2つのワーフと護衛艦”はたかぜ”　

2014/08/16 - 2014/08/16

友達から”はたかぜを見にきませんか？”と言う嬉しいお誘い。
日にちが近くなるに連れてワクワク感が増していきました。
当日は抜けるような青空（乾季ですからね。もう９０日以上雨が降ってません）。

少し時間に余裕があったので、久々にお散歩してから”はたかぜ”に向かいましょう。

エリア ダーウィン(オーストラリア)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: その他
• 交通手段: 徒歩

こちらは”Storke Hill Wharf"。
潮風に吹かれながらディナーを楽しむこともできます。

良いお天気です。

軍艦が隣りのワーフに接岸されてますね。

ワーフの端まで行ってみました。

それでは来た道を戻り”隣りのワーフ（Storke Hills Wharf）”に向かいます。

しばらく来なかったので、ボードウオークが出来ているなんて、知りませんでした。

”ウォーターフロント”。
ホテルと人工のラグーン（泳ぐことができます）があります。

遠くに軍艦が見えますね。

ワクワク度上昇します。

ターミナルが見えてきました。

えっゲートがあって入れないよ！
どうしよう。物凄く楽しみにしていたのに。

一瞬目の前が真っ暗になりました。
ワクワク度が大きかっただけ衝撃も大きかったです。

その時ユニフォーム姿の人が通りかかりました。
話しかけたらなんと運よく日本人でした。
”はやかぜ”の隊員さんでした。
”もう少し歩くと右手に歩行者用の入り口があります。”と教えてくれました。
良かった。金網を超えずに済みました。
しかも同じ隊員さんが内側で待っていてくれて、一緒にゲートまで歩いてくれました。
有難うございました。

やれやれ！"Fort Hill Wharf"に着きました。

こっちのワーフは外国客船のクルーズと軍用船が着岸します。
新しいターミナルは勿論エアコン完備。
乗り換えをする乗客のためのラウンジもあります。

流石に護衛艦は大きいですね。
皆さん真っ白な制服姿で忙しそうに働いておられます。

それではまずはみんな揃って記念撮影から始めます。

２つのグループに分かれて見学しました。

”沢山写真を撮ってもいいんですよ。”と折角言っていただいたのに。
嬉しくて舞い上がり過ぎてあんまり写真がないんです。
旦那も同僚も信じられないと何度も確かめる有様。
私も信じられませんでした。

コントロール室です。

お言葉に甘えて。

休憩室です。
ここでTVを見たり本を読んだりするそうです。
”地球の歩き方”がありました。（オーストラリアとシンガポール編。）

帰りはシンガポールに３日間立ち寄るそうです。
いいな。一緒に行きたい！！
そして横須賀までは１０日間ぐらいかかって到着するそうです。

寝室です。
３段ベッドで６人部屋です。
綺麗にかたずけられていますね。
（もちろん確認してから見学させてくれました。複数の部屋は”無理だな”と判断されました。下着が干してあった部屋もあったようです。）

それにしてもこじんまりとしたベッド。
お行儀よく眠らないといけないのかな？
私だったら５分で落っこちてしまう自信があります。

こちらは士官さん達の寝室。
流石に２段。４人部屋。

物凄く急な階段を登ったり下りたりして進みました。
真剣に行動したので写真はありません。
（時々落ちる人もいるそうです。）

うーん！眩しいな。

”ターターミサイル発射装置”
隣りに停まっていたオーストラリア海軍の船にも、同じ装置がほぼ同じ場所にありました。

レーダーが働いている時は、ミサイル発射装置も同じ方向を向いているそうです。

操縦室です。

お言葉に甘えて。
（何故白黒なのかというとフラシュが働かなくて。真黒な写真。色々いたずらしたら白黒ならば画像が現れたのです。ちょっとキメが荒いですが。）

キャプテン？　ブルーパピーです。

そしてお待ちかねのお昼ご飯！
ヤッタ〜！カレーライス。
自分で盛り付けます。
隊員さんも一緒に御飯です。
（士官さん達も同じ食事だそうですが別の所で食べるそうです。そしてちゃんとテーブルに運ばれるらしいです。食器も違いますとのこと。）
らっきょう漬けと日本のウィンナーに福神漬け。
良く味わって食べました。
美味しかったです。御馳走様でした。
しかも食器まで下げて貰ってしまいました。
いいのかな？

食後はいよいよ”艦長さんのお部屋”を見に行きます。

途中で何人かの隊員さんとすれ違いました。
”こんにちわ”と挨拶すると半分以上の方々が驚いたのは何故かな？
オーストラリアで日本語だから？それともみんなあんまり挨拶しないのかな？

うーん！流石に艦長室。綺麗に整ってますね。
そしてアロマボール。良い香りがかすかにしました。

ごみ箱が３つ。分別してました。
やっぱり鍛えられているんですね。

とても勉強になりました。
〜救護室もありました。今回は短い期間なので本格的な手術器具は持ってきていないそうです。
〜”船酔いは”気合と根性で直してもらう”＜医師談＞そうでお薬は貰えません。
〜一日泳いでいる（浮かんでいる）訓練もあるそうです。
　その時は船に掴まって乾パンなどのお昼ご飯を食べるそうです。
　８時間ぐらいして水から上がるとか。泳げないで入隊した人も訓練後は遠泳できるまでに上達する（させられる？）そうです。
〜見張りは３−４時間ぐらいで交代。海上に浮いているブイなどの漂流物などを、スクリューの巻き込まないようにも注意を払っているそうです。

皆様お世話になりました。
今回は艦長さんの方針で見学者は大歓迎されました。
沢山のおしゃべりも出来ました。
最後には艦長さん自らご挨拶に出ていられました。
写真を一緒に撮れば良かったのにな。
舞い上がるのもほどほどにしないとね。
滅多にないチャンスを逃してしまいました。
残念です。

また２年後に来て下さいね。待ってま〜す。

初めて日本の現役の護衛艦を見学できて、嬉しかったです。
またの機会があれば（日本オーストラリアを問わず）行ってみたいです。

おまけ編：記念にパンフレットを頂きました。

そしてスタンプも押してきました。

最後までお付き合い下さり有難うございました。