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ウルトラ・トレイル・デュ・モンブラン (Ultra-Trail du Mont-Blanc) 、略してUTMB。フランス、イタリア、スイスにまたがる美しいモンブラン山塊を46時間以内に走って一周する、距離168km、累積標高差9600mにもおよぶ壮大で過酷なトレイルランニングレースです。<br /><br />そんなUTMBに夫が出場。夫はランナーとして、私はサポート役として、そして私の両親は応援団としてシャモニーに集結。トレイルランナー憧れの大会を楽しみつつ、美しいアルプスを堪能してきました!!<br /><br />**その5は旅行8日目〜最終日(フランス/スイス編)**

UTMBを巡る旅(その5)

19いいね!

2014/08/31 - 2014/09/03

129位(同エリア346件中)

2

35

のんぴん

のんぴんさん

ウルトラ・トレイル・デュ・モンブラン (Ultra-Trail du Mont-Blanc) 、略してUTMB。フランス、イタリア、スイスにまたがる美しいモンブラン山塊を46時間以内に走って一周する、距離168km、累積標高差9600mにもおよぶ壮大で過酷なトレイルランニングレースです。

そんなUTMBに夫が出場。夫はランナーとして、私はサポート役として、そして私の両親は応援団としてシャモニーに集結。トレイルランナー憧れの大会を楽しみつつ、美しいアルプスを堪能してきました!!

**その5は旅行8日目〜最終日(フランス/スイス編)**

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
ホテル
4.5
グルメ
5.0
交通
4.5
同行者
家族旅行
交通手段
レンタカー 徒歩
旅行の手配内容
個別手配

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  • 8月31日(日)<br />前日の疲れもあり午前中はホテルでゆっくり。お昼頃にシャモニーの町中へ。

    8月31日(日)
    前日の疲れもあり午前中はホテルでゆっくり。お昼頃にシャモニーの町中へ。

  • とりあえずカフェで一杯。<br />夫はレースのために禁酒していたので、実に1か月ぶりのビール!!

    とりあえずカフェで一杯。
    夫はレースのために禁酒していたので、実に1か月ぶりのビール!!

    ソシュール広場 広場・公園

  • 私はモンブランの氷河の水を使った地ビール &quot;Brasserie du Mont Blanc&quot;を。<br />UTMBでも通ったレズッシュ村の近く、標高2,074mの山中に水源があるらしい。いやー、この旅にぴったりなビール、味も格別です!

    私はモンブランの氷河の水を使った地ビール "Brasserie du Mont Blanc"を。
    UTMBでも通ったレズッシュ村の近く、標高2,074mの山中に水源があるらしい。いやー、この旅にぴったりなビール、味も格別です!

  • そうこうしている間も、168km走ったランナーが続々と帰ってきています。

    そうこうしている間も、168km走ったランナーが続々と帰ってきています。

  • こちらは300kmを走破したPTLのチーム。スタートしてから実に5日半!<br />PTLも今日がタイムリミットです。

    こちらは300kmを走破したPTLのチーム。スタートしてから実に5日半!
    PTLも今日がタイムリミットです。

  • UTMBとは別の方向から帰ってくるため、PTLのランナーは通行人に紛れがち。<br />でもランナーに気付くとそこら中の人が拍手して迎える光景は感動的です!

    UTMBとは別の方向から帰ってくるため、PTLのランナーは通行人に紛れがち。
    でもランナーに気付くとそこら中の人が拍手して迎える光景は感動的です!

