新婚旅行記「ボリビア」②リマ～ラパス編

2010/02/03 - 2010/02/03

今から４年前、ボリビアへ新婚旅行に行って来ました。
それはウユニに新空港が出来る半年前のこと・・・ウユニ塩湖に、旅行者がドっと
押し寄せる前の話。

海外旅行慣れしてる相方は今回で６ヶ国目、ウチは初海外・・・
こんな激しいギャップが有りすぎる２人ですが、とても楽しい旅行になりました。

そして、ウチが海外旅行にハマるキッカケになった記念すべき旅行♪
今では当たり前なことが出来なかった、ウチのド素人プリも合わせて
どんどん書いて行きます(>_<)

今回は２日目、ペルーのリマ空港～ボリビアのラパス初夜前までの旅行記です。
そして、新技術「モザイク」も初投入です♪

エリア ラパス(ボリビア)

• 旅行の満足度: 4.5
• ホテル: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 観光バス 飛行機
• 航空会社: ラタム チリ
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

初めての海外泊は、あまり寝付けなかったです。
少し興奮気味？軽い時差ボケ？・・・よく分からないけど、先に起きて準備をしてる
相方の物音で目が覚めました。

相方は、朝食後スグにチェック・アウトをしないとイケないので、その準備に
少しイライラ気味。
とばっちり＆火の粉が、来ない様に・・・ウチも、慎重に身支度します(ツ〜ンだ！！)

因みに朝食は、普通にビュッフェ・タイプ。ココだけ見ると、とても海外のホテルとは
思えませんよね。

この写真・・・これじゃ、もう日本に居るのと変わりませんね(>_<)
あ！強いて言えば、味噌汁が無かったことぐらいかな・・・。

因みに、左がウチで右が相方のメニュ−・・・好みが、丸っきり違うのが分かります？

この旅では、朝食後に添乗員が、パルスオキシメーターを使って、高度順応状態を
測定します。何でも、血中の酸素飽和指数を計測する、医療機器らしいですよ♪
針を刺すこと無く計れるなんて・・・カッケ−−！！

あ！因みに、このパルスオキシメーター、後で大変な事になるんです(@_@;)
それは、また追々で・・・。

ハイ！新技術「モザイク」の登場です♪
どうです？綺麗に隠せてますか？

空港内の国際線チェック・インカウンタ−は、整然と整えられてて、とても分かりやすいレイアウトだと思います。

相方は、前にマチュ・ピチュやナスカに行った事があるので、思い出が深いのか・・・
「私が、前にペル−に行った時は、まだ建設中だったから、こんなんじゃ無かった・・・」
などと、懐かし深く話してました(ﾌ〜ﾝ、ｿｳﾅﾝﾀﾞｧ)

空港内、フ−ド・コ−ト内にマクド(関西風)を発見しました！！

マクドは、名の知れた国なら、ドコでも見掛けますね。

ここでも、相方は思い出深げに・・・
「こんなになったんだ！！私が、前に行った時は建設中で・・・」
などと、ウチに話してくれました(ｿﾚ ｻｯｷﾓ ｲｯﾃﾀﾖｳﾅ・・・)

な！なんと、出国後にもマック(関東風)が有るじゃないですか！！

食べたかったけど、今回は搭乗口まで団体移動だったので、写真だけです。

「あの時、建設中だった建屋が、こんな風に・・・。私の時は、プレハブみたいな・・・」
どうも、まだ相方は話し足り無いようです(´。｀) (ﾓｳ ｷｷｱｷﾀ・・・)

「ちょっとぉ、ちゃんとマ−クが入るように、写真撮ってよ！！」

往路最後の飛行機、サンタクルス経由、ボリビア行きの機体の前で記念撮影♪

右が、この旅の添乗員Ｔさん(以後Ｔさん)、左が相方・・・相方曰く、
「Ｔさんは、今まで参加したツア−の中で、１番シッカリした添乗員さん」

と絶賛してました。ふむふむ、それはウチも同感です^^

所要時間５時間半、ラパス行きの出発です♪

座席は３−３、ここでもウチは真ん中の席に成ってます(>_<)

