おっさんの旅行記2014 子連れエチオピア旅行記　Part2

2014/08/17 - 2014/08/24

　南部エチオピア民族めぐりの拠点アルバミンチへ行く。アルバ=40、ミンチ=泉。その名前の通り、その地方には湖が多く、アルバミンチの町はチャモ湖とアバヤ湖に面している。
　エチオピアではバスは夜間走ってはいけない規則の為、出発は毎日早朝となる。朝4:30に宿を出てタクシーでバスターミナルへ。出発したのは7：00でアルバミンチ到着は16：00前。アディスアベバから350キロ足らずなのに結構かかる。バスの車内は面白い。悪霊が入るからと基本バスの窓は走行中閉めている。しかし、暑い。本によるとエチオピア人はバスでゲロをよくするらしい。不安、不安なのである。
　道中寄った休憩の食堂では、初めてみるコーヒーセレモニーに感動。はじめはラリベラに行く予定だったのだが、オッサンはエチオピアの国内移動、飛行機があんなに高いとは思わなかったので、北部をやめ、南部に行くことに決めたのだ。え！？そんなこと現地についてから決めるなって？子連れなのに？なんでも行き当たりばったりが信条ですから。

エリア アルバ・ミンチ(エチオピア)

　オウトブステラにてアルバミンチ行きのチケットを買う。早朝の4時過ぎに起き、子供を連れて治安の悪いピアッサを少し歩き、タクシーを拾う。150ブルでバスターミナルまで行くとのこと。値段は高いが仕方がない。お金で安全を買うことにするオッサン。
　到着後、案内人みたいなオジサンにアルバミンチ行きのバスならコッチだ、この窓口で買えと言われ、そのときにとった写真がコレ。写真だけならわからないけど、市場のセリみたいな活気。これ4時30過ぎですよ、朝の。息子が「ねぇ、これ　牢屋？」って言っていました。
鉄格子みたいなものの中で男たちが何やら叫んでいます。その男たちから切符を買うのです。

「エチオピア、ハードだわ」

明るくなってきました。６時です。でもバスはまだ発車しません。人数が集まらないからです。「はやく出発しろよー」
オッサン、心の叫びです。なんかアジアみたいですね。

これからアルバミンチまで連れて行ってくれるバスさま。アルゼンチンなどを走るバスと比べてはイケません。ボロいかボロくないかでいえば、ボロいです。あと、エチオピアはエチオピアンタイムがあるので、注意です。必ず「それってエチオピアンタイム？それともインターナショナルタイム？」とオッサンはいちいち確認していました。朝6時が一日の始まりで、エチオピアンタイムでは0時です。タイで夜７時のことを１トゥムというのとかぶるものがあります。

現地の子

日本の子。やっと出発です。朝７時です。遅い。。。

途中で休憩ターイム。食事をしたり、コーヒーを飲んだり、お土産売りがやってきたり。結構バス移動の休憩タイムって楽しいですよね。調子にのって、バスのそばを離れると、いつの間にか出発…なんてことはありませんでした。でも、置いてけぼりになったことがある人っているんでしょうね…。

食事はしませんでしたが、エチオピアで初コーヒーしました。

コーヒーを楽しんだ場所は少し高台にあり、そこから写真を撮ったのがコチラ。