2014/04/14 - 2014/04/14
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- #ウシュアイア発国際長距離バス
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この日は早朝の国際長距離バスで、アルゼンチンの≪地の果て≫の街ウシュアイアから、マゼラン海峡に面したチリの≪砂の岬≫の街プンタ・アレーナスへ。
そのチケットはウシュアイアに到着した当日に買ってあって、今日は乗り込むだけ。
ここまでの南米旅での移動と言えば、長距離移動に使ったのは飛行機やレンタカー、それにフェリー。
バスは、ブラジルのフォス・ド・イグアスからパラグアイのシウダー・デル・エステへ向かう路線バスに乗った位かな。
あれも国際線のバスだったと言えるけど、乗っていたのは20分であっけない初体験。
今日のウシュアイア→プンタ・アレーナス間の乗車時間は12時間の長丁場。
あれこれ発見がありそう! ィョッシャ━( p`д´)q━!!ー、行くぞー!
●注: この編では、ウシュアイアを出発するところからプンタ・アレーナス到着までをアップします。
ウシュアイア発の国際長距離バスの時刻表+料金表、南部パタゴニア一帯の国際長距離バスの時刻表+料金表、ウシュアイアでのチケット・オフィスやバス乗り場などについては、下記の旅行記でお確かめください。
★南米、時には街歩き ?(28)着いたばかりの≪地の果て≫の街を探索 http://4travel.jp/travelogue/10915507
●注: SUR SHANGHAIたちが乗ったのは、TECNI_AUSTRAL社のバス。
同じウシュアイア→プンタ・アレーナス行きのバスでも、運行している会社によって、運行曜日、料金など違いが色々有ります。
その違いも、上記の旅行記に掲載した時刻表+料金表に出ています。
なお、それらの資料は、2014年4月中旬現在有効だったもの。
今後の最新情報はお確かめください。
表紙の画像は、プンタ・アレーナスに向かう途中で渡ったマゼラン海峡のフェリー。
- 旅行の満足度
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 高速・路線バス 船 レンタカー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
この日のウシュアイア→プンタ・アレーナスの国際長距離バス旅の話の前に、この南部パタゴニアの一部の地図で、SUR SHANGHAIたちが乗ったTECNI_AUSTRAL社のバス・ルートをご紹介。
この画像はクリックすると大きく表示されます。
まず、地図で赤く塗られた部分はアルゼンチン領、白い部分はチリ領で、緑の部分は国に関係なく国立公園などになっている区域。
これから出発するアルゼンチンのウシュアイアは、画像下方の○印。
目的地のチリのプンタ・アレーナスは、画像左手の△印。
ウシュアイアからはアルゼンチン国道3号線(赤い線)で北上し、☆印を付けたサン・セバスチャンと言う国境の町でアルゼンチン出国+チリ入国。
●注: パスポートにアルゼンチン出国のスタンプを押されたのは、途中のリオ・グランデの街。アルゼンチン側サン・セバスチャンで税関を通過して出国完了。
チリ入国後はチリ国道257号線を辿って、□印のティエラ・デル・フエゴ(フエゴ島)北端のプンタ・エスポラへ。
そこでマゼラン海峡を渡るフェリーに乗り対岸のプンタ・デルガダへ。
最後にチリ国道255号線と9号線で終点のプンタ・アレーナス到着。
朝5時に出発したあとは、途中2,3度客待ちや出入国手続きなどを兼ねた休憩があり、到着は夕方5時。
きっちり12時間の行程でした。 -
さて、出発当日の早朝というか、まだ夜明け前。
これはアルト・アンディーノ・ホテルから見たウシュアイアの街。
ウシュアイアを出るのは朝5時でも、乗車するのは4時40分。
よって、3時過ぎにはもう起きて荷物の最終確認。
4時半前には、アルト・アンディーノ・ホテルをチェックアウト。
ウシュアイア発の長距離バスは早朝出発が多いせいか、もうその時間帯には朝食ブッフェが並んでいてびっくり。
ありがたくいただいてからホテルを出ました。(^人^) -
前日のうちにレンタカーは返してあるので、アルト・アンディーノ・ホテルからバス乗り場へは徒歩で。
ホテルから、今日乗るTECNI_AUSTRAL社のプンタ・アレーナス行きバスが出るMAIPU通りとFADUL通りの角までは徒歩10分かからない距離。
●注: ウシュアイアにはバス・ターミナルは無く、バス会社ごとに違った場所からの発着になります。要注意。
これは前日の夜に撮った画像ですが、こんな坂道を荷物を引いて下りて行きました。