旅慣れて無いウチは、どうも旅慣れた相方にハメられたような気が・・・。

空港で買ったチョコは、離陸と同時にパッツン・パッツンに膨れ上がりました。

地球の歩き方も、主役はペル−・・・他の方も持って来てましたが、その人は、
ボリビアの所(数ペ−ジ)だけをコピ−して持って来てました。
それなら、かさ張らないですよね・・・う〜ん、ナイス・アイデア♪

てか、この地球の歩き方の見出し、もうどうせなら、いっその事
「ペル−と、そのお仲間たち」て書き方じゃ、ダメなんですかねぇ・・・。

機内食の、お時間が来ました♪

昨日のリマ行きで、ＬＡＮ航空の機内食に免疫が出来たので、もう驚きませんよ。

チ−ズが挟まれたコッペパンに、激甘チョコ・・・ブラックのコ−ヒ−が、よく合います♪

雲の上は、気持ちのイイ青空が・・・。
随分と遠くまで来たけど、空の色は同じ・・・何だか、嬉しくなってきます。

そう言えば、飛行機に乗る前にＴさんの薦めで、みんな自己紹介をしました。
Ｔさんの時に・・・
「ところで、この旅行が初海外の人？手を挙げて！！」
(ウチを含めて、何人か挙手)
「ほぉ〜、よく初海外でココを選びましたね〜」と意味深なことを・・・。

怖いなぁ(*_*)

もうすぐ終着ボリビア「エル・アルト国際空港」に着陸です♪
標高４，０８２ｍ・・・国際空港では、世界１高所に有る空港です。

つまりウチ等は、いきなり富士山より高い所に降ろされます(@_@;)
身体、持ち堪えるかなぁ・・・ま、ココまで来たら、まな板の上の鯉です。
夢のボリビア、煮て食うなり、焼いて食うなり・・・でも、高山病イヤだなぁ。

空から見た首都ラパス郊外、エル・アルトの街並み。

遠くにアンデス山脈、人工密度の高い、赤茶けた日干しレンガで出来た家々が、
とても印象的です。

「す、凄い！！これが、ボリビア・・・」

日本では、決して見る事の出来ない外国ならではの風景に、息を飲みました。

空港で、入国待ちの時に高度計測♪

この時の為に、新調したＧショック・・・さ、何ｍかなぁ。

あらら、既に富士山越えです。

飛行機から降りて、初めて味わう低い酸素濃度に・・・

「お、重ッ！何なん、コレ・・・身体が、重い！！」

全身に重りを背負わされてる感じ・・・少し歩くだけで息が切れます。

頭がボ〜ッとして、よく分からないまま無事に入国し、空港正面からパチリ！！

空港前には、タクシーがズラ〜ッと並んでます。

しかも空港正面前＆横断歩道上に堂々と路駐です。

結構、利用者が多いのにビックリです。みんなラパスまで行くのかなぁ・・・。

どうでもイイけど、さっきから頭痛が・・・酷いんですけど。

ぎぶ みー 酸素！！

エル・アルトは、ラパスのベッド・タウンで人口も１００万人を超え、
世界一高い位置に有る百万都市です。

ラパスよりも高所に有り、息苦しいせいか、貧困層が多く住んでいるので、
治安は、決してイイとは言えません。

因みに、ボリビア全体の人口が１千万人なので、人口の１０％は
富士山より高い所に住んでると思うと、驚きです(@_@)

