2013/10/13 - 2013/10/14
907位(同エリア4040件中)
アツシさん
「ヴェネツィア」はイタリア北東部、半島付け根にあるアドリア海に面している。
中世にアドリア海の覇権を握った海軍国家の首都として繁栄したヴェネツィアは、世界でも珍しいラグーナ(潟)の上に築かれた美しい都。
街中を運河が縦横に走り、ゴンドラで旅する「水の都」としても有名。
古都を散策し、澄んだ秋空と深みを帯びたベネチアンブルーともいえる海・運河のコントラストを楽しみつつ、フォトジェニックな街の横顔をお伝えします。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
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ヴェネツィアでは、乗用車の乗り入れが禁止されており、「ヴァポレット」と呼ばれる水上バスが運河の到る所を巡回し、路線バス代わりとなっている。
ヴァポレットで本島をぐるり周回し、島の南東部から観光をスタート。
運河を進むと、カラフルな建物が見えてきて、期待も高まる! -
いよいよ上陸。
運河沿いは大きなプロムナードとなっている。
10月はもはや秋真っ只中。海沿いの風は少し冷たい。 -
銅像の脇を縫って、ヴェネツィアのランドマークともいえるサンマルコ広場へ向かう。
わくわくが止まらない! -
かつてヴェネツィア共和国の政治の中心であったドゥカーレ宮殿。
太陽の光を受けて、壁面の美しい模様が輝く。 -
いよいよ広場に到着。
天高くそびえ立つ「鐘楼」が目前に。
高さは96.8mとかなりの大きさ。 -
鐘楼にはエレベータで昇ることができる。
行列待ちで、美しい広場や入り口の彫刻を眺めていると、意外と早く順番が来た。
いざ頂上へ。 -
絶景!
ラグナ(湾)と島内を一望できる。
上から俯瞰することで、改めて海の中に造られた都市だと実感。 -
逆サイドは「サン・マルコ寺院」のクーポラと、その後ろに島内の赤い屋根たちが水平線の彼方まで線を描いているのが見つけられる。
美しい景色はいつまでも見ていられそう〜。 -
お次はその「サン・マルコ寺院」。
寺院は、11世紀に建てられたビザンチン建築で、中には聖マルコの遺体が納められているとのこと。
寺院の2Fから、サンマルコ広場を眺める。 -
世界一美しい広場と呼ばれているサンマルコ広場。
広場の右側には典型的な中世の天文時計が埋め込まれた「時計塔」があり、建造されてから500年以上もベネチアを見守っている。 -
次は寺院内部へ向かう。
寺院の正面(ファザード)に描かれたモザイク画が、お出迎え。 -
寺院内部も煌びやかなモザイク画や美術作品が並んでおり、観光客の目を楽しませてくれる。
-
さて、寺院と広場を出て、いよいよ本格的な街歩きをスタート。
ヴェネツィアと言えば「ゴンドラ」。
伝統式の手漕ぎボートで、何世紀もの間、主要な交通機関であり続けた。
ゴンドラも良いけど、今回は自分の足で島内を踏破することにしたため、舟を横目に散策開始! -
路面には、世界的に有名なカーニバルで使われるマスクが沢山売られていた。
カーニバルは毎年2月とのことで、今回は時期が合わなかったけど、次回は是非マスクを被って仮装舞踏会を楽しみたいな〜。 -
広場から、東へ歩を進めると、「サン・ザッカリア教会」が見えてきた。
教会の中は、幾つもの荘厳なフレスコ画が所狭しとならんでいる。
小さな美術館で美しい絵画に心引かれ、足を止めさせられる。 -
これから長丁場歩き続けるには、エネルギー充填が必要。
ということで、ヴェネツィア名物の「イカ墨のパスタ」を注文。
少し苦味がかったコクのあるイカ墨に、ガーリックがほど良く混ぜ合わされ、最高の風味を醸し出す! -
ヴェネツィアではイカ墨以外にも、海鮮系などうまいもん目白押し。
何件か回ってみたが、味に外れなし! -
腹ごしらえも完了し、散策再開。
路地は、人ひとり通れるレベルの細い道から、複雑に入り組んでおり、現在位置を把握するのは困難。
Googleマップか、意外と正確だった地球の歩き方の地図を当てにするか、はたまた時間が許せばだけど、「彷徨う事自体」楽しむのが吉。 -
運河は街のどんな細い路地にも流れており、生活にも密着した水路だったとわかる。
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運河沿いでちょいと一休み。
運河すれすれの建物はゴンドラで直接出入りできそう。
便利なのか、どうなのか!? -
歩を進めるうち、広場にて大きな建物を発見。
現在でも病院として使われているという「スクオーラ・グランデ・ディ・サンマルコ」。
15世紀に建てられた集会堂。 -
内部の装飾は、歴史を感じさせる重厚なものだった。
その他、美術館と呼ばれてもおかしくないほどの絵画が溢れており、一見の価値あり。 -
迷宮を彷徨い歩き、いよいよ「ヴェネツィアのへそ」とも言える「リアルト橋」へ到着!
ヴェネツィアは大運河(カナル・グランデ)と呼ばれる、S字の運河によって街を大きく2分されている。
「リアルト橋」は、カナルグランデに架かる橋の中でも、街の中心に位置しており最も有名な橋。 -
橋の周辺はカラフルな建物とゴンドラで埋め尽くされている。
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美しい大理石で造られたリアルト橋はデザインも秀一。
橋の下を行き交う舟たちに見入っていると、時間を忘れてしまいそう! -
ヴァポレットとゴンドラの船着場は、ヴェネツィアの空気を堪能する特等席。
ゆったりとした空気が流れます。 -
サンタマリア・グロリオーサ・デイ・フラーリ教会(の裏手)より。
でっかい建物はベネチアを代表するゴシック様式で立てられており、内部は貴重な美術品のオンパレード。 -
運河に鏡のように映し出される教会の突塔。
どこを歩いても絵になる街、それがヴェネツィア。 -
ようやく南端のジューデッカ運河に出る。
最初に見た教会を、運河からではなく下から見上げ、改めてその華麗さにため息。
いいなー。 -
アカデミア橋から見た光景は、絵葉書などでもおなじみ、ヴェネツィアを代表する1カット。
海と空の青の協奏曲(シンフォニー)が見る人を惹きつけてやまない。
運河を疾る舟と、奥に見えるサルーテ教会のクーポラが象徴的で、もぉ写真を撮らずにいられない! -
ヴェネツィア本島を一回りして、ようやく出発点のサンマルコ広場へ帰還。
ほっと一息つき、周りを見渡し美しさでまた溜息。
水の都・ヴェネツィア。
現代に遺された中世の光景は、想像以上の迫力で観光客をトリップさせる魅力十分。
次に中世に旅立つ日を夢見て、一旦彼の地を後にします。
Grazie Venezia!
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