下り坂だったのが幸い。
ウシュアイアは坂が多い街。道が凍結する時期には気をつけましょう。 -
TECNI_AUSTRAL社のウシュアイア→プンタ・アレーナス行き国際長距離バスのチケットにわざわざ注意書きがあったように、朝の4時40分前に乗り場に来てみると、すでにバスは待機状態。
お! 運転手さん、偉い! よろしくです〜。(^人^)
大きな荷物はバスの荷物入れに入れてもらって乗車。
これがその内部。
まあ、ちょっと古いけど、これまで東南アジア各国で鍛えられているSUR SHANGHAIとその旦那にとっては楽々の許容範囲内。
…と思ったら、あとで泣きそうに寒かったんですけどね。(。・w・。) ププッ
この後、何人来るだろうと思ったら、SUR SHANGHAIたちのほかには、土地の人や旅行客を合わせて10数人。
1人で座席二つ使え、始めはゆったり気分。 -
TECNI_AUSTRAL社のウシュアイア→プンタ・アレーナス行き国際長距離バスの出発は早朝5時。でも、運転手さんは、もう予約の客が揃ったからと思ったらしくて5時数分前に出発。
え〜! 飛び入りで来るお客さんがいるかも知れないのに。
こういう事もあるので、飛び入りの人は出発時刻より早めに乗り場に行った方がいいですよ。
で、まだ明けやらぬウシュアイアの街を駆け抜けるバス。
あ、あれは≪世界の果て博物館≫だね。
地の果ての街ウシュアイアよ、さようなら〜! (。´Д`。)ノシ バィバ〜ィ -
ウシュアイアを出たTECNI_AUSTRAL社のウシュアイア→プンタ・アレーナス行き国際長距離バス。
お次は、SUR SHANGHAIたちもちょっと車で行ってみたファグナノ湖畔の町トルインに停車。
新規に乗ってくるお客さんはいなくて、バスはそのままアルゼンチン国道3号線をリオ・グランデまで北上して行ったんですが、その間暖房が全然入らなくてガタガタの寒さ。
一応ヒーターの音はしてたんですけどね。(;^ω^)
寒がりのSUR SHANGHAIは、バスの中は寒いかもと手持ちの冬衣料を全部着ていったのに、全然間に合わない〜!彡(´゚ω゚`;)彡ヒューヒュー
不思議だったのは、乗客の誰からも全くクレームが出なかったんですよ。
…ということは、このTECNI_AUSTRAL社のバスはそんなもんだとみんな納得済みだったのかも?
後で明るくなってから見てみたら、土地の人たちは分厚いダウン・コート持参でした。(*ノε`*)アチャー
同じ日にプンタ・アレーナスに向かう他社のバスは高いのに、先に満員になってたのは設備の違いのせいだったのかも。(´-ω-`) -
イチオシ
ガチガチに寒かったTECNI_AUSTRAL社のウシュアイア→プンタ・アレーナス行き国際長距離バス。
それでもお客さんたちは皆静かで誰からもクレームが出ないし、こんなに寒いと思っているのは自分だけ?と必死に我慢。
お陰で全然眠れなかった。(;^ω^)
やっと空が明るくなってきて、寒さには強い旦那が寝ているシルエットが朝焼けの中に見えた。 -
長距離バスで寒〜い思いをしたのは、インドだとマドゥライからバンガロールに向かう時、中国だと福建省や新疆ウイグル自治区のいくつかの路線バス位かな。
バックパッカー風時代を過ぎた今、なまっていた体に活を入れられた気分。
と、バスが一時停車。
ん? 検問だったのかな。 -
ウシュアイアを出て、ちょうど3時間。
行く手の朝焼けの地平線に、なにやら怪しい灯りがいくつも。
マゼラン率いる船団が、今ではマゼラン海峡と呼ばれる海峡を恐る恐る通っていた時に見たという陸地の火ってこんな感じだったのかなあ。
…とぼんやり思っていたら、これはティエラ・デル・フエゴ(フエゴ島)北部の中心都市リオ・グランデの街の灯でした。 -
ティエラ・デル・フエゴ(フエゴ島)北部の中心都市リオ・グランデは、石油の精製工場や羊毛・皮革工場が並ぶ港町。
ここもまだアルゼンチン領。
免税地域もあるようなんですが、TECNI_AUSTRAL社のウシュアイア→プンタ・アレーナス行き国際長距離バスは、リオ・グランデのバス・ターミナルに寄るだけになります。 -
ここはまだアルゼンチン国内のリオ・グランデのバス・ターミナル。
ここで、ウシュアイアから乗ってきたTECNI_AUSTRAL社のプンタ・アレーナス行き国際長距離バスは車両チェンジ。
荷物ももちろん積み替え完了。
今度は新しい車体になって、この後はちゃんと暖房も入りました。
最初からこのバスにしてくれればよかったのに〜。
リオ・グランデでは車両チェンジだけで停まったわけではなく…、 -
…リオ・グランデのバス・ターミナル内ではチケットのチェックがあり、そのあと、「あんたたちは2階へ行って。」と言うように階段を指差されたSUR SHANGHAIとその旦那+数人。
へ? (・・?
