
2014/09/14 - 2014/09/14
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Tam-Kさん
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六甲ミーツ・アート、秋の六甲山上芸術散歩、
9月13日から開催された秋恒例の現在アートのイベント、六甲山上の尾根づたいにひろがる六甲カンツリーハウス、高山植物園、オルゴールミュージアムなどの会場に、今年もたくさんのユニークな作品が展開されています。
六甲ミーツ・アート2014のHPです。
http://www.rokkosan.com/art2014/
今回は六甲山上まで車で行き、会場の中でも標高が一番高い六甲枝垂下の駐車場に駐車、そこから六甲枝垂、六甲カンツリーハウス、高山植物園、オルゴールミュージアムと順に巡り、最後に六甲ケーブル上駅の六甲天覧台を訪れてみました。作品のNo.とは順番的には逆になるのですが、各会場へは全て下り道となるので、この方が歩いてまわるには楽でいいですね。
作品は、六甲ケーブル山上駅の屋上、展覧台のNo.1 Nadegata Instant Party の「Photo Spot Party」からはじまり、六甲山ホテル(No.2、3、4)、六甲オルゴールミュージアム(No.5〜10)、六甲高山植物園(No.11〜17)、六甲カンツリーハウス(No.16〜28)、六甲枝垂(No.29〜31)、六甲ガーデンテラスの(No.32、33)、そして六甲有馬ロープウェー六甲山頂駅(No.34〜37)の37作品が展示されています。
この中で今年注目は、中出武彦さん、宇治野宗輝さんのバスなど乗り物をモチーフとした作品、また瀬戸内の小島、男木島で昨年の瀬戸内国際芸術祭で「AirDiver」を出展されていた角文平さんの作品、そして、この六甲ミーツ・アートでご本人自らの体を張ったパフォーマンスを昨年も見せてくれた若木くるみさん、今回は更にパワーアップした作品が見れるのでは、などと楽しみをふくらませつつ、、、 六甲山上、この日は本当に爽やかな風が吹く、正に秋を感じさせてくれる絶好の好天でした。好天のもと、アートをめぐる散歩をゆっくりと楽しんできました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- グルメ
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
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六甲ケーブル山上駅、六甲ミーツ・アートでは、No.1の作品がここ、六甲ケーブル上駅の屋上部分といえる六甲天覧台に展開されており、ここから順に六甲山ホテル、オルゴールミュージアム、高山植物園、カンツリーハウス、六甲枝垂、そして六甲ガーデンプレイスまで合計36の作品が各会場に展開されています。
天覧台 (六甲山上展望台) 名所・史跡
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六甲ガーデンテラスから眺める神戸の街と大阪湾、この日は本当に最高の天気、見晴らしも抜群でした。
六甲ガーデンテラス 名所・史跡
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この日、六甲ケーブル山上駅前の広場では、沢山の人がバスの順番を待っている中、「三田村管打団?」によるたのしい演奏がおこなわれていました。
この日は、六甲山へは非常に多くの方が見えられ、山上の尾根伝いの道路は大渋滞、このためバスの便も大幅に乱れ、バス待ちの方は相当長いあいだ待たされることになったのではないでしょうか。また、バスに乗れても渋滞のため、普段なら15分程度での道のりが、1時間以上かかってし待ったのではないでしょうか。お気の毒です。ただ、こうのような状況の中、楽しい演奏を聞くことができるというのは、とてもうれしいことですね。 -
この行楽日和、やはり六甲山上は大渋滞となっていました。
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展覧台、キジが青空に舞っています。
