しかった。
今まで泊まった山小屋で一番食べ物が美味しいと思った。 -
寝床。
隣いなかったから広々と使わせてもらった。 -
翌朝。
朝一のバスで下山。
宿泊者の方だいたい、仙丈ケ岳と甲斐駒ケ岳のダブルヘッダーする人ばかりだったけど、私は辞退。
一度下山してしまうと登るのが億劫。
稜線上で宿泊したら嫌でも降りなきゃいけないけど、もう下りちゃってるからね。
(。-_-。) -
寒いわけだ。
-
バスの中。
紅葉の眺め素晴らしかった。
林道歩いて写真撮りたいくらい。 -
広河原。
-
-
ちょっと歩いて北岳撮影。
まさに錦秋。 -
-
イチオシ
先月はこの橋渡って北岳登った。
「今年三度目の正直、夢がようやく叶う / 南アルプス北岳・間ノ岳 - 北岳登攀編」
http://4travel.jp/travelogue/10929632
「今年三度目の正直、夢がようやく叶う / 南アルプス北岳・間ノ岳 - 稜線歩行編」
http://4travel.jp/travelogue/10929718
「今年三度目の正直、夢がようやく叶う / 南アルプス北岳・間ノ岳 - 高山植物観賞編」
http://4travel.jp/travelogue/10929760
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この旅行記へのコメント (4)
-
- j-ryuさん 2014/10/21 05:03:46
- 絶景かな、絶景かな!
- おはようございます。
まさに絶景の連続。
どこを撮っても絵葉書のよう。
いやいやそれ以上の美しさですね。
自力で登ったからこそのご褒美でしょう。
でも、いくら絶景でも天気が悪けりゃりゃそうはいきませんよね。
天気も味方に付け最高の登山を満喫されましたね。
山の天気は急変しやすいので
これからもくれぐれも安全登山でお楽しみくださいね。
j-ryu
- 銭形幸一さん からの返信 2014/10/22 07:53:23
- 予期せぬ雪化粧
- おはようございます。
今回の仙丈ヶ岳、台風一過で秋晴れの青い空、紅葉の組み合わせが見られれば良いと思ってました。
数日前に山小屋のfacebookで初冠雪したと知り、不安6割の気分で登りましたが、無事下山。
アイゼンの必要性を実感。
稜線では北岳、間ノ岳、No.2、No.3の頂が冠雪した様子を眺められラッキーでした。
-
- アルデバランさん 2014/10/19 21:25:41
- 錦秋の北沢峠、広河原そして冠雪の仙丈ケ岳
- 銭形様 こんにちわ
仙丈ケ岳
いつでも行ける、行けると思っているうちに10年以上経ってしまいました。
やっぱり10月がいいですね。
それにしても足元やばそうな感じ…
私も甲斐駒2回行きましたが、今思うと北沢峠から仙丈ケ岳登り返しておけばよかったとつくづく思います。
でも、おっしゃるようにその気にならないんですよね、いったん娑婆に降りちゃうと。
アルデバラン
- 銭形幸一さん からの返信 2014/10/20 08:30:44
- 冠雪した山もイイですね
- おはようございます。
紅葉を期待して仙丈ヶ岳行きましたがちょっとあてが外れました。
バスからの渓流、山肌の紅葉がちょうどピーク。
登山せず、林道歩くのもアリかと思いました。
特に広河原から北沢峠までの深奥部。
谷間から北岳や仙丈ヶ岳顔のぞかせ素晴らしかったです。
三連休だったら仙丈ヶ岳、甲斐駒ヶ岳のダブルヘッダーめ良いのですが、日曜日登り終え、クルマ運転して月曜日仕事はさすがにキツそうですので…。
ヤマレコの私の登山マップ、まだわずかな点と線だけですが、農取、塩見、聖岳、時間があれば行ってみたいものです。
ゆくゆくは広河原から畑薙に至るメジャーな稜線、全て歩いたことあるようになれば良いなぁと。
南アルプスは今シーズン打ち止め。
今後は近場の山や都内近郊の散策します。
毎度訪問ありがとうございます。
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