Vilnius, Republic of Lithuania

1999/06/17 - 1999/06/19

実は新婚旅行先として猛烈に推していたバルト三国。カミさんのダメが出て，最終的にはアラスカに落ち着いたわけですが，バルト三国も出かけてみるとすごくいい！

他のバルト三国でも同様でしたが，「Vilnius in your pocket」（都市名はそれぞれの都市で変わります）という無料の英語のガイドブックがあり，これが市内観光では結構役に立ちました。今でもあるかしら？

日程は以下のとおりです（いずれも1999年）。

6/17：羽田→関西→ヘルシンキ（ムーミンジェット！）→ヴィリニュス
6/18：ヴィリニュス
6/19：ヴィリニュス→カウナス
6/20：カウナス→トラカイ→ビリニュス→リガ
6/21：リガ→スィグルダ→トゥライダ
6/22：トゥライダ→スィグルダ→リガ
6/23：リガ
6/24：リガ→タリン
6/25：タリン→ヘルシンキ→関西→羽田

通貨は「Litas」であり，当時は円からの両替をしてくれる銀行がなく，困った挙句，日本大使館に聞いてみたところ，Hermis銀行という銀行で両替ができると教えていただき，無事に両替できて助かった，ということもありました。その節は大変お世話になりました＞日本大使館の方々。

ようやく，この頃一般向けのデジカメが出始めた頃で，当時8万円もした35万画素のデジカメを携えて，颯爽と現地に乗り込んだのでした。今からすれば，画質はやっぱりヒドイものですね。

エリア ビリニュス(リトアニア)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 3.5
• グルメ: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: フィンランド航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

現地に到着してまずしたこと：ヴィリニュス駅に行って，ラトヴィアのリガ行きの寝台列車を予約すること。当時はインターネットはあったものの，情報がかなり限定されており，列車に関することはトーマス・クックの時刻表を買って調べたものでした。当時のバルト三国は独立後まだ10年経っていなかったので，窓口ではリトアニア語またはロシア語しか通じず，結構苦労した覚えがあります。

当時の市内の様子。この時宿泊したZalyasis Tiltasという宿はGoogle先生によればもうないようです。一泊$55とかなり格安でしたが，チェックアウトの前日に精算を要求され，しかもカードをしばらく預かられてしまったこともあり，カードが帰ってくるまでは不安がよぎりましたが，結果としてまったく問題ありませんでした。部屋は特に問題ありませんでしたが，シャワールームの床の壁際に銀色の虫がビッシリいたことだけは忘れません（笑）。

Basanaviciaus通りにあった花屋さんですが，わかりにくいですね。リトアニアに限らず，北国の方は花が好きですよね。センスの良い花束が道端のお店になにげに売られていました。

ヴィリニュス大聖堂。当時は修復工事中でした。今は綺麗になっているでしょう。

大聖堂を別な角度から。

宿から最寄りのGedimino通りのバス停から大聖堂方面を望んだところです。
写真にはありませんが，Gediminas城やPilies通りなどの観光名所巡りもしました。

バスの中をこっそりと撮影しました。デジカメが市場に出回り始めたばかりの頃だったので，音がしないカメラでは誰も撮影されたことに気づきませんでした＜ごめんなさい。バス自体は，非常に簡素な作りでした。そういえば，初めてヴィリニュスでバスに乗った時には，穴が空くんじゃないかと思うくらいみんなからジロジロ見られました。日本にいる西洋人の人たちって，そう感じるのかしら。

これは，ヴィリニュス駅前のレストランで食べた，「Lithuanian Roast」という名前のお料理です。そう，英語のメニューがあったんですよ！お肉の上に爪楊枝でマッシュルームを立てたりして，かわいいと思いませんか？

同じレストランで供された「Chicken with Pinnapple」というお料理です。焼いた鶏肉の上に焼いたパイナップルが載っていて，さらにその上にチーズがかかっていました。意外にも美味しかったです。ここだけではありませんが，バルト三国はどこにいっても食事には困りませんでした。どれも美味しくいただけましたよ。