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No.1の作品、NadegataInstantPartyの「Photo Spot Party」
中崎透+山越大督+野田智子によるアートユニットでしょうか、
六甲山からの見所がいっぱい、 -
下界を望むパノラマを額縁のように切り出した、そんな作品です。
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ケーブルカーの駅から上がったところにも作品が、
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六甲ケール山上駅の①の作品から飛んでしまいますが、ここからは今回巡った順に作品を紹介していきたいと思います。
まず最初は六甲枝垂、ここは六甲山の頂上、たくさんのテレビ塔やアンテナがならぶ六甲山頂のすぐ脇の小高い尾根の上に建つドーム上の構造物です。自然体感展望台 六甲枝垂れ 名所・史跡
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ここからは大阪湾を一望できる絶景を眺めることができます。
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No.31「胸の土器土器」佐川好弘さん
六甲枝垂のすぐ前にインストールされた作品、下から見上げると憧れ、劣等感などの文字が飛び出しています。
一体なんなんだろう、好奇心をそそります。 -
これは、心臓をモチーフにし、胸のドキドキ感、感情を飛び出した文字で表現しているんですね。憧れ、劣等感、もんもん、若き日々はだれしもこういった感情で一杯だった、、、
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それでは、六甲枝垂の中に入ってみます。
ここからは地下へ通じる回廊へ入っていきます。 -
イチオシ
No.29「青い深夜バス」中出武彦さん
六甲枝垂れの地下への回廊を回り込んだ裏手にある開口部、ここありました。
「風穴の暗がりでひっそりt室内灯をつけて佇む深夜バス」
この場所を風穴と表現されていいます。うす暗い回廊の先に外から差し込む光、その中にこのバスがひっそりと佇んでいました。この作品は深夜バスというように表現されていますが、この深夜バスという言葉が何と様々なことを連想させることでしょうか。白い光の中に佇む青いボディー、よく見るとなにやら一人だけ乗客がいるような様子が伺えます。見る人それぞれの思いから様々なシチュエーションを連想させる、なかなか感性を刺激してくれる面白い作品ですね。 -
No.30「Cosmic Seed」谷口和正さん
六甲枝垂の中、底の中心部に立つこの作品、Cosmic Seed、宇宙の種というだけに、何かの意図を持ってここ六甲枝垂内部で密かに育てられているかのような、なにか秘密めいた雰囲気を感じさせます。 -
ここから上を見上げると頭上の開口から青空を見上げることができます。
底の周囲を囲む椅子にこそかけ、真上を眺めていると、何となく直島の地中美術館、ジェームス・タレルの「オープン・スカイ」を思い出します。空の一部を切り取ったかのような作品がここでは自然い作り出されています。 -
次に、六甲枝垂からリフトで六甲カンツリーハウスへ向かいます。
大人1人100円、広いカンツリーハウス全体を見下ろしながらゆっくりと下っていきます。 -
六甲カンツリーハウス、最初の作品は、No.28「辺のふるまい」石井琢朗、
木製の簡単な台の上に置かれた大きな石、こんな大きな石をこんな簡単な木の台に乗せておいて大丈夫なのかなぁ、、、と思いきや、何とその内部を大部分が削る出され、薄い皮が外観を留めている。この作品は台の下から中に入ることができますので、行かれた際は是非中に入ってみてみてください。小さな覗くまでが有り、そこからの眺めも新鮮です。 -
リフトを降りて池沿いに大芝生広場に向かって進んでいると、、、
横の小高い丘に立つカンツリーグリルの屋根の上に何やら乗っているものが、、、
一体何なのでしょうか??
