2014/09/09 - 2014/09/09
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norisukeさん
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〔旅のテーマ〕
富士山のお中道を歩き、大沢崩れを見る。
〔同行者〕
義父(68)
義母(64)
妻(32)
〔お中道について〕
富士山の五合目あたりを結んだ線を「お中道」と呼び、かつて富士講が盛んだったころには神と人間の境とされた聖域でした。崩壊や落石の危険があることから、今ではお中道を一周することはできませんが、スバルライン五合目から御庭までの区間は道が整備されています。出発地点はスバルライン五合目の雲上閣の横の階段。石畳を進んでいくと、カラマツやコメツガ、シラビソなどの針葉樹の森を楽しめます。休業中の小屋があるところが御庭で、ここまで片道50分、ほぼ平坦な歩きやすい道です。さらに先の大沢崩まで道が続いていて歩いていくこともできますが、御庭からさらに往復2時間半かかります。その場合は1日コースとなりますので、登山の装備が必要です。
(富士急の富士登山サイト「富士山に登ろう2014」より)
〔大沢崩れについて〕
大沢崩れ(おおさわくずれ)とは、富士山の山体の真西面側にある大沢川の大規模な侵食谷のこと。最大幅500m、深さ150m、頂上の火口直下から標高2,200m付近まで達する。大沢川は大沢川大橋付近より潤井川と名称変更し、海まで通じている。
大沢崩れは現在も進行しており、落岩の音が絶えない。崩壊が更なる崩壊を呼ぶため、崩壊地は拡大する一方である。大沢崩れの形成の年代は明らかではないが、堆積している古い土石流の中に埋もれていた木片を年代測定した結果、約1,000年前に大規模な土砂移動があったと推定された。現在では1日あたり10トン積みの大型ダンプカー28台分に相当する275tほどの崩壊量がある。大沢崩れ下方には土石流などの崩壊物が堆積し扇状地となっており、防災のための砂防工事が進められている。
富士山には800以上もの放射谷・侵食谷が発達しているといわれるが(放射谷が集まってより大規模な侵食谷になる)、そのなかで大沢崩れが特に崩壊規模が大きいのは、大沢崩れのある西面がもっとも傾斜が急であるからとされる。なお、このような侵食谷の発達は別に異常のものではなく、現在の富士山の地形は地形の輪廻からすると幼年期であり、やがては風雪などによって侵食が進み、開析された山体となっていく運命にある。
(Wikipediaより)
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
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6時に横浜の自宅を出発。横浜新道などを経由し、6時半ごろ、藤沢にある妻の実家で義父母をピックアップ。圏央道、東名高速などを経由し、8時半ごろ、足柄サービスエリアに到着し、フードコートで朝カレー(大盛り・500円/税込み)=写真=。その後、コンビニで昼食を購入する。
足柄サービスエリア(下り線)フードプラザ グルメ・レストラン
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御殿場インターから国道183号、東富士五湖道路などを経由し、9時半ごろ、冨士スバルラインに入る。自宅出発時の曇天も、西進するにつれ回復。この頃には富士山頂付近に雲が少し残っている程度で、ほぼ快晴といったお天気に=写真=。
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10時ごろ、富士山五合目にある奥庭駐車場に到着=写真=。15℃前後で、ややひんやりとした風が気持ちよかった。
奥庭 自然・景勝地
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同駐車場に車を止め、10時15分ごろ、ハイキングスタート。
奥庭 自然・景勝地
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同駐車場から約15分、かつて御庭山荘があったという場所周辺では、ヘリポートの建設作業が行われていた。
御庭 自然・景勝地
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作業現場から約5分のところにある石の案内板。
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やや高低差のあるうっそうとした針葉樹林を歩く。
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途中にあった有志による案内板。
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うっそうとした針葉樹林はシダやコケ、きのこのパラダイス!!
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うっそうとした針葉樹林はシダやコケ、きのこのパラダイス!!
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うっそうとした針葉樹林はシダやコケ、きのこのパラダイス!!
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うっそうとした針葉樹林はシダやコケ、きのこのパラダイス!!
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途中にあったお化け木。
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11時半ごろ、滑沢に到着=写真=。視界が一気に開け、一面に広がる荒涼な風景に感動したが、実は最初、ここが大沢崩れだと勘違い苦笑。
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山頂もクッキリ。
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眼下には青木ケ原樹海。
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本栖湖や遠くには北岳や甲斐駒ケ岳などの南アルプスの山々を望むこともできた。
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滑沢から約10分、仏石流しに到着。
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やや高低差のあるうっそうとした針葉樹林に戻る。
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仏石流しから約15分、一番沢に到着。
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一番沢には鎖場があり、細心の注意が必要。
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奥庭駐車場から約2時間、12時半ごろ、大沢崩れ前にある大沢休泊所に到着。
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今は砂防工事関係で使用されている無人の大沢休泊所。
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休泊所の隣に建つ三柱神社。
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休泊所前に立つお中道と大沢崩れに関する案内板。
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到着時、霧により視界不良だった大沢崩れだが…
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その直後から徐々に霧が晴れ始め、数分後には全容を現す。自然の驚異にしばし言葉を失う。その後、昼食と休憩をとり、13時半ごろ、現地を後にする。
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お中道復路、今にも大きな岩が落ちてきそうな仏石流れを歩く一行。
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15時15分ごろ、帝京科学大の環境測定車が止まる奥庭駐車場に帰還。
奥庭 自然・景勝地
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その後、山中湖村にある日帰り温泉施設「紅冨士の湯」を訪れたが休館日だったため、同施設から約15分の「石割の湯」(同村)へ=写真=。その後、東富士五湖道路、東名高速などを経由し帰宅の途に就く。
〔旅の感想〕
富士山は崩れているということを実感。天気にも恵まれとてもいいハイキングだった。山中湖平野温泉 「石割の湯」 温泉
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