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タリンでの滞在を終えて次の訪問地へ向かった。次の訪問地は Narva( ナルヴァ )で、ロシアとの国境がある町である。タリンからの移動はバスであった。最初よくわからず不安であったが、地元の人に尋ねたりして何とか到着した。3時間半ほとかかった。<br /><br />ナルヴァの人口の95%はロシア系で、これはこの地で産出されるオイルシェール( 油田頁岩 )の採掘に従事する労働者がロシアから移住して来たためである。<br /><br />ナルヴァは13世紀にデンマーク人によって建設され、後にタリンを凌ぐほどの貿易港となった。しかし、第二次世界大戦中のソ連軍の爆撃で「バルト海の真珠」と美しさを讃えられたバロツク様式の街並は廃墟と化した。ドイツ軍によって強制移住させられたエストニア人は帰ることを許されず、それに代わってやって来たロシア系の人々は国を不安定化する要因となっている。<br /><br /><br />* このカバーの写真はエストニア側から見たロシアとの国境を接したところで、ちょうどナルヴァ川が両者を隔てる境界線となっている。

バルトの国々を訪ねて( エストニア篇 ) ③ ~ Tallinn ( タリン ) から Narva ( ナルヴァ )へ

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2014/07/03 - 2014/07/04

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Weiwojing

Weiwojingさん

タリンでの滞在を終えて次の訪問地へ向かった。次の訪問地は Narva( ナルヴァ )で、ロシアとの国境がある町である。タリンからの移動はバスであった。最初よくわからず不安であったが、地元の人に尋ねたりして何とか到着した。3時間半ほとかかった。

ナルヴァの人口の95%はロシア系で、これはこの地で産出されるオイルシェール( 油田頁岩 )の採掘に従事する労働者がロシアから移住して来たためである。

ナルヴァは13世紀にデンマーク人によって建設され、後にタリンを凌ぐほどの貿易港となった。しかし、第二次世界大戦中のソ連軍の爆撃で「バルト海の真珠」と美しさを讃えられたバロツク様式の街並は廃墟と化した。ドイツ軍によって強制移住させられたエストニア人は帰ることを許されず、それに代わってやって来たロシア系の人々は国を不安定化する要因となっている。


* このカバーの写真はエストニア側から見たロシアとの国境を接したところで、ちょうどナルヴァ川が両者を隔てる境界線となっている。

旅行の満足度
4.5
  • ナルヴァに着き、ホテルまでの道すがら街の様子を見ると、あまりにも静かで、人がおらず、閑散としているのには驚いた。何だか裏寂れた感じのする街で、老人の姿が目についた。タリンの喧騒振りがはるか遠いところのことのように思えた。<br /><br />まずは、街を地図を頼りに歩いてみた。小さな町なので、歩いてどこまでも行くことが出来た。<br /><br /><Hermanni Linnus( ナルヴァ城 )><br /><br />最初、デンマーク人によって建てれたが、第2次世界大戦時に破壊され、1991年に再建される。現在は博物館となっている。

    ナルヴァに着き、ホテルまでの道すがら街の様子を見ると、あまりにも静かで、人がおらず、閑散としているのには驚いた。何だか裏寂れた感じのする街で、老人の姿が目についた。タリンの喧騒振りがはるか遠いところのことのように思えた。

    まずは、街を地図を頼りに歩いてみた。小さな町なので、歩いてどこまでも行くことが出来た。

    <Hermanni Linnus( ナルヴァ城 )>

    最初、デンマーク人によって建てれたが、第2次世界大戦時に破壊され、1991年に再建される。現在は博物館となっている。

  • <ナルヴァ城><br /><br />ここはナルヴァ城の入り口で、早速中に入ってみた。中に入ると、数グループの団体がいるだけで、閑散としていた。

    <ナルヴァ城>

    ここはナルヴァ城の入り口で、早速中に入ってみた。中に入ると、数グループの団体がいるだけで、閑散としていた。

  • 城内は博物館となっていて、戦前の市街地の写真やレリーフ等この地の歴史資料が展示されている。興味を覚えたのは、ユダヤ人に関する特別展示が行われていたことである。

    城内は博物館となっていて、戦前の市街地の写真やレリーフ等この地の歴史資料が展示されている。興味を覚えたのは、ユダヤ人に関する特別展示が行われていたことである。

  • 博物館以外にも様々な施設があり、このような集会室もあった。

    博物館以外にも様々な施設があり、このような集会室もあった。

  • <ナルヴァ川><br /><br />手前のペテルコルグ街道を右に行き、橋を渡るとロシア領土である。橋の手前には入国管理事務所の建物があり、いったんここでチェツクを受けなければならない。<br />

    <ナルヴァ川>

    手前のペテルコルグ街道を右に行き、橋を渡るとロシア領土である。橋の手前には入国管理事務所の建物があり、いったんここでチェツクを受けなければならない。

  • 展望台に上がると、対岸にロシア領が見え、そのあまりにも近いのに驚かされた。左側のロシア領側に見えるのはイワンゴロド城である。

    展望台に上がると、対岸にロシア領が見え、そのあまりにも近いのに驚かされた。左側のロシア領側に見えるのはイワンゴロド城である。

  • 左側、橋のたもとにロシア側の入国管理事務所が見える。

    左側、橋のたもとにロシア側の入国管理事務所が見える。

  • 橋を渡るともうロシア側の領土であるが、展望台から見る風景はエストニアと何ら変わらない。

    橋を渡るともうロシア側の領土であるが、展望台から見る風景はエストニアと何ら変わらない。

  • <ナルヴァの街の様子><br /><br />中央にそびえている塔は旧市庁舎の建物で、どこからでもよく見える。

    <ナルヴァの街の様子>

    中央にそびえている塔は旧市庁舎の建物で、どこからでもよく見える。

  • <旧市庁舎><br /><br />これが旧市庁舎の建物で、ナルヴァでは数少ない戦前の古い建物である。この周辺が旧市街になるそうだが、それらしい建物や雰囲気はなかった。