と、思いつつ先ずはそのすぐ先に見えるバスを目指します。 -
No.23「OVERDRIVE MOTER Saloon」宇治野宗輝さん
芝生広場手前に突然、ここ六甲山上を巡回しているバスが止められています。ただ、このバス、黙って止まっているのではなく、何やら騒がしい気配が、
音楽というよりは、効果音に乗ってバスが小刻みに揺れています。フロントグラスのワイパーが音に合わせ、小刻みに動き、それに好応するかのように吐き出されるウォッシャー液、バス自身が生命を持ち、サウンドに聞き入り、思わず乗ってビートを刻んでいるかのようです。 -
客室の入口の後部扉が空いていましたので覗いてみると、最高部座席付近にたくさんのオーディオやリレーなどの電子機器がずらりと並んでいました。なかなかハイテクな総武でこのバスは制御されていたんですな。
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次に先程から気なっていた屋根の上の物体のあるカンツリーグリルに入ってみました。
ここは、出典アーティストや過去の作品図録などを置いたライブラリーと共に、室内展示の作品もいくつか展示されています。 -
No.24「Rokko Book Cafe」大田三郎さん
かってのレストランだった場所に再現されたかのような洒落なカフェ、ティーバックやカップなどが整然とテーブルにならべられています。 -
No.24「冬の最後の日」No.25「mimio-Odyssey」鴻池朋子さんの映像系作品がふたつ、右と左の壁それぞれに映し出されていました。
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No.27「インタートラベラー」鴻池朋子
先程の鴻池さん映像作品が映し出されている部屋の窓から外を眺めるといました。屋根の上に下半身だけの少女が座っています。上半身は一体どこへ??
インタートラベラーとは、「異なる世界を相互に往復し、境界をまたぐ人」だそうです。少女の上半身は時空を超えどこかに旅立った、ただ下半身は足を揺さぶっているようで、何やら楽しげな雰囲気も漂わせており、少女はきっとどこかで楽しい思いをしているんじゃないでしぃうか。
これも何かと感性を試されるような作品で面白いですね。 -
そして、よくよく見るともりの中の木の枝の上にも、、、
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未来郵便局、今年もここにありました。
未来の自分に向けての手紙をここから投函できます。 -
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No.22「シャングリラ」富田紀子
白いビニール紐で飾られた小屋、そしてこの花壇自体を囲む杭にも同様の粗食が、その名のとおりゴージャスな雰囲気が出ていますね。 -
イチオシ
No.20「六甲の赤いケーブルカー」中出武彦
大芝生広場のスロープの裾に置かれた赤いケーブルカー、この中には後ろから乗り込もことができ、子供たちが順に中に入っての記念写真など、家族連れの方々でこの周囲は賑わっていました。 -
イチオシ
ケーブルカーは旧なやかの斜面を上るためこのような傾斜に張り付くようなカタチをしています。この作品はこのケーブルカー自体が斜面を登るものでなく、ただ置かれただけのものなのですが、そのカタチと色が何かしら見る人にインパクトを与え、ついつい引き寄せてしますんですね。
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No.21「NATURE UMBRELLA in Rokko Meets Art 2014」半谷学さん
大芝生広場斜面の上に点在する白い木の枝のようなものがNATURE UMBRELLA です。
ここで一番目立っています。 -
広場の下にある茶店、グリーンリーフ、今年も行楽弁当が売ってます。
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No.18「樹木の通り抜け」
六甲カンツリーハウスを後にし、六甲高山植物園に向かいます。 -
ここからは、六甲高山植物園の中に展示された作品を巡っていきます。
高山植物園へは裏口に当たる東入口から入場し、高山植物の咲く回廊を水の流れとともに下っていくながら、その途中々々にある作品を巡ってみました。六甲高山植物園 公園・植物園
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まず最初は、No.17「〜 melting dream 〜」西山美なコ
温室の中にならぶ王宮を思わすような長いダイニンテーブル、その上に並ぶ豪華な料理、これらは全て砂糖で作られています。これは気温が上がったり、強い日差しを浴びると大変なことになりそうな、、、meltig dreamというネーミング、ぴったりですね! -
No.16「雨集の庭」菅野麻依子
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No,15「ジャンジャン♪合唱団/六甲山で僕らは出会った。」福田ちびがっつ翔太
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高山植物園名物、小便小僧です。
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No.14「もうひとつの森」土屋公雄
板で囲まれた円形の空間、その中に存在するもうひとつの森、それは見る人それぞれのイマジネーションに委ねられている、、、 -
No.13「しっぽの森」浅井祐介
アボリジニのカンガルーのような絵画ですね。 -
高山植物の草木、花々も眺めつつ、
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爽やかな涼しい風の中をお散歩、
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ロックガーデン