エル・アルト〜ラパスの高速道路途中の展望台で、写真タイム♪

他の方々の旅行記にも出て来る有名な撮影スポット・・・ここからラパスの町が
一望出来ます。

て事で、ウチもみなさんと同じようにパシャ！！

すり鉢状の町の奥には５０００ｍ級のアンデスの山並み・・・もう、絶景です♪

遠くに見えるのが、ラパスのシンボル、イリマニ山(６４３９ｍ)です。

ん！６４００ｍ・・・展望台の場所が、すでに約３５００ｍ位だから、
正直、あまり６０００ｍ級の実感が、沸きませんでした(>_<)

でも、言われて見たら・・・う〜ん、やっぱり微妙。

まぁ一応、新婚旅行なので、せっかくだから２ショットで記念撮影♪

一見、綺麗に写ってるこの写真、入国して１時間経ったかなぁ・・・。
既に水をグビグビ飲んでるウチに対し、相方はケロッとしてます。

このギャップ、後の行程に大きく響いてきますけど、それは追々書きますね^^;)

高速を降りると、すぐラパスの市街地に入ります。

市街地は、とても賑やかで、溢れかえった人々と車のクラクションがアチコチで鳴ってます。

プッ、プップ、ブ−−ッ、プッ、ビ−−ッ、ブップ・・・クラクションの雨＆アラレ。

一体、この町、どうなってんの。

ラパスは、車の数が物凄く多いですけど、高地だから燃料が不完全燃焼気味なのか、
古いタイプのエンジンが多いのか、地形が盆地なのか・・・その全部なのか・・・。
街全体が、排気ガス臭いです(>_<)

それにしても上の写真のクラクション攻撃と言い、この写真の車の脇から更に車なんて、
この国のドライブマナーて、どうなってんの！！

今宵の宿は、ホテル「オベルランド」
高度に慣れてもらう為に、標高も少し低めの３３００ｍだそうです。

貧富の差が激しいボリビア・・・首都ラパスでは、酸素の多い標高の低い所に、
高所得者の住む高級住宅地が有ります。

どおりで、この辺りの家は日干しレンガで出来てなく、ヨ−ロッパ調の家が多く、
道路も綺麗に区画整理されていました。

このホテルは、まだ拡張しようとしてるのか、所々が工事中でした。

最近、グ−グルで見たら無事に出来上がってたみたいで、ウチ等が泊まった
面影など全く有りませんでした(>_<)

よっ！！商売上手♪

宿に着いたら、ウェルカム・ドリンクとして、温かい「コカ茶」が持て成されました♪

既に、高山病気味のウチには、身体の芯から癒されます♪

「癒される」と言うより、「癒された気になってる」だけかも・・・。
でも、その日はかなり頭痛が改善されましたヨ・・・ウチ、暗示に弱いのかなぁ。

とにかく、ゆっくり大きく深呼吸・・・これが苦しくなった時の対処方らしいです。
て事で、部屋からでて遠くを眺めながら、晩ご飯まで深呼吸を繰り返します。

頭を動かすと痛いので、この角度固定・・・これじゃ、小学校の時にした遠方凝視ですね♪

部屋は、綺麗に整頓され大満足です♪

ただ難を言えば・・・食堂から遠いのと、２階なので行き来するだけで、
息がゼェ〜ゼェ〜、ハァ〜ハァ〜で一苦労です。

「そんな大げさな〜」と思ってる方、これホントなんですよ！！
ウチにとって、４０００ｍも３３００ｍも全然変化なかったです(>_<)

宿の隣の広場では、何やらお祭りをやってます♪

添乗員が、「酔っ払いも居るので、皆さん行かないよーに」と言ってました。
もちろん、初海外のウチは素直に従いましたよ・・・てか、行けれる状態じゃないし。

でも今のウチで、もし体調が良かったら・・・きっと食後に足を運んでただろうなぁ。

外の外灯と、レセプションの蛍光灯のバランスが凄く綺麗♪

もうすぐボリビア１日目の日が暮れようとしてます☆

旅に出る前は、今みたいに宿の名前をネットで調べるなんてしなかったので、
旅行会社から配られる「しおり」に載ってる名前で、雰囲気や部屋を想像してました。

このホテルはイイ意味で、裏切られたんで満足しました。

今夜の晩ご飯は、食堂でビュッフェ・スタイルです。

みんな少しお疲れ気味だけど、ここまでずっと機内食ばかりだったので、
久々のテーブルでの晩ご飯に、ホッとしてたと思います(ウチだけかも・・・)

