磯の香りと棚田便り

2014/08/19 - 2014/08/20

　いつもは一人旅を決め込んでいましたが、今回は家族旅行で千葉県鴨川となりの太海（ふとみ）にやってきました。
鴨川と言えばご存じ鴨川シーワールドで有名ですが、子供じゃないし今さらシャチのショーを見てもなぁ・・・
千葉県にある「大山千枚田」という棚田を目指し、そして太海の美味しい海の幸をいただこうというプランをたて出かけました。大人だけなので棚田・太海の海岸・海の幸・トンビ羽ばたく静かな海を満喫してきました。

エリア 鴨川(千葉)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

　先ずは首都高を抜けお約束の東京湾アクアライン海ほたるでひと休み。ここからの景色はいいもんだな、今は亡きハマコーさんが尽力をつくした道路、開通当時は片道３０００円もしたけど今では８００円足らずだ、赤字黒字かどうかはわからないけど平日にも関わらず大にぎわいだ。

海底トンネルの排気塔とゆっくり通り過ぎる貨物船

帆船の帆をイメージに使っています。

「大山千枚田」

吹きぬける風がさわやかだなぁ

東京から一番近い棚田で知られ、日本で唯一雨水のみで耕作をしています。

まぁ見てるのはいいけど田植えは大変な作業だろうな。

棚田は新潟県の山古志・松之山を思い出すね。

千枚田とはいえ大小３７５枚の田んぼ　　この美しい山里の風景、自然と人々の営みが育んできた景観をいつまでも残してもらいたいものです。

このあたりの米は長狭米と言ってなかなかおいしいお米です。

鴨川太海（ふとみ）は、潮の香りと遠くでトンビの鳴き声が聞こえるこころ休まる静かなところ、ゴロンと横になって昼寝でもしたくなるなぁ・・・

穏やかな波が打ち寄せる海岸

今夜は新鮮な海の幸と美味しい酒をいただき休むとしよう。

朝の散歩　水平線からの日の出にはちょっと間に合わず残念

山のご来光もいいけど海もまたよしだ。

突き出した岬の先端にある小さな島が仁右衛門島（にえもん）。個人所有の島で豊かな自然と源頼朝・日蓮聖人の伝説が残る離れ島。

近くに寄るとけっこうデカイ。上空ではトンビがぐるぐる低空飛行、人は襲わないけど食べ物を狙っているので要注意。

昔ながらの手こぎ船で渡るこの島は新日本百景に選ばれた景勝地

さぁ久々の家族旅行、年老いた母もいることで早めの帰路に、帰りは首都高でなく東京湾フェリーで久里浜経由だ。旅行は天気が一番左右するけど好天に恵まれ楽しい２日間でした。

　オマケ

　棚田を見守る「案山子」たち


最後までご覧いただきありがとうございました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　旅人１２１