東海道新幹線50周年記念「夢の超特急展」　なんば高島屋で

2014/08/30 - 2014/08/30

東京オリンピックの開幕を９日後に控えていました。
2014年10月1日に開業50周年を迎える東海道新幹線。
開業時の1964年10月1日に、私は生まれていませんでした。
1970年の大阪万博と併せて人の往来が頻繁になった時代です。

なんば高島屋で、東海道新幹線50周年記念「夢の超特急展」を開催していましたので、行ってきました。
新幹線関係だけでなく、東京オリンピック、大阪万博の懐かしい展示もあったので、
充実の内容でした。

写真は会場にあったポスターです。

エリア ミナミ（難波・天王寺）(大阪)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: JRローカル 私鉄
• 旅行の手配内容: 個別手配

なお、内部は基本的に撮影ＯＫでした！
これにはビックリしました。

新幹線の想像図

ちょっと怖い感じです･･･。

ビジネス特急こだま

この形の特急は、最近まで走っていたのでなじみがありますね。

新幹線というと、やはり「団子鼻」を思い浮かべます。
実際によく乗ったのは、もっと後の形式なんですけどね。

最近は時刻表をめくることもなくなりましたね。
ネットで調べて終わりです。
そういえば、小学生の時にクラスに「鉄ちゃん」がいました。
学校に時刻表を持って来て、グループで楽しそうにしていました。

毎日新聞の主催なので、毎日新聞関係の記事の展示が多かったです。

私はいつもの通り、アサヒメイトの会員なので無料で見学出来ました♪

東海道新幹線開業50周年記念
夢の超特急展
〜人も街も時代も、ドキドキさせて50年。
主　　催：NHKプラネット関西と毎日新聞社
特別共催：ＪＲ東海
協　　力：ＪＲ西日本・四日市博物館

日時：2014年8月20日（水）〜9月1日（月）10:00〜20:00※最終日〜16:30
場所：なんば高島屋特設会場
料金：大人800円・大学・高校生600円・中学生以下無料

ダイヤグラム

専門の人がダイヤを組んでいたそうですね。
ビックリ！

開業当日のひかりの食堂車の風景

うーんレトロですねぇ。

もちろん、この頃は国鉄でした。
新大阪駅の風景

こういう何気ない景色の移り変わりに歴史を感じることも。

今から20年以上前に会社の屋上で写真を撮りました。
職場が御堂筋にあって、同僚との写真の背景に、
たくぎん、イトマンの看板が写っていました。

それぞれ、ニュースになりましたねぇ。

たばこのピースの新幹線開業記念の限定品。

禁煙、分煙が進んだ現代では考えられませんが、
喫煙はどこでもＯＫでした。
病院（待合室）、会社（席で吸っている）、電車、喫茶店、レストラン…。

私は吸いませんが、働き出した頃には男性社員の机の灰皿の掃除も仕事の一つでした。お茶くみもやっていました。

東海道新幹線切手シート

その頃のはがきの切手代はいくらだったのかな？
現代では手紙を書くことも減りましたね。

０系

100系

300系

Ｎ700系

東京に転勤していた時、この車両をよく利用しました。

今回、500系の展示がありませんでした。
私は詳しくないので、分かりませんが何故なんでしょう？

会場には年配の方から子供、鉄ちゃんまで客層は色々。
誰もが一度は乗ったことがあると思います。

鉄道・車・飛行機と男性はどれかに興味を持つようですね。

カモノハシのような700系。

ＪＲ西日本のキャラクターはカモノハシのイコちゃんです。
ＩＣカードのＩＣＯＣＡからきています。
「ＩＣＯＣＡで行こか〜。」とＣＭしていました。

行き先表示や特急の種類も全てロール式でした。
お年寄りなんかはこちらの方が見やすいかも？

のぞみが走り出した時代でもまだロール式だったんですね。

はめ込まれたら、このように表示されます。

子供のころは家族で旅行する機会があまりありませんでした。
大人になってからは時々行きます。

名古屋、博多は行ったことありません。

最新はＮ700Ａ系だそうです。
これにはまだ乗ったことありません。

開業当時の料金。
当時の物価がどれくらいだったのか分かりません。
今のように、金券ショップで安く乗れるわけではなかったのですから、
庶民にとっては高値の花だったんでしょうね。