  • ゴール近くでは、疲れた足を噴水で癒す人とか、なんだかヨーロッパな風景。<br />ちなみにこの緑色の服が、今年完走したランナーがもらえるフィニッシャーズ・ベストです。

    ゴール近くでは、疲れた足を噴水で癒す人とか、なんだかヨーロッパな風景。
    ちなみにこの緑色の服が、今年完走したランナーがもらえるフィニッシャーズ・ベストです。

  • さて、そろそろ閉会の表彰式が始まろうという3時半。

    さて、そろそろ閉会の表彰式が始まろうという3時半。

  • UTMBが46時間のタイムリミットを迎えました。最終ランナーを大勢の人が迎えます。<br /><br />結局、UTMBのレースでは、2,434人(内、女性は200人)がスタートし、このゲートをくぐったのは1,582人(内、女性は114人)。完走率は65%でした。

    UTMBが46時間のタイムリミットを迎えました。最終ランナーを大勢の人が迎えます。

    結局、UTMBのレースでは、2,434人(内、女性は200人)がスタートし、このゲートをくぐったのは1,582人(内、女性は114人)。完走率は65%でした。

  • 表彰式では、それぞれのレースの上位選手が呼ばれ、記念品などが送られます。

    表彰式では、それぞれのレースの上位選手が呼ばれ、記念品などが送られます。

  • UTMBのレースで優勝したのはフランスのフランソワ・デンヌ選手で、20時間11分44秒の大会新記録。女子はアメリカのローリー・ボジオ選手が連覇達成。

    UTMBのレースで優勝したのはフランスのフランソワ・デンヌ選手で、20時間11分44秒の大会新記録。女子はアメリカのローリー・ボジオ選手が連覇達成。

  • そして、PTLは順位が競われないため、完走した全員が表彰台に呼ばれます!<br />日本人チームとして初めて完走した選手たちも壇上に。記念品のカウベルを鳴らしてみんなで健闘を称え合う姿がとっても印象的でした!

    そして、PTLは順位が競われないため、完走した全員が表彰台に呼ばれます!
    日本人チームとして初めて完走した選手たちも壇上に。記念品のカウベルを鳴らしてみんなで健闘を称え合う姿がとっても印象的でした!

  • 9月1日(月)シャモニー最終日です。<br />午前中は日本へ帰る友達を送ってジュネーヴまでひとっ走り。

    9月1日(月)シャモニー最終日です。
    午前中は日本へ帰る友達を送ってジュネーヴまでひとっ走り。

  • 午後、町でやるギャルソンレースが見たいという夫の意見を却下。<br />せっかくの天気なので、前から気になっていた氷河見物に強制連行!

    午後、町でやるギャルソンレースが見たいという夫の意見を却下。
    せっかくの天気なので、前から気になっていた氷河見物に強制連行!

    シャレー オテル エルミタージュ - ホテル シャレー ドゥ トラディション ホテル

  • シャモニーの隣村、アルジャンティエールの村はずれにあるロープウェイ (Telepherique des Grands Montets) 乗り場へ。

    シャモニーの隣村、アルジャンティエールの村はずれにあるロープウェイ (Telepherique des Grands Montets) 乗り場へ。

  • ここはロープウェイを一回乗り継いだ標高3,300mのグランモンテ展望台が有名ですが、氷河見物にはひとつめのロニャン (Lognan) 駅下車、駅から40分ほど歩きます。

    ここはロープウェイを一回乗り継いだ標高3,300mのグランモンテ展望台が有名ですが、氷河見物にはひとつめのロニャン (Lognan) 駅下車、駅から40分ほど歩きます。

  • ビューポイントまでのこのハイキング、知らなかったのだけど、これが実はひたすら上り坂!<br />ちょっと風邪気味の両親と、168km走り疲れ&足裏のマメが痛い夫には軽い拷問になってしまいました!しかも、氷河の姿はギリギリまで見えないという・・・

    ビューポイントまでのこのハイキング、知らなかったのだけど、これが実はひたすら上り坂!
    ちょっと風邪気味の両親と、168km走り疲れ&足裏のマメが痛い夫には軽い拷問になってしまいました!しかも、氷河の姿はギリギリまで見えないという・・・

  • でも!その分最後の上り坂を登ったとたん目の前に広がる景観は一見の価値あり!!<br />期待を裏切らない大迫力です!

    でも!その分最後の上り坂を登ったとたん目の前に広がる景観は一見の価値あり!!
    期待を裏切らない大迫力です!

