1999/10/21 - 1999/10/24
209位(同エリア480件中)
とんきーさん
バモーBhamoは中国国境に近い、カチン州の町です。ここから船に乗り、エーヤワディー川を下ってマンダレーを目指しました。昔のことなので旅行年月日は不明です(季節も忘れました)。
川沿いに派手な景勝地はありません。
船もボロくて外国人運賃です。
けれども川沿いに住む人々の生活や、浮かぶ小舟を眺めながらゆっくり進む船旅には、胸が痛くなるような感動がありました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 船
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
バモーはミッチーナから遠くなく、バスや船でアクセスできるとか。でも当時外国人はミッチーナ〜バモーの移動が禁じられていたので、マンダレーから飛行機でやってきました。効率悪い…。
牧場のような空港です。 -
ホテルは「友誼賓館 friendship hotel」です。
ホテルカードに書かれた電話番号はなんと2桁!でした。
tripadvisorを見たらえらく大きな建物が写ってましたが、増築したのかな?
フロントにいたマネージャー(?)はとても物静かで、英語を話すジェントルマンでした。
まだ新しいホテルのようで設備に不満はなかったのですが、周辺一帯でコオロギみたいな虫が大発生しており、部屋の中にも容赦なく侵入してきてそれはもう地獄絵図……(´д`;) -
バモーはこじんまりとした静かな町でした(当時)。
地図もないので、どこをどう歩けばいいのやら…
空港もあるこの辺りでは大きな町なので、賑やかなエリアや大きな市場もあったのでしょうが、たどり着けず。 -
なんせ暑くて、あてもなく散歩するには限界があり、ホテル周辺を歩きまわるのが精いっぱい。全貌を把握することは到底できませんでした。このパターン多いんだよね。
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今はどうなっているのでしょうか。
すっかり中国化してたりして。 -
食事処はちらほら。
何料理屋かわからない店に入ってしまい、何をどう注文したらいいのかわからない。
長い沈黙の後、中国に近いから中国語っぽいこと言ってみるかと小学生並みの発想で「……みぇん(麺)!!」と言ったら、お店の人が深くうなづいてラーメンみたいのが出てきた。
店先のテーブルでは、男性がもくもくと山盛りチャーハンを食べていた。そこに男性の友達がやってきて、同じテーブルに腰掛ける。お腹が空いてたらしいが注文はせず、「大盛りだね」「おいしそうだね」と盛んに話しかけていたが、男性は完全無視。黙々と食べ続けていた(どうでもいいエピソードを挟んでみました)。
眠くなるような、静かで暑い町、バモー。 -
さて、バモーに来た目的は、マンダレー行きの船に乗ること!
どうにかこうにか船会社のオフィスにたどり着き、無事に運行されていることを確認してチケット購入しました。
外国人料金なので、えらく高かったです。 -
さあ出発〜。
天気の良い日でした。
外国人らしき人は私以外見かけませんでした。 -
外国人なので、利用したのはもちろん一番高い個室です(選択肢がなかった)。
お部屋はまあー、ひどく不快にはならないレベルのツイン。間違っても快適とは言えません。地元のおばちゃんと同室でした。
トイレは共同でした。快適度に関しては……聞かないでください。 -
一番安いクラスはぎっしり。
悪天候の日は大変そうですね。 -
そんなこんなで出港ーー!
マンダレーまでは丸一日かかります。 -
バモーを出てしばらくは、川沿いに民家も、パゴダすらほとんどありません。
緑に囲まれ、静かです。 -
川幅もかなり広くて、湖のよう。
このあたりにはイルカが棲んでいるそうですね。
当時はそんなこと知りませんでした。
今はほんとに情報がたくさんあるので、充実した旅ができそう。 -
たまーに集落が見えます。
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集落のあるところには、お寺やパゴダも。
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でもバモーを出てからしばらくは、ほとんどパゴダを見ませんでした。ミャンマーでこんなにパゴダを見ないのは珍しいw
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岩に鳥の絵みたいのが書かれてるところです。
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川があっての生活です。
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集落。どんな暮らしがあるのかな。
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パゴダ発見!