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ロックガーデン手前の池から流れ出る小川に係る吊り橋、この橋の向こうに若木くるみさんの作品、というか今回のパフォーマンスの宣言とも言うべきものがあります。
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No.11「葉っぱを求めて三千里」若木くるみ
今回の若木さん、トライアスロンへの備えでこの会場で走るなどのトレーニングもされるとか、 -
先程の吊り橋の先にある映像館のお土産物屋さんの前に、No.11「葉っぱを求めて三千里」若木くるみさん本人を発見です。
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若木さんの後ろの顔と一緒にU-tubeのような映像が映し出される風のパフフォーマンス、この日もよく通る声で元気にやってられましたね。
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No.12「穴六甲六穴」谷澤紗和子
「穴六甲六穴」、上から読んでもしたから読んでも、、、というような名前ですが、この作品、映像館の中、懐中電灯を持って暗い部屋に入り、自分で影絵を映し出せる作品となっていました。 -
イチオシ
No.10「たまゆら」竹久麻里子
六甲高山植物園を出て六甲オルゴールミュージアムの裏口から庭を通ってオルゴールミュージアム本館の前に回り込むように続く回廊沿いに、この作品、「たまゆら」があります。六甲高山植物園 公園・植物園
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自然の木の枝にたくさんの小さな鈴がぶら下げられ、ときおり風に惹かれ揺れる枝とともに涼しげな鈴の声を聞かせてくれます。
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六甲オルゴールミュージアムです。
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No.5「夢より遠い、いまを探す旅」大石麻央
階段の踊り場にぶら下がっています。 -
イチオシ
国府理さんの作品がオルゴールミュージアムに特別展示されてました。
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国府さん独特のおもしろい作品ですね。
このあと、このオルゴールミュージアム2階のシュトラウス・カフェでお昼を頂きました。ハンバーグランチ・コーヒー付1200円、うかつなことに写真を忘れてしまった!! -
No.8熊の森 角文平さん
三角屋根の温室のようなガラス張りの小屋、 -
中をよくよく覗いてみると、その中にはギッシリと列ぶ木彫の熊、北海道って感じのこの熊の背中に沢山の枝がはています。
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しかも若葉がついてたりする。
熊は奥に行くほど大きくなるように並べられていました。 -
No.9「森の向こう」浅羽昌二
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オルゴールミュージアム裏庭の池の周りにはいくつかこういったオルゴールがあります。
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イチオシ
No.7「山頂の街」三宅慎太郎
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ニュー六甲リゾート、この奥
オルゴールミュージアムの中庭の池の辺から小道を奥に進んでいきます。 -
New Rokko Resortらしきものが見えてきました。
脇に佇む一人のつなぎ姿の人、、、 -
No.7「山頂の街」三宅慎太郎
これがNewRokkoResort、建設現場? -
何故建設現場?というのは、ここでは、Mr.Bluemoonが今日もコツコツとリゾート開発に取り組んでいたからです。
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Mr,Bluemoon、とても物腰が穏やかな紳士です。
三宅慎太郎さん 山頂の街のブログです。
http://blog.livedoor.jp/sweetsan-art/archives/cat_1214130.html -
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再び六甲ガーデンテラスに戻ってきました。
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六甲ガーデンテラスホルティ内に「内と外」があります。
六甲ガーデンテラス 名所・史跡
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イチオシ
六甲ガーデンテラスからの眺め、この日は遠く関空まで見わたすことができました。
六甲ガーデンテラス 名所・史跡
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六甲山の御影石で作られたバイキンマン!
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イチオシ
今は閉鎖されてしまった六甲山上のクラシックホテル、六甲オリエンタルホテル越しにポートアイランド、神戸空港方面を望みます。
昨年の今頃は秋というよりまだまだ真夏といった感じだったのですが、今年の六甲は爽やかな涼しい風が吹き抜ける、何となく秋を感じさせられました。六甲ミーツ・アート、秋の訪れを告げるこのイベント、やはり芸術は秋がいいですね。
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