  • 今にも崩れそうな切り立った氷河の巨大な壁が、ほんの目と鼻の先。<br />

    今にも崩れそうな切り立った氷河の巨大な壁が、ほんの目と鼻の先。

  • 実際、小規模なものの、3回ほど氷河が崩れるのを目撃。<br />氷河向かって左側が多発地帯みたいで、よく見ると崩れた氷塊が下に溜まっています。

    実際、小規模なものの、3回ほど氷河が崩れるのを目撃。
    氷河向かって左側が多発地帯みたいで、よく見ると崩れた氷塊が下に溜まっています。

  • トレイルはこのビューポイントからさらに上へ続いているので、ほんの少し登ってみました。ちらっと見えるのはエギーユ・ヴェルト (標高4,122m)。

    トレイルはこのビューポイントからさらに上へ続いているので、ほんの少し登ってみました。ちらっと見えるのはエギーユ・ヴェルト (標高4,122m)。

  • また違った角度でアルジャンティエール氷河が見えます。

    また違った角度でアルジャンティエール氷河が見えます。

  • さらに奥にはモン・ドラン (標高3,820m) の姿も。美しい!

    さらに奥にはモン・ドラン (標高3,820m) の姿も。美しい!

  • そんなこんなで、帰りには立派な角を持った山羊にも会えたし、大満足の氷河見物でした!

    そんなこんなで、帰りには立派な角を持った山羊にも会えたし、大満足の氷河見物でした!

  • シャモニーに戻ったら、夕食前に最後の散歩。UTMB関連の人は大半が町を去ってしまい、急に町から人気がなくなりました・・・<br /><br />まさにお祭りの後といった感じで、なんだか寂しい。

    シャモニーに戻ったら、夕食前に最後の散歩。UTMB関連の人は大半が町を去ってしまい、急に町から人気がなくなりました・・・

    まさにお祭りの後といった感じで、なんだか寂しい。

  • 晩ご飯は、いつもの日本食のさつきさんで。両親のおごりで旅の打ち上げ!<br />お寿司もそうだけど、特に牛肉の網焼きがめちゃくちゃ美味で感動。<br /><br />はぁ、ここがあればシャモニーに住んでもいい。というか住みたい〜!!

    晩ご飯は、いつもの日本食のさつきさんで。両親のおごりで旅の打ち上げ!
    お寿司もそうだけど、特に牛肉の網焼きがめちゃくちゃ美味で感動。

    はぁ、ここがあればシャモニーに住んでもいい。というか住みたい〜!!

  • 9月2日(火)<br />朝から良い天気。でも空気がもう秋めいてます。<br /><br />おもいっっっきり後ろ髪を引かれますが、これからジュネーヴに移動し、明日の早朝帰路につきます。ということで、実質今日がこの旅行の最終日。

    9月2日(火)
    朝から良い天気。でも空気がもう秋めいてます。

    おもいっっっきり後ろ髪を引かれますが、これからジュネーヴに移動し、明日の早朝帰路につきます。ということで、実質今日がこの旅行の最終日。

  • ジュネーヴのホテルに向かう前に少々寄り道をするため、もう5度目になるシャモニーからスイスに抜ける峠道を越えます。ぶどう畑の続く峠道の下に広がるのはマルティニーの町。

    ジュネーヴのホテルに向かう前に少々寄り道をするため、もう5度目になるシャモニーからスイスに抜ける峠道を越えます。ぶどう畑の続く峠道の下に広がるのはマルティニーの町。

  • シャモニーから車で1時間半、レマン湖畔にあるシオン城に到着!<br />ジュネーヴには何度も来たことがあるのに、シオン城まで足を延ばすのは初めて。

    シャモニーから車で1時間半、レマン湖畔にあるシオン城に到着!
    ジュネーヴには何度も来たことがあるのに、シオン城まで足を延ばすのは初めて。

  • 湖とお城のコンビネーションは確かに美しい!!<br /><br />でも、遠くに見えるアルプスの高い山がすでに恋しかったりして。

    湖とお城のコンビネーションは確かに美しい!!