その階段を見ると、壁にイミグレと書いてあったので、「あ、実際の国境はまだ先だけど、ここでアルゼンチンの出国手続きがあるのね。」と納得。
おとなしく上に行くと、簡単な事務所風の部屋があって、そこでパスポートに出国スタンプがポンと押される仕組みになってました。 -
上記のような手続きやトイレの用事も済ませて戻ってきたTECNI_AUSTRAL社のウシュアイア→プンタ・アレーナス行き国際長距離バス。
今度は暖房も入ってるしホッ。
しっかりダウン・コートを着込んでいた土地の人が恨めしい。(。¬д¬。)
ここでコーヒーと簡単なサンドイッチやクロワッサンのパックも渡されました。
これは運賃に込みのサービス。
熱いコーヒーがうれしかったなあ。 -
熱いコーヒーを飲みながら一段落。
と、車内で渡された一枚の紙。
あれ? チリの出入国カードは、ウシュアイアでバス・チケットを買った時にもらってあるけど…。
眠い目をこすってよく見ると、これはチリに入国する時の税関用の申告カード。
書き込む内容はごく簡単。
この画像はクリックすると大きく表示されますので、必要な方はご覧ください。 -
リオ・グランデのバス・ターミナルに、TECNI_AUSTRAL社のウシュアイア→プンタ・アレーナス行き国際長距離バスが出国手続きや休憩を兼ねて停まっていた時間は約1時間。
アルゼンチン出国手続きを済ませたと言っても、ここはまだアルゼンチン国内。
街角にオブジェのように置かれたジェット機の尾翼にはアルゼンチン国旗と同じ紋章が付いてました。
リオ・グランデは、石油精製、羊毛・皮革関連の企業で潤っているらしい。
バスから見えた範囲での民家はどれも大きく新しかった。 -
走るバスの汚れた窓ガラス越しではっきりしない写真になっていますが、道の脇に立っているのはアルゼンチン国道3号線の標識。
2313と出ている数字は、首都ブエノスアイレスまでの距離。
ウシュアイア近郊のティエラ・デル・フエゴ国立公園内にある3号線南端の記念碑的看板には、≪ブエノスアイレスまで3079km≫って出てたよね。 -
リオ・グランデから1時間10分ほどで、アルゼンチンとチリの国境になるサン・セバスチャン到着。
時は10時を回ったばかり。
ここはまだアルゼンチン側のサン・セバスチャンのゲート。
すでにリオ・グランデでパスポートに出国スタンプを押してもらっていますが、このゲートでもまた全員下車。
何をするのかというと…、 -
…バスから自分の荷物を取り出してアルゼンチン側の税関へ。
あとは、荷物をスキャンされ、全員問題無く通過。
ここではもうパスポートは再確認されませんでした。 -
アルゼンチン側のサン・セバスチャンの税関ゲートには、こんな機械が。
トラック全体をスキャンするのかな。
サン・セバスチャンの税関ゲートを出ると、アルゼンチンとチリとの国境地帯で、20kmほど未舗装道路が続き…、 -
…お次に通るのは、チリ側のサン・セバスチャンにあるイミグレと税関。
ここのゲートでまたまた全員下車して、まずはイミグレへ。 -
チリ側のサン・セバスチャンのイミグレ前では、にこやかなチリのイケメンおにいちゃんに出迎えられたSUR SHANGHAIたち。
…と言っても看板ですが。( ̄m ̄*)
ウシュアイアで、TECNI_AUSTRAL社のウシュアイア→プンタ・アレーナス行き国際長距離バスのチケットを買った時、チリの出入国カードももらってすでに書き入れていたので慌てずに済みました。
特に面倒なことも無くイミグレを通過して表に出ると、コンビニ的お店があってちょっと驚き。 -
