2014年8月：南米大周遊～サンタクルスと世界遺産のサマイパタで酸素を有難く思う

2014/08/12 - 2014/08/12

ラパスから飛行機で1時間、ボリビア第2の街サンタクルスに到着。第2の街とは言え、街の作りや雰囲気はラパス以上に都会でモダン。

そして今まで滞在していた街とは違い800メートルの標高。日本で言えば軽井沢レベルの高原なのかもしれないが、やはり体は軽い。それだけ酸素が多い事を実感する。

このサンタクルスに来た目的は世界遺産であるサマイパタに行くためである。とにかく情報に乏しいこの地域、いろんなネット情報を駆使しながら、後はエイヤの世界で行ってみてなんとかする。そして何とかなるものでもある。

サマイパタはプレインカ時代の聖壇跡。インカが栄える前から既にこの地に文明が有った事を知る。

エリア サンタクルス(ボリビア)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 2.0
• 交通: 2.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: タクシー 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

サンタクルスのヴィルヴィル国際空港からまずは街中に移動し、ホテルにチェックイン。道すがらサンタクルスの街並みを見るが、今まで見てきた高原の街とは違い平地の街である。

コロニアル様式の建物とは違い、モダンな建造物が多いサンタクルス。ラパス以上に経済の中心地である事を思わせる。

平地であるが故、また新しい街であるが故に道路が広く作られている。広い道路をタクシーはスイスイと風を切って走っていく。実は時間帯によっては車があふれて大渋滞する事が後で判明。

よく見る都市部の集合住宅。

さて、いよいよサマイパタに向けて出発します。サンタクルスから公共交通を使って行く事にしました。

Samaipata Express Taxiという会社がサマイパタまでを結んでいます。タクシーが満席になったら出発します。サマイパタまでは3時間30分程度の距離。

タクシーはこんな車両を使ってます。トヨタの車両なので乗り心地は悪くないです。

サマイパタを出てからはずっとこの様な平原を走っていきます。低地故に木々の多く、青々とした大地が広がっています。ここでも酸素を感じます。

しばらく走ると山道に入り始めました。木々に覆われた山々が広がっていきます。

見たことは有りませんが、ベネズエラのギアナ高地を思わせるテーブルマウンテン風の山も見えます。

ようやくサマイパタの砦の入口に到着しました。世界遺産のマークがきっちり付いてますね。

チケットを買ってサマイパタを回り始めます。

歩き始めて5分ほどでビューポイントに出ます。ここからサマイパタの街をはるか向こうに見下ろす事が出来ます。

しばらく行くと次のビューポイントに到着し、サマイパタの砦が目の前に飛び込んできます。岩山の様に見えるのが砦と呼ばれる部分。

もう少しズームアップしてみました。

岩山にはいくつかの彫刻が有り、そのうちの1つのヒョウの彫刻。岩山には登れないのでこうやってズームで撮るしかありません。

インカの壁と呼ばれる部分

岩山の横から見るとこんな感じになってます。

聖壇と呼ばれる部分。岩山の南側の壁面に残っています。

しばらく行くと岩山の南東の壁にはインカ時代のニッチの跡が見られます。

ニッチの前から南側を見渡すとプラザが有り、その向こうにカジャンカという住宅跡が見られます。

インカ時代とスペイン統治時代の住居跡