    でも、遠くに見えるアルプスの高い山がすでに恋しかったりして。

    シヨン城 城・宮殿

  • 次はエビアン村でランチ&水分補給。<br /><br />ここでも「この水の源は...」と思うと、アルプスが恋しくなったり。

    次はエビアン村でランチ&水分補給。

    ここでも「この水の源は...」と思うと、アルプスが恋しくなったり。

  • そしてジュネーヴへ。久しぶりの都会です。<br /><br />「この湖へ流れ込むアルヴ川を遡るとシャモニーが」と思うと・・・以下略。

    そしてジュネーヴへ。久しぶりの都会です。

    「この湖へ流れ込むアルヴ川を遡るとシャモニーが」と思うと・・・以下略。

    モンブラン橋 建造物

  • 旧市街のホテルに両親と荷物を降ろし、空港にレンタカーを返却して電車で戻った頃には、もうすっかり夕方。

    旧市街のホテルに両親と荷物を降ろし、空港にレンタカーを返却して電車で戻った頃には、もうすっかり夕方。

  • レストランを探しつつ、雰囲気のある旧市街をのんびり散歩。<br />でもリゾートな雰囲気だったシャモニー周辺と違って、びしっとスーツを着こなしたビジネスマンの行き交う姿を見ると、夢から現実に戻ってきた感じ。

    レストランを探しつつ、雰囲気のある旧市街をのんびり散歩。
    でもリゾートな雰囲気だったシャモニー周辺と違って、びしっとスーツを着こなしたビジネスマンの行き交う姿を見ると、夢から現実に戻ってきた感じ。

    ジュネーブ旧市街 旧市街・古い町並み

  • 旅行最後の晩餐は、旧市街のPlace du Bourg-de-FourにあるPied de Cochonにて。素敵なレストランの地元料理と地元スイス・ワインで、この旅を締めくくりました。

    旅行最後の晩餐は、旧市街のPlace du Bourg-de-FourにあるPied de Cochonにて。素敵なレストランの地元料理と地元スイス・ワインで、この旅を締めくくりました。

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この旅行記へのコメント (2)

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  • ElliEさん 2014/09/27 15:23:23
    祝杯〜!
    のんぴんさん

    町はレース関係の人でにぎわっていて、完走者を温かく迎えてくれるんですね。
    そういうのってすごくうれしく誇らしくなりますよね。
    完走後の祝杯は、何よりおいしかったことでしょう〜。

    氷河のすぐそばまでハイキングできるんですね。
    ほんとにアルプスの山の壮大さを感じます。
    氷河も近くでみるとかなり荒々しいんですね。

    ところで、だんなさまが持っているグリーンのバッグ。
    Seven Hills のものじゃないですか?
    うちの主人も今回あれを持ち歩いてました。
    シアトルに出張に行く時は、わざわざお店によって買い物してるんですよ。
    もしかしてあそこで会っていたりして・・・。

    ダンナさま、次のレースはどこでしょう?
    走る人って、いつも次はどこで走ろうかなって考えてません?
    うちは旅行へ行っても、ジョギングするとしたらこのコースかなあなんていつも考えているらしいです。
    ダンナが走っている数時間は私の時間で、その間に一人でぶらぶらするのも楽しいんですよね。

    のんぴん

    のんぴんさん からの返信 2014/09/28 13:53:27
    RE: 祝杯〜!
    ElliEさん、こんにちは。
    コメントありがとうございますー!!

    わっ、まさかセブンヒルズのバッグわかる人がいるとは思いませんでした!
    しかも旦那様も持っているなんて!
    実は夫は今回のUTMBでもセブンヒルズのシャツを着て走っていたんですよ〜
    地元、というかノースウェスト地域では、ファンの多いお店なんですね☆

    夫の次のトレイルランは、今の所決まっているのは12月のサンフランシスコ(The North Face Endurance Challenge)です。あと3月にあるカナダ国境に近いBellingham郊外のChuckanut 50Kは最近毎年出ていますよ〜
    どこかのレースで(またはセブンヒルズのお店で笑)ElliEさんたちとばったり、なんてこともあるかもですね!

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