チリ側のサン・セバスチャンでは、イミグレの後ではすぐに税関へ。
リオ・グランデでもらった税関申請書提出の後は、麻薬犬による所持品チェック。
お仕事が終わったワンちゃんは、「誰も違反者がいなくてつまらん。」とでも言うように、横向いて大欠伸。(。・w・。) ププッ -
チリ領に入ったあとの道はチリ国道257号線。
これでティエラ・デル・フエゴ(フエゴ島)北端にあるマゼラン海峡のフェリー乗り場へ。
その道の途中には、石油汲み上げポンプや貯蔵タンクもあった。
これって、リオ・グランデのあたりでも見たよね。
リオ・グランデは石油精製工場もあるらしいから、大規模な油田もこのあたりにあるんだろうね。
車道脇に大規模な石油掘削風景がある風景は、中国新疆ウイグル自治区のジュンガル盆地がこれまでで一番規模が大きかったな。
それこそ無数のポンプが並んでいたし、露天の油田もあったっけ。
その様子も見てみたい方は、下記の旅行記でどうぞ。
★夏の北新疆(2) −ウルホの魔鬼城とカラマイの黒油山
http://4travel.jp/travelogue/10630194 -
行く手にマゼラン海峡らしききらめきが見えて来たチリ国道257号線。
もうすぐ、マゼラン海峡を渡るフェリー乗り場だね。 -
イチオシ
ウシュアイアを出てからちょうど7時間の午後2時。
ここがプンタ・エスポラというティエラ・デル・フエゴ(フエゴ島)北端の船着場。
この旅行記の最初に出した地図を見ると、このあたりのマゼラン海峡はグッと狭くなっているのが分かります。
ここから対岸のプンタ・デルガダへ渡るカー・フェリーはこんな感じ。
ちょうど着いたばかりのフェリーからは物資を積んだトラックが出てきてました。 -
イチオシ
プンタ・エスポラのフェリー乗り場に出ていた看板。
上部に青い字でTransbordadora Austral Broom S.A.と出ているのは、チリの水運会社の名。青い旗も会社のものかな。
このプンタ・エスポラ⇔プンタ・デルガダ間のフェリーは1968年から営業しているんだとか。
ここ以外でもこの会社のフェリーは活躍しているようです。
ここは同じティエラ・デル・フエゴ州でも、アルゼンチン領のティエラ・デル・フエゴ州ではなくチリ領。
赤い字で、≪マゼラン海峡にようこそ≫と書かれた挨拶は型通りだけど、「ついにここまで来たか〜!(^◇^)」の実感が湧く! -
パカッと縦二つに割れた形のマゼラン海峡を渡るフェリー。
降りるべき人や車はもういなくなったようで、今度はSUR SHANGHAIたちが乗り込む番。
ほんの短い船旅でも、「ここはずっと見てみたかったマゼラン海峡なんだぞ!」と思うとワクワクドキドキ。 -
SUR SHANGHAIたちと一緒に乗り込んだ車の中には、こんな長〜いトラックも。
オーストラリアのロード・トレインを思い出すね。
リオ・グランデあたりからの羊毛・皮革製品を積んでいるんだろうか? -
Transbordadora Austral Broom S.A.水運会社のプンタ・エスポラ⇔プンタ・デルガダ間を往復するフェリー。
写真を撮っていると、片言の英語で「ジャパン? チャイナ?(^。^)」と話しかけて来た船員さんがいた。
「ジャパン。(^。^)」と答えると、別の船員さんを指差して、「フロム フィリピン。」
この最果ての地で働くアジア系の人に出会ったのは初めてだ〜。 -
プンタ・エスポラからマゼラン海峡を渡ってプンタ・デルガダへ向かうフェリー乗船時間は20分あるかないか。