    <旧市庁舎>

    これが旧市庁舎の建物で、ナルヴァでは数少ない戦前の古い建物である。この周辺が旧市街になるそうだが、それらしい建物や雰囲気はなかった。

  • 第二次世界大戦前のナルヴァの美しい街並みを撮った写真が博物館に展示されていたが、確かにかつての栄華を知ることが出来る光景である。

    第二次世界大戦前のナルヴァの美しい街並みを撮った写真が博物館に展示されていたが、確かにかつての栄華を知ることが出来る光景である。

  • 教会入り口に描かれたモザイク画が素晴らしい。

    教会入り口に描かれたモザイク画が素晴らしい。

  • 夕方ホテルのすぐ近くにあるレストランで夕飯をとった。少し寒かったが、屋外に設けられていたテーブルで食べた。

    夕方ホテルのすぐ近くにあるレストランで夕飯をとった。少し寒かったが、屋外に設けられていたテーブルで食べた。

  • これが夕食であるが、2種類の料理をオーダーしてみた。パンはいつもついてくるので特に頼む必要はない。

    これが夕食であるが、2種類の料理をオーダーしてみた。パンはいつもついてくるので特に頼む必要はない。

  • これは酢漬けされたニシンと野菜のサラダで、なかなか美味しかった。

    これは酢漬けされたニシンと野菜のサラダで、なかなか美味しかった。

  • ナルヴァの街の中心。中心とは言え、大きな建物はなく、広い道路と街路樹の多さが目に付いた。

    ナルヴァの街の中心。中心とは言え、大きな建物はなく、広い道路と街路樹の多さが目に付いた。

  • 第2次世界大戦時にソ連軍の爆撃で「バルト海の真珠」と讃えられたバロツク様式の街並はほとんどが破壊され、焦土と化した。わずかに戦前に建てられた建物がいくつか残されてる。

    第2次世界大戦時にソ連軍の爆撃で「バルト海の真珠」と讃えられたバロツク様式の街並はほとんどが破壊され、焦土と化した。わずかに戦前に建てられた建物がいくつか残されてる。

  • この建物の入り口上部に「1927年」と書かれた文字が見えるが、この建物は80年以上も経っていることになる。

    この建物の入り口上部に「1927年」と書かれた文字が見えるが、この建物は80年以上も経っていることになる。

  • 街の中にはかつてロシア人が建てた建物が多く残されている。この集合住宅もそうしたもののひとつである。

    街の中にはかつてロシア人が建てた建物が多く残されている。この集合住宅もそうしたもののひとつである。

  • 街のあちこちにこのようなロシア人が建てたアパート群が見ることが出来る。

    街のあちこちにこのようなロシア人が建てたアパート群が見ることが出来る。

  • そんな建物のそばのあちこちに美しい花が咲いていて、心を和ませてくれる。

    そんな建物のそばのあちこちに美しい花が咲いていて、心を和ませてくれる。

  • 並木道が美しい。

    並木道が美しい。

  • <Aleksandri Kirk( アレクサンドゥリ教会 )><br /><br />ロシア正教の教会で、この街はロシア系の人々が多く住んでいるせいかなかなか大きく、立派な教会である。

    <Aleksandri Kirk( アレクサンドゥリ教会 )>

    ロシア正教の教会で、この街はロシア系の人々が多く住んでいるせいかなかなか大きく、立派な教会である。

  • 教会の前ではロシア人のグループと思われる人々がいた。

    教会の前ではロシア人のグループと思われる人々がいた。

  • 聖堂の内部で、所狭しと絵やイコンが飾られている。

    聖堂の内部で、所狭しと絵やイコンが飾られている。

  • 女性の参拝者は皆頭にスカーフを被っている。

    女性の参拝者は皆頭にスカーフを被っている。

  • これは聖母マリアト幼子イエスを描いたイコンであるが、ロシア正教ではイエスやマリアあるいは諸聖人を描いたイコンが特徴である。教会中にあふれるほど飾られている。

    これは聖母マリアト幼子イエスを描いたイコンであるが、ロシア正教ではイエスやマリアあるいは諸聖人を描いたイコンが特徴である。教会中にあふれるほど飾られている。

  • こちらも聖母子を描いたイコンである。

    こちらも聖母子を描いたイコンである。

  • <Central Hotel ( セントラル・ホテル )><br /><br />ここは小生が1泊したホテルで、もと市長宅だったところだそうで、大変こじんまリとしていた。

    <Central Hotel ( セントラル・ホテル )>

    ここは小生が1泊したホテルで、もと市長宅だったところだそうで、大変こじんまリとしていた。

  • ホテルのレストランで、朝食をここでとった。しばらくして、次の目的地タルトゥを目指して、バスセンターへ向かった。

    ホテルのレストランで、朝食をここでとった。しばらくして、次の目的地タルトゥを目指して、バスセンターへ向かった。

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