昭和委40年代中ごろの新幹線運転士の制服

後から出てきますが、袖のエンブレムが違います。

開業時の乗客専務車掌の制服

赤いエンブレム

開業時の新幹線乗客掛制服

青いエンブレム

「ひかり」と「こだま」の名称の由来


こういう小話は面白いですね。

個人的に面白いと思ったのが、このコーナーです。
「音で楽しむ新幹線」

私は、京都駅、品川駅、東京駅をよく利用しました。
そういえば、こんな音してたわ〜と懐かしくなりました。

山口百恵さんの大ヒット曲、「いい日旅立ち」
今でも大好きな歌です。

そういえば、食堂車、ビュッフェ、カフェテリアは利用したことはありません。

出張族ばかりのようです。

「のぞみ」の名称の由来

ドクターイエロー

ドクターイエロー

まだ観たことありません…。いつか観たいなぁ。

東京〜大阪間の所要時間の推移。
新幹線が出来て出張も変わりました。
それまでは、東京〜大阪間で日帰り出張はなかったと思います。

私は松本清張の小説をよく読みます。
「球形の荒野」にも新幹線が出てきます。

東海道新幹線開業前と後を比べます。
1960年　特急こだま　6時間30分（時速86キロ）
1964年　新幹線ひかり　4時間（時速128.9キロ）
2007年　新幹線のぞみ　2時間25分（時速213.3キロ）

乗務員室

０系普通席シート

リクライニングも背面テーブルもありません。
これではくつろげないなぁ。

　

０系普通席シート
簡易リクライニングになりました！

０系グリーン車のシート

たぶん社長さんや重役、芸能人が乗っていたのでしょう。

700系普通車
この辺りになると覚えています♪

700系グリーン車

Ｎ700系普通車

これにはよく乗りました！足元が広いのですごく楽です。
東京に転勤してからも、３ケ月に１回は大阪に帰ってきていました。
仕事が終わってから、東京駅でお弁当とお茶とビールを買って、
車内で晩御飯として食べました。
ビールは350ミリでは足りず、500ミリに途中から変更しました。

ちなみに私が好きなのはＥ席。２人席の窓側です。
Ｅ→Ｄ→Ａ→Ｃ→Ｂの順に指定していました。
絶対に座りたかったので、必ず指定席を取っていました。
２人席ですと、隣も１人なので静かです。

電車でＧＯ！コーナーもありました。

係員がいて、子供たちが帽子をかぶって順番に運転していました。
ご両親は記念に撮影していました。

運転士用の懐中時計や、車掌用の腕時計

この展覧会のすぐ後に、ＴＢＳ「世界ふしぎ発見！」で新幹線特集がありました。
イギリスの高速鉄道は日立の車両やシステムが使われているそうです。
しかし、運転士の懐中時計はイギリスでは使われていないそうです。

新幹線の乗務員の様々なマニュアル

新幹線の絵本やおもちゃもたくさんありました。

特に男性は懐かしいでしょうね。

今の子供と違って、昔の子供は自由に外で遊んでいました。
おもちゃもそんなに買ってもらえませんでした。
だから、一つのおもちゃで遊びつくすので、
最後にはぼろぼろになって壊れてしまいます。

東京オリンピックに関する展示もありました。
しかし、ほとんどが撮影禁止になっていました。

大人はこっちの方がいいなぁ（笑）

駅の売店で販売されていたたばこやマッチ

綺麗ですね。

今のようにインターネットがなかった時代は、
ガイドブックがよくうれたでしょうね。

ディスカバー　ジャパン！

毎日新聞の記事
大阪万博の開会式の模様

大阪万博の写真

私は、1970年の大阪万博は記憶にありません。
しかし、万博跡地のエキスポランドにはよく行きました。

以前、大阪万博に関する本を読みました。
関西への初旅行が大阪万博の見学を兼ねてという人が多かったそうです。
その時に、新幹線に初めて乗車した人が多かったとも。

この時代は個人旅行より、団体旅行が多かったようです。

大型ジオラマのコーナーがありました。

大阪は太陽の塔、通天閣、そしてなんば高島屋がありました。

東京は東京タワーがありました。

展示場の外からのぞける小窓がありました。

富士山を観るのが私も楽しみでした！

その頃の旅行って大変だったでしょうね。
今のようにカートもないし、カジュアルな服装で旅行はなかったし。
（だいたい、一張羅でいったものです）

「世界の国からこんにちは」は、三波春夫バージョンしか知りませんでした。
色々な人が歌っていたんですね！

新幹線沿線の観光スポットの案内

万博に行けた人はいいけれど、
連れて行ってもらっていない子供もいたんでしょうね。

昔の国鉄は本当にダメでした。
客商売でなかったです。
特に田舎は、電車が到着する20分前までは、窓口締めていました。
呼んでも、無視されました。

旅先でびっくりした思い出があります。

関西では、有馬温泉、京都の寺社、奈良の大仏や鹿などが載っています。

愛知県や静岡県は旅行したことありません。
いつか行ってみよう。

横浜、伊豆、箱根は友人や妹と旅行しました。

少年雑誌の付録も大阪万博ですね！

田舎っぺ大将、懐かしい！
日曜日の朝に荒野の少年イサムも放送していました。

関西では提供はパルナスでした。

東海道新幹線の歴史

当時の出来事と併記されています。
昭和も遠くなりましたね。

さて、見学が終わりました。
出口周辺には、記念グッズの販売がありました。
よく売れていましたよ。

会場にはスタンプがありました。

しっかり全部集めました。シールを頂きました。

また、新幹線に乗ってどこかに行きたいな。