このフェリー料金も、ウシュアイア→プンタ・アレーナス行き国際長距離バス運賃に含まれていました。
質素ながらこんな休憩室もあるし、片隅にはコーヒー位は出せるカウンターも。
トイレは掃除が行き届いていてピカピカでしたよ。 -
スマホの地図アプリを表示させていた旦那が、「マゼラン海峡を渡っているところ。」と見せてくれた。
今どきはこんなアプリもあって、一昔前には紙の地図しかなかったのがウソのよう。
この地図アプリによると、プンタ・エスポラ→プンタ・デルガダ間のマゼラン海峡の幅は7kmくらい。 -
プンタ・エスポラからマゼラン海峡を渡ってプンタ・デルガダへ。
今日は曇りとは言え、風も無く穏やかな水面の海峡。
想像の中の寒風吹きすさぶ様子とはちょっと違うなあ。
でも、津軽海峡だって、いつも冬景色じゃないのよね。(;^ω^)
フェリーの音に驚いた水鳥たちが一斉に舞い立った。
♪ああああ〜〜、マゼラン海峡、秋景色〜♪ -
プンタ・エスポラからプンタ・デルガダへとマゼラン海峡を渡るフェリーには、乗客でも外に出られるデッキあり。
ちょいとマゼラン海峡を吹く海風の匂いも感じながら、あたりを見てみます。 -
フェリーの行く手に見えて来たマゼラン海峡の北岸とプンタ・デルガダのフェリー乗り場。
このあたりの海峡の幅は7km程度。
それでも霧が立ち込める日には視界が悪くなるんでしょうね。
「プンタ・デルガダはこっちだぞ〜。」と知らせる灯台も設置されているのが見えてます。 -
いよいよ近づいてきたマゼラン海峡北岸のプンタ・デルガダのフェリー乗り場。
SUR SHANGHAIたちと入れ替わりに乗る車の列ができているのも、はっきり見えるようになった。
このあとは下の甲板に下りて、接岸と下船に備えて待機。 -
ゴゴゴオ〜ン、ザザザザーーッ!!と、無事にプンタ・デルガダに接岸したTransbordadora Austral Broom S.A.水運会社のフェリー。
車から順番に下船開始! -
下船したフェリーを振り返ると、さっき出てきたプンタ・エスポラのフェリー乗り場がもうマゼラン海峡南岸の小さい点になっていた。
なんだか切ない眺めよね。
フィリピンから来たと言う船員さんの姿も遠くなった。
どういう経緯を辿ってここまでやって来た人だったんだろう。 -
フェリーから降りて、また乗り込んだTECNI_AUSTRAL社のウシュアイア→プンタ・アレーナス行き国際長距離バス。
今度はスプライトのような炭酸飲料がサービスされた。
リオ・グランデで乗り換えたバスは程よく暖房も入っているし、あとはもう乗り換えも何の手続きも無くプンタ・アレーナスまでノン・ストップ。
ここで一気に気が緩んで(´-ω-`)コックリコックリ。
時々ハッ!と目が覚めると、破船がゴロゴロ転がるマゼラン海峡沿いを走っていたり。
プンタ・アレーナスはスペイン語で砂の岬という意味らしいから、砂浜も多いんだろうか。
それを確かめにこの数日後走ってみたマゼラン海峡沿いに限っては、砂浜というより小石が転がる浜辺が多かったですが。 -
次に目が覚めたのは、もうプンタ・アレーナスの街の入り口。
どんどん市街地に入って行くなあと思っていると、普通の道端が終点だった。
へ? (◎◇◎)
仕方なく降りて、ここはどのあたり? キョロ( 「・ω・ )キョロ( 「・ω・)キョロ
JOSE MENENDEZ通りとLAUTARO NAVARRO通りの角みたいだよ。
じゃ、今日取ったホテルまで歩いて行ける距離。よかった!!