食欲が無くても・・・「何か、口に入れとかなきゃ！！」と思ってサラダをチョイス。
「生野菜サラダ＝身体に優しい」・・・旅慣れて無い、典型的な日本人の発想ですね^^;)
当時のウチの「無知っぷり」には、恥ずかしい限りです。

「もう！お腹壊しても知らんよ(-_-#)」

相方の忠告に、うんうんと頷きながら・・・
(野菜食べて、お腹壊すなんて、聞いたことないもんねぇ)
と華麗にスル−して、青虫の様にムシャムシャと食べました(ツ〜ンだ)

何の味か忘れたけど、体調が優れない時にス−プは、有り難いです。

(それにしても、よくみんな笑いながら食べれるなぁ)
(あの人、酒まで飲んでる・・・マジで、大丈夫なん？）

ボロボロなウチと、彼等の差は何だろう・・・。
こんな時は、ついつい、どうでもイイ事を考えがちです。

あ！そうそう、食欲が無くてもシッカリと・・・

デザ−トは取りましたよ♪
女性だけじゃなく、男性だって「別腹」なんですよ。

胃の調子も良く無いので、乳製品でコ−ティングしとかなきゃ！！を建前に、
ちゃんと美味しく頂きました♪ｹﾞｯﾌﾟ

隣の広場では、まだドンチャン騒ぎです^^;)

ウチは、いつの間にか寝てたんですけど、このあと深夜になっても終わらないので、
我等の添乗員Ｔさん、疲れてる参加者さん達に気遣って、ホテルのオーナーに
文句を言ってくれたそうです。

その気持ちだけで十分・・・色々とアリガトね(グラシアス♪)

部屋の入り口に、ほのかに灯る外灯・・・でも、それに癒されるだけの体力が、
ウチには残ってませんでした。

長風呂は良く無いけど、慣れないシャワ−に悪戦苦闘・・・。
だって、首を傾けると頭が痛いんですよ。シャンプー出来ないじゃん！！
で、結局長風呂に成ったし・・・。

とりあえず体調が悪いので、一足先に寝ることにします。

明日から、本格的な観光・・・あ〜あ、頭痛、治らないかなぁ。

この旅行記へのコメント （2）

• andさん 2014/10/05 19:09:44

  新婚旅行に？

  こちらでもどうも(*´∀｀)
  なんてウラヤマシイ場所を新婚旅行先に選んだんでしょ…
  
  しかし高山病の気持ちわかりますよ！
  私も１度なりましたからね( ´△｀)
  あのキツさはならないとわからないでしょ。
  
  ボリビアも食事美味しそうですね〜

  ジョ-ジ・ジョン・ポ-ルさん からの返信 2014/10/06 20:46:12

  RE: 新婚旅行に？

  −ａｎｄ−さん
  
  こんばんは♪書き込み＆投票、本当にありがとうでっす。
  
  新婚旅行の行先は、ウチのベネズエラｖｓ相方のノルウェ−で折り合いが付かず、
  互いに第２候補だったボリビアに決まったんですよ。ま、子供みたいな夫婦です。
  −ａｎｄ−さんは、新婚旅行はドコだったんですか？良かったら、聞かせてくださいネ。
  
  高山病・・・ホント、シャレにならないですよぉ(>_<)
  −ａｎｄ−さんは、ペル−でなってるんですね。チラっと旅行記を見ましたよ。
  その続きや感想は、これからそちらに伺いま−−す。
  
  ｼﾞｮ-ｼﾞ・ｼﾞｮﾝ・ﾎﾟ-ﾙ