南太平洋の島国めぐり　世界で一番早く日の出を見られる国で迎える心地よい朝

2014/08/10 - 2014/08/11

サモアは世界で一番早く日の出を見られる国のうちの一つです。本当に一番早く見られるのは日付変更線が思いっきり東側に食い込んでいるキリバスですが、ここサモアも西サモアとの間に日付変更線があるので一番早く一日が始まるのです。そんなサモアに初上陸して世界で一番早い日の出を見てきました。
アピア中心部から少し離れた所に宿泊したのですが静かで落ち着いていて人々も素朴な感じでいい所でした。

エリア アピア(サモア)

• 旅行の満足度: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 飛行機
• 旅行の手配内容: 個別手配

夜遅くサモアに到着しタクシーでホテルまで行きました。
レセプションが閉まっていて困っていたところ犬が吠えたのでオーナーが出てきてくれて無事にチェックインできました。
予約したのよりいい部屋にしてくれました。

サモア人はみんな体格がいい。
やせ細っている私の姿を見て宿の方は心配になったようで、お腹空いてるでしょ？何か食べる？と言ってくれたのでお願いしてみました。フルーツかパンでもくれるのかと思い外に用意してくれたテーブルで待つこと５分くらい。なぜか飼い犬も一緒にお座りして待っているので、食べ物が出てくることをしっかり分かっている模様。

なんとなんと！こんな立派な料理が出てきました。
しかも、原始人料理みたいなやつです！こういうのって町で探しても見つからないし食べられる機会は少ないのでめちゃ嬉しい☆
骨付きチキンにあんかけがかかっているやつ（普通に美味しかった）と、いも（味がしなかった）と、ココナッツで煮た葉っぱがお皿に乗っていました。
本当に感謝です。

テーブルの向こう側では犬がお座りしてつぶらな瞳でこちらを見ています。
オーナーが残ったやつは犬にでもやってくれと言うので最後に骨をあげたらメチャ喜んでいました。

ちょっと寝苦しくてよく眠れなかったのですが世界で一番早い朝を迎えました。
朝になり初めて景色が見えたのですが、ほんとうはこのサモア式住居の小屋に泊まる予定でした。

実際に泊まったのはしっかりしたこの小屋

これが世界で一番早い日の出です！

幼いころＮＨＫのみんなのうたで聴いていた「しあわせのうた」が浮かびました♪
↓こんな歌詞で東西南北の末端に住む人の幸せを歌った歌なのです。
東に住む人はしあわせ
生れたばかりの太陽を
一番先に見つけることが
できるから

朝の散歩に出かけますか

放し飼いの鶏が所々居ました

ゴツゴツの実

パパイヤ？

宿の犬
こいつはダメな方

昨日、骨をあげた犬は私のことを覚えていたようで、私を見た瞬間ジャンプしてボディアタックしてきました。

宿の敷地

サモアの住居のファレが並んでいます。

運動会の玉入れのようになっちゃってるけれどゴミ集積所です。

しばらく歩くと舗装された道路に出ました。
建設中のリゾートアイランドの看板です

気持ちのいい空です。

ホテルの前の海ではリゾートアイランドを建設中のようです。

重たくかさばるシュノーケルセットとフィンを持ってきているので泳ぎたかったのですが、ここの海は綺麗じゃないのでやめておきました。

ｓｌｏｗ　ｄｏｗｎ　が現地の言葉で表記されています。

宿に戻り朝食を食べました。
私の他、中年の夫婦が居ました。

宿の近くにビーチがあるようなので行ってみます。

何も無くなり綺麗に開けました

全然綺麗じゃないです。

歩いてきた道

宿の隣の敷地では人が集まり楽しそうになにかしていました。
人々が私の存在に気付き始めこちらをちらちら見るようになってきたので退散

チェックアウト時間までのんびり過ごした後、空港に向かいました。
空港まで歩いても行ける距離かつ海が近くにあるのでこの宿を選んだのですが宿の方が無料で空港まで送ってくれました。
夕食も無料で出してくれて空港にも送ってくれて至れり尽くせりのいい宿でした。

これから、この１９人乗りの小さな飛行機でちょっとお出かけします。
体重計に乗り重量計算をしてから座席が割り当てられました。
チェックインを済ませた後、時間に余裕があるので周辺散策しました。

空港横のゴルフ場

滑走路に平行している道路を横に広がって歩く人々。
靴を履いていない人も居ましたが熱くないのでしょうか。。。
この道路には勾配があるので、まさか滑走路にも勾配があるのかなと思い先に進んで確認してみました。

滑走路の末端です。
遠くに飛行機の頭だけ見えるのでやはり滑走路に勾配があります。

すぐ横は海の滑走路

滑走路の反対側を歩いて空港を一周することにしました

ターミナルの対面側から撮った写真です。

反対側の末端に来た時、ちょうど飛行機が着陸する所で頭上を通過していきました。

４０分程度で滑走路一周完了です。

売店で買った水
ラベルがいろんな量に対応できるようになっていて合理的でいい

出発３０分前で呼び出され何も確認せず適当な感じで出国スタンプを捺され搭乗。

自分のシートには既に人が座っていて、そこに座れ！シートナンバー１Ａのファーストクラスだ！なんて言われるがままに座りました。１９人乗りの飛行機は満席。

こんな飛行機に乗ることは滅多に無いのでワクワクです。
しかも国際線です。出発予定の２０分前に離陸しました。
サモアもトランジットで１５時間程度の滞在となりました。

勾配のある上り坂の滑走路を一気に走り離陸
水平飛行に入ったくらいのところで写真を一枚。
綺麗な海を期待していたのですが海が綺麗じゃないです。

コックピットに扉は無く丸見えです。

少し海が綺麗になってきました。
高度が低いので景色がよく見えます。

到着地は続きの旅行記で〜

この旅行記へのコメント （2）

• tanupamさん 2014/08/21 20:52:49

  次を期待させる・・

  こぼちゃさん
  
  
  いつも素敵な旅行記拝見させていただいています。
  前作といい、今回の作品も、旅の行程を最初に明かさず
  次はどこへ行くのか、と期待をもたせる旅行記の作り方、
  すばらしい、のヒトコトに尽きます。
  
  サモア
  なかなか行けないでしょうし、ほんのわずかの時間でも
  一通りは楽しめた（ホテルの食事とか・・）のではない
  でしょうか。
  
  
  今回も、KL経由して、どこへ行くのだろうか・・・なんて
  続きを楽しみにしています！
  
  
  tanupam

  こぼちゃさん からの返信 2014/08/21 22:16:40

  RE: 次を期待させる・・

  tanupamさん
  
  毎度のご訪問とメッセージありがとうございます。
  確かにサモアはなかなか行けないので一期一会のつもりで訪問しました。
  あの一日はホテルの食事をはじめとても充実していました。
  実はサモアにはまだ続きがあり、今回の旅行の中心はサモアなのです。
  時々、次の到着地を予測してくれるトラベラーの方も居たりするので
  最近は次回へ続くと言った寸止めの旅行記が増えてしまいました（笑）
  
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　こぼちゃ