バスから荷物を降ろしてくれた運転手さん、お疲れさま〜。ヾ(´ー`)ノ
この画像で、こちらに背を向けて立っている二人の女性は宿の客引きさん。
予約無しでプンタ・アレーナスに来てしまった人は、どういう宿なのか聞いてみるのもいいかもです。
これで今日のウシュアイア→プンタ・アレーナスの12時間の国際長距離バス旅はおしまい。
出だしは寒さで泣けたけど、それからは全て順調で、南部パタゴニアの旅も今ではスムーズになっているという感想です。 -
じゃ、まずはホテルにチェックイン。と、荷物をガラガラと引いて向かったのはホテル・レイ・ドン・フェリペ。
所在地はArmando Sanhueza 965で、TECNI_AUSTRAL社のウシュアイア→プンタ・アレーナス行き国際長距離バスの終点から600mほど。
荷物を引きながらでも、無理なく歩いて行けました。 -
ホテル・レイ・ドン・フェリペも英語版利用者評価付きホテル予約サイトで見つけた宿。
1階のロビー片隅には暖炉付きラウンジがあって温かみを感じさせるインテリア。
ホテル内部はちょっと迷路のよう。エレベーターのほか、数段の階段を上ったり下りたり、廊下をあちこち曲がったり。ε-(。・д・。)フー
ダブルのお部屋もそこそこ広さがあって清潔。
浴室は新しい設備にしたばかりのようでした。
宿の周りは普通の民家が多いと言う感じ。
朝食ブッフェは内容がちょっとシンプルすぎ?
うんとよかった訳でもなく、かと言って大きな欠点があるわけでもなく、あまり印象に残っていないのが不思議なホテル。
今日の1泊も、明日から行くプエルト・ナタレスから帰って来てからの1泊もただ寝るためだけだったからかな。 -
さ、ホテルにも無事チェックインできたし、お次はこれも予約を入れていたAVISへ。
プンタ・アレーナスに着いたばかりなのに、ずいぶんバタバタしているとお思いでしょうが、今日のうち車も手に入れておかないと、明日のプエルト・ナタレス行きの出だしが遅くなりそうなんですよ〜。
幸い、AVISのオフィスも歩いて行ける場所でホッ。
PEDRO MONNT通りとLAUTARO NAVARRO通りの角近くで、周りにはローカルのレンタカー会社も数軒ありました。 -
上掲の画像に出ているAVISのオフィスお向かいにちょうどよくあった観光案内所。
さっそく行って、プンタ・アレーナスやプエルト・ナタレス周辺の地図類をゲット!
店仕舞い前のギリギリの時間に行ったのに、親切だったおねえさん、ありがとう。(*^。^*)
この観光案内所のオープン時間帯は季節によって違い、
ハイ・シーズン(10〜3月)の平日は8:30〜20:00、
週末・祝日は9:00〜13:00と14:00〜18:00。
ロー・シーズン(4〜9月)の平日は8:30〜18:00、
土・祝日は10:00〜16:00。日曜日はお休みです。 -
今日すべき事も終えて、ホテル・レイ・ドン・フェリペに戻って一休み。
暗くなってからは、食事場所を探すついでにプンタ・アレーナスの中心部もあちらこちら。
あれ? あんまり食事場所が無い。
探す場所が間違っていたのかな?
やっと見つけたのは、ラ・ルナというバー・レストラン。
マゼラン海峡沿いの遊歩道に近いO'Higgins 1017にあります。
入りやすい雰囲気があるお店で、オブジェ風に壁に並べられた酒瓶がお洒落なインテリアになってます。
壁一面に貼られた名刺や小額紙幣って、一昔前に流行ったなあ。
ここで頼んだお食事は、食べるためと言うより見た目重視。
「今日はお腹空いた〜!」という時にはちょっと物足りない量が出てきます。
レストランとして使うより、バーとして使ったほうがよさそうです。 -
ホテル・レイ・ドン・フェリペに戻る夜道。
プンタ・アレーナスの中心部には、マゼラン像が立つアルマス広場を囲むようにして、カテドラルや由緒ありげなクラブ・ウニオンなどの建物が。
これらの場所は、プエルト・ナタレスから戻って来たあとでまた見に来よう。
今日は12時間のバス旅でもうクタクタ。
明日のプエルト・ナタレス行きに備えて今日はリタイアします。
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