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この船はいちおうエクスプレスですが、あちこち停泊しながら時間をかけて進むスローボートもあるようでした。
船旅自体はとても楽しく、スローボートで途中下船しながらのんびり行くのもいいなあ、なんて思いましたが、やっぱボロ船は嫌だ…。 -
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船は途中、何か所か寄港します。
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かなり大きな町で停泊しました。地図を見るとシュエグという町でしょうか(適当に言ってます)。
人の乗降もかなりあります。 -
大きな船着き場ではある程度まとまった停船時間があり、船から降りて買い物もできました。船着き場周辺にはたいてい売り子や屋台が集まっていてにぎやかです。
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食べ物売りのおばちゃんたちもドンドン乗り込んできます。
選り好みしなければ、食いっぱぐれる心配はなさそうです。 -
アッパークラスは人も少なく、こうして見ると結構余裕の船旅だったのかな?
部屋とトイレはいまいちでしたが。 -
何かのパレードが行われてました。
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ミャンマーではよくある風景。
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君たちどこ行くのかな?
デッキチェアに腰掛けて優雅な船旅を楽しんでおります。 -
個室を利用できるんだからお金持ちなんでしょう。
そろそろ夕刻です。 -
ロンジーをはいてないおしゃれさんです。
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船員さんたちがお食事中です。
お疲れ様です。 -
日が落ちてきました。
川がオレンジに染まります。 -
途中、晩御飯を船着き場で調達して食べていたら、同室のおばちゃんが「それだけ!? 私のご飯分けてあげるww」みたいな展開になり、5段重ねの丸い弁当箱に詰まったおかずを分けていただきました。そんなつもりじゃなかったんですが…
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無事1日が終わろうとしています。
たしか日が暮れてから、カターという大きな町に到着しました。
ここはとても賑やかで、船着き場の前にはゲストハウスらしき建物もありました。
カターは植民地時代の建物が残る町らしく、一度行ってみたいところです。まともな宿があれば…。快適な宿がないと町を楽しめない、ヘタレ旅行者です。 -
辺りはすっかり暗くなりました。
おやすみなさい。 -
そして夜明け。
少しずつ空が白み始めます。
辺りは静寂に包まれ、船の音だけが響きます。
日の出とともに川沿いの集落や小舟が次第にぼんやりと浮かび上がる様子はとても幻想的で、この航路で最も好きな風景です。
カメラ好きな方はシャッター音が止む暇がないかとw -
早くからお疲れ様ー!!
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集落です。
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停泊するようです。
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川沿いに大きな集落が増え、マンダレーに近づいてきたことがわかります。
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早朝の空気やにおいは本当に気持ちいいです。
旅行するようになって、朝っていいなあーと気づきました。
日本では超夜型人間だったので。 -
物売りで賑わっています。
船旅ももう終わろうとしています。 -
今ではバモー〜マンダレー間をたまに観光船が走ってるようですね。
快適な船なら乗ってみたいな、という気持ちはあるものの…。
でもその日はきっと来ないだろう。 -
船旅は快適とは言えませんでしたが、船内は自由に歩き回れるので、どローカル列車の旅に比べるとかなり楽でした。
もう何年も海外に行けていないので、情報源にならない古い旅行記ばかり上げてます。でも少数のマニアックな方々にお読みいただけるのは嬉しいものですね。
ありがとうございました。
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この旅行記へのコメント (2)
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- butch24hさん 2020/08/18 17:15:53
- ミッチーナのその向こうに
- 2016年にミッチーナを訪れ、市内のエーヤワディー河の畔から下流を眺め、ここを船旅してみたいと思いました。写真、とても楽しく拝見いたしました。ウイルス騒ぎが収まり、またアドベンチャーな旅ができる日々が戻ってくることを心待ちにしております。
すてきな旅行記と写真ありがとうございました。
- とんきーさん からの返信 2020/08/21 13:36:19
- RE: ミッチーナのその向こうに
- 古い旅行記ですがご覧いただきありあとうございました。
船旅とてもおすすめです。当時はバモーまでいくのが大変なのと、船のスケジュールが船着き場に行かないとわからないので苦労しましたが、少し改善されたかな?
ミッチーナに行かれたのですね。その昔、YMCAのスタッフと出入りしてる人たちと遊んでもらった記憶があります。懐かしいです。。。
コロナが落ち着いて早く出かけられるよういなるといいですね。
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